八雲町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
改選後の初議会において読み上げられた所信表明について
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、産業課長 吉田一久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
よろしくお願いします。まず一問目。改選後の初議会において読み上げられた所信表明について。以下の4点について伺います。① 国保病院について、将来的な人口減少を見据えて計画されたのが 45 床の基本計画であり、基本設計だったはずでございますが、ここに来て何故、一足飛びの診療所への規模縮小になったのであろうか、見解を伺います。② 平田内川小水力発電事業について、ノウハウがないので特別目的会社を設立することは理解できます。しかし、地域新電力会社の運営が、僕は視野に入っていてほしいと思っていますが、その辺のことはどうなっていますか。③ 「北海道新幹線新八雲駅周辺整備計画」への言及がありましたが、トンネル工事掘削土の扱いや井戸水の変化に対して、町の危機意識が低いと感じられます。町長の見解を伺います。④ 二海サーモン養殖事業について、2か年の実証実験の結果、今回拡大となったのでしょうが、採算性の将来見通しを伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員の1点目のご質問にお答えいたします。三澤議員ご指摘のとおり、令和元年度に策定の国保病院建替事業基本構想・基本計画において、熊石地域の将来人口は減少傾向と予測し、地域の医療需要も同様に減少すると分析しております。地域における将来の人口減少と医療需要を見据え、地域住民が求める医療を提供するために、必要な病床数を 45 床と計画し、これを踏まえ、令和2年度に実施した基本設計では、45 床を有する新病院の配置計画、平面計画等の建築計画を定め、国保病院建替事業を進めてまいりました。しかしながら、国保病院を取り巻く環境は厳しさを増すことが予想され、将来にわたり持続可能な病院運営を安定的に確保していくためには、診療所への規模縮小についても検討する必要があると考えているところですが、これまでお示ししてきた病床数 45 床の計画を、直ちに変更するということではございません。熊石地域の皆様から直接ご意見をいただきながら、議会とも話し合いを行い、議論を深め、慎重に判断をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。次に2点目の質問にお答えいたします。地域新電力は、地域にある再生可能エネルギーを活用して電力を確保しながら、地域の消費者へ電力の供給を行うとともに、電力や収益を地域内で循環していく、エネルギーの地産地消を目標にした地域密着型の電力小売事業者であり、国のゼロカーボン 2050 宣言もあり、今後は更に注目される取組みになると考えております。エネルギーの地産地消を担うことで資金の域内循環による産業の活性化や、収益の一部が地域で活用されることによる地域還元、雇用の創出などが効果として挙げられます。一方で、需要と供給のバランスを確保しつつ、採算性を成り立たせることの需給管理業務、営業や各種手続きに関する知識が必要であり、これらの業務を行う人材を確保することに課題があると言われております。平田内川における小水力発電事業は、電気事業に関して専門的な知識を有している事業者が関わっており、関係事業者との情報交換の中でも熊石地域における地域新電力については、お話をいただいているところであります。地域新電力という取組みも視野に入れ、運営する場合はどのような環境整備が必要なのかについて関係事業者から情報をいただき、可能性について相談してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。次に3点目の質問にお答えいたします。議員、ご指摘のトンネル工事掘削発生土に係る件につきましては、昨年 10 月の磐石トンネル工区から対策土受入地、黒岩Aへ、その搬入基準濃度を超過した対策土を誤って搬入した以降の経過を指しているものと存じますが、町としては、鉄道運輸機構が事後対応を適切に執り、排水の水質に影響がなかったことから、議会への報告は要しないとしていたものであります。しかしながら、町は逐次、機構から報告を受けていたものですが、その情報を後ほど知った方々からすれば、信頼度に係る問題として捉えられることを再認識した次第であります。