みんなの議会

八雲町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月4日

中学校部活動の地域展開について

聞いた人
寺田広樹 議員
答えた人
町長 萬谷俊美、教育長 西田浩人、体育課長 阿部雄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

では、通告書通り質問したいと思います。中学校部活動の地域展開について。国の部活動の地域展開等推進事業にあたり、令和8年度から 13 年度までの改革実行期間までに、土日休日は、原則全ての中学校部活動において、地域展開の実現を目指さなければなりません。これは、少子化が進み町内中学校では、1校でチームが作れなくなる状況を想定し、他校の生徒と合同でチームを作り練習や大会の参加実現に向けて改革していくことや、地域住民が指導者となって、学校部活動を地域全体で支えるように環境整備等を、この先、約6年間の間に目指していかなければなりません。現在、放課後の部活動指導者に学校教員が顧問になっている場合が多く、負担を感じている教員もいらっしゃることと思います。こうした、教員の働き方にも関連をする中学部活動の地域展開について、早急に町の方針を定めて革新して頂きたい。これについて教育長の考えを伺います。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

寺田議員の質問にお答えいたします。中学校部活動の地域展開につきましては、国が令和8年度から 13 年度までの6年間を改革実行期間と位置づけ、原則すべての学校部活動において、休日の部活動の地域展開を目指すこと、とされました。当町ではこれまで、令和5年度から7年度までの改革推進期間において学校部活動地域移行検討協議会等を設置し、部活動改革の検討を重ねてまいりましたが、現状把握や意見聴取などを行う中で課題は見えてきたものの、具体的な方針を定めるまでには至っていないのが現状であります。子どもたちが将来にわたってスポーツや文化芸術活動を継続して親しむことが出来る環境を整えていかなければなりませんので、まずは町として、この部活動地域展開についての方針のたたき台を定め、その方針をもって、関係者・関係団体と協議・検討していきたいと考えております。なお、柔道競技、剣道競技においては、スポーツ少年団を地域クラブとして位置付けて中体連大会に出場するなど、既に地域展開が図られている種目もあります。柔道・剣道では日頃からスポーツ少年団で中学生も活動しており、地域展開移行にさほど支障がなかったものと思われます。このように、すべての種目について同時期に地域展開移行するのではなく、実施可能な種目や環境が整ったところから段階的に進めていければと考えております。改革実行期間は6年間ではありますが、少子化の進行により部活動の活動環境は年々厳しさを増す中、速やかに地域展開を推進していきたいと考えておりますので、ご理解ご協力をお願いいたします。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

今の答弁の中で、令和5年度から6年度、7年度と改革推進期間3年ございましたが、この間教育委員会で取り組まれた、この3年間でどこまで取り組まれたのか、聞かせていただいていいですか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

5年度から7年度までの3年間でどこまで、というご質問ですので、先ほどの答弁でも触れましたように、まずは、地域移行検討協議会を開いて委員を委嘱し集まっていただき、現状を報告するとともにご理解をいただくということや、それから北海道の中でも先進地がいくつかございますので、先進地の中心者といいますか、キーパーソンになった方に八雲町まで来ていただき、このように実践したという、その事例を交流したり、そういうことを今までしてまいりました。また、それぞれの中学校長に集まっていただき、現状の理解、それから今後の見通し、学校が期待することなどの意見交流も併せてしてきております。また、アンケートということでは、ちょっとすみません。何年とかは忘れてしまったんですけれども、子どもたち、それから保護者、それから教員に対してアンケート調査もしてございます。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

この学校部活動地域移行検討協議会というのは、令和7年度で期限が切れた協議会なんでしょうか。今も続いているんでしょうか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

こちらのほうは今切れた状態だそうです。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

だとすれば8年度、まずはこの学校部活動地域移行検討協議会を立ち上げたほうが、私はこの先、この改革が早期に進んでいくのではないかと考えているんですが、そういう考えありますでしょうか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

議員おっしゃるとおり、実効性のある協議会を立ち上げるということが私の中では大切かなというふうに思っておりまして、中学校部活動の地域展開、それを自分事として抑えてくれくださっている方に集まっていただかないと、ただ会議に出ても何か意見をもらえるような状態でないと、なかなか先に進まないという感じがしてございます。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

