森町議会 平成25年第1回 9月会議 2013年9月3日
森町の過疎集落対策について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 松田兼宗
それでは、2つ目の質問をさせていただきます。森町の過疎集落対策についてということでお聞きします。過疎化や高齢化の進行などにより、65歳以上の高齢者が人口の50%以上を占める限界集落が全国的に増加しつつあります。限界集落とならなくても人口の減少と少子高齢化は、集落の自治や冠婚葬祭などの社会的共同生活の維持が困難となりつつあり、日常生活でも買い物弱者や交通弱者と言われるほどに生活困難者が増加しつつあります。国や北海道は、過疎集落対策施策を本格化させつつありますが、以下森町の過疎集落対策、とりわけ森町においては町内会の機能不全対策についてお聞きしたいと思います。1つ目に、現在の森町で限界集落というのは存在するのかどうか。2つ目に、10年、20年、30年後の限界集落の増減や町内会別の高齢化率などの年齢構成別人口構成比の現状と将来予測をしているのかどうなのか。3つ目に、将来限界集落となると予測される町内会は実際あるのかどうか。4つ目に、森町の過疎集落施策や町内会の機能不全の現状と今後の施策はあるのか。5つ目に、この過疎集落対策というのは実際に担当する部署、課はどこになるのかをお聞きいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
ご質問にお答えします。質問①の現在の森町で限界集落は存在するかということでありますが、住民登録、字界での資料では高齢者率50%以上の地区は2地区であります。それにつきましては、三岱地区と砂原西5丁目地区であります。2番目の将来の予測でありますが、町内会別の予測資料はありませんが、厚生労働省人口問題研究所が今年3月に発表した日本の地域別将来推計人口によりますと、2040年の森町の人口は1万716人と推計され、約40%の減少です。また、65歳以上の高齢者率は、現在30.7%でありますが、42.6%と推測されています。3の将来限界集落と予測される町内会はということでありますが、定義での限界集落となり得る町内会は数件と予測しますが、高齢者の割合より現実的に自治会機能が低下する町内会が今後増えるものと考えます。④の過疎集落施策や町内会の機能不全対策で現状と今後の施策はあるかという質問でございますが、一般的な集落施策としては生活交通路線バスの運行支援、配食サービス及び高齢者タクシー助成などが挙げられます。町内会の機能不全対策につきましては、現状では特に町内会から町内会活動における機能不全を起こしている旨のお話は届いておりませんが、近年町内会、自治会は多くの課題を抱えていると思われます。社会環境や住民ニーズが大きく変化する一方、担い手不足や役員の高齢化などでその活動は困難となり、その結果新規加入や活動の参加率は低下傾向にあり、町内会運営には支障を来すなど、町内会活動の運営維持には大変ご苦労をされているものと思われます。当町には現在42の町内会があり、6,284世帯が各町内会に加入している状況です。防犯、防災、交通安全の活動、スポーツ、文化など地域の行事やお祭り、環境美化活動や健康づくりなど、地域における住み良い生活環境の推進と福祉の向上を図るべく活動を行っています。今後の施策はということですが、町内会活動におかれましては地域に住む人たちが住み良い地域づくりを目指したみずからの意思により組織した団体であることから、町と連携協力し合うのは当然でありますが、町内会のさまざまな諸問題については行政指導での解決は限界もあるかと考えます。また、町の仕事がほとんど町民の生活に密着していますから必然的に窓口が多くなりますが、町内会に関することであれば住民生活課や町民サービス課が取り次ぎをしますし、一般的な相談については職員や町民相談員が受けますので、担当がわからない場合でも気軽に相談していただければと考えます。5の担当部署、課はというご質問ですが、町内会の地域活動への支援は住民生活課並びに町民サービス課が担い、集落支援策のスキームについては企画担当課が担当し、関係課と連携するものと考えます。以上です。
議員の再質問 4番 松田兼宗
それでは、再質問させていただきます。まず、先ほどの姉妹町、友好町との絡みと同じかなと思っているのですが、言葉の問題なのですが、集落対策という言葉を言うのですが、新聞等で報じられている過疎集落対策、集落という言葉を使うのです。だけれども、実際問題として森町の場合は、その基礎的な部分というのは町内会が担っていると思っているわけです。とすれば、これは道新に載った8月18日の記事なのですが、これを見て自分たちの問題だと思わないのではないかなと思うわけです、まず。集落、集落って一体何なのだとかぴんとこない。本当にそれを今後森町でというか、北海道が全部どうかちょっとその辺わからないですけれども、町内会の問題だというふうに考えを書くとぴんとくるはずなのです。だから、今後は町内会の問題として捉えるということ、町内会とはっきり打ち出したほうがいいのかなというふうに私は思っています。その辺まずどう考えているかということです。それと、先ほど42町内会というふうに言ったのですが、実は平成20年の調査なのですが、道の調査です。それの過疎地域高齢化集落状況調査報告というのがありまして、この中でまず集落とは一体何なのだと定義しています。それは、一定の土地に数戸以上の社会的まとまりが形成された住民生活の基本的な地域単位であり、市町村行政において扱う行政区の基本単位、農業センサスにおける農業集落とは異なるというふうな定義のされ方をしています。なものですから、自治体によって考え方が、捉え方が違う部分がかなりある、町によって。そして、その中で森町に関してはどういう形で捉えているかというと、行政区でというふうに捉えているわけです。その行政区の中で捉えているというのは、数をいいますと34なのです。これはどこで回答しているかわからないですが、20年の調査です。その辺の数字からすると、34と42の開きがなぜ生じたのかなというふうに不思議に思って考えたところ、どうもその当時の書いていることというのは、例えば彦澗第1から第3まであるわけです。本町なら本町の東部、西部とかと分かれているわけです、町内会は。だけれども、行政区として見た場合に町を1つで見ているのかなと。その数字の違いから34という数字の見方を、集落数の数ですけれども、見方をしているのかなというふうに捉えたわけですけれども、それはどうなのでしょうかということをお聞きしたいと思います。それと、先ほどの言葉の問題に戻りますけれども、町内会の問題とした場合に当然対応をする課というのはどこなのかと考えた場合に住民生活になるのかなというふうに思う。過疎集落の問題と捉えていれば企画、先ほど企画の話も出てきましたので、どうもぴんとこないのかなと。だから、質問の中では私自身も集落と町内会とごちゃごちゃになって書かざるを得ない部分があって、そうしているのですが、あえて町内会の機能不全という言葉を使っています。今はそんなにないと言われていますけれども、将来予測の中で当然今後今50代以上が半数を占めているところが10年後には自動的に65歳以上になっていくわけです。例えば10年後を考えた場合、限界集落に近いものになってくる町内会が多数出てくるだろうと。とすれば今からそれの対策を講じなければならない。自治組織だからといって町内会任せにしていていいのでしょうか。2035年には6割の人口になるという予測されていますけれども、そういった中でますます町内会の機能が働かなくなった場合、その負担はどこにいくかといったら行政にいくわけです。それを考えた場合に今のうちから手当てをしていかなければならない。それは、国のほうでも当然それをやっているし、やり始めているし、道でもこの新聞で書いているようにこの2年間で施策を集中させるという記事にもなるわけです。これを受けて、町でも独自に考えていかなければならない。集落の問題としてではなくて、町内会の組織を今後どうするのかということを考えていかなければならない時期に来ているのだと。今からやらないと手おくれになるのではないかというふうに私は思うわけですので、その辺を含めましてまず再質問といたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
松田議員の再質問にお答えいたします。いろいろと松田議員町内会の活動等に対してご心配なさってのご質問だと、そのように思っております。1問目、1問目と申しますか、42というのは町内会単位の数字でございます。もちろん行政区としては、同じ町内会で森川であれば1、2、3、4と、そういうふうにあるように、それを1つにまとめた形が行政区の34になると、そういう数字の違いだと、そのように認識しております。町内会としては42単位でございます。そして、2点目の活動しやすい単位ということでありますけれども、これ3点目ともちょっと答えが重複するかもしれません。いろいろと町内会それぞれに組織をつくって、自主的に今現在も運営されております。また、足りない、それから手不足だ、もしくは合理的にやるということではお隣の町内会と協力し合ってお祭りを再興されたり、それからお手伝いをいただいたり、もう一点言えるのは隣町との町内会ともいろいろと協力し合いながら運営をされている町内会もございます。町としてこれについていろいろと今から考えていくべきではというご提案なのですけれども、やはりそれも将来的には必要な部分になるかもしれません。しかし、この町内会活動というのはやはり自主的、自発的に取り組むのが主体であろうと、そのように思います。ただし、町としては、何がしか困り事があれば町内会に対する協力は惜しまずするつもりでおりますので、その点をご理解の上、ご答弁させていただきたいと思います。以上です。
議員の再質問 4番 松田兼宗
先ほど私も言ったのですが、町内会が機能不全になってくるとその分全部しわ寄せは行政にいくよという話を言いました。実は、私はそれは一つではあるのですが、もっと社会的ないろんな集団というか、団体というか、機能的な部分がかなりあるわけです。例えば社協もその一つだと思うし、機能的な集団の一つに、行政もその一つだとしか私は思っていないのですが、とすれば町内会の問題というよりそれを補強するためには行政も含めて、PTAもそうだろうと思いますし、サークルとかいろんな団体も含めて、そういう集団というか、団体との協力関係がますます必要になってくる。配食サービスの話さっき言いましたけれども、そういうところの部分で補助的に動いていくわけです。とすればその中を今後助けていく、機能不全を解消する意味においては、行政ばかりでなくてほかのいろんな団体があるとすればそれも強化していかなければならない。町内会本体だけではないです。もう人口目に見えているわけですから。例えば10年後に65歳以上が過半数を占める集落ということが予測されているのは全道の3分の1あるというわけです。さらにその10年後には全部、さらに増えて、黙っていても75歳以上になるというふうには考えていいわけですから、だからそういうふうにいってほとんどやる人間がいなくなるというふうに考えたほうがいいと思いますけれども、それを補助していく組織というのは行政ばかりではなくて、ほかの団体いろいろあるので、そのことも強化していくというか、協力つくっていくと言ったほうがいいことなのかその辺はわからないですけれども、その辺も考えていく時期に来ている。それでないと、この町というか、今後の森町だけではないです。日本の国が成り立たなくなっていくことになるのだと思いますので、それを早急に考えて、施策の中に組み入れていくことを考えなければならないのだと思いますので、その辺も最後に再々質問の中で聞いて終わりにしたいと思います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えいたします。おっしゃっていることは、やはり将来的な人口減に対する心配事であろうと、そのように思います。ただ、私どもはただ人口が減るのを黙って見ているそういったことではなくて、一方では増やすための施策に対しても努力をしてまいります。それについての努力がやっぱり経済効果だったり、いろんな取り組みであったりと。これには先ほどの外ケ浜とのこういった姉妹提携や広がりを見せるということも一つの施策だと理解していただければなと、そのように考えます。しかし、今現在町内会等の連携も、また松田議員おっしゃられるように社会教育やたくさんの町内の団体との連携十分とりながら進められておるなと、そのように町としても理解しております。自治会としても一生懸命努力をしている部分があろうと思います。その部分について今後も、まずしかし基本は自治会そのものがやはり努力していただく。すぐに町に対してどうしてほしいとかそういうことではなく、自発的、自主的に取り組んでいってほしいなと、そのように願うところであります。ただし、その上でやはりどうしても不足な部分がある、そういったときにはいつでも申していただければこれに対して検討、取り組みをすることはやぶさかではございません。防災計画も今年度計画されておりますし、避難とかそういった部分につきましても自発的、自主的な取り組みも今後必要になってまいります。それと兼ね合わせても当然において町としてはこれに対するいろいろと協議、協働、そしてお互いにちゃんと最終的には生活できるそういった部分について取り組んでまいりますので、その点ご理解をいただきながらお願いしたいと、そのように思います。以上でございます。