次に、井戸水の変化につきましては、本年3月の機構のボーリング調査以前から酪農家一戸の井戸水の水質に変化が生じたものでありますが、当該ボーリング調査においても、井戸水の水質変化があったことから、機構として緊急的対応として、町の水道水を運搬・給水対応している事案であります。機構としては、必ずしもそのボーリング調査が起因と断定できていない状況にあるにもかかわらず対応しているものであり、本格的な新幹線工事が控えるなか、具体策について検討しているところであり、町としても意見しているものであります。危機意識が低いというご指摘でありますが、町として機構へは、従来から逐次、また強く要請等対応を執っておりますので、ご理解をお願いいたします。最後に4点目の質問にお答えいたします。二海サーモン養殖事業については、令和元年 12 月から熊石・落部両地域において試験事業として実施しており、本年6月には2期目の試験を終え、これまでの結果については、議員ご承知のとおり、生残率・成長量とも良好な成績であり、十分な成果をおさめたところであります。一方で、採算性につきましては、現在、養殖に用いるサーモン種苗は、青森県から購入していることから、種苗代金のほかに輸送費の負担が大きく、施設整備に係る費用を除いた養殖経費のうち、種苗導入経費が大半を占めております。次に経費として大きいのは飼料代でありますが、これまでの給餌方法は、飽食給餌を基本に行ってきたことや養殖環境から飼料効率が悪く、種苗経費の削減と飼料効率の向上が採算性を確保するうえで、大きな課題となっております。サーモン養殖を事業化するため、飼料効率については、経験を積み重ね、適切な飼料設計と機械化を進めるなど、養殖技術の向上を図ることで対応可能と考えておりますが、種苗経費の削減については、養殖適性の高い種苗を道内で確保することができないため、来年3月をもって廃場となる、さけ・ます内水面水産試験場道南支場の譲渡を受けて、令和4年度から種苗生産事業を行い、適正な価格で供給していくことを計画しておりますが、将来的には、種苗供給から海面養殖、加工販売までの体制を整え、道南沿岸各町と連携して販売ロットを確保することで、価格の形成も図れると考えており、養殖コストの削減とあわせ、十分に採算はとれるものと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
ここから先は、一問ずつ①を終らせてから、②、③、④と移っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。それでは、国保病院について再質問させていただきます。慎重に判断したいという旨のお答えでしたけれども、今日トップバッターの赤井さん、そして3番手の関口さんの答弁なんかを聞いていますと、総合病院との医療連携と役割分担、これまでやろうとしていたのがなかなかできなかったけれども、これからもそれはしっかりとやっていくと。さらに総合病院の院長先生は、自身の言葉として町長の口から、医療連携や役割分担を熊石国保とやるのは当たり前だと。今現在、週一回外科のお医者さんを派遣されていたり、薬剤師や場合によってはレントゲン技師の派遣も要請があればやっていくという答弁が、副町長からもありました。そういうことを総合的に考えますと、これはもう診療所化ではありませんよね。やはりある程度の病床を持った熊石国保病院というのは存在していて、そして医療連携、役割分担をしっかりと総合病院とやっていって、足りない場合の医師の派遣とかをやっていけば、八雲町全体の医療をまかなっていくという答弁だったというふうに僕は理解できますので、そうなるとですね、やはり 19 床以下の診療所ではなく、ある程度の医療スタッフを揃えた熊石国保病院が存続しているという前提での僕は医療連携、役割分担のお話になるのではないかと思いますので、もう既にこれは、ここまでで一つの答えが出ていると思います。いかがなものでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員のおっしゃるとおりだと考えておりますが、ただ、私はですね、この病院、医療を継続・維持するというのは、やっぱりお医者さんの充実、また先ほど関口議員さんからあったとおり、医療スタッフの充実等々も考えられるだろうと。それと、人口の減少も加味しながら全体で考えていくのがいいだろうと思っております。ただしですね、今のところ熊石では 45 を基本に考えていくというのは変わりがないので、ただ 45 を考えながら、どうやったら維持していくかということもしっかりとですね、見据えつつですね、総合病院と連携も考えていくということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
