八雲町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月4日
子育て支援策の効果と更なる支援策
- 聞いた人
- 赤井睦美 議員
- 答えた人
- 町長 萬谷俊美、保健福祉課健康推進主幹 梅坪光、住民生活課長 川口拓也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
では、子育て支援策の効果と更なる支援策は、ということで、1問目質問させていただきます。以前、文教厚生常任委員会でも保護者の皆さんへの聞き取りやアンケート調査を行い、公園の遊具や給食費軽減など8項目の子育て提言を行いました。その後、町として小中学校の給食費無償化や 18 歳までの医療費無償化、保育料軽減など、子育て支援に取り組んできました。これらは保護者の負担軽減を通じて、出生数の減少スピードを緩めるためでもあったと思いますが、町長は、今まで行ってきた子育て支援策の効果と課題をどのように捉えているのかお伺いします。また、今年度から出産祝い金の支給も行われますが、その施策がより効果を発揮するための更なる子育て支援策を、どのようにお考えなのかお伺いします。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
赤井議員の1つ目の質問にお答えいたします。今から9年前の平成 29 年度八雲町の人口減少のスピードを緩めるため、そして子育て世帯の経済的負担軽減を図るため、当時の文教厚生常任委員会から、町へ子育て支援に関する政策提言書が提出されました。この提言を受け、町としても議員皆様のご意見・ご理解を賜りながら、これまで学校給食費や高校生までの医療費の無償化、幼児教育・保育料等の軽減拡大などを導入させていただき、多くの子育て世帯の方々に喜んでいただいているものと受け止めております。これらの施策の効果につきましては、 実質的に子育て世帯の生活のゆとりに繋がっているほか、幼少期から高校卒業までの切れ目ない支援によって、保護者の精神的な安心感にも寄与しており、少なからず当町に定住する1つの判断基準にもなっているものと考えております。しかしながら、子育てを取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。経済的な支援のみで全てが解決できるとは考えておりませんので、これからも多様なニーズへの対応や、仕事と育児を両立しやすい環境の整備など、ハード面のみならずソフト面での包括的な支援が求められていくものと認識しております。また、今年度から開始しました出産祝い金の支給は、お子様の誕生を町全体で祝福し、新たな門出を心から歓迎するという意思表示であります。この施策を効果的なものとするためには、出生後の切れ目のない、これまで実施してきた各種支援策との相乗効果が不可欠であると考えております。なお、今後講ずべき、さらなる子育て支援策につきましては、何より保護者皆様の声に耳を傾けて検討していくことが重要であります。一方で、厳しい財政状況の中での中長期的な見通しのほか、サポートする体制づくりなども考慮し、将来にわたって持続可能なものとしていかなければなりませんので、引き続き、議員皆様のご意見やご協力を賜りながら、より喜ばれる環境整備の実現に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
今朝の道新にちょうど子育ての道の調査の結果が出ていて、まず、子どもを理想の数を産めない理由の1位が、やっぱり子育て、教育にお金がかかりすぎるというのは 54%だったんですね。今晩婚なので、年齢的に子どもを産むのが大変というのが25%で、子宝に恵まれないという人が約 20%、そして、育児の心理的に肉体的負担に耐えられないという人が 17%でした。これはね、女性にしか分からないのかもしれないけれども、やっぱり相当産んでお祝いをいただくというのは、一時的ですよね。出産しておめでとうっていうのは。でも、それから育てていく。本当に意思が通じるまでの年齢に育てていくってかなり負担もありますし、ましてや転勤族の方は頼れない。頼りにするところがないっていう、そういう辛いところもあるんですね。八雲町は、どこよりも早く本当に給食費無償化も実現しましたし、医療費も、それから保育料の軽減もどこよりも早く取り組んでくれたんですけれども、残念ながら産んだ後のケアが最も弱いなって皆さんから声が出ています。国としても、やっぱり産後ケアちゃんとしなきゃだめだよというガイドラインが出ていて、退院直後の母子の心身のケア、育児不安の軽減、産後うつの予防、安心して子育てできる体制づくりというふうに国からも示されているんですけれども、財政難ではありますけれども祝い金ってやっぱり生まれたらずっと払っていくわけですけれども、それをやっぱり、ああ、よかったなって。それによって子どもがたくさん増えると私は思っていませんが、この町で子育てしたいっていう、そういう環境は絶対必要だと思うんですよ。子どもが生まれて祝い金がもらったけれど、その後とっても辛いわと思ったら、やっぱり出て行ってしまう可能性もあるのでね。財政は大変だと思いますけれども、産後ケアについて、産んだ後の支援、今のところ考えられるものは、町長の中で考えられるものをお伺いします。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
赤井議員が今おっしゃっている子育て支援のお祝い金に通ずる、もっと効果的には、産後ケアの話というふうに、今ご質問だというふうに思います。3月の定例会のときにもそのようなご質問があったかと思うんですけれども、産後ケアの必要性というのは、十分我々町としても認識をしているところでございます。しかしながら、保育士の確保。それと、病後、病中ということもあると思いますけれども、そういった連携の取り方が、本来病院でうまく引き受け体制ができれば、総合病院では、院内保育所も完備していますし、病床も空きがあるということもあるので、そういった取り組みのところでうまく仕組みとして受け入れ体制ができれば、一番スムーズにいくのかなというふうには思うんですけれども、現体制の中で保育士を確保して、それを継続的に産後のお子さんを預かって、お母さん方に安心して働いてもらう体制ができれば本当にいいとは思ってるんですけれども、現段階では、経費も試算するとそれなりにかかるというふうに、担当のほうと協議した中ではあるし、体制づくりが非常に難しいねということで、現在考えているところは、そういうところで、すぐには今導入できないのかなというふうに思っております。
町の答え 保健福祉課健康推進主幹 梅坪光
議長、健康推進主幹。
町の答え 保健福祉課健康推進主幹 梅坪光
追加でご報告させていただきます。赤井議員がおっしゃられていた産後ケアの重要性というところでは、私たちのほうでも十分に認識をしておりまして、令和8年度今年度から産後ケア事業、宿泊型と訪問型と通所型を実施しているところでございます。宿泊型については、生後一か月までの母子となりますが、医療機関のほうで宿泊して、お母さんがゆっくり休んだり、育児手技を取得したりというような事業になっております。また、訪問型については、助産師さんによる自宅への訪問というかたちで回数制限はありますが、乳房のケアだとかも沐浴の仕方だとかというところを助産師の目線でお母さんの心身のケアも含めたケアをしてもらえるというような事業になっております。また、通所型に関しては、以前は独自事業として、ほっとママの会として月一回実施しておりましたが、今年度は産後ケアの通所型として少しブラッシュアップしまして、助産師さんが来てくれてベビーマッサージをしたり、図書館で読み聞かせの練習をしたりとかっていうメニューや総合病院のリハビリの先生から産後のエクササイズっていうのを実施したりっていう4つのコースがありまして、月一回実施してお母さんがリフレッシュしたり、子どもについて相談したり、母子いろんな仲間と共有したりという事業を開始しているところです。以上です。よろしくお願いします。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
予算委員会で、国の事業として産後ケアが挙げられてたので、それは実施されるんだろうなというのは思っておりました。ただ、出産祝い金を考えたときに、全国みんな調べたらやっぱりそれによって出生数が増えた町ってないんですよね。やっぱり、それと何かとセットで初めて、ここはいい町だって引っ越してくるという、そういうのがあるんですけど、その出産祝い金を考えたときにこれとこれは絶対にくっつけてやらなかったら、効果が出ないぞとかそういうのはなかったんでしょうか。町長の公約だから、町長お願いします。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
出産祝い金とセットで他の政策とやることによって効果が生まれるのではないかということで、他にないのかということだと思いますけれども、今までやってきた子育て支援の政策に祝い金をプラスしているということで、相乗的に効果が生まれるというふうにも考えています。さらに付け加えることが可能であれば、今後、皆様の子育て世代の意見を聞きながら、可能な限りできるものはやっていきたいと思いますけれども、今までの政策の効果プラス祝い金によって、また、子育て全体としての効果も上がっていくんだろうなという気持ちでおりますので、その辺はちょっとご理解いただければなというふうに思います。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
今までのは、生まれてちょっと大きくなってからの支援なので、本当に生まれておめでとうっていうのであれば、そのまま他だったら、例えばクーポン券、出産祝い金もあるけれども、何か月間かおむつにすごくお金がかかるから、おむつとそれを捨てるごみ袋をプレゼントするという町もあるし、おめでとうっていうのであれば、もうちょっとそこにくっついた支援というのはあってもいいんじゃないかなと私は思いました。だから、そこを町長が公約を考えて掲げるときにどれだけ女性の声を反映したのか、どれだけ若い女性の声を反映して、生んだときに何が必要だっていうことをどれだけ聞いてきたのかっていうのは、私はちょっと疑問なんですけれども、その辺は調査はどうされたんですか。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
調査というか、私が町を歩いて聞いた意見の中では、子育てする上での生まれてから子育てということで、当然ミルク、おむつ代もかかるよというお話も聞いてましたので、おむつ券を出すのもまたお祝い金として、そしたらいくらの金額が妥当なのかという話もあろうかと思います。そういったお金の部分で支援して、ミルク代、おむつ代を調達、支援できればなという意味合いもありますので、祝うということも当然ですけれども、そういった生活して子育てする部分での支援という部分も入ってますので、その辺は別なクーポンで出すセットの方法もあるんでしょうけれども、どちらかといえば、町民の皆さんは、現金支給のほうがどちらかといえば、自由に必要なものを買えるということからすれば、それぞれ必要なものというのは、家庭によってそれぞれまちまちなのかという部分もあるし、初産と2人目とではまた準備するものも変わってくるんだろうなというふうに思いますので、そういったかたちでの今回、お祝い金の支援ということでございますので、よろしくお願いします。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
