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森町議会 平成29年第1回 3月会議 2017年3月6日

私道の整備、修繕と簡易舗装について

聞いた人
松田兼宗 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 14番 松田兼宗

それでは、時間も時間なので、できるだけ簡潔に行いたいと思います。それでは、1問目の私道の整備、修繕と簡易舗装についてということで質問させていただきます。森町には、国道、道道、町道など公道として国、自治体が維持管理しているものと不特定多数の人の通行の利用がある公道に準ずる機能を果たしている私道、生活道路があります。公道については、所管の役所で維持管理は適宜実際されていますが、私道の整備、修繕や環境整備、もしくは公道(町道)の認定等については議会の平成29年度予算編成に係る政策提言書の中にも数件提起されているにもかかわらず、遅々として進んでいないのが現状だと思います。環境整備されていない私道の周辺の住民や利用者は、でこぼこしている穴を避けながら車を走らせ、土ぼこりの中洗車の回数も多くなり、周辺の住宅では満足に窓をあけることもできず、ましてや洗濯物も外に干すことができない状況にあります。雨が降れば泥はねがひどく、大きな水たまりもできまして、歩くのにも大変不便を感じる生活を余儀なくさせられております。除雪については、森町私道除雪に関する要領に基づいて町民の冬期間における住民生活の安全を確保する目的から、公平な観点から不完全ながら適宜実施されております。しかし、舗装されていないことから除雪時に土の路面や構築物が著しく損傷させていることがたまたま起きている状況にあります。町民の要望により、地域の生活環境の維持改善と住民の福祉の向上に寄与する地域の私道、生活道路を整備、修繕するために、財政負担の少ない簡易舗装、もしくは町道認定の公平性の見地からの事業実施の優先順位づけに基づいた計画的な推進をすべきだと思います。あわせて、4点について具体的なところで質問いたしますが、まず1つ目に森町での簡易舗装の実績があるのかどうか。2つ目に、政策提言書にあります以外の町内会などからの要望等が実際あるのかどうか。3つ目に、現在の森町での私道、生活道路の整備、修繕の具体的な方法についてお願いします。それと、4番目に森町の町道認定の方法についてお願いいたします。以上です。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

松田議員の質問にお答えします。1点目の簡易舗装の実績についてですが、平成28年3月末の道路台帳から拾いますと266路線、延長132キロメートル、延長比率で51%が簡易舗装でございます。また、2点目の町内会などからの要望についてですが、平成27年度は5件、平成28年度は2月末現在で9件の要望がございました。内容は、除雪要望や砂利道の補修、砕石の補充などでそれぞれ担当課が対応しております。3点目の私道、生活道路の整備、修繕の方法についてですが、定期的なものは春の雪解け後と秋の年2回においてグレーダーによる道路補修及び砕石の補充を行っております。また、除雪による修繕や要望によるものにつきましては、その都度実施しております。4点目の町道認定の方法についてですが、道路法第8条の規定に基づき認定しておりますが、私道からの町道認定においても同様の手続で議会の議決を得て認定しております。私道からの町道認定は、最近では平成25年度に1路線、平成26年度に1路線実施しております。以上、4点についてお答えいたしましたが、町道全体を見た場合でもいまだ約4割弱の96キロメートルが未舗装であり、生活道路の整備とあわせながら今後検討していきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 14番 松田兼宗

それでは、再質問させていただきます。96キロが未舗装だということでなっているわけですけれども、意外にその数字を聞いて多いのかなというふうに思っています。印象的な話を言いますと、旧砂原町においてはほとんど舗装されているのかなというふうに思っている部分があるのですが、残されているのは旧森町における私道の部分が多々。よく話を耳にするのは、町内会とか、議員も初め各町内会ごとというと常盤町、森川、鳥崎とかが非常に多く私道に関しては残されている部分が多々あるかと思います。それは、まだ先輩議員の方々がいろいろ活動している中で、やっていてもなかなか進んでいかないというのが実態なわけです。それで、どうもそれというのは、本来であれば私道なわけですから、なかなか町としてもやりづらい部分があるのです。だけれども、それが進まないというのは、ほぼ権利関係の部分がいろんな部分で邪魔している部分があるのだという話はよく聞きます。そこで、それを実際誰がやるのかといった場合に、やっぱり地元の権利者関係が調整したら、順次町としてはやらざるを得ないという状況があるのだと思うのです。というのは、先ほど最初に言いましたように、私道を生活の中でどうしても不便を感じている人がいるわけですから、それをどういうふうな形で進めていくのかと。ただ、予算的な問題も当然ありますし、今回の質問の中身というのは簡易舗装をしたらどうかという話なのです。先ほど51%が簡易舗装をやっているという話なのですが、意外に多いのかなと思って聞いたのですが、その中身的な話を言いますと、実際の舗装の部分、町民が道路の問題で困っている人たちというのは、先ほど言いましたようにほこりが立つとかの問題があって、立派な町道をつくってほしいとかという認識はしていないのだと思うのです。だからこそ、簡易な3センチか4センチほどの舗装でも、あるいは側溝がなくても構わないのではないかなと私は思うわけです。そういう形のものの舗装をやることを可能にすることによって、もっと舗装率が上がっていくのかなと私は思うわけです。それで、ほかの町のいろんな形の、どういう形で行われているのかちょっと調べてみたのですが、近隣で函館市が私道の簡易舗装整備要綱というのをつくっています。いろんなところであるのですが、一番身近なところでそこがあるのですが、要するにこれを読んでみますと、不特定多数の者の通行の用に供され、市道に準ずる機能を果たしている私道については、簡易舗装整備を市が行うことにより地域住民の生活環境の向上及び利便を図ることとして、そういう要綱をつくって各いろんな町内会とか地域団体の要望を受けながら進めているわけです。さらに、ほかの町、もっと進んでいるのかなと思ったのは、白老町においてはどういう形でやっているかというと、路線別によって地域情報とか道路情報を十分に分析して、点数評価によりランクづけをしているというのです。そして、箇所選定マニュアルをつくって、優先順位をつけて予算の範囲内で順に実施している方策をしていると。これは、公平性の観点からいっても、どこが一番困っているかは、点数を重ねていきますから、そういうことによって進めているというのがあります。とすれば、森町においてもそういう形のものを、舗装のやり方というか、簡易舗装についてのきちっとした要綱をつくるなり、あるいは森の場合は町道の認定については明確な手続というか、条例というか、決まりはないのです。それをつくるなりしながら、各計画的に沿った形で住民の要望である生活の不便にならない、快適な生活ができる環境をつくる上では、今言いました簡易舗装に関する要綱をつくるなりする必要があるのだと思うのです。そういうことも考えて、再度今後どうしていくのかについての答弁をいただきたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。町内、未舗装の場所、道路がたくさんございます。もちろんその中に私道であるがためにどうしても舗装ができない、そういったところが多く見受けられるのはもっともだと、そのように思います。そしてまた、解決するためにはやはりもともと基本的にございます規定に基づいた、個人的な所有地のままであれば舗装もなかなか難しいということで、昔から皆さん方に何とか理解を求めているわけでございますけれども、そういったことでいまだに個人の所有地のままでは町としてはそこの上に手をかけるわけにはいかないと。これは、松田議員もご理解されていることだと、そのように思っております。これにつきましては、町で要綱をつくったから解決するわけではありません。基本的なものは基本的なこととして、そこをクリアしなければ次の段階には行けないと、そのように思っております。あくまでも地主さんや地域の方々がここを何とかしてほしい、そういうものにつきましては昔から町でも取り組ませていただいてまいりました。しかし、どうしても道路幅が規定に合わない、それから用地の確保が困難だ、それから用地をお持ちの地主さんの理解が得られない、そういったことから今現状があるのかなと、そのように思っております。私たちもいろんな機会を得ながら、地主さん、それから持ち主さんには接触をさせていただいて、何とか理解を求めているわけでありますけれども、なかなか雪解け、それから冬の間のでこぼこ、それを解消するには本当に舗装してあげるのが一番いいのですけれども、そして簡易舗装の場合はどうしても弱いです。その弱い部分をやっておいて、また何回も直すよりも、きちんとした根本から直さなければ、最終的に住まわれている、そこを生活道路に使われている方は満足できないと、そのように思いますので、今後もいろんなときに努力しながら、何とか地主さんのご理解、それから町でもいろんな知恵を絞りながら進んでまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと、そのように思っております。認定につきましては、先ほどもお話しさせていただきましたように、なるべく先に進むように努力をさせていただきながら、それからまた道路幅が足りない部分にも側溝のつくり方というもので、今側溝そのものを道路として活用できる技術がございますので、いろんなことを勘案しながら今後も進めてまいりたい、そのように思っております。答弁としては以上でございます。

