厚沢部町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日
ジャガイモシストセンチュウの発生状況と対策効果について
- 聞いた人
- 山崎孝 議員
- 答えた人
- 町長、農林商工課長、副町長、農林商工課主幹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 山崎
議長の許可をいただきましたので2つの課題につきまして質問いたします。今年も営農が開始されまして、田畑が日増しに緑を増やしてきました。町長の冒頭の挨拶の中にもありましたが、檜山振興局は6月1日現在の農作物の生育状況を発表いたしました。各農作物の生育は概ね順調に推移しているという、そういう見方であります。しかし、ご案内のように本町の一部の農家間では5月全般の天候の不順から馬鈴薯の植え付けが大幅に遅れました。またビートの移植も大幅に遅れました。そういう中で、大変農家の間で収量が減収するんではなかろうかという心配がされてるところでもあります。どうぞ皆さん方には現状に出向いていただいて、ご指導いただければというふうに思います。よろしくお願いをいたします。それでは質問に入ります。まず1点目といたしましては、ジャガイモシストセンチュウの発生状況と対策効果についてであります。平成30年の馬鈴薯作付予定畑の土壌検診におきまして、新たにジャガイモシストセンチュウが確認されたという報告がありました。ジャガイモシストセンチュウ発生の背景と今まで対策としていろいろやられておりますこの効果について所見をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
町の答え 町長
山崎議員からのジャガイモシストセンチュウの発生状況と対策効果ということのご質問であります。毎年実施している植え付け前の土壌検診で、町内523筆の圃場を検査しましたが、4月11日、美和地区の圃場の1筆からジャガイモシストセンチュウの疑似検体が確認されたところであります。同日中に生産者と新函館農協職員が面談し、翌12日に土壌採取を実施し再度検査を行った結果、4月16日にジャガイモシストセンチュウであることが判定されたところです。厚沢部町におきましては、平成21年に初めてジャガイモシストセンチュウに発生が確認されましたが、檜山南部地区ジャガイモシストセンチュウ対策協議会での発生圃場への対策基本方針に沿って、これまで農機具などの洗浄や輪作体系の維持に対する生産者への啓蒙活動をはじめとして、早期発見、実態把握のための植物検診及び土壌診断の完全実施、防除対策として馬鈴薯の抵抗性品種への転換、牧草などへの作付転換による封じ込め、土壌灌注剤による低減対策、蔓延防止対策として、車両洗車場の利用、農機具、さらには靴底の洗浄などに取り組んできましたところであります。しかし、残念なことに平成27年度以来3年ぶりの発生となりまして、4月20日に開催した協議会でさらなる対策の徹底について関係機関と確認したところであります。なお、今回シストが発生した地区については、過去にも隣接する圃場などで発生が確認されていることから、発生頻度の高い地区を重点的にするなど、協議会を通じた発生予防と蔓延防止対策の徹底の周知を図ってまいります。メークイン発祥の地として、また、種子馬鈴薯生産地としての責務を果たすべく、今後も引き続き、侵入、拡大防止対策の徹底を図ってまいりたい、このように考えております。
議員の質問 山崎
ただ今町長から所見を伺いましたけれども、歓迎の意味を込めまして農林商工課長の方からコメントをいただきたいというように思います。特に当地はメークイン発祥の地であります。大変名声の高いメークインを生産されている生産地でもあります。という中で、このジャガイモシストセンチュウっていうものの発生を余儀なくしたっていうことに対してどのような認識をお持ちでしょうか。課長から伺いたいと思います。
町の答え 農林商工課長
非常にですね、厚沢部と言えばメークインということで、非常に産地としても優秀な産地であるというふうに認識しております。その中でジャガイモシストセンチュウが発生したってことは非常に残念なことだなというふうに理解しています。
議員の質問 山崎
