せたな町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月14日
旧あわび山荘宿舎棟の長寿命化事業について
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
それでは次に8番目の質問を町長に行います。旧あわび山荘宿舎棟の長寿命化事業についてお尋ねいたします。①国民宿舎条例は廃止されましたが、旧あわび山荘宿舎棟は、温浴施設の指定管理者である地元民間事業者の血の滲むような経営努力によって、宿泊と憩い、寄り合いの場として町内外の愛好者に引き続き好評のうちに利用されています。町長は、民間事業者の努力についてどう評価していますか。②温泉ホテルきたひやま長寿命化改修事業費として3億2,165万1,000円の新年度予算が計上されました。旧あわび山荘宿舎棟の長寿命化事業にも手を付けるべきではありませんか。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えいたします。1つ目の地元民間事業者の努力についてという話でございますが、この事業者につきましては、温泉浴場の指定管理を受け大成区唯一の公衆浴場を運営しております。併せて旧あわび山荘宿舎棟を使って宿泊部門を営業したいとのことから、町としては旧あわび山荘宿舎棟を無償で貸し付けし協力している状況であります。議員おっしゃる事業者の経営努力により愛好者に好評で継続して利用されているということでありますので、町としては民間の活力による事業者の更なる経営努力に期待をしながら現状の施設での無償貸し付けについて協力していきたいと考えております。2つ目の旧あわび山荘宿舎棟の長寿命化事業も手を付けるべきではないかというご質問でありますが、まず温泉ホテルきたひやまについては、今後も町が管理する重要な施設であり、長寿命化事業を行うことで施設の管理運営に支障が無いようにするものであります。一方、旧あわび山荘宿舎棟については、令和元年10月末で用途廃止し普通財産としておりますが、温泉浴場を指定管理している事業者が、宿泊部門を営業したいとのことから現状の施設状態で修繕等は法人の責任において行うこととしておりますので長寿命化事業ということについては行う考えはございません。
議員の再質問 11番 菅原義幸
それでは再質問を行います。町長の先ほどの民間事業者の取組についてどう評価しているかということについて、評価することは何もないんですよね。建物の現状の状態で協力したいと、こういう答弁です。何で評価しないんですか。頑張ってる努力の血のにじむような内容に対してどう評価するかということを聞いてるんです私は。議員の一般質問の権利権限を侵害するような対応をとらないでください。町長の今の現状で協力したいという言葉をそのまま解釈すれば、そのままでそれ以上のことはやらないよということでしょ。どんどん古くなって寿命が尽きてしまったら、あとは閉まっても関係ないよということでしょう。非常に投げやりで、捨て鉢で行政責任ないんじゃないですか。普通財産であろうが何であろうが、そこに実際に町民が憩い、宿泊施設として高度に利活用してるんです。地域経済に貢献してるんです。多くの愛好者がいて、山荘でなければダメだと言ってリピーターがいるんです。我が町全体の財産じゃないんですか。そういうことに対する評価がどうなんだということを聞いてるんです。民間事業者貸してくれって言うからタダで貸してやったと、あとは知らないよと。古くなりっぱなしでどうなったって関係ないんだと。これは普通財産でしかないからだと。そういう態度ありますか。私は高橋町政の1番ダメだと思うのはそういうことなんです。ある特定のところには必要以上に力を入れて予算計上するけれども、違うところには全く差別をして顧みないと。これは高橋町長の政策に共通したやり方なんです。極端な不公平政策です。私は考えてもらいたいと思うんです。それが当たり前だと、俺の権限だということは私は思い上がりだと思います。行政権力というのは非常に大きなもので、それは自治法という法律に裏付けられた法的権力です。それは地域住民皆さんのために公平公正に行使すべきであって、したいがままに、思うがままに、わがままに乱用していいということでは決してありません。私は1番大事な町長の根本になるべき判断に誤りがあると思います。そこは謙虚に反省なさっていただきたいと思います。それで温泉ホテルきたひやまのこれまでの長寿命化計画にどれくらい投資してきているか。これ担当課を通じて資料を頂戴いたしました。その資料によりますと平成24年度の建物調査診断から始まって、令和4年度の赤外線ガスサウナ修繕、真空式パティヒーター部品取り替え修繕まで含めますと、1億9,429万800円、アバウトですが2億円近い修繕等に対する予算投入がされているわけであります。この中には平成25年度に行った温泉棟など改修工事1億5,000万も入っております。それで町長これだけじゃないんですよ。町から出してる予算これだけじゃないんです。このほかに修繕以外というのがありまして、井戸掘削でありますとか、それに絡むいろいろな関連予算、長寿命化計画策定業務などの予算も含めますと、これが7,434万2,000円あります。