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森町議会 平成25年第1回 3月会議 2013年3月11日

町政執行方針について

聞いた人
宮本秀逸 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 宮本秀逸

通告に従いまして、質問させていただきます。前出の議員とかぶるような質問があるかと思いますけれども、そこら辺はしんしゃくしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。町政執行方針について。平成25年度町政執行方針について、以下伺います。1番目、楽市楽座もりまち食KING市について支援しながらも事業の見直しをするとありますが、具体的に示していただきたい。2番、道が支援する食と観光ブランド化とありますが、その内容についてお聞きしたいと思います。3番目、地域力を生かした観光振興を図るとあります。現在までさまざまな取り組みがなされてきましたし、その効果についても検証が必要だと思っております。観光に関する資源は、他町村に決して劣らない森町でありますが、なぜ大きな成果があらわれないのか、町長の所見を伺いたいと思います。4番目、TPP是非の議論の中で地産地消、国産国消の言葉が薄れつつあるように思われます。国内、道内問わず1次産業者は、そのほとんどがTPPには反対の立場だと聞きます。町長のTPPに関する考えを伺います。以上です。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

宮本議員のご質問にお答えします。1点目についてですが、楽市楽座もりまち食KING市実行委員会への支援策として平成24年度同様150万円の補助金を予算計上させていただいたところであります。事業の見直しについて、根本的に変わることは実行委員会の体制でございます。これまでは、役場主導により町長が実行委員長、各団体の長が役員を務めておりましたが、平成25年1月30日に開催されました実行委員会において規約改正を含めた議案が承認され、今後は出店者を中心とした実行委員会組織が立ち上がる予定でございます。このことにより、行政、各経済団体は側面からのサポートに変わり、本来目指すべき姿である民間主導への転換の第一歩を歩み出したと考えております。事業細部については、今月下旬に開催予定の新しい実行委員会において決定されますので、役場はこの組織が自立できるように支援していきたいと考えております。2点目についてですが、ここでは代表的な項目を述べさせていただきます。北海道が優位性を持つ食や観光分野において、世界に通用する北海道ブランドの創造に向けて取り組むもので、食につきましては1点目に消費者と生産者の結びつきへの強化、2点目に付加価値の高い食品づくり、3点目に国内外への販路拡大などへの支援を行っております。また、観光につきましては、1点目に魅力ある観光地づくりの推進、2点目に国内外からの誘客促進、3点目に地域一体の推進体制づくりなどへの支援を行っております。これらの貴重な資源を産学官の連携、協働のもと総合的かつ計画的に推進し、活力ある北海道経済の発展を目指しております。議員ご質問の3点目についてでございますが、森町は多種多様な観光資源に恵まれているという認識であります。しかし、その資源はまだまだ原石の状態のものが多数あるのではないかと私も感じております。一方で、団体から個人客へ、見学するだけから体験できるものへといった観光客のニーズの変化を的確に捉え、それを反映させた地域独自の観光メニューづくりへと発展させなければ地域に対する需要は生まれないと考えております。本年度は、観光を通じた地域振興のため、北海道から職員を派遣していただきますので、森町の持つ観光資源の掘り起こし、磨き上げや広域連携などを積極的に取り組んでいきたいと考えております。4点目についてですが、先ほど堀合議員のご質問でもお答えいたしましたが、国民に対し情報を示さず、国民の同意もないままでの拙速なTPP交渉参加は反対であるのが私の考えでありますことを申し添えまして、答弁にさせていただきます。以上です。