では、この中学校部活動の地域展開について、教育長が考えるこの展開改革を進めるにあたって、一番の肝、一番の課題と思われるところっていうのは、どこと考えていますか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

実は1つと言われても困るのでたくさんあるんですけれども、まずは皆さんも想定されていると思うんですが、指導者の確保というのが大きな問題です。都市部であれば、比較的多い指導者が地方ではなかなかいないというところでございます。ほかにも町民の方皆さんがやっぱりこのことをこういう流れになっているんだな、ということを認識していただくこともあわせて進める必要がございますし、町民の中には、これからのお世話になる子どもたちも入りますし、保護者も含まれるというふうに認識しております。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

今、教育長もおっしゃいましたけれども、私もこの地域展開では、指導者確保っていうのは一番ネック課題になるかと思っているんです。加えて、もっと地域の方に知ってもらうと、この中学校の地域展開について、まさに私も同感でありまして。しかしながら、まだまだ八雲町民の地域住民の方々、数年後には中学校部活動がなくなるかもしれないという認識されている方、まだまだ知られていない方、知っていない方が多く感じています。やはりこの地域展開は、地域住民の協力が欠かせないことから八雲町民全体がこの課題に向き合えるような環境をぜひつくっていただきたいと思うんですが、令和7年度の 12 月の定例会で多議員がこの同じ地域展開について質問を教育長にされていて、その答弁では、教育長は町民に対し、宣伝啓発の努力が足りなかったとおっしゃっているんですね。そこから半年経って状況は変わっていないように思うんです。ですので、もっと宣伝啓発にコストをかけていただいて、誰に聞いても、どんな方に聞いても、中学校なくなるんだって、指導者を探してるんだってっていう環境をまずつくっていただきたいと思っているんですが、いかがでしょうか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

議員のおっしゃるとおりで、3月の議会のときに、私そのようなことを言って、広報とかを確か使ってこれからは周知に努めたいということを発言させていただきました。その考えは、今でも同じでございます。この間何もやってこなかったわけではなく、この春に体育課長が新しくなりましたけれども、いの一番相談したのは、やはり学校の部活動地域展開のことで、これからどうしようねということ。それから、新しい体育課長も少し勉強させてほしいという。当然部署が変わったわけですから、そういうのを経て交流といいますか、協議はずっと継続して続けてきております。大体、今年度の見通しのほうは、大ざっぱではありますけれども、この後はこういうことをして、次はこういうことをしてという大まかな計画は大体できておりますけれども、まだ詰めていないことや、それから部活動の地域展開につきましては、予算も相当かかることから、当然町長とも相談していかなければならない。そちらのほうは、まだちょっと進んでいない状況でございます。ですから、決して急いでないわけではないんですけれども、なかなか進展していないという状況だと思います。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

今の答弁で準備する段階で、多少経費がかかるような答弁されていましたが、これは国の補助金というのがこの地域展開についていろいろ設定されているんですが、それを使えるようなものにするために今話し合われているとかではなく、ですか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

議員おっしゃるとおり、国のほうからの補助金も使えるものがございます。それは、今すぐにでも進めるといいますか、期限が決まっているというか、いろんな条件があって、ここまでやれば出せるとかそういうものですけれども、今のところ八雲町としては、そちらのほうを具体的に使うという計画はまだ持ってございません。もちろん、補助金があることも知ってますし、それを使ったほうがもちろんプラスになることも分かってますけれども、まだちょっとその段階まで踏み込めていないのが実態です。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

