八雲町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月4日
ごみの減量化を進めていくために
- 聞いた人
- 赤井睦美 議員
- 答えた人
- 町長 萬谷俊美、教育長 西田浩人、副町長 竹内友身
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 赤井睦美
安心して、2問目にいきます。みんなでピンチをチャンスにということで。1市9町で構成されているクリーンおしまで火災が発生し、ごみの受け入れが不可能となり、八雲町でも仮置き場を増設しています。LINE 等で私達町民にもごみの減量化を呼びかけていますが、代替焼却施設が決まるまで、事業者さんはもちろん担当課の皆さんもとても大変な状況だと思います。そこで、ぜひピンチをチャンスと捉え、これを機にごみの分別を徹底し、ごみの減量化を進めていくために、次の事をお伺いします。①ごみ処理には指定のごみ袋の購入を通じて、私達も一部代金を支払っていますが、残りの処理料はすべて税金で支払われています。ゴミの減量化ができると、処理料の削減はもちろん、その分を教育費等に回すことも出来ます。しかし、そうした意識の醸成には時間がかかるので、保育園、幼稚園、小学校など小さい時から段階的に伝えていくことが必要だと思いますが、町長、教育長はどのようにお考えでしょうか。②ごみ袋が初めて有料化された時、反対の声もありましたが、分別を意識し燃やせるごみの減量化に努める姿を多く見ました。ごみの減量には町民の努力と協力が欠かせません。とても難しい問題ですが、あきらめずにいろいろな方法で積極的に声をかけて、出来るところから進めていくことは出来ないでしょうか。③クリーンおしまは使用 30 年目以降の方針を検討するため、7年度と8年度でコンサルに依頼。そして、八雲町もこのまま継続か、単独あるいは近隣町と共同で焼却施設を建設するかどうかを、この2年で調査を依頼しているとの報告を受けています。調査結果が出るまでは、継続か単独かの決定は出来ないと思いますが、現段階で今後の焼却施設の在り方をどのようにお考えなのかお伺いします。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
赤井議員の2つ目の質問について、最初に私からお答えいたします。まず1点目につきまして、廃棄物処理に係る問題は私たちにとって身近でありながら、社会的・経済的・環境的な課題であります。これは単なる廃棄物の処理にとどまらず、再利用やリサイクルなど、持続的な社会の実現に向けた取組が求められております。廃棄物の排出抑制、再利用、再資源化の本質は、地域に住む生活者一人ひとりの意識や行動も大きな影響を及ぼすことから、十分な教育環境の整備や情報提供が必要と考えますので、子どもから大人まで生涯を通じて環境に配慮した行動を選択していただけるよう、家庭・学校・地域における教育や啓発活動が一層重要であると認識しております。次に2点目の質問にお答えいたします。ライフスタイルが変化する中で消費行動も大きく変化し、大量生産・大量消費型の現在の社会構造は、廃棄物増加のひとつの要因となっております。町といたしましては、これまでも町民や事業者に対して、広報誌やホームページなどの媒体を通じて、廃棄物の減量及び適切な処理に関する意識の啓発を図る取組とともに、生ごみ処理機の購入助成や資源ごみの回収助成など、廃棄物の減量と資源化を目的とする町民の自主的な行動に対する支援に努めてまいりました。ごみの減量や分別は、生活者自らの行動が最も重要であります。町民及び事業者のご理解とご協力をいただけるよう、情報発信の方法や頻度などをさらに検討しながら、引き続きごみの削減や分別、リサイクルの重要性についての意識啓発に努めてまいります。次に3点目の質問にお答えいたします。クリーンおしまを運営する渡島廃棄物処理広域連合では、平成 15 年度に供用開始した焼却施設について、30 年目となる令和 15 年度以降の将来方針を策定するための検討が現在進められております。これとあわせ、八雲町におきましても、令和 15 年度以降の当町における燃やせるごみの処理方針を検討するため、渡島廃棄物処理広域連合と同様に様々な可能性についての調査を現在進めているところです。施設整備に係る投資額や長期的な運営コスト、ライフサイクルコストなどの経済比較、あるいは将来人口推計からのごみ排出量推計など、現在行っているそれぞれの調査業務が完了した段階で、整理、比較検討を行ったうえでの経済的合理性に基づいた判断が必要であると考えます。現段階で将来の焼却施設の運営がどうあるべきかを明確に述べることは困難な状況でありますので、ご理解をお願いいたします。
町の答え 教育長 西田浩人
議長、教育長。
町の答え 教育長 西田浩人
赤井議員の2つ目の質問に私からお答えいたします。議員ご指摘のとおり、環境に対する意識の醸成には時間がかかるため、幼少期から段階的に伝えていくことは重要であると考えます。特に、ゴミの取り扱いは子どもたちにとって身近なものであり、環境教育の観点からも大切に扱う必要があると認識しております。学校では、社会科や家庭科などを中心に、ゴミ処理の仕組みや処理には多くの費用や人手がかかること、限りある資源を生かし社会の中で循環することなどを学んでおります。しかし、限られた学習時間の関係から、実生活につなげるところまで深めることは簡単なことではありません。小学校からできそうなこととして、定期的に児童が自らの生活を振り返る際、その視点の一つとしてゴミの分別に心がけたなどの項目を設けることは可能と考えますので、今後、校長会等と協議を進めてまいりたいと考えております。また、教育委員会では未来を担う子どもたちへの教育費を確保するため、使用していない教室等のこまめな消灯や、手洗い場等の節水等、資源を無駄にせず、経費節減への正しい理解を深めるため、教職員を含め学校単位で実践していくよう校長会と確認しているところであります。今後も、今回のような緊急事態への対応にとどまらず、将来にわたって継続してゴミ減量化の必要性への理解を深める取組を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
ごみの最終的処理は行政だと思いますけど、ごみを出すっていうのは、本当に町民の責任、自分のごみなんだから責任を持ってしっかりと出さなきゃいけないと思うので、それで教育が大事じゃないか。しかし、大人になってから難しいと思って、学校からどうですかって聞いたんですけれども、上勝町という町では、47 種類にゴミを分別していて、本当に燃やせるごみが僅かなんですね。それは、教育によってできたのかと思って、ちょっと調べたら教育じゃなくて行動を変えるという。要するに分別しなきゃ困る状態に追い込むじゃないけど、困る状態を作るということなんですね。それと、分別したらやったーという、得する状態を作る。だから、学校単位で行くと、分別によって燃えるゴミを減らしましょうって言った時には、クラス単位で今月は先月よりも何%減ったとか、そういう競争をさせていたり、学校単位で競争したり、そういうふうにして減らすことに楽しみを覚えて、みんなで使えるものはもう一回使う。そして、最終的に使えないものは、処分すると。そうやって自分たちで分別しながらリサイクルできるものをリサイクルするとか、そんな取り組みをしているんだそうです。今、学校も非常に忙しく、そんな時間はないかもしれませんけど、分別を楽しんでごみを少なくすることに、よし、今月はもっと頑張るぞ、みたいなそんな環境をつくることは可能でしょうか。
町の答え 教育長 西田浩人
議長、教育長。
町の答え 教育長 西田浩人
はい。今、議員のお話を聞いて、正直に言うとおもしろいなと思いました。1つの視点としてやってみる価値はあるかもしれませんけれど、もちろんいい面もあるとは思うんですけど、反対に子どもって熱中してしまうところもあって、それに集中するがためにクラスの輪を乱すとか、そういうことも当然予想されます。今のお話は、例えば八雲小学校とか八雲中学校、ある程度の規模の多いところであればできることと思いますけれど、小規模になってくると、なかなか取り組み方を今度は変えてアレンジしていかなければならないなというふうに思っております。今いただいた意見も含めて、ごみの問題が大切であるということは、それぞれの学校で認識しておりますので、ぜひ一度、校長または教頭間で交流するような場を今後ぜひ設けたいと思っております。よろしくお願いします。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