議員の質問 3番 宮本秀逸

今答弁いただきました。1番目の楽市楽座を側面から今度応援していくのだという体制に変更していきたいということでございますので、それはそれで結構だと思いますし、まさにそういう流れでなければならぬなというふうに私も思いますので、金額的な助成も何がしか必要になるかもしれませんけれども、ぜひそういった方向には進んでいただきたいと。まず、1点目はそう思います。それから、2点目でございますが、これはいかにもありそうな言葉で、余りおもしろくないような言葉でございましたので、こんなものかなというふうに思いました。3点目に行きます。地域力を生かした観光振興を図るというふうにございますけれども、まさしく私はここにこそやっぱり観光の発展、あるいは政策の成否の鍵があるような感じがするのです。余計な話ですが、私北海道に昭和44年に来ましたときに、大沼のトンネルを抜けた瞬間に大沼公園が広がりまして、見事な駒ケ岳が目の前に飛び込んでまいりました。そのとき感動的な気持ちになったのをいまだ全く忘れることがないのです。観光というのは、そういうものかなというような感じがそのときにいたしました。前町長は、大沼は半分は森のものだというような言い方もした経緯があったりもしましたけれども、それはそれとしまして、この地域資源をどうやって生かしていくかというのがまさに先ほど町長言われましたが、まだ原石のまんまだという部分大いにあるだろうというようなふうにおっしゃいましたので、これは本気で拾って磨き上げていただきたいなと、こんな気持ちがいっぱいなのです。先ほど山田議員から歴史的遺産を観光にやっぱりつなげていかなければならぬというお話もございましたけれども、まさにそれも一つだと思いますし、森町、国道走っていますし、それから高速つながりましたし、鉄道もございます。三拍子そろっているわけなのです。鉄道も、これも余計なことかもしれませんが、道新に例えば秘境駅がどうとかと紹介されましたこともありましたし、それから貨物列車は砂原回りで必ず、上りの貨物は必ず砂原回りなのです。下ってくるときは、駒ケ岳方面来るのですけれども、こういうパターンをとっているところなんて恐らく全国にはここだけだろうというふうに思うのですけれども、いろんな見方をしますといろいろ広がってくると思います。そして、何よりも1次産業、これ農業、水産業ともにそうですし、加工業がこれだけ盛んなところも、先ほども話が出ましたけれども、恐らくほかにはそんなにないだろうというようなことを考えますと、本気でそれをやっていかなければならぬというように思うのです。そこら辺の拾い上げといいますか、精査を、これ短期間で恐らくできるものでもないでしょうし、短兵急にできるような施策でもないと思いますので、これを本気で時間かけてでもやっていただきたいと、こんなふうに思います。執行方針の中には、濁川方面の看板も取りかえるのだというような話もございましたが、それはそれとしまして、単なる政策の変更だとか看板のかけかえで決してこんなものは成り立っていかないだろうというふうに思うのです。必要なものはもちろん必要ですが、看板が必要だとはもちろん、いう意味ではございません。そこら辺を本気でやらないと、いつまでたっても同じ轍を踏むような感じがいたしますので、そこら辺をぜひ検討に検討を重ねて拾っていただきたいと、こんなふうに思います。それから、4番目のTPPにつきましては、先ほど来ずっと出ていましたので、今さら私が質問しなくてもいいかもしれませんが、ここにあえて書きました地産地消、それから国産国消という言葉ですけれども、余りここ1年くらい使われないような方向になりつつございます。なぜこれを取り上げたかといいますと、ここ二、三日前のテレビでもたまたま出ておりました。東日本大震災で避難している方々の中に地元の食材を、農産品、水産物を食べたいのだけれども、子供に心配だから食べさせられませんという内容の報道がありました。要するにそういう気持ちはあっても、地元産品を食べさせられないというような話だったのです。何を言いたいかといいますと、何かがありますとそういうことができなくなってくるのです。TPPもまさにそうだと思っているのです。チリからサーモン輸入して例えば回転ずしに並びます。そして、子供たちにも、二つ三つの子供からサーモン食わせたりするわけなのですけれども、それはそれの意味があるかもしれませんが、外国産を食べて日本人が成り立つと私は基本的に思っていないのです。日本の空気を吸って日本の食べ物を食べるから、やはり日本人なのです。その許容範囲がどれだけかというようなことだと思っているのです。そういった意味で私は、関税を撤廃するということは、そして先ほど出ました影響が出てくるということに対しては、これは本当に真剣に考えていかなければならぬ、こんな問題だと思っているのです。そういった意味でこれは気つけていきましょうというようなことなのですが、この地産地消につきましては本当にこの言葉が意味するところは想像するところだと思いますけれども、ぜひこれは検討していただきたいと。それから、給食の、これは予算審査の中で伺いたいと思いますけれども、給食センターの食材なんかについても地場産品がどれだけあるかというようなことも考えていかなければなりませんので、そこら辺の地域力ということに対してもう一度町長の考えの一端をお聞きしたいと思いますし、この地産地消ということに対してあくまでもやっぱりこだわりを持つべきだろうと、ある程度は、そう思います。皆さんがご承知のとおり、今カロリーベースで日本の自給率というのは40%を切るぐらいだと、39か40%だというふうに言われておりますので、そこら辺を100%に向かわせていかなければなりません。先ほどの道のブランド化の話を聞いておりますと、いかにも産業が観光と結びついて、またそれが発展性あるように聞こえますけれども、簡単にはいかない問題だと思いますので、森町に合ったやり方が何かということを町長にはよく検討していただきたいという意味で2点、その地域力と、それからこの地産地消について町長のお考えを伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えをいたします。いろいろ地域力を生かした部分につきましてなのでございますが、先ほどご質問の中でもお話ございましたように、宮本議員さんが初めてこの森町の地に訪れたときに感動を覚えたということは、地域を離れた方から見ると恵まれた地域だというのは非常によくわかります。私も、またほかの町民の方々も一度この地域を離れれば、いかにすばらしい地域かというのは感銘を覚えるものだと私も思っております。そういった中では、まだ気づかれていないほかの方には非常に貴重な食料品から自然の環境等もあろうかと思います。先ほど北海道の部分で食と観光ブランド化、道の支援する部分を申し上げましたけれども、どちらかというと経済的な北海道ブランドとして輸出をして経済効果につなげるような部分も多々見受けられてございますが、やはり森町としては今後3年後に北海道新幹線の駅がすぐ近くに来たり、いろんな条件が整ってまいりますので、まず的確にその部分では進めていきながら、道から派遣される貴重な人力、戦力を有効に活用して、そして森町の経済効果、いろんなものに、地域力につなげていきたいと、そのように思っております。そしてまた、もう一点のTPPの部分でございますけれども、先ほど宮本議員さんもおっしゃいましたように、食料自給率、日本では39%です。この39%がTPP交渉参加することによって13%まで落ち込むと、そういったことになったときにはもちろん地産地消、それから国産国消という、そういった肝心な部分、安全な食材であれば結構です。ところが、以前あったように、牛肉でもあったようにBSEの問題ですとか、やはり海外から来る部分については安全なものという確証がございません。そういったものも含めてTPPには改めて慎重に取り組んでいただくよう、もしくは基本的には反対の意向を強く持ちながら北海道全体として取り組んでいきたい、そのように思います。以上でございます。

議員の質問 3番 宮本秀逸

いいえ、結構です。

出典:森町議会 平成25年第1回 3月会議 2013年3月11日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる