みんなの議会

森町議会 平成25年第1回 9月会議 2013年9月3日

非核平和の町宣言に基づく取り組みについて

聞いた人
堀合哲哉 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 堀合哲哉

では、2問目の非核平和の町宣言に基づく取り組みについて質問いたします。原爆投下から68年の月日が流れ、ややもすると日本人の心からこの記憶が風化しつつある中、今年も広島、そして長崎で平和祈念式典が開催されました。平和宣言で、これは長崎市長でございますが、二度と被爆の経験をさせないという被爆国としての原点に返れということをお述べになりました。広島市長は、原爆は非人道兵器のきわみで絶対悪と両市長は訴えました。また、一方で福島原発、今も騒いでおります。汚染水が海洋に流れる。朝のテレビでも報道もされておりました。この原発事故の解明もせずに、放射能も除去できない状況の中で原発の再稼働の動きも一方で加速をしております。森町では、ご承知のように核兵器の廃絶を願い、非核平和の町宣言をしております。これは、2003年でございます。今年でちょうど10年目になります。この宣言が生きて働くように自治体としての取り組みを考えるべきときではないでしょうか。町長の見解をお聞きしたいと思います。以上です。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

堀合議員から非核平和の町宣言に基づく取り組みについてご質問をいただきました。お答えしたいと思います。本宣言は、新町合併を機に両町の各種宣言を整理統合して交通安全の町宣言など他の3本の宣言とともに平成17年9月に制定されたものであります。核兵器の廃絶や国是としての非核三原則の堅持などにより世界の恒久平和や明るく住み良い町民生活を継承し、守るとの決意を表明したものと理解しております。全国でも平成25年4月現在1,566団体、87.5%の自治体で同種宣言を行っており、非核平和を求める国民の願いは一定の広がりを見せていると思われます。しかし、時間の経過による意識の風化や原発事故など、核にまつわる新たな懸念も生じてきております。堀合議員の宣言が生きて働くような取り組みを考えるべきとのご提案についてですが、まずは町民に本宣言の存在とその中身、趣旨などを認識し、理解してもらうことが重要であると考えております。具体的には町の公式ホームページでは現在宣言の名称と制定年月日の記載のみとなっておりますので、宣言の全文掲載や趣旨などもアップして充実させてまいります。また、町広報紙においては、毎年8月号での宣言全文、趣旨の紹介や非核平和にまつわる世論の動向などについての掲載を継続して取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の再質問 9番 堀合哲哉

