八雲町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日
ウイスキー・サーモン・ワイン事業の今後の推進について
- 聞いた人
- 横田喜世志 議員
- 答えた人
- 町長 萬谷俊美、政策推進課長 川口拓也、水産課長 吉田一久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 横田喜世志
2問目、ウイスキー・サーモン・ワイン事業の今後の推進についてと題しまして。10 月9日の全員協議会の報告の中で、前町長は、現在、民設民営で進められている特定政策のウイスキー事業と同様に、サーモン種苗生産施設整備事業について、公設民営方針を民設民営にシフトし、展開していく方向にするとしました。また、公設で進めるとしているワイン事業も将来に向けて民設民営も視野に入れながら進める説明がありました。新町長も後援会だよりに町の現計画主要事業については、民設民営で進める事を基本とすることが掲載されていました。町長就任後の基本方針についての現在の考え方を伺いたいと思います。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
横田議員の2つ目の質問にお答えいたします。私も八雲町の持続可能なまちづくりを一層進めるためには、基幹産業である1次産業の活性化はもとより、相乗効果を生み出す官民連携による新たな産業の創出が必要であると考えております。そのため、私の就任以前から進められている、ウイスキー蒸留場誘致事業、サーモン種苗生産施設整備事業、ワイナリー整備事業については、多くの費用と労力を伴う事業でありますので、これらを成功に導かせるためには、民設民営方式による進め方が最も適切であると考えているところでございます。このたび、横田議員より私の基本方針を問う質問がございましたので、簡単に一つずつ考え方を説明させていただきます。はじめに、ウイスキー蒸留場誘致事業については、当初計画のとおり民設民営方式により事業展開する方針に変わりなく、今後におきましても町は出資者の一員として参加してまいりますが、あくまでも民間企業が主体となって蒸留場建設を目指すものであり、その先のウイスキー製造と販売ができる段階に入りましたら、しっかりと誘致企業と連携し、目的とする北海道新幹線新八雲駅開業を見据えた観光客の誘致、地域ブランド向上に繋げてまいりたいと考えております。次にサーモン種苗生産施設整備事業については、令和6年7月に開催された特別委員会において、地方債である過疎債を活用して町が施設整備を行い、新たに設立する種苗生産法人が指定管理者制度により運営することとして説明しておりましたが、令和7年 10 月開催の全員協議会において、国の地方創生交付金を活用し、民設民営で整備する方針とすることを説明したところです。私も同様のスキームで事業を進めることを考えており、地方創生交付金の制度上、民間事業者が事業主体となる場合は市町村が間接補助事業者となるものであり、補助金額は市町村が交付する補助金の2分の1となっていることから、事業費の3分の1を町が事業実施主体に補助し、その2分の1相当額を地方創生交付金として国から町が補助を受ける計画です。今年度、熊石サーモン種苗生産施設は、約9万尾、54 トンの種苗を檜山沿岸中心に9地区に出荷しているものの、それ以外の地域からの供給依頼をお断りしている状況にあります。秋サケ不振などを背景に、サーモン海面養殖に取り組む地域や事業者が増えるなか、既に良質かつ安価な種苗を供給している熊石サーモン種苗生産施設の拡張事業に寄せられる期待は高まっているところであり、私としても早期完成に向けて尽力してまいりたいと考えております。最後に、八雲町産ぶどうを原料としたワイン醸造とワイナリー設立に向けては、平成 30年度から栽培試験を開始し、令和5年度より醸造用ぶどう栽培推進員として地域おこし協力隊2名を採用し、本格栽培に移行しました。今後の予定としては、来年3月で任期満了となる協力隊員が個人事業主として起業し、町の委託を受け栽培の継続・拡大とワイン販売を行いながら、ワイナリー開設に向けて事業展開する予定としております。質問にありましたワイナリー整備事業の在り方ですが、酒類販売という事業においては公設民営による事業運営よりも国等各種補助金及び町の補助金、公的な融資制度等活用しての事業展開が有利であるとの判断により、民設民営によるワイナリー開設を目指すとしたものですが、ワイナリー開設の予定時期は令和 12 年度を見込んでおり、今後策定される基本構想や事業計画、社会情勢を鑑みて総合的に判断すべきとしておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。以上、現在思い描いている各事業の基本方針を説明させていただきましたが、事業の進捗や今後の財政状況など、これからしっかりと状況把握に努め、最良の方法で事業を進めさせていただきたいと考えております。そして、事業進捗の主要なタイミングで、議員皆様へのご報告と意見を伺う機会を設けさせていただきますので、引き続き、ご支援とご協力をお願いいたします。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