今の町長の答弁の中にもありましたとおり、一番最初発生を確認されたのが平成21年であります。ジャガイモシストセンチュウは町内、また、厚沢部町の近隣町村でも発生を確認されているところでもあります。町内では30年に今確認されたのを合わせますと、10か所の圃場で発生の確認がされているところであります。私もいろいろ行政も入りながら対策を執ってきましたので、今回はこの3年ぶりに新たに発生を見たっていうことの報告をいただいた時に大変大きなショックを受けました。今、答弁の中にもありましたように、檜山南部地区ジャガイモシストセンチュウ対策協議会という、そういう対策をする協議会まで作り上げてやったにも関わらず、なお発生するということは遺憾であります。そこで、今までこの檜山南部地区ジャガイモシストセンチュウ対策協議会っていうの活動についてお知らせ願いたいと思います。どういうような活動をしたんでしょうか。まずこれを1つお願いします。
町の答え 副町長
対策協議会でありますけれども、センチュウが発生する前からあった協議会でございます。平成18年度に北斗市、19年度に今金町ということでセンチュウが発生したということで、いよいよ近づいてきたなということもありまして、平成19年に関係機関集まって、振興局の音頭取りということもあったんですけど、19年に設立したところでございます。当初はまだ発生しておりませんので、主に植物検診ですか、収穫前に圃場検査をして、センチュウが入り込んでいないかどうかという、いわゆる目視による確認、それと、連作を避けるように普及啓蒙していたところでございます。21年でしたっけ、見つけた時にはそのセンチュウ対策協議会の目視によって発見されたということでございます。その際、センチュウ対策協議会では、いわゆる発生圃場への基本対策指針を作り、それに則って土壌灌注剤なり何なり対策方針をたてて、生産者と発生圃場の生産者などに対応してきている一方で、補助事業を活用いたしまして、いわゆる車の洗う洗浄機等、あるいは土壌診断の検査する顕微鏡等の導入を図って、今までは植物検診だけだったものを土壌診断も進めるようにしてやってきたところでございます。センチュウにつきましては、今年圃場に入ったから今年すぐ分かるというようなものではございません。ある程度密度が濃くならないと発見できないということでございますので、21年に発見したということは、その5、6年前からもう発生しているんだなということだと思います。そういうこともあって、当初については土壌診断を進めた結果、毎年度と言うんですかね、2、3か所ずつ発生を見たところでございます。先ほど山崎議員もおっしゃったとおり、私も大変3年ぶりということでショックを受けたというところでございます。ただ、発生したという場所は3年輪作をやっていたところということを聞いておりますし、密度的にも低かったということでございました。ただ、密度低くても発生は発生ということで対策を打つということでございます。そういう取り組みを関係機関揃ってやってきているということでございます。
議員の質問 山崎
ただ、本町は特産のメークインの栽培地だけではなくて、原種も作られています。輸出用の採種も作られています。そういう種芋がシストセンチュウの発生か所によってものすごい制約受けてくるわけです。実際に今、先ほど言いましたように10か所確認されたってことでありますけれども、この中でもう4か所は種芋が生産されなくなってしまいました。そういう状況になるんです、発生許すことによって。そして、ずっとこう21年、それから22年、24年、25年、27年、ずっとこういうふうにして、30年も合わせて10か所なるんですが、これはほとんど、種芋を作っている畑はではないんですよね、食用なんですよ。それと、先ほど言いましたように、近隣町村も発生を見ております。それも食用なんですよ。ここに何かしらの発生する要因があるなってこと、我々でもすぐ予測つきます。ですから、例えば私たちの鶉ってところはほとんど原種、移出用の採種の栽培用の主力をなしてるところであります、鶉地区と言うのは。ところが、もし、鶉地区に些細なところでも、もし1か所センチュウが確認されたと言ったら鶉からもう種芋無くなるんですよ、栽培できなくなるんですよ。そういう危険性が孕んでるってことなんですよ。ですから、私はこれは専門的な根拠ありませんけども、私がシストセンチュウが厚沢部町から発生を見せたっていうのは、私は昔は馬鈴薯はもう毎年みたいにして作ってもいいんだろってそういう特別なルール無かったんですよ。そういうのの重ねがこういうような状態になったんだろうって私は考えますが、どうでしょう、間違いでしょうか。それも大きな要因の1つだって、私今、考えてるんですが、間違いですか。
