江差町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
「横山家」再開と文化庁発表の日本遺産認定取り消し制導入について
- 聞いた人
- 飯田隆一 議員
- 答えた人
- 教育長、追分観光課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 飯田
それでは3問目に入ります。北海道文化財横山家の再開と昨年12月に文化庁が報道発表されました、日本遺産認定取り消し制度の導入についてであります。今年度、また新年度におかれましても、町長、教育長の町政執行方針、教育執行方針の中にも、横山家の存在にとりましては、江差町にとっては必要かつ貴重な歴史的文化財資源である。強く認識しており、早急に解決したいというような表明がされております。本年度、これまでどのような横山家との経過、お話合いがあったのか。それと、今後の対応を伺いたいと思います。また合わせまして、冒頭に申し上げました日本遺産認定の取り消し制度の関係でございますが、日本遺産認定のコンセプトであります、地域の歴史や文化財を活かし、それと結びつけるストーリーとして地域活性化を図る。まさに横山家、この姥神神社一帯につきましては、にしんと北前船文化の中心的な拠点であり、このような状況、つまり横山家が閉館状況が続くのであれば、日本遺産認定の継続にも、私は少なからず影響が出ると危惧をしておるわけでございます。その点につきまして、教育長どのような認識をもっておられるのか、伺いたいと思います。
町の答え 教育長
横山家に関する本年度の経過と今後の対応についての質問にお答えいたします。平成30年3月に横山家当主でありました横山敬三氏が逝去し、3年が経過いたしました。この間、敬三氏のお兄さんにあたります横山弘氏と今後の横山家のあり方について、20回に及ぶ面談及び電話協議を続けてきました。その中で昨年9月の段階で重要文化財を目指すことを条件に、横山家については無償で江差町に譲渡したいというお手紙をいただいたところであります。しかし、10月の段階になって、兄弟間で無償譲渡することに対し一部、疑義が生じたとの連絡をいただいたところです。町教委といたしましては、兄弟間の話し合いを継続していただき、無償譲渡へのご理解をお願いしたいことをお話しし現在に至っております。今年 1 月には横山弘さんへ電話をし、現在の状況をお聞きしましたが、コロナ禍のため、兄弟と会って話すことができないことから今しばらく時間をいただきたいということでした。町教委といたしましては早期の解決を望むものでありますので、出来るだけ早く、改めて横山氏と会い協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いします。次に、このままの状況では日本遺産認定に少なからず影響があると考えるがいかがということですが、文化庁では日本遺産フォローアップ委員会が、日本遺産事業の見直しについての中間とりまとめ案を決定いたしました。内容については、令和3年度から日本遺産の認定取り消し制度を導入することになっております。この制度は、観光客の入込数、滞在時間、消費金額(客単価)、人材育成などを評価し、基準に満たない場合は認定を取り消すという内容であります。令和3年度の対象地域は平成27年度に認定となった18件が対象となります。江差町は平成29年度に認定となっているため、令和5年度には対象地域となることが推測されております。横山家の休館が日本遺産認定に影響があるかどうかについては現時点ではわかりません。評価される側である自治体といたしましては、今後もしっかりと申請時における取り組むべき内容を精査し、また、評価観点を見つめ直し、日本遺産認定の町として地域活性化を図ってまいりたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。
議員の再質問 飯田