ありがとうございます。いろいろ考え方というか、一番最初にこれらの事業を進めるにあたって公設民営方針で進んで。津波。が最初であったんですが、話が進むにつれいろいろな方向で。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
この主要事業、ここに挙げたのは3つですけれども、一番この話が最初に出たときに公設民営だとかなんとかっていう話で進められた部分もあります。それで例えば、ウイスキー事業でいけば、町が設置にかなりな部分をもってっていう説明から始まったんですが、当初計画のとおりってここには答弁では書いてあるんですが、私の認識は、なんかそういう感じじゃなく思っていた部分もあります。それで、ウイスキー蒸留所の部分ではね、答弁では民設民営方式により事業を展開していくということなので、そこはそれとしていいんですが、民設民営であるのに町が出資者となる部分っていうのはなんだろう。いいのかどうかっていう言い方はおかしいですけど、その必要性があるのかどうかをとりあえず伺いたいと思うんですけど。
町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)
議長、政策推進課長。
町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)
ウイスキー蒸留所誘致事業につきましては、今後八雲町の北海道新幹線の札幌延伸。また、近年木彫り熊などによって地域ブランドの向上を町おこしの機運も高まっておりますので、そういった今後の観光支援。また、町のブランド力向上を図りたいということで、いろいろ前町長の時代から模索して、どういった事業を取り入れて、民設民営で取り入れればいいかということで議論してきた中で、ウイスキー事業という非常に息の長い業務形態に着目した結果で連携企業を募って、事業を進めているわけでございますけれども。以前にも全員協議会の中で、そういった質問のあった際にそもそもこの事業をする際には、補助金ありきで当然進めておりましたので、そういった部分で現状もあります。町が出資者として関わっている部分につきましては、額はともかく、町としてこういった企業と一緒になって進む中で、町の意見も多少取り入れたりとか、町の部分を代表として取締役に町長の名義で入っているんですけれども、そういった意見を直接経営とか、そういった営業に取り入れていきたいと、そういう思いがありまして出資の中に加わっているものでございます。恐らくほかの今年始まった熊石で行っている小水力発電とかそういった部分も、全くそういった意味合いで行っています。そういった事業と同じで、あくまで町として、これからいろいろ加わっていく中で、町の意見としていろいろ加えることができると、そういう思いから出資として加わっているものが。決して、こういったウイスキー事業ですとなかなか専門性が高いものですから、町が営業の部分には、なかなか口出し出せませんので、そういった部分をお任せするんですけれども、あくまで地元でやっていただく事業でございます。そういった部分に関する、いわゆる監視役みたいな、そういった気持ちが入っている部分が強いような状況でございますので、それで出資しているということでございます。ご理解お願いします。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