町の答え 副町長
私もまったく同じ意見でございます。連作すると何倍かにセンチュウが増えるわけでございます、今の協議会やっておりますのが、発生して発見すると、で、そこを対策するということでございます。つまり、それ以上のことは対策協議会として生産者にはやってないということでございます。どうしてもこれだと後手、後手に回るわけでございます。拡大を抑えるために一番大切なことは今おっしゃられるとおり4年輪作体系をしっかり守るということが、これしかないわけだと思っております。実際に、ちょっと表現悪いかもしれませんけども、畑にいたとしても、見つからない、発見できない低密度のものということにするためには、やはり、4年輪作をきちっとやるということだと思います。つまり、これは一義的には生産者自らが対応すべき問題だと思っております。そこで、種芋の圃場についてはもう、はっきりとした制約があるわけでございます。ルール違反になるわけでございますから、それはもうきちんと守られていると、当然、種芋の圃場からはシストセンチュウは過去に1度も発見されたことがないということでございます。そのあと、食用馬鈴薯協同組合の方でも何にもルール無かったんですけども、そういう発生を受けまして、4年輪作の徹底や抵抗性品種をどんどん入れていこうという取り決めをしているわけでございます。ただ、取り決めがどの程度徹底されているのかというところも問題だなと思っておりますので、そのへんせっかく決めたルールでございますし、厚沢部町の特産で稼ぎ頭でございますので、食用芋耕作者組合についても自らやっぱりこれを守っていくという気構えでやっていただきたいよう強く要請したいなというふうに思っております。
議員の質問 山崎
それでですね、町としましても何かにこういういろんな問題が発生すると、協議会とか対策協議会とか作って対策を練ってます。そこでですね、ここのもう発生する以前からこういう危険性を感知して対策協議会が作られたって副町長からその話ありましたが、しからばこの檜山南部地区ジャガイモシストセンチュウ対策協議会っていうのはどの機関が主導している機関なんですか。農協ですか、行政ですか、普及センターですか。それがはっきり責任分野無いんでないですか。ですから、そのへんの協議会の対策っていうものきちっとした形で強力な体制組めないんでないですか。どこがこの協議会の主導を握ってるわけですか。
町の答え 副町長
JAです。
議員の質問 山崎
なんかやっぱし弱いですよね、そのような対策が。私どもは大変懸念しています。せっかく先輩方が北海道の中のメークイン発祥の地だって厚沢部町がさ。そして種子馬鈴薯、原種も作られています。そして本本州の方に専門に送って、移出している種子馬鈴薯採種作ってます。そして、関西の方では厚沢部のメークインと称して大変評判の高い食用も作られています。このメークインが徐々に徐々に狭められて、将来的に消滅してしまうのか、そういう実は心配をするところでもあります。ですから、強力に今回やっぱし対策して、もうここで封じ込めるようにしてもらわないと、私は将来的に今、副町長が言いましたような大きな経済的なウエイトを持ってる馬鈴薯ってのが厚沢部から消えてしまうような気がするんですが、その心配は外れてますかね、私の考え方は、どうですか。だって平成21年から対策練ってます練ってますって徐々に徐々にまた、出てくるんだから。どうですかね。私はなんかこの対策の仕方が弱いような気がしますけど。だから、町長の答弁の中にも徹底した強力な対策をとるって言ってるわけですから、とってほしいと思いますよ。場合によっては農協でなくて行政が主導してもいいですよ。もう、そうでないと消滅する危険性があるわけですから。そんな危機感持ったらね、大変だと思います。どうですかね、町長。
町の答え 町長
