みんなの議会

せたな町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月13日

高齢者の補聴器助成について

聞いた人
藤谷容子 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 藤谷容子

高齢者の補聴器助成について、昨年6月の定例会一般質問で私が取り上げたことで、ぜひ実現させて欲しいという声が届いています。誰もが補聴器を買えるようにしてほしい。そんな声が各地で広がり独自の助成を行う自治体が、この1年で2倍近くに増えています。補聴器購入費助成制度を作ることは、補聴器を購入する際の経済的負担を軽減することになります。また高額なので購入を考えなかった人が購入することに繋がります。加齢性難聴でコミュニケーションが減少し、脳の機能低下につながる前に小さい声が聞こえない軽度や普通の声が声が聞こえにくい中等度の段階で補聴器を使用するのがよいと言われています。町長の町政執行方針にありました高齢者の自立の促進にも補聴器購入助成事業は必要だと考えます。町長の見解を伺います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

藤谷議員の2問目のご質問にお答えいたします。加齢性難聴につきましては、包括支援センターで継続して実態調査を進めてきたところであります。調査の方法といたしまして、78歳以上の独居高齢者および高齢者のみの世帯を対象に包括支援センターの高齢者等支援員や生活支援コーディネーターによる自宅訪問の際に、聞こえについて聞き取るなど実際に会話をさせていただきながら調査を進めてきております。令和5年4月から本年2月までに469人の方から聞き取りをさせていただき、そのうち約25%の119人の方が聞こえが悪く問題があると認識されております。さらにそのうち約3割の39名の方が既に補聴器をお持ちになっておりました。また聞こえや補聴器についてお伺いした中でのご意見といたしましては、補聴器を持っているが、高価なものなのでしまってある。あるいは使い慣れなくて使っていないといった補聴器はあるが不要だという意見や補聴器を使うか考えたが高額なので迷っている。補聴器をしていても聞こえないため電話をするのが苦手、補聴器のメンテナンスに行けない、汚れて聞こえづらくなり使用しないなど、費用や使い勝手、メンテナンスに不安を抱く意見もございました。なお訪問介護事業所にお勤めされていた方のお話によりますと、耳掃除ができず耳垢栓塞が難聴の原因である場合もあるようでございます。そのような調査の経過を踏まえ、まずはこれまでどおり耳鼻科専門医の受診を勧奨しながら、支援の必要性などについて更に検討してまいりますということでご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 3番 藤谷容子

今、調査の報告をしていただきましたが、まず最初に実態調査78歳以上というのが非常に残念なことだなと思います。私は、これは補聴器については本来60ぐらいから必要な人が出てきているのではないかと思います。ほかの自治体で導入しているところ65歳以上というところが多いんですけれども、まだ人との関わりが少なくなっていないいろいろなところに出かけている人たちの中で聞こえがちょっと不安だなという方たち、その方たちも対象にして補聴器助成導入することによって、補聴器をちょっと使ってみようと、それがすごく大事なことだと思うんです。だからもうあまり人と関わりがなくなって、慣れなくて困っているメンテナンスに行けないという状態になる前に、もっと前に補聴器を使って人との関わりを社会的な繋がりを継続していくということが何より大事だと思います。孤立を防ぐことになります補聴器を使うことによって。あとしまっている方とか、慣れなくて使っていないとか、メンテナンスに行けないとか、そういう方たちへのアフターサービスというか、補聴器購入助成をしたからそれでいいというのではなくて、やっぱり使い慣れることが大切なので、そのための援助もしていくということも含めて、この補聴器助成制度を検討していただきたいと考えます。ご意見よろしくお願いします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。道内にも少ない市町村数でありますが、この制度を導入しているところがございます。それらを見ますと、例えば北見市のような11万3,000人の人口の市でも、令和3年では7件、令和2年度は2件というような利用が非常に少ないという状況になっております。せたな町としては先ほど申し上げました78歳以上の独居高齢者ということで調査をさせていただきましたが、議員からは60歳あるいは65歳、もっと年齢を下げての調査が必要でないかというご指摘もございました。したがいましてこうした先行事例での利用率の状況、さらには60歳あるいは65歳以上の高齢者についても、調査を進めながら検討を進めてまいりたいというふうに考えていることでご理解いただきたいと思います。

議員の質問 3番 藤谷容子

引き続き年齢を下げて調査をして検討していただくということは、ぜひ行っていただきたいと思います。ただ制度を作って7件とか2件とか、そういう状態であったとしても、やはり制度があることが大変大事なことだと思います。それを私1番最初に言いましたように、制度があるから購入を考えようかという人もいるわけです。購入を考えようかということで耳鼻科に行って、その結果として購入するかどうか、助成があってもまだ高いというのでやめる方も、その助成額によってはあると思うんです。そういうことも含めて、たとえ最初はスタートの時点では件数が少なかったとしても、この制度を作る意義はあると考えますので、ぜひその辺もご検討いただきたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

制度を作る際に私たちが考えますのは、その制度を有効にたくさんの皆さんに使っていただけるということが前提で政策判断をするところでございます。つまりそういった投資効果、制度の効果、あるいはこの緊急性でですとか様々な角度から検討するということになります。したがいまして、そういったことでしっかり検討させていただきたいというふうに思います。

出典:せたな町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月13日 議事録 PDF(89ページ) 間違いを知らせる