七飯町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月7日
町内で発生した交通事故に対する町の改善策について
- 聞いた人
- 平松俊一 議員
- 答えた人
- 住民課長 清野真里、民生部長 杉原太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 平松俊一
それでは、通告に従いまして、大綱、3問、質問を行いますので、お願いいたします1問目は、町内で発生した交通事故に対する町の改善策についての質問であります。私が函館中央警察署に問い合わせたところ、令和元年度の交通事故として処理をした人身事故と物損事故の発生件数のうち、特に道道大野・大中山線、これと国道5号線の交差点付近で起きた交通事故の件数でありますが、令和元年が7件、令和2年度は9件という報告を受けました。済みません、これ、私、間違えまして、9件ではなくて10件という調べでした。いずれも重大事故ではなかったものの、1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件のいわゆるヒヤリハットがあると言われております。これはハインリッヒの法則と呼ばれ、労働災害の現場ではよく知られていることで、今回のように軽微な事故が続いている現状は、いずれ重大事故の発生を予見しているものと考えております。町内での交通事故防止のためには、道路構造などを含めた現状分析を十分行い、改善すべき点を洗い出し、できるだけ早く対応することが行政の責任と思われます。今回は、この短い区間で事故が多発している道路に的を絞り、次の点についてお伺いをいたします。1点目は、町内における物損、人身の交通事故が発生した場合、今まではどのような手順、内容で処置されてきたかについて。2点目は、事故原因と考えられることに対する究明と改善対策について。3点目は、警察との交通事故に関する情報共有のあり方について。最後、4点目は、町内における今後の具体的な交通事故防止対策についてであります。お願いいたします。
町の答え 住民課長 清野真里(住民課長は2023年3月まで)
それでは、1点目についてでございますが、軽微な物損事故や人身事故発生時においては、所管する函館中央警察署において現場検証と事故処理を行っております。また、交通事故の内容によっては、町にも連絡があり、警察と連携しながら、注意喚起や交通安全施設の設置など、必要に応じて対処しております。次に、2点目についてですが、交通死亡事故などの重大事故が発生した場合では、函館中央警察署、道路管理者、地域の町内会、町の交通防犯係などの関係者が合同で事故現場の道路診断を行い、道路構造や交通安全施設等に問題がないか現場検証を行っております。その上で、必要があれば、カーブミラーや街灯、警察による規制標識の設置など、交通安全対策の強化を行っておりま- 12 -す。次に、3点目についてですが、交通事故発生時において、交通防犯係で事故を把握した段階で、七飯交番と連絡をとり、警察が情報提供できる範囲内での事故状況を確認しております。また、七飯交番と情報共有し、広報ななえに毎月七飯交番からのお知らせとともに、月ごとの交通事故発生件数を掲載し、住民周知しております。次に、4点目についてですが、町では、七飯町交通安全推進委員会及び七飯町交通安全指導委員会を中心に、関係機関などと連携し、保育園や学校などへの交通安全教室、街頭指導やパトライト作戦、そして春と秋の全国交通安全運動による地域総ぐるみの街頭啓発活動を引き続き行うとともに、交通事故発生現場については、地域の町内会や函館中央警察署、道路管理者などと連携しながら、必要な箇所にはカーブミラーの設置や警察への規制標識の要望など、引き続き取り組むほか、交通安全意識の高揚を図り、交通事故防止に根気強く取り組んでまいりますので、御理解願います。以上でございます。
議員の再質問 3番 平松俊一
それでは、順に再質問を行います。1点目は、事故の内容によっては町にも連絡があると、そういうことに対応しておりますという答弁でありました。再質問としましては、今回は大中山小学校前の国道部分に絞った質問なのですが、ちょっと比較対象としまして、七重小学校のところも、去年の事故だけ調べましたら、七重小学校、要はこの役場に上がる交差点から交番のある交差点までの間で起きた物損人身事故は2件でした。大中山小学校のほうは昨年は10件あったということなので、警察が処理をする事故のほかにも、かなり軽微なもの、報告されないものというのはありそうだなということで、今回、質問をしますけれども、少なくても大中山小学校前、この国道に関しては、事故が多発しているというふうに私は見ております。警察からの連絡案件だけではなくて、例えば近所に住んでいらっしゃる方が何か目撃しただとか、そういった情報を含めて、警察から連絡があったということではなくて、町のほうから何か情報収集に当たる、こういうことが必要ではないかなということで、再質問させていただきます。