このシストセンチュウの問題は大変、厚沢部では古い歴史を持っております。協議会は19年に作ってますけど、平成18年に今の北斗市、大野町の農家が入作をして、社の山で芋を作った際に、このシストセンチュウの問題が発生したものであります。この入作には行政も農協も猛烈に当時は反対しました。渡島農業改良普及所、なんとか入作を阻止したいということで、協議をしたこと、これは当時は厚沢部町に、このメークインというものを最終的に特産作物であるというふうな位置づけの中で守るという、こういうことがそもそも根底にあってやったものであり、今、現時点では大野の佐々木農家さんでは厚沢部には入っておりません。逆に、その圃場については厚沢部の社の山の方がもう完全土壌改良して使っていると、こういうことが現状。そもそも、そういう時代からシストセンチュウというのが最重点注意事項にして、行政、農協、生産者、三者一体で厚沢部町の土壌を守りましょうと、こういうふうな進めをしてきたところであります。これはあくまで発生の原因というのは農家の耕作体系にあると。これが原則ですから、この耕作体系の中で農家自らが守らない場合には、農家自ら自分の首を絞めると、こういうことになるわけです。ですから、食用馬鈴薯農家が好き勝手輪作体系も無視した中で進めるということは種芋農家を簡単に殺しますよと、こういうことなんです。この食用馬鈴薯によって起きた圃場というものは、種芋農家はその近辺では作付けできませんので、その種芋農家を殺すのは簡単な話。食芋農家がそういうルールの無い作付けをして、そういうセンチュウを発生させた場合には簡単に厚沢部の農業はつぶれる。そのためにも当時の厚沢部は農業協同組合、行政と一体となって当時は進めたものであります。そのためには長万部の国道沿いにもこの農家の車洗浄という場所を作って、厚沢部に入ってくる農家のトラックは全部洗浄してください。こういうふうなルールを作って当時は進めてきた。今、長万部の洗浄場所が若干古くなって、今、八雲の街の中に作っている洗浄、これも町が支援をして、そして農協に徹底して管理をしなさいということで守ってきたものであります。しかし、最近、状況を見ますと、このシストセンチュウは一番多いのは留寿都、喜茂別、あの山を抱いてる裾野が今、このセンチュウの巣であり、したがって、あのへんは今、種芋一切ありません。その種芋が止められ、全部厚沢部の方に種芋の作付けというのが来た、いろいろな4種類の種芋の生産がされておるわけですけども。そしてまた、檜山管内では今金町、今金町は男爵の産地であり、男爵の種も今金は今から4年、5年くらいかな、5年ほど前にとりやめになりました。男爵の種は今厚沢部が作ってます。こういうその種の生産地となった厚沢部町は最大限このセンチュウの防御をしなきゃいけない。こういうのが当たり前の話であります。これに対して今、新函館農協はどの程度、この種に係わる真剣な考え方があるか分かりませんけども、いずれにしても農協系統でもってだす種ですから、農協自体が真剣になってもらわないと困るし、農協以前に農家の方々が真剣になってもらわないと困る。行政がなんだかんだ言う話ではなくて、厚沢部にはまだたくさんの作物あるわけですから、この作物をたくさん作っている人方にしてみれば、どれも大切な作物であります。そういう中でシストセンチュウだけがもの言ってる話であります。大豆だって全道の中では、ダイズセンチュウが蔓延をしている、こういう状況の中で、大豆も大きな問題となってます。しかし、被害というのは今、国が定めているシストセンチュウのこのイモセンチュウが一番の問題である、こういうことですから、自分の農業経営を考える時に芋がいらないよと言う農家は一軒も無いはずであります。ただ、そういう重要な作物に対して考え方が甘いというのが厚沢部の農家であります。私の方は隣の江差、上ノ国、乙部、このへんで作っている芋に対しては何ら我々が関知する話ではありませんけども、このへんがじわりじわりと厚沢部に近寄ってきているのが実態であります。これからのセンチュウ対策というものは、いかなる方法で近隣町との連携をとり、そしてこのシストセンチュウの協議会というものはもっともっと幅を拡げた、そして大きな権限を持つ、こういう協議会にしなければ、これはどんどん厚沢部もむしばまれる、いうふうなことになろうかと思います。ただいずれにしても農家がこれからも生きていくためには、このメークインのセンチュウは食用、種に係わらず、いずれにしても、それぞれが防御態勢に入れと、こういうことになるんです。これも営農指導というものの中で、強く、本来指導していくべきものですけども、残念ながら農協には営農指導のプロ的方がいないというのが大変弱いところで、そういう中で、やはり今、営農指導をこれはもう農業改良普及所にお願いをしながら、個々農家の圃場の中で指導してもらえる方法無いだろう。こういうふうにも思います。今、町と農協が灌注の経費まで出して灌注防除してますけども、これは限定的なものであります。