小規模校では、家庭からこれからだとリンゴの皮とか、じゃがいもの皮とか、魚の内臓とかではなく、持ち運びできる生ごみをそれぞれ持ち寄って、それを堆肥にするというね、そういう取り組みをしている学校もあるんですね。なかなかそれは時間がかかるので、できれば、町から生ごみの乾燥機ですか、処理機。それを学校に寄付してもらって、家庭から持ってきた生ごみを学校で処理するみたいな、子どもたちがやることによって、子どもから家庭に逆教育していくという、そんな仕組みができれば、生ごみも燃えるゴミに入れずにいつかは済むようになるんじゃないかなって思いますけれども、そういう学校に小規模校に処理機をプレゼントして、それを学校で取り組んでもらうということは可能でしょうか。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
今のお話の生ごみ処理機を学校で町側から提供してということでございますけれども、全然学校のほうで授業の一環として、そういった取り組みで教育をしたいということであれば、ごみ処理機購入に対する経費は、町のほうできちんと措置できるというふうに思いますので、そこは教育委員会と協議しながらできるものはやっていければというふうに思っています。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
学校側も手間がかかって大変かもしれませんけど、朝の時間とか帰りの時間とかに係を決めてやっていただければ、それが家庭に持ち帰られて意識醸成になればいいなって思います。それで、次は大人の問題なんですけれども、そのやれる仕組みをつくるということで、京都市がごみ削減の 45%実現したという例があります。京都は、本当に観光客がいっぱいいて、地元に住む人より観光客のごみのほうが多いんですね。だけれども、例えば、祇園祭りで出店が出て、そこの食器は使い捨てを使わないとか、そういうふうに協力してもらって、あとはボランティアの人がごみを集めるとか、そんなふうにしながら 45%削減したという例があって、特に、生ごみを水切る。これだけで何%も削減になるから、市民には水切りネットを非常に安く売る。そして、食堂とか喫茶店とかにはザルが入ったごみ入れのバケツを無料で提供して、そこに生ごみだけを入れてもらってそれを回収するとか、なんか京都では、本当にそういうことを真剣に取り組んでいるんですね。それで、スーパーにも今だとキャベツとか、これからはトウキビとか皮が邪魔になるのでね、そういうのを入れるごみ箱を専門に置いて、なるべく生ごみはそうやって少しでも集めていくっていう工夫をされているんですけれども、ほかにもいっぱい工夫されてるとかありますけど、そういう先進事例をもっともっともっともっと八雲でも調べて啓発はもちろんされているのはよく分かるんですけれども、そういうこともしつこくしつこく、あちこちに生ゴミはここへとか、それから先ほどモバイルバッテリーも出ましたけど、例えば公共施設とかスーパーの横に写真付きで、こういうものはここへとかって、そういう専門的にきちっと分けられるように、町民の目にどこ行っても見えるようにしていかなければ早々ホームページいっぱい見る人もそんなにいないでしょうし。でも、歩いているうちに写真で目に入ると、あって思うから、是非その視覚に入る、そんな対応をしていただけないかと思うんですけど、そこはいかがでしょうか。
町の答え 副町長 竹内友身
議長、副町長。
町の答え 副町長 竹内友身
今回のクリーンおしまの火災に際して、ちょっとお恥ずかしい話なんですけれども、私も今まで生ごみを分別しないで一般ゴミでは出したんですね。だけど、今回こういったことが起きて、私もちょっとやってみようということで、家庭では分別するようにしてやってきました。それで、そういった意識っていうのは、やはり人間ですので、一回やればいいかなじゃなくて、継続して何回もこうやるとか、誰かが取り組んだのを一緒にやろうとかっていう声掛けしてやっていければなっていうのをちょっと思ってまして、今のこの火災の件に発生して、やっぱり町内会見ても生ゴミを分別している家庭が増えてきたなっていうような印象も持っています。ですので、赤井議員おっしゃられた、そういった削減に向けた周知そういったもの、それから、分かりやすく町民の方に伝えるとか、そういったことももちろんですけれども、さっき言われました分別の例えば事業者だとか店舗だとか、そういったところも協力してもらえるような体制作りというのは必要かなと思っておりますので、ちょっと研究させていただきたいと思います。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