だから、最初のね、やっぱりそういう補助関係のために八雲町がかんでいくっていうのがあったんだと思うんです。でも、実際会社側の擁護するわけではございませんけれども、会社側から言わしたら、八雲町の行政がかんでこないほうがやりやすいっていう部分も私は感じます。そこは、会社を経営する人たちがそれを認めてくれたということなので、そこは八雲町が思うような若干の意見が言える場にちゃんとしていただければとは思いますが、ここはね、それこそ例えば昨日も出てました青年舎だとか、それから先ほど出ました熊石の水力発電だとかにも出資しているわけで、そこがうまくいっていれば文句は出ないのかもしれないけど、うまくいかなかったら、攻められる立場になるんですよ、町長。そこは攻めるか攻めないかは、あれにもよりますけれども、攻められないようにしていただきたいなというところでございます。それで、次にサーモンの種苗生産施設ですけれども、これも一番最初は、要は公設。下手すると、公設公営ぐらいの勢いだったんですが、公設民営になり、また民設民営になってきたと。だから、事業をする人たちというか、それを公設民営とかでもいいんですけども、町が相応の負担をしてくれるのを見込んだ、取っかかりがあったと思うんです。でも、それをはしご外されたわけじゃないけれども、補助の関係を見てもだいぶ減ってしまう。そうすると、事業を行う人たちがその分をどこかで穴埋めしなきゃならないと思うんですけど、サーモンの部分では、民間事業者とある程度お話が済んでいるものという報告もございました。この中に補助金額は、市町村が交付する補助金の 1/2 となっていると。だから、事業費の 1/3 を町が補助するうちの 1/2 が地方創生交付金として補助が出るっていうことは、1/3の 1/2 は町が出すんですよね。それで、全体の補助率としては 1/3 ですよね。この事業が成り立ったときというか話が出たときには、もうほとんど丸がかりに近いような話だったと思うんですけど、今の 1/3 のうちの 1/2 というのは私の理解で合ってますか。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
横田議員がおっしゃるとおりでございまして、1/3 が町で補助して、その補助した 1/3 の金額の 1/2 が国から交付金として入るという考え方です。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
そうすると、例えばサーモンの計画でいけば 12~13 億円の拡張予算の計画があったように思うんですけど、そのうちの 1/3 しか補助されないと。要は、最初考えていた過疎債で考えていたほとんどを過疎債で賄うという計画が地方創生交付金、それも 1/3 に対しての 1/2 という、だいぶ少ない金額になってしまうんですけど。そういう感じで、なんだろう。今後その計画が順調に進むんでしょうかね。一応の需要があると書いてあるので、それにのっとって計画は作っているんだろうと思うんですけど、それは十分対応できる状態にあるんでしょうか。
町の答え 水産課長 吉田一久
議長、水産課長。
町の答え 水産課長 吉田一久
今の種苗生産事業の公設民営から民設民営というようなかたちになった中で、今の種苗供給の事業が経営として安定的に進むかどうかといった観点での質問かと思うんですけれども、とりあえずこちらのほうは議員おっしゃいますとおり、公設民営ということで当初考えてございました。そういった中で、過疎債を適用しまして事業を進めたいということでございます。そういったもともとの公設民営の中で、われわれが何を重視したかといいますと、やはり地域での漁業者の養殖漁業者のために安定的に種苗を供給する体制を作るといった中で、当初の公設民営というかたちで進めてきたものでございますが、その後、時間の経過とともに、いろいろと準備を進めていく段階で、この地方創生交付金の 2.0 も活用できる。そういったものもございますし、やはり民間の活力ですとか技術を使って入れるというほうが事業としての継続性、安定性を確保できるということで、その辺で相手方といろいろと詰めてきましたら、大丈夫だというようなことで業務は民設民営で進むようなかたちになります。当然ながら、我々が求めておりました、地域への種苗の安定供給。また、価格の面、そういったものでも、現在のところはこれまで同様、同じように対応していただけるというようなことで見込んでございますので、そのへんにつきましては大丈夫なのかなというふうなことで考えてございます。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
大丈夫なのかなということで、若干の安心する部分もあるんですが、例えば先ほどのウイスキー事業と授業では、出資者の一員となって、いくらかでも町の意見が反映されるようにという話があって、出資すると。じゃあ、サーモン種苗生産事業は、町長の一番最初のお答えにはその部分が入ってないけれども、そこはどうなりますか。
町の答え 水産課長 吉田一久
議長、水産課長。
町の答え 水産課長 吉田一久