議員の再質問 14番 松田兼宗

最初の質問で遅々として進んでいないという言い方しました、私。実際そうだと思うのです。では、だれがそれを進めていくのかという話なのです。町が主導で進めないと、なかなか進んでいかない。そして、権利者の問題とかいろんな問題がある、それはわかっています。だけれども、それを、では町で全部やっていくのですかという話にはならない。住んでいる人たちがどういう考えを持ってやっていくのか。そして、最も簡単な話なのです、要するに。夏場はほこりが立たない、雨が降ればぬかるみができない、そういう道路だけなのです、欲しているのは。側溝なり降水量が少ないところなんて、そんなに舗装なんて傷みません。だから、町道認定する場合に交通量調査するのではないですか。側溝までの道路なんて必要ない場所が多々あるわけです。一番に権利関係の問題があって、それはきちっと承諾があればできる場所ってまだまだあるのだと思います。そして、具体的なそういう場所というのを折衝もしていないはずなのです。そして、どのぐらいそういう道路があるかを把握していないのだと私は思うわけです。それをこれから把握することによって、そしてきちっとした決まりをつくって、管理は舗装した後は利用する人たちが直してもいいではないですか。そういう方法もあるわけです。だから、町道に認定する必要はないのです。逆に先ほど町道に認定する場合に、地主の権利関係の現状をいろいろ調べていく中で町道で舗装しているのです。その部分が私有地のままなのです。そういうものが多々出てきた。そうしたら、地主に聞いたら、そんなのわからないという話なのです。もう時間がたってくればそういう問題も出てくる。だとすれば、そういうようなことに関してはまだ別に置いたとしても、その辺の町民が、住んでいる人たちが本当の要望していることを実現できないわけです、そういう法的なことどうのこうの。それよりも、最も簡単な方法で実現する方法を考えるのが行政ではないですか。それを考えてほしいということなのです。さらに、ほかの町でどんどん進んでいる部分がある中で、なぜ森町がそういうのをつくろうとしないのかなと思っているのは、いろんな決まり事をつくらない。場所、場所によって、道路の状況に応じてやるという話を言うのです。では、状況に応じた形でやっているのかといったら、やってもいない。それが現状ではないですか。だから、今後再度その辺のことを踏まえて、私はきちっとした形でつくりながら進めていくべきだと思いますし、いろんな要望が二、三件、2件とか9件とか上がっていると、先ほど要望が上がってきていると言っていますけれども、現実的にはもっとまだまだあるのだと思います。ただ、もう今の社会状況からいって、最も基本的なインフラの一つだと思うわけです、道路が。その部分がもう長年にわたって舗装もされないし、そういう状況に諦めているのです、住んでいる人たちは。だから、要望も上げなくなってきている。それが現実なのです。それが現状なのです。だから、それをもっと掘り起こそうとすれば、もっと身近なところの意見を吸い上げるには、再度自分の周りの住んでいる環境をどうやってよくするかを考える必要があるのではないか。それを町民に、住んでいる住民に求めるのか、それともその情報というのは行政が持っているわけですから、少なくとも。それを把握した上で進めていかないと、いつまでたっても何十年たっても同じです。もう一度言いますけれども、もう人口減少が現実ですよね。そんな立派な道路は必要ないのです。ただ、先ほどから何回も言いますけれども、ぬかるまない、ほこりが立たない、そういう道路だけなのです、欲しいと思っているのは。

議員の再質問 14番 松田兼宗

そういうことで、再度お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。いろいろと簡易舗装が欲しい、簡易舗装だけでも十分これが満足できるという松田議員のご意見もございますけれども、舗装した場合に舗装した後の影響というのは非常にいろんなところに波及効果がある。やはり舗装するからには、その上を表層水、雨水が走り、きちんと排水できる、そこまでちゃんと考えるのが役場の仕事なのです。そんなに簡単に考えてそれだけでいい、それで済む問題ではないです。それは、ぜひ勉強していただきたいなと、そのように思っております。そしたまた、各町内会からも町内会の中のこの道路を何とかしてほしい、先ほど簡易舗装した道路以外にも要望は上がってきております。そういう中で、では町内会では優先順位としてどうなのでしょうかと。やはりそういった順位をつけていきますと、先ほどの答弁でも申し上げさせていただきましたけれども、どうしても地主さん、その土地の所有者の問題に最終的に当たっていくのです。解決できないということではなくて、いつかいろんなところで道路を今現在私有地として生活道路に活用させていただいておりますけれども、それをきちんと連絡をとれるような体制は町でもずっと継続してとらせていただいております。それを今現在の持ち主さんはなかなか理解をもらえない状況ですけれども、いつかそれが町として協力、また向こうの理解を得られたときに皆さんの要望にきちっと応えることができると、そのように思っております。これからも諦めずに、こういったことで進めてまいりますので、どうか皆さん方もそういった機会で地主さんと接触する機会、またどこかでお話しされる機会がありましたらご協力いただけるようによろしくお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。以上です。

出典:森町議会 平成29年第1回 3月会議 2017年3月6日 議事録 PDF(127ページ) 間違いを知らせる