本当に、今ごみ仮置き場に置いてるって簡単に言うけれども、置いている様子を見るときちんと並べてやってるけど、クマ被害を防ぐために電牧やってるとか、カラスの被害を防ぐために、この労力ってすごいと思うんですね。そういうことを写真で写して子どもたちにも町民の人にも見えるように、こんな状態ですって皆さん、ごみを本当にくれぐれも気を付けましょうみたいな、常に視覚に訴えるっていうか、こういう機械を使わなくても、おっと見れるようなところでやっていくことが大事だと思うんですね。そして、ごみ袋のお金を払ってるから、もう何でも入れて捨てていいやっていうふうになってしまっては、やっぱり自分のゴミですからね。これを誰がどういうふうに処理してくれるのかって考えたら、うちも生ゴミを集めているのでよくわかるんですけど、生ごみじゃないものがいっぱい入ってるんですよ。当然ですけど分別して堆肥にするわけで、それを1軒1軒が気を付けたら、全然そんな作業もしないし、そういうことを本当にすべてお金になって全部税金なんだと。これを皆さんが努力すると、これだけのお金が当然子育てにも使えるかもしれないし、教育にも使えるかもしれない。もっと、もっと皆さんのために使えるんですよということを私たちも議会懇談会とか、議会カフェとかで伝えていきますけど、最終処分は町の責任だけど、出すのは町民の責任なんだって、もっと本当に目に見えるように写真でいろんな、こんなひどいのもあるんですよ。皆さん、気をつけましょうとか、そういうことをきちっと責任を訴えるべきだと思うんですね。それで、衛生処理組合との分別、一日健康のついで私もお話聞きましたけど、やっぱりすばらしい取り組みだと思うけど、でも、それを町民も一緒にやらなきゃ意味がないんだよっていうことをもっともっと訴えたいなって思って帰ってきました。ですから、せめて自分の職場、自分の地域だけはちゃんと分別して、みんな頑張ってるよねってお互いに支え合える、そんな仕組みが必要だし、本当に恥ずかしい話なんですけど、うち議会のお弁当箱を使い捨てやめたんです。それは、本当にごみが減りました。今までお弁当箱全部袋に入れて、全部 14 個、13 個入れるといっぱいになりますからね。それは見た目は悪いんですけど、使い捨てやめたことによって、気持ちが、あ、よかった、これだけ苦労をかけなくて済むという気持ちがやっぱり少し楽になる。だけど、中身を見ると食べ残しがすごい多いんですよ。ですから、大人がまず率先して食べ残さない。それから、必要なものだけ買う。絶対に余分なものを買って捨てるようなことはしないということを徹底していかないと、日本は食料自給率が最低で、武器で攻められるより輸入ストップされちゃったら、もう3日ももたない。特に都会はすぐ死んでしまうと思いますけれども、そういうことをしっかり子どもたちにも伝えて、食べ物は大事にする。そして、食べちゃうと栄養になるけど、捨てるとごみになるんですよね。そのことを本当にいろんな場面で大人にも子どもにもしっかり伝えて、ごみの分別が上勝町に勝つとは思えませんけれども、負けない八雲町。北海道でもすばらしいね、八雲町って言ってもらえるような、そんな取り組みをぜひ一緒に考えていきたいと思います。環境水道課の課長さんなったばっかりですけれども、遠慮なく、こうしましょう、ああしましょうという提案していただいて、私たち一緒に取り組みますので、ぜひぜひいい案を出してください。啓発に取り組みます、だけじゃなくて、具体的にこういうことをやっているから議会でももっと PR してくださいよとか、自分ちでもやってくださいよとか、そういうことをどんどんどんどん伝えてほしいなと思います。LINE だけでは響かないので、目に見えるようにガツッとよろしくお願いします。そういうことはどうですか、そういうのは可能性があるでしょうか。最後にお願いします。
町の答え 副町長 竹内友身
議長、副町長。
町の答え 副町長 竹内友身
啓発の部分のお話ですけれども、視覚に訴えるという点でいけば、今回の6月号の広報には、今のゴミ堆積している状況もお見せしながらゴミを削減するということと分別を促すという書き方で広報のほうにチラシのほうを入れさせていただきますので、そういったものを繰り返しやっていきたいと思います。環境衛生のほうも課長が変わったばかりですけれども、やっぱりゴミに関しての問題っていうのは、衛生協会も含めてどういうふうにやっていったらいいというのは、ちょっと議論しながらご提案して一緒に進めていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
議員の質問 4番 赤井睦美
お願いします。