そういうふうになりましても、僕の前に質問した関口さんの、包括的に考えた場合といって、福祉の話もされていましたけれども、この際、時間をある程度かけて考えるという中で、診療所化を決めたわけでないというところまで来ましたらですね、建てる場所も含めてですね、その後の医療連携、いろいろできやすくするということを念頭に考えて、45 のこの基本設計を大事にして、マックス 45 ということで病床を維持しながら、のちにそれが、例えば、いま既存の特養さんとの連携ができやすい場所で、お互いに融通が利くようなベットの数でということが、僕はすぐに二人の質疑の中で、町長の頭の中にできてるんじゃないのかなと思うんですね。改めてそれであれば、熊石住民に所信表明の内容で問うよりも、新しいイメージを持ったお話をされたほうがいいのかなと思うんです。どうですか、この辺で結論を出して、マックス 45 床堅持ということではなくて、マックス 45 という中で、もう一度、国保病院と熊石全体の福祉維持のことを考えた提案を、熊石の方にされるほうがいいのではないかなと思うんですけれども。だから、診療所という話はもうないですね。どうですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
この件につきましてはですね、やはり医療を続ける一番の問題は、建物じゃありませんので、それについてはしっかりと、私も考えながら進めていきたいと。ただしですね、熊石の地域の人たちの気持ちもありますので、その辺も十分に配慮しながらですね、進めてまいりたいと思いますので、なんとしても医療を維持していくということの一番肝心なところも、しっかりと対応していきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
そういうことであれば、赤井議員の質問の中にありました、働く方々の環境を大事にするということで、これまで、いわゆる八雲側の医療施設の問題では、前々院長、前院長になるのかな、新しく建てれば医者が来るという、議会ではなかなか納得しづらい議論だったんですけれども、結果的に新しく環境の良い建物で医療スタッフも、いろいろ問題がありますけれども、もう少し重点を置いて建てることを考えていたら、良かったのかなという反省もありますけれども、そういう意味では国保病院も、先ほどの部分では雨漏りだとか、急場しのぎの補修はするということでしたが、それは当然であって、一方で新しく今の時代に合う医療環境を、建て替えで作っていくということは、これは進めていくというかたちになると思います。是非、そうしていただきたいなと思いますが、もう一点、僕は町長の立場で、多分、他町のことを考えてですね、診療所化を踏み切った発言をうっかりとしてしまったと思うんですけれども、それは、いわゆる総合病院の救急医療を充実させている、そしてそこで、しっかりと赤字を出さないために、二次医療圏の今金町、せたな町、長万部町さんに診療所、あなたたちの持っている病院は、診療所に近い形にしてもらって、そのかわり八雲は、しっかりと皆さんのために頑張りますよというお話を進めていく立場なので、熊石を二つの自治体病院ということで、診療所と言わざるを得なかったのではないかなという背景があると思うんですけれども、ここはね、僕は考え方をちょっと考えたほうがいいのかなと思うんですけれども、例えば、八雲町の面積はご存知のように 956 ㎢、そして今金町は 568、せたな町はそれよりも若干大きい 639、そして長万部にいたっては 310 と、各々の町の中での面積は、八雲よりずっと小さいわけで、八雲ははるかに大きくて、その中で熊石という峠を越えた特性を持った地域をも抱えていると。それで八雲町長として、町民に不公平感のないように、医療や福祉を保障するという考え方に立った場合に、八雲町側では、例えば北側の黒岩地区まで、総合病院から約 15 分、南側の栄浜は 22 分程度で着きます。じゃあ、もう一方の日本海側にある熊石の住民に対して、総合病院がどこまで緊急性の医療に対して安心感を与えられるかという考えに立ったときに、やはり時間的な問題も考えてもですね、国保病院にある程度の施設を整えている。それによって安心感を持ってもらう。