再質問ですが、平成17年の合併によって新しい町ができたわけで、そのときに非核平和の町宣言というのを当議会において採択をしたわけでございます。これは、駐車場のところにありますように森町、そして森町議会という双方宣言になっております。ですから、別に一方的にこの問題をやって梶谷町長を責めるということではありませんので、当然議会にも責任もございます。それで、予算のかかわる問題になりますと執行権者は町長でございますので、そこでこういうお話をさせていただくわけでございます。町長おっしゃったように全国的な広がりは見せております。実は、これ長い間町長やっていました湊町長時代、先ほど私も言いましたが、2003年でございます。合併によって、では宣言の中身は変わったかといったら何も変わっておりません。同じでございます。町長も町民の理解というか、まずそのことを知らせるという非常に大きな仕事だと思いますし、それをホームページあるいは広報を使って広くこういうことがあったのだよということを知らせようということだと思います。これは、ぜひやっていただきたいというふうに思います。それで、別にほかの町がやっているから、森町もやらなければいけないということではありません。知らせるという認識の部分とそれを見て知るというのとがあります。今八雲町で継続しているかちょっとわかりませんが、以前ずっと、姉妹町だと思うのですが、愛知県のほうに八雲町は持っております。そのときに子供の交流をしております。そのときに広島の原爆ドームあるいは原爆資料館等を訪ねていくというのを重ねたことがございます。原爆資料館等現実ありますので、ぜひそういうものを目で見る、肌で感じると、こういう活動も一方で進めていただきたい。これは、子供にそういうことに行ってもらうということになると教育委員会かかわるので、ぜひ検討材料にしていただきたいと。それに限ったことではございません。2003年以降森町でも取り組んでくれたことございます。それは、パネル展も公民館で文化祭とあわせてやっていただいたこともございます。そういう記憶を私しております。その後余り聞いていないので、多分なされていないのだろうなと思っていたのですが、ぜひそういうものを取り入れながら幅広くやっていただきたいと。あるいは、実際の被爆者といいますか、直接受けた方も含めて2世、3世という、そういう中でも原爆症で苦しんでいる方が現実いるわけでございますので、ぜひそういう方のお話を聞ける機会がもし持てるならば持つということも考えられるのではないだろうかと。そうやりなさいと、町長、言っているわけではないから。そういうことをぜひ参考にして町で取り組めるもの、全てやれるとは私は思っていません。一歩一歩やると。ただ、町の姿勢としては、原水爆禁止世界大会において行進者、礼文島から出発してずっと広島まで行進していくのですが、それに町として賛助金を出していただいていると。ですから、平和を望む声というのは十分いただいている。それも町としてのこれに対する思いだと私は信じております。そういうことは何もやっていないということを私言っているわけではないので、そういうふうに幅を広げて、決してこれが風化しないようにぜひ自治体としても考えていただきたいというふうに思います。時間ちょっとありますので、自分勝手に時間を決めておりますが、私も読むのは得意ではありません。でも、意外と非核平和の町宣言というのは、宣言文そのものは私も質問しようと思って改めて見ました。ある面では10年ぶりかもしれません。それで、本当に短い文章ですので、ちょっと読ませていただきたいと思います。世界の恒久平和と安全は、人類共通の願いであり、私たちに課せられた最優先課題であります。核兵器が世界の平和と人類の生存に脅威を与えつつある今日、私たちは非核平和の実現を目指し、核兵器の廃絶を強く訴えるものであります。秀峰駒ケ岳を仰ぎ、豊かな内浦の海と自然に恵まれた生々発展の歴史に輝く緑の町を子々孫々に継承することは、町民としての願いであります。私たちは、私たち森町民は、国是とされる非核三原則と世界平和の達成を願い、明るく住み良い町民生活を守る決意を表明し、ここに非核平和の町を宣言します。全くすばらしい文章だと思いますので、ぜひひとつ町長、そういう取り組みを宣言のもとで力強く進めていっていただきたいと。よろしくお願いをいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

堀合議員のただいまの非核宣言の朗読に終わりましたけれども、私も改めて初めて今全文を読ませていただきました。昨年私就任させていただいたときにやはり福島ショックのように原子力発電に頼らない、要するに原発は将来的になくする方向のそういった考えを持ちながら就任をさせていただきました。これは今も変わっておりません。ただし、今突然なくせといってもこれは無理でございましょうから、そういった部分では今現在も将来的なこととして核に頼らない日本をつくっていくのが最高だなと、そのように思っております。そういった部分から考えさせていただいてもやはりこの非核宣言、もちろん原子力爆弾を落とされたというのは世界でも日本だけですから、これについての意識もう一度、もう一度と申しますか、私自身も戦後10年の生まれでございますので、実体験としてはないわけであります。非常に大変な思いをされた、これをこの後々まで風化させないで伝えていくべきそういった責務も負っているのだろうなと、そのように思います。今後教育委員会ともいろいろな点で相談させていただきながら意識の高揚と、実際に町内の子供たち全員をそこに連れていくというのは非常に予算的にも難しい部分があると思いますので、各家族旅行等でもそういった部分を訪れる、そういったことを進めながら、またいろんな場面で次代を担う子供たちにこれはもう大変危険なものなのだと、そういう認識を植えつける、そういった取り組みを検討させていただきたいと思いますことを申し上げまして、再質問の答えにさせていただきたいと思います。以上でございます。

議員の再質問 9番 堀合哲哉

終わります。

出典:森町議会 平成25年第1回 9月会議 2013年9月3日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる