八雲町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月11日
「2期目残り1年、特にどこに焦点を絞ってまちづくりを進めて行くのか、考えをお聞かせください。②岩村町長はこの7年間の間に、持ち前の商人力で収益を得られる道筋を作ってきました。今後、地方交付税の減少が懸念されるところであり、非常に重要なことです。と同時に、それらを活かすのは、教育力だと思います。今、商工業においては、木蓮で人材育成を目指しておりますが、小中学生に対しても、一次産業や観光などを利用した八雲町ならではの教育が必要だと思いますが、考えをお聞かせください。」
- 聞いた人
- 赤井睦美 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、教育長 土井寿彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 赤井睦美
おはようございます。では、二点質問させていただきます。一点目、2期目の町政もあと1年となりました。青年舎や木蓮といった株式会社の設立、サーモン養殖、企業版ふるさと納税の導入、さらには給食費や 18 歳までの医療費の無償化、保育料の軽減等々を見ると、雇用の創出につながる産業の活性化、若者が安心して子育てができる環境の充実が重要とおっしゃった。2期目最初の執行方針が実現しつつあると実感されているのではないでしょうか。また、医療分野においても、国保病院の建替え、総合病院の感染対策の充実、医師確保など、医療の実現に向けて進んでいることも感じられます。今年度は役場庁舎等の基本計画策定にも着手され、八雲町の進化を感じられていることと思います。そこで、次のことをお伺いします。①就任当初より岩村町長は、自らトップセールスマンとして様々な種を蒔くとおっしゃっています。今はその種から多くの芽が出ているかと思いますが、2期目残り1年、特にどこに焦点を絞ってまちづくりを進めて行くのか、考えをお聞かせください。②岩村町長はこの7年間の間に、持ち前の商人力で収益を得られる道筋を作ってきました。今後、地方交付税の減少が懸念されるところであり、非常に重要なことです。と同時に、それらを活かすのは、教育力だと思います。今、商工業においては、木蓮で人材育成を目指しておりますが、小中学生に対しても、一次産業や観光などを利用した八雲町ならではの教育が必要だと思いますが、考えをお聞かせください。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
赤井議員の、一つ目のご質問の一点目について、私からお答えいたします。平成 25 年 10 月に私が町長に就任した際、将来にわたって地域住民が夢と希望を持ち、安心して暮らせるまちを目指して、町政運営に民間の発想を取り入れ、若い世代の雇用の場の確保と産業振興を進め、自らトップセールスマンとして八雲町を全国に発信していくことを掲げ、取り組んでまいりました。2期目においても、私のまちづくりに対する基本的な考えは変わりなく、八雲町の持続可能なまちづくりのために、何をすべきか、日々考えを巡らせております。そして、この間、町の振興発展の可能性を求め、応援していただける多くの方々や企業等とのつながりを大切にして、いろいろな種を蒔き、その種が芽生え、肥料としてのふるさと納税を活用させていただきながら、これから大きく成長していこうとしております。2期目、残り1年で、特にどこに焦点を絞って、まちづくりを進めていくのかという難しいご質問ですが、まちづくりを進めるにあたって、最大の課題は、人口減少であります。急激に進む人口減少社会にあって、八雲町は少しでも人口減少のスピードを遅らせるための施策を、展開していく必要があります。そのためには、現在進めている研修牧場整備事業やサーモン養殖試験事業のように、八雲町の基幹産業である農業、漁業を中心とする産業振興を図りながら、働く場をつくり、働く人を増やしていくこと。また、株式会社木蓮が担う、創業、就業等へつなげるための、産業人材の育成を、併せて展開していくことが重要であります。産業振興、雇用創出、人材育成の、3つのキーワードを関連付けた施策を、様々な分野で取り入れ、これを基盤として、地域経済を活性化しながら、今後も活気ある持続可能なまちづくりを進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)
委員長。教育長。
町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)