私的には、そういったやることはたくさんあるのは今回勉強してわかったんですが、それと平行に、優先順位をつけるのであれば、いの一番に私は町民に、中学校の部活はこういう状態なんだっていうのを、まずは分かってもらうのが私は優先度が高いと思うんです。繰り返しますが、そうでなければ地域に協力したいと思ってもそういう状況を知らないという人が八雲町には多々いると思うんです。それ知っていれば、私指導者休日だけでも指導手伝いたい、教えれたのにっていうような方、八雲町は必ずいるんです。ただ、知らないだけだと思ってるんです。ですので、いの一番にこの町民に知っていただくような宣伝啓発をまずはしていただきたい。知ってもらいたい。町民にこういう状況だというのをまずは知っていただきたいと、私は思っています。ぜひ宣伝、啓発のほうにもコストをかけて、力を入れていただきたいと思っております。そして、部活動のスポーツ分野に焦点を当てますが、スポーツ庁による最終取りまとめには、現時点で着手していない地方公共団体においても、前期の間に令和 10 年度までに休日の地域展開に着手しなさいとされております。あと、2年半しか期間はありません。生徒が支障なく、今までどおり継続して活動できる環境を確保し、地域全体で支えなければなりません、とされていますが、この現時点で着手していない地方公共団体においても、あと2年のうちには着手しなさいとされているんですが、これは八雲町は今現在クリアしているんでしょうか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

たぶんその調査は、北海道の調査です。

議員の質問 7番 寺田広樹

これは、スポーツ庁ですね。

町の答え 教育長 西田浩人

スポーツ庁もちょっとわかるんですけど、北海道教育委員会のほうでやっている調査のほうは、どこか1つの種目でも地域移行ができていれば、地域移行したというもので捉えていると思うんです。その観点から言いますと、昨年度までは、八雲町は一切地域展開しているとは言えなかったんですけれども、先ほど答弁したとおり、今回、剣道と柔道のほうで地域移行が一応達成されたことになるので、先ほどの調査でいうと、したことになるのではないかなと思います。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

なるほど、わかりました。先ほど申した、生徒が支障なく、今までどおり継続して活動できる環境を確保し、地域全体で支えなければなりません。基本的にこういった持続的に活動ができる環境を作らなきゃいけないという考えだと思うんですが、調べて分かったんですが、八雲中学校には今サッカー部がないんですね。私、それを知って大変驚いたんですが、1993 年 J リーグが開幕した年、私小学校高学年だったんですけど、私の周りには数多くサッカー少年団に入る仲間がいて、そんなサッカーブームを経験している私からすると、このことに大変驚いたんです。それで、現在サッカー少年団のほうは 30 名くらい在籍しているそうなんですが、この少年団が中学校に上がったらどうしてるんですかって聞いたところ、中学校に上がったら函館のクラブチームに行く子もいるし、中学校を機に別なスポーツへ移る子もいるそうなんです。こうした残念な実情を聞きますと、よりこの地域展開、急がなければならないと思ったんです。これを解決させる方法っていうのは、今はこの拠点校方式が主流になるのかなと思っているんです。この拠点校方式、教育長に伺いますけれども、今の八雲町はこの拠点校方式を実行できる環境がある程度整っていて、ポテンシャルになって実行できる可能性は高いと思われていますか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

なかなか難しい問題だとおさえております。拠点校方式というのは、核になる学校にそのスポーツの部活がある。そこに他の中学生が参加するんですけど、外から参加する中学校に同じ部活があってはいけないんです。そういうルールがございまして。例えば、それぞれの学校にサッカー部があったとしたら、それが1つになるのは合同チームというふうに呼ばれていまして。例えば、八雲中学校には、サッカー部があって、他の3つの学校にサッカー部がないときに集まるのが拠点校方式というふうに言われております。それで、八雲中学校以外の中学校におきましては、小学校時代からサッカーをずっと継続してやっている子どもがあまり多いとは聞いておりませんので、たぶん八雲中学校にそのようなサッカー部を人数足りなくても作ったからといって、11 名が集まるかどうかというと、なかなか難しいという問題や、やはり一番初めに話題になった指導者の問題もございます。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