トータルして2億6,800万です。正確に言いますと2億6,863万2,800円これが投入されているんです。このほかに町長、新町になってから用地買収もあるでしょう。億単位ですよこれも。数字は申し上げませんが億単位の予算土地買収に投入してるんです。私は、これは反対してきてませんよ。ただの1度も反対したことはないんです。この2億6,800万プラス土地代、そして今回3億2,000万です。トータルどれくらいの金額になりますか。あわび山荘の問題について言いますと、国民宿舎条例廃止をしたときに私は反対をしました。廃止する根拠が何もないからです。大義名分がないことをやったんです。例によって町長は議会の同意をいただきましたというんでしょ。そういう答弁することも想定済みですから、しかしだからといって宿舎条例廃止した誤りは正当化されることはございません。追認した議会にも責任があります。私は賛成はしませんでした。結果どうなったかっていいますと、普通財産にしてあとは1銭もかけないよと、使えるうちは勝手に使ったらいいじゃないかと、町は関係ないよと。こういうことがあからさまに見えている政策じゃないですか。これが7,000町民の町長の公平公正な行政と言えますか。しっかり反省をしていただきたいと私は思います。話は古くなりますが、旧大成町の町議で今は亡くなりましたが、佐々木陸郎さん町長ご承知でしょ。あなたが小学校時代に教員として在職されていた方であります。この方は、昭和47年7月に貝取澗小中学校の教員を辞任して、日本共産党公認で立候補されて長く議会活動をなさった方であります。実は私、佐々木さんが議会に当選する3カ月前に瀬棚町で議員になってるんです。いろいろ交流ありました、立派な方であります。その方が合併時に議席を持っておりませんでしたが、菅原さん、新町の議員になったら大成区では3つのことを絶対守ってほしいという、今となっては遺言のようなものをいただきました。これは前にも私申し上げたことがあると思うんですが、佐々木陸郎先生はこう言ったんです。3つあると。1つは、大成病院だったんですが、要するに病院機能、診療所をしっかり守ってほしいと、これが第1です。2つ目は、太田神社、これは全国に誇るべき観光資源でもあるからこれもしっかり守ってほしいと。もう一つあるんだって言うんです。それが国民宿舎あわび山荘なんです。大成の目玉というのはこの3つなんだと、どんなことがあっても守ってくれと。これつい昨日のように私は耳に残ってます。町長はそういうことを佐々木陸郎さんから聞いてませんか。私は多分、言ったのではないかと思いますがね。ただ言ったかどうかは確認しておりません。なぜそういうことを言いますかというと、最初の町長選挙は平成17年でありましたが、当選した直後に佐々木陸郎さん町長のとこに行ったと言ってまして、お会いになったのは記憶してませんか。何を言ったのかまでは言いませんでした。相当、新町長に期待をなさっていたと思いますよ。私はそうした経過も踏まえて、やはり大成の方々が大事にしている政策については、しっかり守る責任が新町長、初代目の町長である高橋町長にあるだろうと思うんです。もちろん私は、大成の簡易水道の改修工事、大変大きな予算投入したことについての決断、これは評価されるべきだと思っております。しかしそれはやらなきゃならない当然、最小限のインフラでありますから、どなたが町長であっても当然やるんですよ、やらざるを得ないんです。何が大事かって言いますと、大成町民の皆さんの誇りである佐々木陸郎先生おっしゃった3つの問題、これを私はしっかり守ることが自分の責任でもあるなというふうに思っております。だから申し上げるんですが、あわび山荘をせっかく民間事業者が血のにじむような努力をして営営として守り育てていっているのに、建物が古くなるまま、だんだん傷んでいくままに見過ごしておいていいんですか。そういう約束でいいって言ったんだからわしゃ知らんという態度でいいんですか。町長の真意を私は伺っておきたいと思います。これは再々質問やりますのでとりあえず再答弁をちょうだいしたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは答弁を申し上げます。どこの民間事業者も精いっぱい努力されて経営を維持されているというふうに思っているところでございます。あわび山荘の長寿命化の話ですが、議員とは意見が私とは違うということであります。この温泉ホテルきたひやま、それと国民宿舎これは同じレベルでは議論をすること自体に無理があると。これは全く別物ということでご理解いただきたいと思います。というのは、国民宿舎あわび山荘につきましては、これは既に町として今後、宿泊施設としての利用はしないということから国民宿舎条例の条例を議会の同意を得て廃止をいたしました。これは用途廃止ということになります。したがいまして民間の経営ということでございますので、これは民間の力でということになろうかと思います。そもそもこの施設を貸すにあたって、まだ使えるということで、使えるうちはどうぞ使ってくださいということでご利用いただいているということでございます。そういうことで全くきたひやま温泉ホテルと一緒にはならないとご理解いただきたいと思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