赤井議員の、一つ目のご質問の二点目について、私からお答えいたします。学校教育におきましては、学習指導要領の特別活動に一人一人のキャリア形成と自己実現という内容項目が示されるなど、小中学校での特別活動を要として、発達段階に応じた教科横断的な学びによるキャリア教育の充実が強く求められております。こうした中、各学校では、児童生徒が、地域や家庭、学校等で様々な役割を果たし、その積み重ねを通して、自分らしい生き方を見いだしていくことを目指して、教科での学びとともに、日常の学校生活における当番活動や、委員会・係活動、行事等での様々な役割を児童生徒に経験させるよう、意図的、計画的に取り組んでいるところであります。併せて、キャリア教育の大切な要素であります職業観の育成につきましては、小学校低学年での町探検学習で、自分の住む地域にはどのような施設があるのかを知り、そこで働く方々にインタビューをするなどして、様々な仕事を知る学習から始まり、3年生以上の学年では、社会科副読本を活用して、農業や漁業をはじめとする八雲町の基幹産業や歴史を学んだり、実際に酪農業を営む農家や漁業協同組合を見学するほか、農業者の指導のもと、作物を植え収穫するまでを体験する農業体験学習などを行っております。また、中学校においては、農業や漁業はもとより、生徒の興味・関心に基づいた町内の企業や商店、飲食店等でのインターンシップや、八雲町の魅力を発信する山車行列をはじめとするイベントについて学習するなどし、地域の特色を生かした学習活動を展開しております。教育委員会としましては、こうした活動が一層進められるよう、地域教育力活性化推進協議会の協力のもと、人材バンクリストを作成し、八雲町の産業や歴史、文化などに精通した講師の調整・派遣を行うなど、学校と地域をつなぐ役割を担ってきており、今後とも学校、地域と連携し、児童生徒がふるさと八雲の産業や観光資源などを学ぶ意欲を高められるよう、キャリア教育の一層の充実を図ってまいります。以上でございます。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長。赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
先日の新聞で、生徒が少なくなったということもありますけれども、ニセコが観光に特化した高校生募集を始めました。それでほかの自治体でも、チャレンジショップだとか、青春と書いてあおはると読ませて、あおはるショップ、あと孫の店、子どもの商店街などなどの名前で小学生から高校生のアイデアを生かした商店街の活性化に取り組んでいるところもあります。八雲町でも子ども達は社会の中でいつも与えるだけの受け身の存在ではなく、自分たちもより良いまちづくりに向けて、いろいろ企画したり実践をすることで、自分の存在感も実感し、郷土愛や八雲に対する愛着を深く感じ、大きくなって一度は八雲を出て行っても、やっぱり戻ってきたいとそんなような気持になるんじゃないのかなと思います。そういう気持ちを育てるために、子どもたちの考えとか思いをどんどん活かせるような場とか機会というのを作る。前に町長が高校生と一緒に話合ったり、中学生と話合ったりって、年1回話し合ってそれで終わっちゃったと思うんですね。それでそのことが本当に活かされているのかという自分たちで検証できる、そういう場が必要だと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
赤井議員おっしゃってるとおりですね、やっぱり子どもたちの教育というのは大切なものということで、本当に1回で終わっちゃったなと思いながらですね、活かされているかというとですね、これは子ども達の意見を聞きながらですね、先ほど話した農業とか漁業の体験というのは必要だろうと思っています。今、本当にこの研修牧場、青年舎ができて、エンジンができたと。さらに木蓮というこれを実施する舞台もできるということで、やっとですね、準備ができました。やはりこの教育というのは、持続していくにはお金がかかります。このお金を生む研修牧場、さらにそれを実施する木蓮、そして今、大関の小学校、これは日本大学のほうにお譲りいたしましたけども、大学の都合でなかなか使えないということで大学からもお話がありましたので、今晩ですね、大学のほうと話をしてですね、青年舎が大関の学校、さらに元々大学がありました研修施設も買う予定で今、大学と進めていますので、その辺については、そこで今度は一般の人や学生や子ども達が農業だとか漁業とかそういう勉強も含めてできるものということで今、団体とですね、いろんな協議を始めてるということで、今年度中には、日大との話し合いが届こうものというもので、牧場ができる来年の4月から開業しますけれども、その辺についてもですね、その子供たちの教育とかにも活かされていくと思っていますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長。赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