少々私勘違いしていたかもしれないんですが、ちょっと今から例で私が拠点校方式だと思った例をちょっと考えてみたんですが、これが拠点校方式ではないとすれば、言っていただきたいんですが。例えば、日曜日に八雲中学校のグラウンドを使い、町内中学校、熊石入れて4校でサッカーの活動の希望者が各校に2、3名ずつ計 12 名がいたとする場合に理想はなんですが、まず移動は落部から八雲中学校に来る移動の場合は、理想で言えば、落部にはスクールバス1台格納しているそうなんですが、これを使い、朝落部中学校から生徒を乗せ、途中、野田生中学校でも3人拾って、八雲中学校で降ろすと。運転手はそのまま落部に帰還して。熊石中学校は、これは熊石~八雲間の予約バスを使えば解決できるかなと思っております。熊石からの便は、7時過ぎに便がありまして、下車先っていうんですかね。降り口は八雲総合病院だと思うんですが、これで4校集まると。それで、日曜日ですから練習時間はだいたい3時間が目安ですね。それで、練習を終え、今度帰宅しなきゃいけないと。そのときは、今度は八雲町内に格納している町有バスを利用して迎えに行って生徒を乗せ、野田生中学校で3人下ろして、落部中学校に3人おろすと。それで、熊石中学校の生徒は、総合病院で乗って、これは八雲発は 13 時過ぎの便がありますので、それを利用して帰ると。これは拠点校方式ではないでしょうか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

拠点校方式で間違いないと思います。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

よかったです。今の状況ですと、12 人集まるわけですから八雲でできなかったサッカーが八雲までできるというかたちに一応なるかなと思いますし、合同練習だけではなく、大会出場も視野に入ってくると思います。ましてや、サッカーで例えるなら 11 人なので1人余りますので、マネージャーもつけられるのかなと思います。このサイクル、この拠点校方式を解決させるためには、やはり長期的な時間が要すると思うんです。だからこそ、早急に確信しなければならないと私は思っているんです。そして、もう1つ。この部活動の地域展開には、もう1つ大きな改革があります。それは、学校教員の働き方改革。これまでは、教員が指導者顧問になる場合が多いわけです。中には、自分が望んで顧問をしているわけではない教員もおります。近年、若い教員が離職するケースが増えてきているそうです。最も多い理由としては、生徒保護者との人間関係のトラブルだそうです。これに加え、みんながみんなじゃないんですが、部活の指導顧問に就いている方には、さらに縛りっていうのがこの離職を加速させてしまっているのではないかと感じています。こういった学校教員の働く環境を少しでも早く改善したいと、私は思っています。ですので、この地域展開を進めるには、時期が早いということはなく、早期に地域展開できれば、肩の荷が下りる教員も多くいるはずです。先生がいなくなってしまっては、教育どころの話ではなくなってきます。この教員の働き方改革について、今八雲町の現状、教育長が今感じているこの教育現場の現状をどう思われていますか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

学校の教員の働き方改革ということなんですけれども、まず、部活動に特化して述べさせていただくと、議員おっしゃるとおり、自分が専門でもないのに部活動を担当するということに負担を感じている方は、少なからずいると思います。ただ、幸いに八雲町の場は小規模校が多く、小規模校では1人ではなくて、2人、3人で部活の担当者になるというケースがありまして、交互に交代して携わることができるということもあるので、比較的そこは解消されているのかなというふうに思います。ちなみに、それぞれの学校では、在校等時間というのを必ずタイムカードみたいなものを切っておりまして、毎月教育委員会のほうでそれを集約しております。その結果、在校等時間が比較的多いのは、決して中学校が多いということはございません。小学校のほうが多い場合もあります。はっきり言ってしまうと、八雲町内の大きい学校がやっぱり遅くまで残っているケースが多く、小規模校は比較的早く帰っている方が多いという状況がございます。そこから考えると、部活動があるから、必ずしも遅くなっているということは、八雲町に限ってはございません。だけども、議員おっしゃるとおり負担に感じている教員が多いので、なるべく早く地域展開を進めることは、正しい判断じゃないかなと思っております。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

先ほどの拠点校方式で言い忘れたことがありました。昨日の一般質問で、横田議員と三澤議員が部活のスクールバスについて話されていて、答弁では、町有バスもカツカツなんだと。空いてれば使えますけどっていうことをおっしゃっていたんで。先ほど、スクールバス、町有バスで話しましたが、これを当てにしなかった場合も考えてきて、拠点校方式が実現可能なのかを調べたんですが、公共交通手段を使った場合、バスはいい時間帯がなかったんですが、JR はありました。落部 10 時発っていう JR がありまして、10 時発、10 時 23 分着。これであれば、比較的3時間程度は練習できて帰れるのかなと。帰りの JR は、14 時7分で 14 時 23 分着、午後もあるんです。実は。落部 14 時5分発で、14 時 20 分着。ただ、これは帰りの JR が 19 時 16 分発ということで、練習が3時間と考えるのであれば1時間ぐらいちょっと時間潰さなきゃいけないではないかなとは考えますが、でもやれなくはないっていう状況でした。それで、昨日2日なので一昨日の道新の記事なんですが、大変共感する記事が載っていたので、ご紹介させてください。この教員の働き方改革についてなんですが、道内の 20 代教員の辞職が 2024 年度に 231 人となり、15 年度の 3.3 倍に増えたという保護者対応に疲弊する若手教員の実態が報じられている。長時間の電話や過剰な要求を若い先生は1人で受け止め続けるのは無理がある。学校では、採用直後から、担任、授業、公務、保護者対応など、多くの場面を1人で担うことが多い。学校がすべてを背負う時代ではない。保護者対応もいじめ対応も教員個人の力に頼るものではなく、校内外、社会みんなで支える連携がもっと増えてほしい。若手教員を支える仕組みを作ることは、甘やかしではなく、子どもたちの学びを守るための投資であると、この方はおっしゃっています。まさに、ほとんどすべてが共感する部分でありました。これに加え、部活動の顧問を担当している方はさらに、長期的な労働に陥っていると考えられます。もう1つ、今度は八雲町の教育現場の実際に携わった教員の、この地域展開についてのレポートがありますので、これも大変参考になりますので紹介させてください。要所要所、匿名で隠して話します。大前提として部活指導員は、そもそも仕事に就いている人がボランティアや片手間でできるようなレベルの仕事ではない。かかる労力と、時間へのある程度の対価、報酬なしには、人は集まらない。現実的に報酬ありだとしても、やりたくない人がほとんどである。教員だけではなく、少年団のスタッフもほぼボランティアのレベルで、時間も労力も水にも切り詰めてこれ以上ないくらいやっている。募集だけかけても、自ら指導者に名乗り出る人は多くない。知る、見る、関わりを持つ機会が少ないため、指導やコーチングに興味のある人が実際に子どもたちや指導者と関わるきっかけも同時に必要である。八雲町は、地域展開を進めやすく、効果も期待しやすい地域である。少年団、中学校部活、高校部活がある貴重な地域である。練習場所は、十分に確保できる。責任と負担を分散し、対価を見込めるならば、少年団スタッフをはじめ、条件次第で携わることを検討できそうな地域人材は、比較的多くいると、この先生は感じています。コーチングに興味のある児童生徒が、スタッフとして参加する形はあってもよい。それは、高校卒業後に指導者として関わってくれる子が出てくるかもしれない。つまりは、未来の人材育成である。中学生は、八雲中学校を拠点校として、近隣中学校の生徒の参加も見込める。この先生は、広域の合同練習にも参加した経験がありまして、そのレポートもまとめておられます。八雲中と長万部中の練習試合に少年団も加わるという程度の、初めはそういう規模だったが、この数年で他地域からの参加者がだんだんと増え、児童生徒だけではなく、一般の方の参加も増え、子どもたちの練習相手になってくれている。渡島だけでなく、檜山、後志、胆振の中学校部活や少年団からの参加も増えてきた。児童生徒だけでなく、指導者間の交流にもなり、指導者の意欲や指導力の向上だけでなく、次なる機会、他地域の合同練習への参加や練習試合などへとつながっている。これは、広域練習場所が八雲だったと思うんですが、八雲合同練習で子どもと一緒に楽しんだり、試合やコーチングをしたりすることで、指導に携わってみるきっかけになり得る。指導者まではなれなくても、技術的なコーチングを手伝うボランティアスタッフとして継続参加できる人も貴重な人材である。大会引率等は不可能でも、八雲町内での練習だけなら継続的に携わるなど、その人の希望、役割や参加条件に柔軟に対応できるようになり、さまざまな人材を確保しやすくなる。最後に、私が八雲町の中学校に赴任してからの3年間、部活動の地域展開が少しでも円滑に進むための土壌づくりをしてきたつもりである。規定年数まで残り数年で、私はいずれ異動になる身ではあるが、八雲町のスポーツ文化を衰退させず、持続的な活動が続いていることを願っている。そして、地域展開を少しでも早く、具体的なものにしていくための一助となれば嬉しい限りと、現場の先生のまとめたレポートが大変私も参考になりましたし、この改革を早期に進めていかなければならないと、改めて思いました。今の現場の声や、この道新の記事を今言いましたけれども、聞いて、教育長はどう感じましたか。よろしくお願いします。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