今の答弁なんですか。きたひやま温泉ホテルと一緒か一緒でないか聞いたんじゃないんです。
議員の再質問 11番 菅原義幸
一緒になるかならないか聞いたんじゃないです。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
長寿命化しないという答弁しましよね。
議員の再質問 11番 菅原義幸
再質問を再度やります。私は、あわび山荘の長寿命化計画を何でやらないんだって聞いてるんです。それはいろいろ理由を述べて、これは大成区にとって大事な施設であり、民間の事業者が一生懸命血のにじむような経営努力をしているんだから、旧あわび山荘宿舎棟の長寿命化事業をやったらいいのではないかと。この本質的な部分についての町長の答弁を求めてるんです。それで先ほどの答弁なんですか。温泉ホテルと一緒になりませんと。それが最後の答弁の結論なんです。私は公平公正な行政をやろうとすれば、大成町民の思いに応えて、たとえ一般財産になったとしても、現実に宿泊施設と憩い、寄りあいの場として、そこに利用されて喜ばれているという実態があるんだから、町の政策として長寿命化されるように、町長の判断どうなんだということが質問の中核部分なんです。噛み合うに答えていただきたいと思うんです。もっとわかりやすく質問しますが、建物に予算投入しない理由は何かあるんですか。そこをしっかり答えてください。これ再々質問やりますから。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
私の答弁は伝わらなかったようでありますが、大事な施設ということでのお話でございました。町としましても、この大事な施設を存続するかどうかということでご相談をしながら、最終的に目的を終えたということで、国民宿舎条例の廃止をして普通財産といたしました。したがいまして、これはもう町としては宿泊施設ではないということでございます。したがいまして、もう用途を終えた財産ということでありますので、この長寿命化をするということについては考えていないということでご理解いただきたいと思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
許されざる答弁です。言ってみれば血も涙もない。何の情も持たない極めて冷たい答弁です。町長は使命を終えた宿泊施設ではないとこういうおっしゃってますが、現実どういう展開になってます。現実はどうなってますか。実にお客さんが来てホテル経営、営営としてしてやってるじゃありませんか。だから私は聞いたんですよ冒頭に。民間事業者の血のにじむような経営努力これをどう評価していますかっていうんです。何の評価もしてないじゃないですか。高度に利活用して血のにじむような努力してるんです。そこを町長が認めることができないんですか。用途廃止してしまった何の関係もないただの空っぽの建物だと、町にとっては何も関係ないんだという突き放した評価をしておいていいんですかっていうことなんです。だから私冒頭に民間業者の努力をどう評価してるかということを聞いてるんです。そういう組立て方をしてるんですよ私は。何も評価しないんですか、どうなんですか町長。関係ないよと町政と、勝手にやればいいやと、お前らタダで使わせてやってんだから好き勝手にすればいいじゃないかと、そういう態度で許されると思っているんですか。ならば私は申し上げますが、この国民宿舎条例を廃止するときに想定を超えた存続署名上がったんです。町長知ってますよね。私の後援会員も500人以上集めましたよ。大成区全戸、これは石原議員だったと思いますが、ほぼ全戸から署名を集めたんです。例外はあったかもしれませんがね。ほぼ全戸ですよね署名は。各戸歩いているんでしょ。粗方だって言って構わないんですよね。そういう状況です。そのほかに町長、宿泊客からも存続署名を無視できない数集めたんです。当時の公社のメンバーが、これほど慕われ、存続を願う声を町長は頭から無視したんですよバッツリ。よくこういう苛酷な非人情的な行動できるなと思いました。住民説明会2回やりましたが2回とも私出ました。今と同じことを基本的に町長に申し上げました。一顧だにしませんでしたでしょう。粗方の町民、夜中の2時まで、最後は人数少なくなりましたけれども、存続を求めて町長に皆さんお願いしたんです。特にあの直前にあった町長選挙では、あわび山荘を改築するかのような、そういう公約を出して当選しましたでしょ。改築に向けての課題を整理するんだと。みんなは改築してくれるんだなと思って、あなたに票を入れたわけです。その結果、止めるんだっていう答弁しましたよね。私は政策公約の裏切りだと思います。騙されたという声まであったんですから。だから国民宿舎あわび山荘の条例の廃止には大義名分がないと私は今でも思っています。そういう点では、町長と私の考え方は永久に交わることはないかと思います。しかし今そのことを争ってんじゃないんです。それは既に結論出てしまいましたから問題はそこではないんです。現実に町の一般の施設ではあるけれども、現実に宿泊施設として利用し泊まっているという実態があるじゃないかと。