先ほど教育長さんもキャリア教育を一生懸命頑張っていますってお話だったんですけれども、特に今年はコロナがあって、インターンシップも中止になったり訪問も中止になったりして、なかなか学校教育の授業時間確保が難しいんですよね。そういうふうに考えると八雲町は元々、元町長の山内町長も社会教育委員長もやっていて、社会教育は本当にひとづくり・まちづくりが欠かせないと。そして町長も社会教育は町内会やコミュニティを維持するためにもとても役割が大きいと、そういうことを改めて実感したということを以前お話されていました。ですからその青年舎も木蓮ももちろん大事ですけれども、八雲町の社会教育とともに手を組んで、本当にそれを充実させてほしいと思うんですよね。それで町長先ほど教育には予算がかかりますとおっしゃっていました。そしてふるさと納税とかと違って、すぐには結果も出ないし利益も出ないんですけれども、でもひとづくりは本当に後々、重要になってくるので、是非、社会教育にも予算をしっかり付けて、そうしたまちづくりができるように、是非、そういう点を青年舎、木蓮だけに任せるのではなく、町行政としてしっかりと予算を付けて社会教育とともにやっていくという、そういうことも私は大事だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
赤井議員おっしゃっているとおりですね、本当にこの社会教育は大切なものと私も理解しています。今、ちょっと言葉足らずでありましたけども、この社会教育につきましても、確かにお金はかかりますが、町はですね、このエンジンの一つとして、ふるさと納税というのをですね、持っていますので、その辺も上手く利用しながら、社会教育に予算をこれから教育委員会と協議をしながら取り組んでまいりたいと、そんな思いでありますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長。赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
予算も付くということですので、教育長、是非遠慮しないで本当に社会教育、決算見るとわかりますけど、非常に少ないんですね、予算が。私、まちづくり本気でやる気があるのかと時々町長に思うんですけれども、今回予算が付くとおっしゃっていましたので、是非本当に社会教育の力を大いに活かして、子ども達に本当にこの町で良かったと、自分のやったことがこんなに反映されていると実感できる町を作ってほしいと思いますけど、いかがでしょうか。
町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)
委員長。教育長。
町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)
ありがとうございます。社会教育、そして学校教育もしっかりと連携をとりながらキャリア教育を進めたいと思っています。学校はもとより様々な年代においてですね、社会参加の意欲を高める、こういった学習の場や機会をしっかりと提供し、そして参加した皆様方が主体的に規格に関わっていただいたりしてですね、進めてまいりたいというふうに思っております。その学習する方々は地域に関わりを持って、そして繋がりを深めてそして地域のコミュニティ形成と、まちづくりの担い手となる人材を育成し、そして発掘に繋げていきたいと考えております。確か札幌大谷大学の梶先生の書籍の中でですね、高校生にアンケートを取った、その中でやっぱり地域に温かく育てられたと思っている生徒においては、やはり地元で活躍したいですとか、地元に戻って地元のために働きたいですとか、そういった有用なデータがあったかと思います。そういった面で地域の産業、こういったものをしっかり学ぶということも大事ですし、地域の方々に温かく育てられていると、そういう思いをどうやって伝えるかというそういった施策についてですね、予算をしっかりと活用させていただきながら検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長。赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
先日配られた農業委員会の委員の名簿のほとんどを見ると、若いときに社会教育で頑張ったメンバーなんですよ。だからそういう人が本当に地域で頑張れるという実績がありますので、是非、これからも続けていってほしいと思います。