新聞の記事、または町内の先生のレポートということで、拝聴いたしまして、本当におっしゃるとおりだなというふうに思いました。ただ、いろいろな人がいるということは、議員もご理解いただいていると思うんですけれども、中には、やっぱりまだ部活動から離れたくないという職員がいたりとか。また、子どもの中にでも、さっきサッカーの話をしましたけれども、特定の種目、特定のスポーツをやりたいという、そのスポーツに集まるというケースもございますが、自分はこの学校の仲間と一緒に運動をやりたいんだと。そのときはサッカーだろうが、野球だろうが何でもいいんだという。なんというか、学校の文化を大事にしたいという子どもも中にいるというのも事実です。ですから、議員おっしゃるとおり、今のこの流れをできるだけ多く周知して、そして、気持ちの切り替えをみんなで進めていかなければならないというふうに思っております。ただ、この部活動文化っていうのは、もう数十年以上ずっと続いてきたもので、かなり現場に浸透しているというのは、間違いのないところでございます。活動をどうするかということだけではなくて、活動を発表する場にも、私は注目しなければならないと思っております。例えば、大会運営するのは誰なのかという視点です。今はほとんど学校の職員が、例えば、中体連の大会運営などにあたっております。これを地域展開した先に、大会運営を地域の方がやってくれるのだろうかという心配もございます。ですから、活動をどうするかという路線と、それから子どもたちが活躍の場、コンクールの場、大会の場、それにしっかりと臨める、そういう環境づくり、それを両方進めていかなければならないという視点でも検討しているところでございます。それで、実は、先ほど私が言っただいたい大まかにこんな流れでこの後進めていこうと思っているというのを体育課長のほうからちょっと発表させていただいて、言うことによってやらなければいけないという責任がありますので、ぜひ体育課長のほうから発表してもらいたいと思います。

町の答え 体育課長 阿部雄一

議長、体育課長。

町の答え 体育課長 阿部雄一

それでは、私のほうからまず、前段のほう、寺田議員のほうから一番大事なのは、まず町民の方に知っていただくことが大事ではないのかということで、この件につきましては、町民に対する宣伝、周知が足りなかったということについては、反省をしております。それで、まずは、広報とホームページにおいて、部活動の地域展開とはこういうものですということを周知したいというふうに考えております。そのときに、宣伝効果を上げるために、LINE を使って、ホームページのほうに誘導するというようにしたいなというふうにも思っております。また、地域展開による影響が大きいと思われる小中学校のほうに対しましては、児童生徒や保護者、また PTA のほうにも、Chromebook などを使って周知していきたいなというふうに考えております。それで、今後どのように進めていくかということで、本当にちょっと概略の予定であるんですけれども、少しお話をさせていただきたいと思います。まず、本定例会のこの一般質問のやりとりにおいて、現時点での町としての考えですとか、そういうものが少しはお示しできたのかな、というふうに思っております。本日、傍聴にも2名の町民の方がいらっしゃっておりますし、YouTube のほうでも多分町民の方が見られていると思います。また、議会広報でも、このやり取りが周知されるということで町も少しまた動いていくのかな、ということが町民の方にも知られるのかな、というふうにも思います。それで、先ほどの広報につきましては、7月の広報でなんとか載せてみたいなというふうに思っております。地域展開とはどういうものなのか、地域展開により、どういうふうになっていくのかというようなことを少し広報のほうで周知してみたいなと思います。また、ちょっとこれはまだ未確定なんですけれども、道の事業で、部活動の在り方検討支援アドバイザー派遣支援事業というものがございます。これは、地域における望ましい部活動の在り方、検討や取り組みを支援することを目的に北海道がアドバイザーを派遣するというものでありまして、地域展開、先進事例の紹介ですとか、今後の進め方についての助言ですとか、ということを行うというものなんですけれども。これをちょっと応募してみたいなというふうに思っていまして、8月の下旬ごろにアドバイザーの方に来ていただいて、講演会みたいなものをやってもらいたいなということで、まだ正式に申し込みはしてないんですけれども、内部のほうでは、そのように今話をしているところであります。その後、9月以降に、最初、教育長も答弁で申し上げましたけれども、これからどういうふうに進めていくのかという方針。まあ、たたき台を作っていきながら、役場での内部協議、そしてたたき台ができましたら、学校関係、教員の方ですとか、先生方ですとか PTA、またスポーツ団体、文化団体等と関係するところと協議検討を進めていければなというふうに思っております。議会のほうにも、委員会等で動きがあれば、情報提供などもしていきたいなというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