実際に、この種苗供給事業を担う種苗生産法人ですが、当初から公設民営でお話を進めていた段階から、この種苗生産法人につきましては、町もその法人の一員に加わるよ、というような話で進めていたかと思います。また、民設民営に変わるということで全員協議会の中でも前町長のほうからご説明させてもらいましたが、この法人の構成にあたりましては、現在の道外の種苗生産をしております企業さんと、それと町、檜山漁協、この3社で構成することにしておりまして、各々といいますか。檜山漁協と町の出資につきましては、およそ 100 万円程度それぞれ考えているということでご説明申し上げたかと思います。よろしくお願いいたします
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
じゃあ、そこは私は忘れてたってことで申し訳ないです。そういう会社の設立に入っているということで、そこらへんはカバーできるということですね。でも、もう1つのワイナリーの件ですが、この件も最初の成り立ちっていうのが、それこそ公設公営みたいな雰囲気を醸し出したところからスタートしてるんです。それで、協力隊の方々に協力いただいて今現在に至っているわけですけど、その方々が起業というか、それで食べていけるだけのものにしたいっていうこともあり、進んできているわけです。これは説明にもありましたけれども、開設の予定は令和 12 年度を見越しているという、さらに先の話ですけれども。でも現在こういう見直しに当たってね、これからやっていくことがだいぶ話が変わってきたのかなというふうに思うんです。それこそ公設、公営みたいなところから公設民営になり、民設民営になったわけですから、その分野で話し合いを少しずつ進めているのかと思うんですが、町の土地を使って作付けをしてやっている部分だとかを考えると、サーモンのところで前の説明でいけば、会社が何年後かに買い取るっていう話があったように、ぶどうの部分も町の土地を買っていかなければならなくなるのかと思うんですけど、その辺はどんなような現状になってるんでしょうかね。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
ワインブドウの関係でございますけれども、今現在、町有地にブドウの苗を毎年植えながら、徐々に収穫量を増やすための取り組みをしているところでございます。最終的に、民設民営でワイン醸造するということでございますので、そのブドウ畑は、経営する当事者に(聞き取り不能)を含めて、町で今まで金をかけて管理してきていますので、資産として譲渡するというかたちを取りたいというふうに考えております。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
譲渡っていう言葉が出たんで、それはね、譲渡は当然だと思うんです。ただ、これには八雲町で資産価値をつけているわけですから、その価値が例えば払える、払えないというような最終的な話になると思うんですけど、譲渡するのはいいとしても、譲渡価格っていうのが発生すると思うんですけど、その部分はこれからやっていただける方の経営に関わることなので、例えば具体的な数字があるのであれば、教えていただきたいなと思います。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
将来に向けての現在の考え方でございますので、ブドウ畑をどのくらいの値段で譲渡するのかというのは、現時点ではまだ詳細は詰めておりません。いずれにしましても、当人方と民設民営でワイナリーを建設していくにあたって、当然そういった収支計画等もこれから当人同士で詰めていかなければいけないと、町とですね。そういう考えを持っていますので、そういう譲渡の経費もひっくるめて、経営が成り立つのかどうかという部分も含めて検討しながら、今後のワイナリーの建設については検討していかなければならないというふうに思っていますし、当然町の支出が伴う部分もございますので、そこは議員の皆様方に相談して、こういう方法でいきますよという協議をして、検討した中で進めてまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
所信表明にもありましたように、新規産業分野に挑戦する取り組みや既存産業の振興に資する取り組みへの支援・拡充によって活気にあふれ、地域を支える力強い産業を持つ町を目指してまいりますと言っておられたので、ぜひ八雲町に資する事業者さんには配慮を願いたいなと思って、今回の質問を終わらせていただきます。