いろんな好きなものを買えるということで祝い金っていうお話し合いをしたときにね、産後の辛さとか、子育てヘルパーみたいな方が町にはいて、もう本当に自分も体調悪くて辛かったら、子どもにミルクをあげる体力もなくなったときにヘルパーとして来てくれる町もあるんですね。そういう話っていうのは、全く出ませんでしたか。皆さん、実家に預けるからという感じでしょうか。ほんとにね、転勤族の方たちは辛いところで。例えば、コーヒー一杯ゆっくり飲む時間もないって。だから、来てくれてたまたま抱っこしていると、本当にたった5分ぐらいなんだけれども、こんなに自分でゆっくりとコーヒーを味わう時間がまず取れないんですよっていう声もあるんですね。そういう声を聞いたときに、いや、祝い金やったからいいやとかって、好きなものに使えばいいとかそういうことじゃなくて、やっぱり支えが必要だと思うんですよ。だから、その支えが先ほどおっしゃってた産後ケアの中で、やっぱり来て、ベビーマッサージも私たちもしてもらったというか、そういう指導してやったこともありますけれども、みんな喜んでしますけど、やっぱりその人たちが続いてサークルになって、そこをまた支援していくとか、行政が全部やってあげますよではなくて、そこをつなぐ工夫をして自分たちでもそうして支え合っていけるんだという、そういう仕組みを作ることも大事じゃないかと思うんですけれども、今回始まったばかりなので、まだそこまでいけないとは思いますけれども、やっぱり行政主導ばかりではなく、自分たちが支え合ってやっていくんだ。また、隣近所のおじさんおばさんも支え合ってやっていくんだという地域力というか、民間力も生かしてやっていくという方向は考えられるでしょうか。
町の答え 住民生活課長 川口拓也
住民生活課長。
町の答え 住民生活課長 川口拓也
子育て支援に関わる部分ですけれども、多岐にわたって支援策というのはあると思うんですけれども、やはり当庁のほうもさまざまな支援をして喜ばれているところですけれども、やはり多様化、要は支援を選ばれる方々の視点も多様化してきていますので、その中でこれまで町が取り入れてきた支援策と、また、新たに生まれてくる支援策がある中で、やはり我々も財政面、あと、マンパワー等ございますのでできない部分もありますし、当然、ニーズもいろいろ時代に沿って移行していくことがございます。そういった部分は、当然行政だけじゃなくて、民間の例えば保育所なり、幼稚園なりでお願いできるものがあれば、お願いできるものだけでなくて、むしろやりたいというものがあれば、行政に限らずそういった部分を主導に我々は支援する側として対応していくということもできるのかなと思います。こういう部分は、やはり定期的に行っております、子ども子育て会議ですか。そういった部分で、関係者の方々が集まる会議がございますので、その中でいろんなニーズなり、要望なり聞いて対応していけるのかなとは思います。当庁もいろいろ子育て支援センターでやっている事業も、やはり少子化によって、これまでやってきた事業でもお子さんが来なかったりとか、そういった部分もちらほら見受けられていることがございますので、そういった部分は、今後、先ほど言った子ども子育て会議とかで町として提案して、民間でできることはやっていただきたいというようなかたちで、今後動いていこうかなと思っていますので、よろしくお願いします。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 4番 赤井睦美
産後ケア事業が始まったばかりなので、本当に期待しております。やっぱり私は人口は減るけれども、八雲は子育てしたい町だというふうに思ってもらえるように、私たち自身も本当に力を合わせて町づくりしていきたいと思いますし、最後に先ほどの調査の子宝に恵まれないという人が 20%だったんですね。だから、祝い金はいいんですけれども、当然不妊治療の助成もしてますよっていうことも載せてって前に言いましたけど、それでも、なおかつできない方もいらっしゃるから、そういう方への配慮っていうのも忘れずに、いろんな町民の方がいらっしゃるので、この町って優しいなって思ってもらえる町にしていきたいと思うので、これからも本当にいろんな人たちの意見を聞いてほしいと思います。それと、これは函館市の例なんですけど、中学生、高校生を集めて、望まない妊娠をしたとき、どうしますかという相談に、親以外ですね。誰も相談できる場所がなくて、どこに相談していいかも分からないという声も出ていました。それで実際、市役所とか八雲でいえば、役場に行くと相談に乗ってくれるんだよっていうことも、ほとんど分かってなくて。だから、そういうことも八雲町はされているかもしれませんけれども、中学生、高校生のうちから困ったときは、こういう頼れる場所があるよっていうところもぜひPRして、みんなで支える、そんな仕組み作っていってほしいなって思いますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
今おっしゃいましたとおり、子どもたちというか、高校生までのそういった心配事といいますか。今の間違った妊娠ということだというふうに思いますけれども、そういったときの相談先として、町が受け入れ体制、相談先としてしっかり認知されるようなPRの仕方をできれば、それだけでなくても八雲町は子どもたちに優しい町ですよ、というアピールをできる体制をとっていければ、というふうに思っております。
議員の質問 4番 赤井睦美
議長、赤井。