森町議会 平成25年第1回 3月会議 2013年3月11日
国保病院について
- 聞いた人
- 堀合哲哉 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造、総務課長 木村浩二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 堀合哲哉
非常に早いですね。答弁がいいものだから、早く終わってしまう。では、国保病院についてお聞きします。北海道新聞の2月15日夕刊で、森町国保病院の薬剤師がネット業者に薬品横流しか、売却益数千万円と大きな見出しで報道され、町民からは憤りの声が上がりました。横流しは平成7年から、口座開設は他人の保険証のコピーを利用したなど、さらに税務調査で7年間分の売却利益5,100万円もわかり、町はこの薬剤師を業務上横領容疑で告訴した上、損害賠償も請求していくとし、免職処分もし、さらなる調査を進めております。以下、お聞きしたいと思います。1番目、事件の発覚から今までの調査で判明した薬品の横流しの実態、いわゆる手口とか売却益、あるいは薬の種類、あるいは販売会社等についてお聞きしたいと思います。2点目、刑事、民事それぞれの告訴ということで町で考えているようでございますが、今後その方向性についてお聞きしたいと思います。3点目、今現在薬剤師1名減でございますので、多分薬剤師1名での対応になっているのかなと思っておりますので、今現在の薬品の管理はどうされているかという点と、また再発防止への取り組みを、今調査で大変だと思いますけれども、この点について今少しでも考えて前へ進めていらっしゃるのだろうか、その点をお聞きしたいと思います。以上です。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
堀合議員のご質問にお答えいたします。1点目についてですが、転売方法は要求数以上の払い出し処理をしてストックする方法が発覚しております。そして、ある程度医薬品がストックできた段階でクロネコヤマト宅急便を利用して医薬品会社へ送付しており、転売した利益は他人名義の口座へ振り込ませていたとの供述を得ております。全体の売却益は、現在捜査中でございますが、税務署が調査した平成17年度から平成23年度までの7年間分で約5,100万円の未申告金額があると報告を受けております。転売した医薬品の種類は、本人供述では76種類で、取引先はアート薬品、寿薬品、関東メディカルの3社であるとのことです。2点目についてですが、顧問弁護士と相談させていただいた結果、今回の事件はまず業務上横領で刑事告訴できるという判断でありますので、証拠を特定し、刑事告訴する作業を進めております。民事での告訴についてですが、弁護士は全てを明確に調査した上でなければ告訴には踏み切れないという見解でございますので、相当な時間と労力を要することになるだろうと思われます。3点目についてですが、発注から払い出しまでの全ての工程において薬剤師と助手の2名体制で作業し、双方でチェックするようにし、さらに事務においても確認できるよう体制を変更しております。また、再発防止のため、医薬品の管理を薬局内部だけに依存させるのではなく、他部署においてもチェックできる管理体制に変更し、さらにシステム上で管理できるコンピューターシステムの導入なども再発防止策の一つとして今後検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の再質問 9番 堀合哲哉
今までの経緯といいますか、発覚してから町の調査、あるいは税務調査でわかったこと等々含めて今お話をいただきました。実は、森町は以前院内で薬をお渡ししていたのです。その後院外に変わりました。私病院の実態よくわからないので、教えていただきたいと思うのですが、院内で薬を処方していたとき薬を業者から買うというのはどのぐらいの費用かかっていたのか、院外に出ることによってその費用が大幅に減ったのだろうか、あるいは薬の種類はどうなのだろうかということがまず1つあります。もし数字的にわからなければ、後でいいのですが。それと、もう一つ、院内薬局から院外に変わったのです。その時点で管理も監査もしないから、そこでわからなかったのだろうなと私思うのだけれども、院内の場合、私の素人の想像的なあれですが、薬の種類、量、相当なものあったと思うのです。それが院外になると、もっと少なくなるだろうというのが私の考え方なのです。そうすると、そのときの薬というのは、その後入院患者が使わなかった場合の薬って一体どう処理されたのだろうか。もし量的に物すごい差が出た場合、そういうのも病院側の対応としてどうだったのかなと。当時の関係者いませんので、次長だけではちょっときついかなと思っているのですけれども、もしそれおわかりでしたら、ちょっと教えていただきたいと。それと、今町長が今後も全力挙げて調査をしていきますという旨のお話をされたと思うのですが、実際のところ帳簿とか、いわゆる公文書といいますか、それが残っていなければ調査しようがないのです、なかなか。それで、実際のところ何年までの帳簿が残っていて調査対象になるのかと。そうすると、民事で総額といいますが、17年分の損害賠償は請求するにしても根拠がなくなるわけです。