森町議会 令和2年第1回 12月会議 2020年12月8日
コロナ禍とその後の森町の観光について
- 聞いた人
- 斉藤優香 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 斉藤優香
通告に従いまして、質問させていただきます。コロナ禍とその後の森町の観光について。現在コロナは猛威をますます増している状況ですが、コロナ禍やコロナ克服後を見据えた観光について今からできることがたくさんあると思います。第二次森町総合開発振興計画では、基本目標として地域の資源や産業、住民のアイデアや行動力を生かし、住民も観光客も楽しめる本町ならではの観光を振興し、周辺自治体とも連携を深めながら日本人、外国人旅行者の滞在時間延長や地域経済の好循環につながるような観光地づくりを推進しますと書かれておりますが、いまだに観光ビジョン(観光振興計画)の策定計画もありません。森町には唯一無二の観光名所が多数あるにもかかわらず、今まで整備もPRもあまりされていない、町民すら見たことがない、どこにあるか分からないといった声も聞かれます。観光産業は誇りを持てるまちづくり、一次産業の活性化、企業誘致や移住からの人口増加、そして地元を知ることで地元愛が培われ、一人一人が観光大使やガイドのような役割にも発展できるのではないかと思います。まずは、町民、行政が知恵を出し合い、専門家や企業の協力を得て、新しい時代の観光ビジョンで世界にアピールしていくときだと思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。観光ビジョン、観光振興計画については、新たに森町が向かうべき将来像を描き、その中で観光が担えるものを明確化し、関係者と協議をしながら策定を検討していきたいと思っております。その検討の中でも今後の観光の在り方の一つとして森町の既存の観光資源をしっかりと再確認し、新たな魅力の構築を各イベントなどを活用し模索するとともに、それらのイベントを通じてお客様が地域住民と交流する機会を設けていきたいと考えます。そして、町民とお客様のつながりを深めていくことにより、観光を通じた関係人口の創出に取り組んでまいりたいと考えております。また、現在の観光名所や地元の方が誇る景色を森町が世界に誇れるロケーションとしてアピールするためにさらなる情報発信力の強化や趣味の撮影から、企業の商用撮影まで幅広く誘致を促進する仕組みを構築していきたいと考えております。そして、それらの仕組みを活用し、ロケーションだけではなく、森町の歴史、文化、芸術を森町の魅力としてより力強く発信していきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 15番 斉藤優香
再質問させていただきます。町長は観光について前向きに考えられていることはよく分かりました。さきの質問と答弁されていたのと重なるところもあるかと思うのですが、先日コロナでも見学を工夫して開園しましたウポポイにしましても歴史、文化が、観光につながる。そして、政府はGoTo キャンペーンをやめていない。いかに観光という分野が多くの産業に関わるかということがよく分かります。先ほども言いましたが、第二次森町総合開発振興計画、観光産業の施策はほとんどが手つかずのままです。そして、私が今懸念しているのは、早ければ来年の夏にも北海道北東北縄文文化遺跡群は世界文化遺産に登録されるかもしれないと言われております。当然鷲ノ木遺跡も関連資産として注目されることになると思います。鷲ノ木遺跡は、本年度より森町史跡鷲ノ木遺跡整備委員会が結成されましたが、整備、保存方法の決定は令和4年になります。先日の新聞報道では、世界遺産決定後の見学者数は3倍ぐらいに増えると言われています。現在森町の鷲ノ木遺跡は年4回プラスアルファの公開のみで、一般の方が見られるのは年4回の見学会で、多くて年間100人程度です。整理、保存計画を進めながらでもできることをしなくてはならないと思います。世界文化遺産は、地元が愛するもの、ストーンサークルは先人たちの思いを残すべきとして発見され、現代の英知を結集し、残されました。国の史跡を将来につなげるためにも、小さな頃から親しむ教育環境を整えるためにも今の様式では不十分だと思います。整備、保存方法が決まり、工事着工までの間でもいいと思いますが、道内最大級のストーンサークルの大きさを実感できるようにソフト面からの発信、またハード面として見学路整備、また俯瞰的に見れる町有地にツリーハウスなどの設置をして、縄文ガイドやネイチャーガイドなどの養成をし、見学希望者に対応する。このままであれば、オリンピックもあります。国内外に国の財産であるストーンサークルを森町全体で盛り上げ、すばらしい縄文文化とともに知っていただくときだと思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。