森町議会 令和8年第1回 6月会議 2026年6月16日
RSウイルスワクチン補助金について
- 聞いた人
- 千葉圭一 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 千葉圭一
続きまして、RSウイルスワクチン補助金について質問させていただきます。RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。RSウイルスは一般的には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られておりますが、その一方で高齢者やぜんそく、慢性閉塞性肺疾患、あと心疾患、糖尿病、慢性腎臓病などの慢性の基礎疾患がある人や免疫機能が低下している人はRSウイルスに感染した場合、肺炎などを起こすこともあるそうです。このRSウイルス感染症に対する治療薬は乳児では発症を抑える薬がありますが、成人では治療法はありません。成人が感染し、重症化し、入院した場合、インフルエンザでの入院が平均で15.2日であるのに対し、RSウイルス感染症の入院の場合は倍の30日間であることが報告されています。今年4月から妊婦を対象としたRSウイルスワクチンは定期接種となり、その費用は原則無料ですが、成人に対しての補助はありません。ちなみに、日本の65 歳以上の高齢者におけるRSウイルス感染症による感染率は2.4%というデータがあります。現在、森町での65歳以上の人口はおおよそ5,700人ぐらいとした場合、約140人が感染することになります。全員が重症化するというわけではありませんけれども、重症化し、入院することになった場合の費用が平均で80万以上かかるとのデータもあります。医療機関で受診し、ワクチン接種が必要だと言われた場合、費用が1回当たり約2万5,000円ぐらいかかるそうです。費用が高額でワクチン接種をしない患者もいると言われております。そういう人が出てこないように、町としてRS感染症の重症化を防止するためにも60歳以上の高齢者、基礎疾患がある人へのRSワクチン接種の費用の補助金を出すべきだと考えますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。予防接種には、法に基づき市町村が実施主体となり実施する定期接種と、希望者が各自で受ける任意接種があり、定期接種は集団予防の観点から実施されるA類疾病と主にハイリスク者の個人予防の観点から実施されるB類疾病に分けられます。町では定期接種及び一部の任意接種に係る接種費用について、A類疾病は全額、B類疾病はおおむね半額程度の自己負担となるよう助成してきているところですが、高齢者のRSウイルスワクチン接種費用への助成につきましては、今後定期接種化の動向を見つつ検討してまいりたいと考えております。以上です。
議員の再質問 8番 千葉圭一
今町長のお答えでいくと、定期接種で今後検討していくというようなご答弁をいただきました。ちなみに、森町における補助金が出ている予防接種って4つあるのです。そのワクチンの助成というのは、高齢者向けのインフルエンザワクチン、これが令和7年度で約3,000人が接種しています。あと、肺炎球菌ワクチン、これが30人、帯状疱疹が2種類あって、生ワクチンが23人で不活化が376人でコロナワクチンが186人、令和7年度で接種しているそうです。先ほどお話ししたように、RSウイルスというのは肺炎が重症化するのです。この肺炎というのが実は肺炎にかかって入院なさっている肺炎患者の9%がRSウイルスなのですよ、肺炎で入院している。インフルエンザにかかって重症化して入院している患者さんも9%なのです。だから、同じように肺炎で入院している9%の確率があるということと同じような症状なのです。風邪、発熱、鼻水、あと軽い風邪なのかなというような感じの症状から始まります。ですから、インフルエンザとほぼ同じような症状から発生するものがこのRSウイルスの感染症だというふうにぜひ認識していただきたい。そうすると、インフルエンザのワクチンを今3,000人を超える町民の高齢者が受けているわけですから、この方々が全員受けるとは限らないですけれども、医者の診断と本人の意向にはなりますけれども、一日も早く選択肢を増やしてあげられるように改めてその補助金を早めに検討していただきたいというふうに思いますが、再度町長のお考えをお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。先ほども答弁させていただきましたとおり、基本的には定期接種化を見据えた補助制度事業の検討を進めていきたいという考えでございます。新たなご指摘として9%という定量的な評価をいただきました。インフルエンザの疾病と、このRSワクチンに該当する疾病に関する感染の強さですとか、感染するそもそもそれ自体の母数の定義等々も、これは検討に入れるべきなのかなとは思いながらも、結局のところはワクチン接種をしたいという方々がどのようなものをどのくらいのレベルで脅威とみなして、それに不安を感じているかという定性的な評価というものもこの事業を検討する上では大事なのかなと思います。繰り返しの答弁になりちょっと申し訳ないのですけれども、基本的には定期接種化を見据えた事業構築というものを進めてまいりますが、当然町民の皆様の意識ですとか、感染の流行度合いといいますか、そういった実態等々もこれはしっかりと把握をしながら検討の一つとして今のご指摘は踏まえていきたいと思います。以上です。
議員の再々質問 8番 千葉圭一
以上です。