ありがとうございます。大変前向きに、もうすでに検討していただいていたとは知りませんでした。ありがとうございます。そうですね。この広報や LINE でもお知らせするということなんですが。じゃあ、今まではこういった広報にも当然載せてこなかったっていうことですよね。周知させるために。

町の答え 体育課長 阿部雄一

議長、体育課長。

町の答え 体育課長 阿部雄一

私の知る限りと言いますか、広報では周知をしてこなかったというふうに思っております。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

まず、本当に1発目ということで、大変嬉しく思っています。ありがとうございます。冒頭でも言いましたけれども、私の思いとしては、この地域展開について、いろいろどうやって地域指導者を集めるのが最もいいんだろうか、だとか、いろいろ考えなきゃならないことは多々あると思ってます。私も調べて、本当に町がやるべきこと、教育委員会がやるべきことを本当にいっぱいあるな。例えばですが、今は土日、休日についての話でしたが、これは将来的に平日も考えていかなきゃならないですし、先ほど言った国の補助金をもらう。今のところ、そういう意思はないとおっしゃってましたけれど、指導者が万が一集まらなかった場合にやっぱり指導者に対しての対価、報酬なども考えなきゃならない場面もなきにもあらずだと思うんです。それで、そういったまだまだこの広域展開も考えなきゃいけないですし、いろいろやることはいっぱいあると思うんですが、まずは私が言いたいのは、町民の皆さんにこの学校の部活動のこの先なくなるかもしれないということを知ってもらいたい。そして、先生たちも早く改革進めれば進めるだけ、先生たちの土日休める時間も作れると思うんです。こういった面でできるだけ早く進めていただきたいと思っております。最後に、教育長に伺いますけれども、この道南でも進んでいない中、八雲町がどこよりも早くこの改革を進めて、近隣自治体のモデル参考となれるよう、いち早く改革進めていきませんか。どうですか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

寺田議員の熱意は十分に伝わってくるんですけれども、正直に申しますと、私はやっぱり他よりも早くということを目的には考えていなくて、できるだけ多くの子どもが参加できるような体制ということで、これまでもお伝えしてきたと思います。ですから、地域展開してきたことによって、今までの部活動に関わる生徒が減るようであっては困るなという思いが強いので、そのへんをしっかりと見極めながら進めていきたいと思っております。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

最後と言ったんですけど、本当の最後。改革実施期間があとおよそ6年ありますけれども、この6年間土日休日を地域展開させなきゃいけないんですが、教育長はあと6年もある、あと6年しかない。どちらのお考えですか。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

二択ですか。

議員の質問 7番 寺田広樹

二択です。

町の答え 教育長 西田浩人

流れからいうと、6年しかないって答えるしかないんですけれども、大変申し訳ないです。私は、本当中間です。私の中にも迷いがないかって言ったら、そうではございません。私は、部活動には教育的意義がある、そう思っていますし、全国の中には部活動を継続すると言っている自治体もございます。そういうものも情報として、アンテナを高くして見聞きしながら、やっぱり八雲町にふさわしい八雲方式といいますか、そういう部活動の地域展開をみんなと一緒に進めていかなきゃいけないかなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

議員の質問 7番 寺田広樹

議長、寺田。

議員の質問 7番 寺田広樹

ありがとうございます。私もこの地域展開、これから注視していきたいと思っております。ありがとうございました。これで、一般質問を終わりたいと思います。

出典:八雲町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月4日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる