森町議会 平成30年第1回 3月会議 2018年3月5日
財政の健全化について
- 聞いた人
- 山田誠 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 山田誠
私は1点、財政の健全化について所見を伺います。近年各自治体は、少子高齢化に伴う人口減少が避けられない状況になっております。我が森町も例外ではありません。町は、新年度に向けて子育て支援課の新設、高齢者福祉総合計画に基づく福祉施策の推進、また移住対策、そして空き家対策等々、各種事業が計画されております。また、国民健康保険制度の都道府県化が本年度実施されます。さらには、高度成長期からのインフラの老朽化が目立っており、補修、改修、改築等々、相当な財源が必要不可欠になってきております。厳しい財政状況を踏まえまして、今後財源の確保が最重要課題でございます。森町で未納、滞納額が多いのが3税、町民税、固定資産税、軽自動車税足す保険税、それから介護保険料、あと税外収入、これは住宅料、学校給食費、保育料等となっております。平成28年度の総額で未納額が6億773万7,000円です。不納欠損が6,678万3,000円となっております。また、一般会計からの、6特別会計ございますけれども、それへのルール分を差し引いた繰出金は毎年おおむね5億円に上っております。そして、一般会計を圧迫しておる状況でございます。これらの未納額は、財政運営に支障を来すことは明らかでございまして、税負担の公平、公正の確保、徴収率の向上に努力し、徹底した財源の確保を図るべきであります。特に保険税の徴収率は、全道で後ろから3番目でございます。町民の意識改革が必要不可欠でないかと考えてございます。一方で、年金支給者は国保税、道町民税、これ住民税ですが、介護保険料は特別徴収されており、大変苦しい生活を余儀なくされているのも現状でございます。平成29年度のふるさと納税は、予想をはるかに超えた寄附がありました。貴重な財源なので、将来を見据えた計画を立てて対応すべきものでありますが、これは来年度もあるとは絶対限らない収入でもございます。財政の健全化を図るため、地方税、保育料、保険税、介護保険料は強制徴収を、学校給食費、公営住宅料は強制執行を法に基づいて行い、適正な財源の確保を行うべきと考えますが、町長の所見をお伺いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
山田議員の質問にお答えします。町全体の政策的予算の確保に対しましては、国や北海道などからの有利な財源の獲得に力を注いでおりますが、町税などにも安定した財源の確保が求められております。現在のところ今年度の収納率は、昨年の実績と比較しますとわずかですが、改善傾向にあります。税のさらなる収納率向上を目指して、現年度分について収納管理課では毎月進捗会議を開催し、情報を共有しながら適切な対処に取り組んでおります。滞納分につきましては、担税力調査を徹底することによって法律に基づいた差し押さえなどの処分を継続しております。不納欠損につきましては、納税誓約、督促、差し押さえなどの処分を行使しながら、時効を中断させ、安易に時効を迎えさせぬよう粘り強く対策を継続してまいります。税以外の債権につきましても、各担当部署が創意工夫をしながら対策に取り組み、自主財源の確保に今後とも努めてまいります。以上です。
議員の質問 5番 山田誠
収納課のほうでも一生懸命やっているということですが、今回収納課が税務課のほうに統合されるわけでございます。従来の税務課は相当負荷がかかるであろうなというふうに心配をいたしております。特に保険税は、昨年全道で先ほど言いましたように3番目で、徴収率も悪いということで、新たに平成30年度から制度が都道府県化になると、約4万円程度、1世帯で増える予定になっております。そのため徴収率も下がるだろうというふうに私は思っており、未納額も相当増えるのではないかというふうに危惧をいたしております。また、税外の債権等々につきましては、住宅料、学校給食費、保育料ございますけれども、執行方針では町長、森町の債権管理条例に基づいて関係部署と情報を共有して取り組んでいきたいと、こう書いてあります。ところが、昨年、一昨年見ますと、滞納対策に厳正かつ積極的に取り組んでいくというふうに申しているのです。今年は相当トップダウンした言い方になっているわけなのです。これちょっといかがなものかなというふうに私は思っております。やはり30年度も積極的に厳正に取り組んでいくという町長の姿勢が欲しいなと、私はそう思っております。