ですから、これらの対策については、今、新函館農協に話をして、ものになるかならないか分かりませんけども、これはむしろ道を直接相手にして、対策を講ずるべき方策の時に来たなと思ってます。いずれにしても、厚沢部町で、もうすでにこれだけの件数が出たわけですから、今その件数の中で、大変苦労しているのは隣の小っちゃなこの猫の額よりない江差町が10件も出ているという。乙部町では、8か所も出てる、しかも専門にやってるファームまでこのセンチュウを出してると。こういうふうな上ノ国、それぞれ厚沢部を囲うようなぐるりとセンチュウだらけであり、このセンチュウをいかに食い止めるかは容易な話でありませんけども、道に大きな支援をもらって、そして、強い規制基準を作りながら進めていく方法より無いだろうと、こういうふうに思っているところで、いずれにしてもこれが可能かどうか分からないけれども、可能になるまでこのセンチュウ防除というものは徹底して地域農家は積極的にやってほしい、こういうふうに思っているところであります。
議員の質問 山崎
今まで何回も一般質問しましたけれども、今回、ただ今ほど町長から大きな声で農家が甘い、がつっと響いてきたのは今初めてなような気がしています。私もそう思います。自らが対策きちっとやらないとだめだなと、そういう気がします。それから、私先ほど言いましたように、私はこのシストセンチュウ問題が解決できなかったら厚沢部町農業はもう消滅するなと感じています。まず1つはまず種芋が無くなりますから、これによってどのくらいの経済的な、そういうダメージくるかって言ったら、なかなか経営が困難になる可能性十分あります。そして、私今回、実は違う質問も用意したんですが一つは大変今気になっているところは潜在的な厚沢部の農家の生産力というのはどのくらいあるんだっていうことをずっと私関心持ってるんです。今30億円そこそこなんですよね、かつては50億円売ったんですよ。どんどん下がってきてるんですよ。やっぱりそのへんも町長にお叱りいただく原因になるんだなって思うんだけども、本来ならば50億円の生産力、厚沢部あるんですよ。それが30億円そこそこっていうことなので、どうなったんだろうなって、そんな心配をしてます。ですから、ぜひ、このシストセンチュウ対策についてはもう万全を尽くしてですね、誰が何と言ってもこれはきちっとした解決方策を示してもらわないと困ると思いますし、生産者自らもそれで頑張らなきゃならない、それで意識を改めてます。そして、今、町長が言いましたように行政としましても薬剤の灌注等々の事業費の補助もしています。それで何回か灌注も済ましている、そういう畑もございます。そういう中での効果の確認ってのされてるんですか。どういうようなことになってるのか。そして、現在はそれに対してどういうような管理の仕方だとか、どういうようなこといいのか、そういう指導ってのされているんですか。それをお願いします。
町の答え 農林商工課主幹
灌注後の効果確認についてでございます。平成27年にカップ検診というものを実施しまして、24件確認してるそうです。そこでシストが確認されたのは3件ありまして、この3件に関しては再び灌注をするように指導されています。以上です。
議員の質問 山崎
私はこの質問にあるようにね、いろんな対策をやっていると思うんです。だから、それに対して検証して、やっぱし効果があるのか、無いのか、やり方がいいのかってこと検証してみないと分かんない訳でしょ。せっかく高い薬、どんどん突っ込んでもさ、果たしてそれで効果が、センチュウが死滅してしまってるのか、ただちょっと弱くなったぐらいなのか、それか、もっともっとやり方がかえた方がいいのか。それである農協の職員の方を見ると、確認されたら抵抗性品種ってのがあるわけだから、メークインは抵抗性が無くて、キタアカリってのは抵抗性があるから、そこでがらっと替えてしまうとか、そういうような色んな方策があるみたいなんで、実際的にはそういう検討ってのはされてると思いますけど、されたら現実的にそれを実行して対策していかなきゃならないわけでしょ。ですから実際に予算を導入して薬剤を灌注してるわけですから、その効果っていうか、どうですか、確認されたデータなんかあるんですか。
町の答え 副町長