2点目は、大きな事故が発生したときには、道路診断、そういったことも行うという御答弁でしたが、大中山小学校前、令和元年が7件、昨年、令和2年が10件ということで、どんな事故かと、詳しい情報は得られませんでしたけれども、例えば時間帯によれば、私の感覚としては、子供たちの登下校の時間が多いのかなと思いましたら、それも少しはあるのですが、半分くらいは日中、皆さん方が、例えば郵便局に行くだとか、支所に来るだとか、こういった時間のほうの事故が多いように思います。子供が絡む事故よりも、車対車、車対自転車、車対物と、こういった事故のほうが多いというのが大中山小学校前の国道の事故に多くあります。そこで、2点目の質問としましては、究明と改善の対策についてということを質問しておりますので、例えばいろいろな条件があると思いますが、朝の登校時間帯の状況、これは親御さんもしくはおじいちゃん、おばあちゃんが児童生徒の送り迎えも多いでしょうし、同時に通勤車両が押しボタンの信号でどんどんたまってくると、こういう状況にもあります。さらには、工業団地から上がってくる車、それから町内のダンプカーがいろいろな現場に出ていく、こういったものが混在をする時間帯があるわけですが、郵便局の来店者や支所の来店状況、さらに子供たちのこと、こういったことの情報と、あそこは七飯から函館に向かっていきますと緩い右カーブになっている道路なのですよ。それで見ていますと、車はとまっているのだけれども、自転車等は左側をすーっと進んでいくと、そういったものをよく引っかける事故が多いように思いますので、こういった内容を、冬はちょっとまた別かと思いますけれども、きちんと分析されることが必要ではないかと。また、さらには、酒蔵がオープンをしました。この大中山駅におりる入り口に来る車もこれからどんどん増えてくるのではないかと。それから、道道- 13 -のほうは線路から国道までの間の工事がいずれ行われます。改良工事が行われますので、そうなってきたときの状況をある程度推測した上で対応が必要ではないかということで、再質問をさせていただきたいと思います。警察との情報共有についての御答弁は、交通防犯係で把握した段階で掌握していると。さらには、ホームページなどにも載せているという御答弁でしたが、基本的には、警察で事故処理された案件というのは全て防犯係に来ているのか。それは軽微なものも含めて、全部逆に報告してもらって、データベース化するということも必要ではないかと思うのですが、これは全町とかではなくて、ある程度まとを絞って、危険だなと思われるところのそういうデータベース化する必要があるのではないかと。それから、できればそういう分析をするための、大げさに言えばマニュアルみたいなものも作成する必要がないかということについて、再度質問したいと思います。最後、4点目ですが、今までの事故情報の収集、この収集した後、どうも失礼ながらきちんと解析されているのかなと、あまり思えないような、限定的な、例えば何月何日にこういう事故がありましたというだけの集計であれば、あまり意味がないというふうに私は考えますので、将来、危険が予想されることに対しての事故防止対策、こういったものをちゃんと構築できるような情報収集が必要ではないかということで、再質問させていただきます。お願いします。
町の答え 住民課長 清野真里(住民課長は2023年3月まで)
それでは、1点目の住民からの目撃情報の収集についてでございます。警察以外から何らかの形で情報があった場合には、警察に連絡し、状況を把握した後、事故発生現場に出向き、状況確認を実施しているところでございます。次に、2点目になります。詳しく調査された上で対処すべきかということで、町といたしましては、対策の一つとして、啓発活動として、児童の登下校時に学校と連絡しながら、女性交通指導員が町内3か所に立哨し、児童の安全確保に努めているところでございます。また、調査等に関しましては、内容等にもよりますけれども、必要に応じて引き続き関係課と連携して対応していきたいと考えております。次の3点目のデータベース化とマニュアル作成についてでございます。こちらのほうは3点目と4点目をあわせて答弁させていただきます。警察からの情報は、事故内容にもよりますが、物損事故や事故発生時の死亡事故以外の人身事故の情報はないものの、係で事故を把握した段階で、重大な案件であれば、警察が提供できる情報を把握し、連携しながら対応しているところであります。発生事故のうち、警察に届ける事故内容は、損害保険の事故証明にかかるものから幅広く、その事故を分析するということは難しいと考えてございます。また、警察により情報提供された年間の人身事故を集計したものをもとに、事故の発生の地域別、時間帯、天候、場所、道路別の発生状況、道路形状などを集計し、それを分析したものを七飯町の交通事故発生状況として町のホームページに掲載しております。また、何よりもドライバーが交通ルールの遵守と交通マナーを実践することが重要ととらえ、今後も交通安全啓発等に根気強く取り組んでまいります。以上でございます。