法律的にございますので、強制徴収、強制執行等々を行わないということになると町民の意識は多分変わらないだろうと、私はそう思っております。それで、特別徴収については先ほど言ったように年金受給者、または真面目に納付している町民が納得しないのでないかというふうに思っておりますが、その辺も含めてお願いしたいと。それから、債権管理条例等々に町長も触れていましたけれども、財政の健全化を図るためにはあらゆる手法を用いなければならない。先ほど申し上げましたけれども、これから子育て支援対策、高齢福祉対策、それから森町の各種農林、水産、商工等々の事業の推進をしていくためには、何が何でも一般財源が必要なわけでございます。それがなければ、口ではお話ししましても、なかなか進まないというふうに私は思っていますので、以前に増して、町長、厳正に積極的に取り組んでいく姿勢を示していただきたい。そうしますと、職員も町民も全部ついてきます。町長変わったなと、やっぱり我々のことを思っているのかなというふうなイメージが出てきますので、ぜひそういうものについては今年度対処していきたいというふうにはっきり町長の口からいただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。日本国憲法で規定する3大義務の一つにこの納税の義務があるということで、私も小学校のころからずっと教わってきました。これが果たせないということは非常に残念なのですけれども、なかなかそのご家庭、ご家庭でさまざまな理由があって、救済の措置をしなければならない、そういう場合も中にはあろうかなと、そのように思います。そういった方々には、納税相談に来ていただければ、きちんと担当課、それぞれの課のほうでいろいろな、分割して納付する方法ですとか、いろんな法的な措置をとることも可能でございます。そういったことで周知されていない部分もあるのかなと、そのように思っております。どうしても滞納されている方、少したまっている方々は後ろめたい気持ちがあるのかなと、そのように考えてございます。ただし、それをそのまま放置するということは、当然税を納めている方々との公平性が保てません。何とかその辺の周知をさせていただきながら、改善を図っていきたいなと、そのように考えてございます。そしてまた、保険税ですけれども、平成28年度におかげさまで職員の努力なども実りまして、後ろから8番目というのはちょっと目くそ鼻くそなのかもしれませんが、若干の改善をしておりますことを申し添えさせていただきます。これからも、今までも表現は今年の表現がちょっとやわらかくなったのかなと思いますが、中身に対しましては昨年度同様、当然滞納整理機構という公的なところもあります。悪質なものに対しましてはそういったところの協力もいただきながら、今後とも進めていきたいと思います。ただし、当然のようにそれぞれの担当課、ただ手をこまねいているだけではなくて、いろいろな方法を考え、アイデアを出して納税していただくことをまず前提にこれからも頑張って進めていきたい、そのように思っております。これにつきましては、常に昔から変わらず、今後も恐らくこれは変わらずにいくと思いますけれども、きちんと納税していただく、この基本は変えずに今後とも対処してまいりますことを申し添えまして、答弁とさせていただきます。以上です。
議員の質問 5番 山田誠
私なぜこれまでお話しするかということは、昨年下川町にいろいろな面で視察に行ってきたのです。そして、その後、全部質疑応答終わった後に話が何かあればということで、税の話で伺いました。話をしましたら、森町の議員さん何言っているのだというような顔をされまして、というのは下川町は納税率99.7%なのです。それで、組勘方式を採用しているのですかと言ったら、いや、そうでないと。普通徴収だと。その99.7%になるまでには相当な苦労があったようですけれども、この場では避けますけれども、税は今町長言ったように3大義務でもあるわけだから、納めるものだという認識を徹底した植えつけ方をしないとならないと、私はこう思います。税については、収納管理課、先ほど言ったように訪問の催告、また納税相談、口座振替、分納誓約等々の実行を踏まえて、払ってくださいよというにもかかわらず、5億3,000万もの滞納がある。不納欠損も6,000万ある。不納欠損というのは払わなくてもいいわけですから。保育料についても一向に改善されていない。滞納が1,000万くらいある。子供を預けて、給食もいただいて、なおかつお金を払わない。何を考えているかと。まして今年からですか、今年というのは29年、2人目から無料です。