そのことが大成区のみならず、せたな町全体に大きな貢献をしてるじゃないかと。それから温泉には宿泊施設として一体のものと見ながら多くの人方が利用してるんですよ他の区でも。他の区の人方は、温泉は温泉だけだと、宿泊棟は宿泊棟だけだという見方を決してしていません。一体のものとして慈しみ、親しみ利用してるんです。そういう実情を正確に評価したときに、長寿命化計画やったっていいじゃないですか。何でやらないんですかって聞いてるんです。そこに投入をしたら町行政上、重大な否定的な現象が起きるんですか。それで私は最低限、宿泊施設として使っているという民間事業者の現実の努力をお認めになるべきだと思います。現実に利用されている方がいるという事実をお認めになるべきだと思います。再々質問ですから結論を絞りますけれども、温泉ホテルだけに予算投入すればいいということではありませんよこれは。バランスある行政展開をしてくださいよ。私は、ホテルの長寿命化計画につきましては反対はいたしません。しかし昨年の議会で、指定管理者制度を廃止してここに公金を投入することは、もうそろそろ考えるべきではないかと議場から発言した方がいるんです。これはこれで一理ある発言だなと思いますが、しかし私は今そういう立場をとっておりません。少なくとも両施設については運営されている現状を踏まえて、もう片一方のほうにも普通財産ではあっても長寿命化計画を図ったらいいじゃないかということを提起したいんです。長寿命化計画に財源的な問題があるんであれば、これを提起しておきたいと思います。窓の外に付けるエアコンです。これはホテル側でもいろいろ計画した経過があるようでありますから相談に乗ってあげてください。このまちづくり推進課が担当になるんですか、あわび山荘は、どこが担当になるんですか。キュービクルの施設なんかも必要でありますから、単純に窓に取り付けることだけでエアコンを取り付けることだけで済むようではありませんから一定の予算はかかると思うんですが、今エアコンのない宿泊施設というのは、もう考えられないわけです。何せ地球沸騰化時代ですから。その日によっては、沖縄よりも北海道の温度が高いという真夏日があるわけですから、そういうことを考えたときに長寿命化事業の一環として、少なくともエアコン設置ということについては、町は聞く耳を持つべきだというふうに思います。再々質問、最後にその点をお尋ねして終わりたいと思います。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えいたします。これはいろいろな議論の経過がございました。町としても、議会としても苦渋の選択であったというふうに思っております。議員からは非人道的という言葉もございましたが、しかしこれはそういった老朽化も伴いまして、今後、町としては2つ施設を維持するということは無理ということからこういう判断をして、議会にもしっかりと説明をして判断をしていただいたという経過でございます。そうした施設でありますので、やっているから町費を入れなさいということでは説明ができないというふうに思いますし、これはあくまでも民間事業者が自らの意思でやっている施設と、一般のほかの宿泊事業者と同じ立場でございます。そういったことで公平性にも問題が出てくるということになりますので、議員の気持ちはわかると、気持ちは理解させていただくものでありますが、しかし長寿命化に手を付けるということにはなかなかならないということで、これは一旦廃止した施設でございますし、議会の決定もございますので、これはそのようにさせていただくということになろうかと思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
エアコン設置についてはどういう考え方なんですか。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
今回次世代の店舗づくり事業ということの事業を出しますが、これは町の施設ができるかどうかということについては、これは今の時点で判断できないということでございます。これは時間をいただきたいと思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
そういうことを求めて質問したんじゃないですよ私は。いわゆるチャレンジ事業は、令和6年度版これに乗っかる事業かどうかっていう話でないですよ。長寿命化の一環として現実に宿泊業をやってるわけだから、エアコンの無い施設というのは考えることができないから、これを特別に対応してみてはどうかと。そこを担当課に業者との協議調整をさせてみたらどうかということを聞いてるんです。かみ合った答弁を求めたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
これは先ほど来答弁を差し上げておりますが、この用途を廃止した施設ということでありますので、それは町としてはできかねると。ただ今利用していただいている事業者が自らやりたいというのであればそれはそういうことが可能ではないかというふうに思います。いずれにしましても民間事業者との関連も出てきてまいりますので、そういったことでご理解いただきたいと思います。