議員の再質問 3番 平松俊一
どちらかといえば、起きたことに対処するという答弁が中心になっておりました。なかなか予測をして、危険因子を早目につぶすということというのは、相当専門家でも難しいことなのかもしれませんけれども、先ほどもちょっと言いましたけれども、通勤車両の種類ですとか、例えば左折、右折、そういったものがどうなのかとか、郵便局、これは大中山のほうの話ですけれども、来店されている方、私の勝手な推測なのですけれども、大中山郵便局の横というのは河川の管理用道路に入ってくる、縁石が下がっている。それから、郵便局の駐車場に入るところもまた下がっている。ところが、その間に一つ山があるのですよね。これは開発局の規格でできていますので、それをとやかく言えることはなかな- 14 -か難しいかと思うのですけれども、郵便局に来られる高齢者の方にしてみれば、自分の車のおなかがこすらないようにという心配をしながらバックをしたり前に進んだり、ほかの車、それから子供たちのいる時間帯であればそういうことにも注意をしながら車を操作するということになりますので、どうもそこがうまくいっていないような、ただしゆっくり動きますので、大きな事故は起きていないと。ただ、今後、道道の改良が完了した場合にはどうなっていくのか、それにあわせて開発局などとどうにかできないのかというような打ち合わせ、研究、そういったことが必要になるのではないかということで、今回、質問させていただいています。課長の答弁はよく理解をしましたので、最後に町長にお伺いをしたいと思います。この役場の下のところというのは、やはり郵便局があって、警察までの間、向かい側にはドラッグストアだったりスーパーがあったり、相当な車両の出入りがあるのですが、これは道が真っすぐなのでと思うのですけれども、事故は思ったほどない。ところが、大中山のほうは緩いカーブになっているから事故が起きているのかなということがあるのですが、全町をやれということではなくて、どうもこういうヒヤリハットの多いところはきちんと時間をかけて調査する、こういうことが必要ではないかなと思いますが、最後に町長の意見を聞きたいと思います。お願いします。
町の答え 民生部長 杉原太
平松議員がおっしゃっている部分では、こちらのほうでは警察が交通安全の規制というか、やっておりますし、それから、今話されている国道5号、それから道道、そして一部大中山小学校の脇には町道も交差するという部分もございますけれども、あくまでも交通規制に関しては警察が所管しており、交通事故の処理についても中央警察署がここの地域であれば管轄でございますので、事故証明、それから事故の原因含めて、その部分については北海道警察のほうで管理しているということでございます。また、国道につきましては、今言われているとおり、国道は開発建設部、そして道道は道の建設部ということで、ここで重大な事故、あるいは日々そういう小さな事故でも、頻繁に起きているということであれば、道路診断というものを、先ほど住民課長が説明したとおり行いますので、今回 の 道 道 の 整 備 も 一 部 あ る と い う ふ う に お っしゃっておりますけれども、その部分についても、交通安全上の対策も含めた道路改良だというふうに思います。そういう意味では、道路の状況は、関係者、警察、道路管理者、そして地域の住民、町内会組織、そしてこちらでいけば交通防犯係が交通安全の担当ですので、そこでそういう道路の状況を把握した上で、改善の方向について、今後も話し合いを進めていきたいというふうに思いますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。
議員の再質問 3番 平松俊一
確かにいろいろな役所が絡むことなので、町が中心で簡単にものを動かすというのは難しいということは十分把握はしておりますけれども、ちなみに地元の警察署にいらっしゃる方は、大中山の交差点には歩道柵というのがついているのですね。ところが、やはりあれはガードレールか何か、そういうものに変えたほうがいいのではないかくらいのお話もされていますし、交通指導員も、小学校の前に少し校長に呼ばれて行ったことがあったのですけれども、とても手に負えないというようなことも実際にありました。積極的な関与を働きかけていただければと思いますが、いかがですか。
町の答え 民生部長 杉原太
この部分につきましては、所在自治体といいますか、そういう交通事故の発生が起こり得る状態があるということですから、そういう部分は地域と連携して、交通安全運動、啓発運動、スピードダウンというような形で交通防犯係のほうで対応できることは全て行っていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。