ですから、町として今から多分7年だからあと10年ぐらいかなというのか、それとも調査によって大体わかってきているのか、その辺どうなのでしょうか。これから進めるに当たってその辺はもう、17年分はもう無理だと、私は無理だと思うのだけれども、町側としては17年分きちっと請求できるということなのだろうか、それを教えていただきたいなというふうに思っております。それと、薬品会社、要するに販売会社、町長がおっしゃったアート、関東メディカル、寿、3社ございます。この中で大体同じような額の取引をされていたものなのか、それともある販売会社に偏っていたものなのか、その点知り得ていたら教えていただきたい。そして、販売会社に対して町はその実態を教えてくださいということで連絡をとったということは間違いないと思うのですが、1社残っていましたね。多分寿が残っていたのですか。その辺後日においても寿の販売会社に対してそういうお話をされたものなのかどうなのか、ちょっとその辺お聞かせいただきたいなというふうに思っております。以上でございます。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問についてですが、一応事務的な部分の性質が高いと思いますので、総務課長のほうからお話をさせていただきたいと思います。以上です。
町の答え 総務課長 木村浩二(総務課長は2016年12月まで)
柏渕事務長が体調不良のため、私のほうから説明をさせていただきたいと思います。まず、1点目の院外処方になったときの薬の影響ということでございますが、院外処方にすれば当然外来患者分の薬は院外に行くということになろうかと思います。その当時の院内のときは、病院の扱っていた薬というのは3億円くらいあったと、それが院外にした場合には7,000万くらいに落ちているということでございますので、約6割くらいの減ということになりましょうか。これだけ影響が出ているということでございます。2点目の院外処方に切りかえたときの病院で持っていた在庫をどうしたかということでございます。これについては、前事務長に確認をしてございました。業者は、プロポーザルで募集いたしまして、その採用条件に在庫を引き取ってもらうということを義務づけまして決めたところでございます。決まった業者にその在庫分を引き取ってもらったということでございます。それから、3点目の書類の保管でございます。議員おっしゃるように、文書管理規程で保存年限が決まってございます。カルテ類は、保存年限が5年ということになってございます。それから、薬の管理簿になってございますが、これについてはシステム上平成15年までさかのぼってあるということが確認されてございます。ただ、この管理簿とカルテ、処方せん、これらを照合して調査をしなければならないということを考えますと、これはさらなる調査をしてどこまでさかのぼれることができるのかということはこれからの調査になることと思います。そういう意味で民事の17年分の請求というところについても、それを踏まえた中で検討していくという形になると思います。それから、薬品会社への額でございますが、これについては税務署のほうから教えてもらうことができないということでございましたので、確認することが町ではできないということになってございます。それから、3社への連絡でございますが、連絡をしたのはアート製薬、それともう一件が寿薬品、この2社でございます。関東メディカルは、後日本人の供述でわかったわけですが、個人情報ということを考えると、答えは同じことが返ってくるだろうということであえてここには連絡をしてございません。以上でございます。
議員の再質問 9番 堀合哲哉
町民の皆さんって非常に怒り心頭で、何とか懲戒免職はしましたけれども、もっと早く刑事告訴してほしいというのが町民の声だと思います。1点だけお聞きします。なかなか証拠をそろえるというのは大変な作業だと思います。それで、例えば3月いっぱいには、今月いっぱい、ぜひ刑事告訴したい、告発したい、そういうふうにできるでしょうか。期限言ってしまえば、できなかったら大変でございます。その点今の状況を考えながら、ぜひ早いうちの告訴を願っておりますので、その辺今の調査状況を考えながらご返答いただきたいと思うのですが、よろしくお願いします。
町の答え 総務課長 木村浩二(総務課長は2016年12月まで)
私どもも議員おっしゃるとおり3月いっぱいにしたいというふうに言いたいところですが、何せ薬の量が76種類という数までいきました。それで、それらを一つ一つ今チェックをして確認をして、さらにそれ以上のものがないのかどうかというところもやりながら進めているところでございます。病院の職員が夜遅くまで、土日も出てやっております。これは、膨大な量になることと思います。その中で進みぐあいを見て、警察のほうとも相談をしてございます。今の時点では、まだ受けてもらえないという状況になってございます。今後は、さらに調査を進めまして精度を高めた中で警察へ告訴をしたいということでございますので、早い時期に告訴をしたいという気持ちは今も変わってございません。以上です。
議員の再質問 9番 堀合哲哉
終わります。