それでは再質問いたします。ただ今教育長の方から答弁を頂きまして、新たな横山家からの提案があったと、我々も今までは、条件付きですけれどもあれを全て町の方に無償譲渡したいと、まあ兄弟間の話し合いの中で新たな提案が出たという、ただいま教育長の答弁であります。私はですね、やっぱりこれまで幾度も質問も致しましたし、もちろん、江差町も横山さんとのお話合いをした。もうそろそろですね、やっぱり、きちんとやっぱり、江差町としての最終決断を出す時期だと思うんですよ。これはやはり教育長じゃなくて、もう町長が英断を示すべきだというふうに思っております。出来ないものは出来ない。出来るものは出来る。例えば一つの案でですね、我々も特別委員会を作って調査しましたけれども、横山さんの方の提案は、国指定。重文の国指定が絶対条件でありますけれども、これはやっぱり江差町にとっても結果的に莫大な改修費は、もちろん補助は出ますけれども、かかるわけですよね。あの建物を維持していく以上は、だからこの国の指定を絶対条件とするんでなくて、努力はしますけれども場合によっては無理ですと。相手あることですから、文化庁という相手があることですから、その辺のところを見極めながらやっぱりもう江差町としての最終決断を、私は出すべき時期だというふうに思っております。いかがでしょうか。それからもう一点。日本遺産認定取り消しの件です。私もこれ文化庁に、担当官の方にお電話で照会をいたしました。確かに6年ですから、再来年その江差町の結果を提出して、場合によっては文化庁が現地に視察に入るわけですよ。その結果としての認定の云々がでるというふうに思っております。私も大きくは心配はしてないですよ。これまで色々やっぱり日本遺産の事業について、江差町は随分やっております。それは文化庁も認めておりますよ。ただやっぱり今言うように、ニシンというストーリーでこの日本遺産に認定になった以上は、あそこにやっぱり拠点の横山家がこのままの状態では、やっぱり相当やっぱりこの、日本遺産の見直し、影響があると思うんですよ。それらを含めてこの横山家の問題はきちんともう整理する時期である。この辺については如何でしょうか。
町の答え 追分観光課長
今飯田議員のご質問の中で、日本遺産の認定取り消しの件についてありましたので、私の方から若干ご答弁をさせて頂きたいと思います。日本遺産の認定が平成29年にされまして、その間、3年間補助金を頂き、文化庁の補助金を頂きながら、様々な事業を行ってきたということはご承知の通りかと思いますが、この取り消し制度の中で、それぞれの総合評価ということになりますので、これまでの取り組みの中で、先ほど言いましたとおり、観光客の入り込みですとか、それぞれの町の取り組み状況。それから人材の育成がどうだったのかとか、色んな、様々な面からの評価ということがされるというふうに聞いております。まだ具体的にその評価がどういうふうにされるのかということは、これからされる部分なので、我々もまだ見えないところはありますけれど、横山家の今の状況が一つで認定の取り消しになるかということになると、我々もちょっとそこのところの情報は分かりませんけども、それ一つの中で認定が取り消しになるというような状況ではないというような考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
町の答え 教育長
横山家のですね、譲渡の関係でございますけども、これについてはですね、過去に何回か飯田議員の方からも一般質問も出されておりますけれども、横山家をですね、重要文化財に指定する、目指すというふうなことを条件にですね、無償譲渡をすればいいのではないかということにつきましてはですね、これにつきましては、これまで議会でも答弁を申し上げましたけども、横山家側のですね、この要望でございまして、これについてはですね、町としても考えは一致しているところでございます。で、先ほど答弁でもですね、私申し上げたとおり、9月にですね、一応合意のですね、お手紙を頂いたというふうなことを申し上げましたけども、ただ、ただですね、相続人間の中でですね、総体的には賛成なんですけども、各論、反対する方がおられまして、現在に至っているというようなことでございますけども、いずれにしてもですね、横山家、躯体を含め、基礎部分ですとか、特にハネだしの部分が痛みが激しくなっております。ただ、これを修復するとすればですね、多大な財源もかかります。当然、補助の導入もしなきゃないし、そのためにはですね、所有者も確定しなきゃないというふうな状況でございます。私ですね、これについては、文化財を預かる教育委員会もですね、責任者としてですね、精力的にですね、解決に向けて取り組んでまいりたいと思います。できればですね、新年度早々、早い時期にですね、また本人と直接お会いしてですね、このあたりの話し合いはしてみたいなと考えておりますので、よろしくお願いします。