それにもかかわらず、1,100万の滞納があって、不納欠損が300万もある。学校給食についてもそのとおりです。おいしい給食、栄養豊富な給食を食べて、給食費を払わないと。私は隣の鹿部町さん褒めるわけでないですけれども、あそこ私会計やっているのですね、給食。だから、公会計でやるからこういうような結果が出るのであれば、森町も私会計に移行すべきでないか。町長、これ慎重に考えたほうがいいと思います。これらのものをこういうふうにしていかないと、町民も何かぴんとこないのです。住宅料にしてもそのとおりです。民間賃貸住宅よりもはるかに安いわけですよ、公営住宅等々は。それにもかかわらず、高額な滞納をしている方が結構いる。何を考えているかと。住宅料は、連帯保証人もいるわけですから、きちっとした対応で収納の向上を図っていただきたいなと。真面目人間が公平、公正感を欠くということが一番収納率に影響してくるわけですので、その辺を含めて町長みずから先頭に立って、先ほども言いましたけれども、住みよいまちづくり、そして活力のあるまちづくりをするためにぜひともこの財源というのは必要なので、それらを踏まえて再度そういう法にのっとった取り扱い方を推進していきたいというふうなことを町長の口からぜひいただきたいなと思っていますので、再度お伺いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えいたします。議員から税に対するいろんな問題点等ご指摘をいただいております。これは、今ここ一、二年で始まったということではなく、過去からのずっと継続、累積もかなりの影響があります。最初から累積を抱えた状態で家督を継続された方々は、そこからもう既に納税意欲を失っているという、そういった可能性もかなりあるのです。この辺に関しては、日本は法治国家ですから、法的ないろいろな手続をした時点で、前任と申しますか、前からのものを整理するということも可能です。いろんな方法がどこに行ったら確認できるのだろう、そういう手続をする以前になかなか、そういったところに相談する以前の問題なのかなと、そういうふうに私は思っております。ただし、そういう方々が大勢いるのかというと、町内は本当にわずかな方々ですから、そういう方々に対しては毅然とした態度で私どもは挑んでまいると、そのように思っております。お話の中には給食費に対しての公会計から私会計にというお話もございましたけれども、私会計に移行した場合に当然給食を納めた額で執行していかなければなりません。そうすると、恐らく一時的に賄いの材料ががくっと質が落ちたり、材料が確保できないと、そういう可能性もございますので、これは今現在すぐ変えるということではなく、まずは給食費の納入率を100%に近づけると、100%納税していただくと。当然食べたものですから、もし給食がなければ、お弁当をつくって自分で持たせてよこさなければならない。こういうことを考えれば、払うのは当たり前だと私は思っております。当然のように給食センターのほうでもそれに対しては少しずつ、少しずつですけれども、改善させていただいて、そしてかなりよくなっていると、そのように思います。ただ、先ほども申し上げましたが、いろんな家庭の事情の中でそこに対して納税できない、そういった方々がおりますので、ぜひ町の納税相談、それから担当課の窓口へ行って相談していただいて、解決策にたどり着いていただきたいなと、そのように思っております。住宅料に対しましては、この数年、何カ月か滞納した場合には当然連帯保証人のほうに通知をしてお支払いいただくということも行っておりますし、今までに一人だけ強制的に退去していただいた。そういう法的な手続をとった方もおります。これについては、裁判所等の手続をきちんと役場のほうで踏んで、そして退去していただきました。強制退去です。本人はおりませんが、荷物は違う場所に置いてありますけれども、それは公営住宅から出ていっていただきました。こういう本当に悪質なものに対しては、毅然とした態度で私ども町全体が、役場全体が対処していきたいと思います。ただし、救済措置についても十分準備をしてございますので、その点を、地域の民生委員さん等もおりますから、そういう方々に相談していただいて進めてまいりたい、そのように思っております。議員の皆さんからも、当然有権者の方々に接する機会が多いと思いますから、その旨もお伝えいただきながら進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。以上を申し上げまして再々質問の答えとさせていただきます。以上です。