土壌灌注剤のデータってのはもう国と言うのか、機関ではっきりあります。8割から9割軽減するということと、抵抗性品種につきましてはだいたい概ね8割くらい軽減するというデータがあります。ただ、そこの土壌についてどの程度の発生だったのか、今年の美和についてはごく軽いということなんで、100グラムで4個ということなんで、すごく低密度なわけです、そういうところにやると全部無くなるのかと言うとそうではない、8割から9割なんでちょっと残るということでありますので、ただ、濃いところであると300個以上あるとかないとかありますから、それで計算するとある程度分かることでございます。ですから、全くゼロになるとやはり、土壌灌注剤と抵抗性品種を繰り返しながらゼロにしていくというやり方があるんだと思います。ちなみに、今、ただのシストセンチュウですけど、網走で発見されたシロシストセンチュウなんですけど、あれは絶対死なないんだということでございましたが、国の機関が3年間調査した結果、DD土壌灌注剤というのがあるそうなんですけども、それを2回で、抵抗性品種でなくて対抗性作物品種というのがあるそうです。ナスビとトマトだったかな、それを1回組み合わせるとシロシストセンチュウの生存率ってのが零から0.2パーセントという結果も出てるそうであります。今年から網走の発生圃場でも芋を植えてみるということで、その後も追跡調査はするようですけども芋は植えるということでございますので、うちのほうから発生したシストセンチュウ、前々からあるんですけども、零から0.2パーセントまで減るとかなんとか、そういうデータはまだありませんけども、確実に土壌灌注剤と抵抗性品種をやっていくと減っていくと。ただ、それが零になるのかどうかと言うと大変難しい。で、芋を植えることによってそれが増えるということでございますので、やはりそこは検出以下の圃場にするためには輪作体系をきちっとするということが一番大切だと思っております。
町の答え 町長
センチュウにつきましては、山崎議員の方がプロですから、我々が話す話じゃないんですけども、今灌注対策をしてます。ただ、灌注対策というのは焦土扱いですから、で、シストセンチュウというのは一番深く入って1メーター60センチメーターくらい入るそうです。センチュウの卵は。1メーター60センチメーターまで起こしてる農地なんて厚沢部に1か所もありません。したがって、本来これを絶滅させるためには耕土改良という制度を持たなければ、これは処理できない、これはもう檜山農業改良普及所でも当然我々と同じような考え方でいるわけで。ですから、問題は農家が耕土改良までやって防ぐ気持ちがあるのかどうかという、これは耕土改良やると一年は使えません。ひっくりかえしてもあれしてもね。だからそういう中で、全滅させることはまず、不可能なんですよ。ですから、今いろいろな対策が講じられておりますけれども、一応は灌注で抑えて、そして今のキタアカリだとかそういう作物で何年か使っておきながらセンチュウの排除をした後で、また種芋にもどす、あるいは食芋にもどす、こういう方法がやられている状況であります。どのくらい効果があったというのは、なかなかまだ出せない状況にあるわけです。しかしながら、そうような方法でもかなりのものが制圧できるとすればやらざるをえない、こういうことで今、行政の方も支援しながら灌注処理をしてるというのが実態であります。本来はすっかりきれいに無くするってのは一番いいことでありますけれども、周りが周りなだけに、これからの防除ってのは大変な苦慮が伴うなと言うふうに思います。
議員の質問 山崎
私の聞いている範囲ですと、センチュウの密度低い場合は、馬鈴薯の生育、収量そのものに影響は無いというようなことを、まあ零にすれば一番いいんだけれども、そういうことはないっていう。ただ、それが連作することによって急激に密度高まるんだよっていう、その要因が連作だってことも聞いてますので、そのところも基本的なこと分かってますので、ぜひ、そういうことに従って対策ってものをきちっとして将来的にも安心して厚沢部特産メークインを栽培できる体制を作っていかなければならないと思います。それと町長さっき言いましたように近隣町村もそのように汚染されてる部分ほかあるわけですから、ぜひ、近隣町村の町長を連携図りながら、道の方の予算もいただきながら、なんとか早めにいろんな角度からの対策を執ってほしいなと、そのリーダーシップを町長にお願いしたいなというように思ってます。それと今度2問目に入りたいと思います。よろしくお願いします。厚沢部メークインの商標登録についてであります。特産品厚沢部メークインの将来的な安定販売の体制確立のためにも、厚沢部メークインの商標登録を考えております。そこで町長の所見を伺いたいと思います。