斉藤議員おっしゃるとおり、鷲ノ木遺跡に関しましては今後遺跡群の登録の話が進みますと確実にそれを目的とした、森町に観光を、見たいというお客様がいらっしゃる、その数が増えることが本当に予想されると私も思います。そういった面で、今遺跡をどのように一般の方に公開する方法があるのか、それと併せまして、並行でそれをどういった形で保存していけば今後劣化せずに長らく保存できるのか、そういったことも並行して策定、委員会のほうで検討を進めさせていただいております。とはいいながらも、やはり様々な、このコロナ感染症が収まった後と鷲ノ木遺跡群の登録が重なったときは本当に多くのお客様がそれを目的にいらっしゃると思いますので、議員おっしゃったように、まずはできるところから、例えばソフト面でいいますといろいろなそういう情報を動画とかにまとめて、どこかで見ていただけるような感じに一つ整備したりですとか、今森町の中でも本当にいろんな観光をボランティアとしてやっていただいている方々もいらっしゃいますので、そういった関係の方々と一緒にその部分は協議させていただきながらしっかりと対応していきたい、対応する必要があると考えております。せっかく見たいと思って森町に興味を持って来ていただいたお客様ががっかりして帰られるというのは、本当にちょっと避けなければならないなと思いますし、そこに関係してやはり森町に滞在していただければいろんなところで飲食していただいたり、泊まっていただいたりですとか、いろんな効果もあると思います。そういう意味でも鷲ノ木遺跡、どうやって残していくのが、保存方法も含めてどうやって整備していけばいいのか、それをどういうふうに見せていけばいいのか、それをどういった形で森町の経済に落とし込む方法がいいのか、そういったことを、なかなか時間もかかる部分もあるとは思うのですが、ちょっと前向きに関係各所とお話をさせてもらいながら、地域の事業主の方ともお話しさせていただきながら進めていきたいなというふうに考えております。以上です。
議員の再々質問 15番 斉藤優香
町長も強い関心をお持ちになって、前向きに考えていらっしゃっているので、ちょっと安心していますが、これが町民の意識の変化や行政の本気度が試され、そして今やそれが全世界に発信される時代になったと思います。新しい発信方法を活用していくのはもちろんですが、コロナ禍とその後を見据えた場合、働き方が変わり、先ほど町長も言っていましたけれども、テレワークやワーケーション、または体験型観光など、今までとは違う観光の在り方を観光庁も道も推進しております。森町は風光明媚で、おいしいものもあり、温泉、文化的、歴史的名所も多数あります。アクセスもよいと思います。都市から地方への関心が高まっている今、コロナで離職された適職の方も多くいると私は思います。そういう方たちを、先ほど町長も言われましたが、地域おこし協力隊として活躍していただいたり、先ほども言いましたけれども、第二次森町総合開発振興計画に書かれてあります観光産業の施策に早急に取り組み、観光産業が活発になることで森町が活性化され、町民が、それが返ってくる、そして森町をアピールすることになっていくと思います。再度町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。冒頭にご質問にもありました観光ビジョン、観光振興計画に関しましては、まさに今コロナ禍が、コロナ禍の真っただ中で、いろいろなものが自粛ですとか停滞を余儀なくされている中で、ある意味ちょっと節目に当たるのではないかなというふうに考えています。先ほどもちょっとお話しさせていただいたのですけれども、このコロナ感染症が収まった後、いろいろな社会の在り方ですとか生活様式の変化というものがある程度は出てくる中でも、やはり人がどこかに行って楽しみたいですとか、何か見てみたい、何かおいしいもの食べてみたいという、そういう観光に関する欲求というものはある程度今までと変わらないままであると私は思っております。そういう節目にある今この時期、やはり、もう一回この森町の観光、様々なすばらしいロケーションですとか食材ですとか、いろんなものを抱えていますので、そういったものもどうやって生かしていけばいいか、そういったもの含めながら観光ビジョンについては大きく太い部分である程度策定のほう進めていくべきだと私も考えておりますので、その辺は関係課と話をしながら、進めさせていただきたいと考えております。様々な本当に観光は遊びに行きたいというお客様の思いというか、それをかなえるだけのことにとどまらず、この町に企業がやってくるとか働いてみたいですとか、いろいろなことに好影響を与えるきっかけにできる事業の一つでもあると私は考えておりますので、その辺も担当課、様々な課がまたがりますので、これも先ほどの機構改革の話とも重なる部分もあるのですが、柔軟に本当にプロジェクトチーム等々しっかりと立て、様々なことを検討して、しっかり進めさせていただきたいと考えております。以上です。