また、遠くの今金やせたなの端からくる方々も、あと一山超えたら総合病院だというよりも、もし症状に応じて手前の国保病院で全ての検査を受けられるという安心感は、僕はこれは訴えていってもいいのかなと思うんです。この観点で、いわゆる義理を果たす意味で、今金、せたな、長万部に対して、もし義理を果たす意味で診療所化と言っているんだったら、僕はその辺は違う言い方をしてもいいんじゃないのかなと思うんですけれども。この観点でも、僕は診療所化はもう下げてもいいのかなと思うんですが、いかがなものでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
広範囲に質問が来ましたけれども、確かに、私は二次医療圏を守る総合病院の開設者としては、この長万部町、今金町、せたな町に対してましては、有床の診療所化で、八雲総合病院がこれから末は地域医療を守っていくということでは話をしています。地域地域では、なんで八雲の町長が来てそんなこと言うんだという意見も受けておりますけれども、やはりですね、これからの地域の人口というのは本当に、歯止めがかからないというか、止まっていかないということを考えたら、二次医療圏を守るには、総合病院が中心になるんだろうと。さらに今、民間の会社では、長万部、今金、せたなのですね、循環するですね、デマンド関係の病院に運ぶということを中心にしながら、そういうことを今、検討されているということをお聞きしておりますので、これから総合病院に対して、二次医療の方々が総合病院に通いやすいような、そんなことも、明日、明後日ではありませんけれども、考えていかなければならない時期に来ているのかなと思っております。それと熊石については、診療所という名前よりですね、45 を堅持しながら、ただ 45 が50 がいいのか 30 が良いのか別問題でありますけれども、診療所にするということは、今はあまり考えていませんので、ただ、これから本当に熊石地域の医療を維持していく、継続していくことが一番の大事なことだろうと。それには何回も話しているとおり、お医者さんや医療スタッフの確保、さらに総合病院との医療スタッフの連携も考えられるのではないかということも想定しながら、進めたいと思っております。先ほど、この病院については、やはり地域の医療でありますので、地域の方々とひざを交えてですね、ちゃんと意見を交換しながら進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
今の答弁にありましたように、他所の町のことに遠慮せずに、八雲の中での福祉を守るという観点で、国保病院の充実を図るということを考えてもらえるんだなと。考えるべきだなと。医療連携でいきましても、要支援1、2とか要介護の1、2の方は特養に入れませんから、町長の心配する人口流出というのは、今もう既に始まっていると考えたほうがいいですね。いわゆる都市部にいる息子さんや娘さんのところに、今、地元熊石に頼れるところがないので、要支援1、2、要介護1、2の段階で、既にそちらのほうに行くということが動いているそうです。この辺は僕、勉強不足なので、知識のある議員さんの受け売りですけれども、そういうことを考えられるなというのであれば、マックス 45 を考えた国保病院のあり方、そして、赤井さんも言っていたように、2階3階の部分を変化可能な形で、特養と連携を取れる形というのは、最初小さく建てたら増やせませんからね。そういう意味では、どう地域の実情に合ったかたちで、中身を変えていくかという議論は、マックス 45 でいけば、できるわけですから、是非、いま答弁の中でも診療所は考えていないということに近い答弁がありましたので、是非、それを大事にしていってもらいたいなと思います。よろしくお願いいたします。それでは二つ目、平田内川いきます。先ほどの答弁で、域内循環への理解もある答弁をいただきましたし、ノウハウや人材確保ということも、これから連携する企業さんと協力して考えていくということだったんですが、最後は、可能性につめて検討していきたいと、ちょっと弱くなっちゃったので、域内循環ということを重々わかっていらっしゃるのでしたら、以前、僕はですね、平成 27 年の 12 月の一般質問で、このときの答弁者は、退職されました萬谷副町長が、企画だったかの課長にいらっしゃるときに答弁されたんですけれども、過疎自治体の研究所としては、バイブルに近い田園回帰1パーセント戦略というのがありまして、域内の経済活動を細かく分析したことによって、いわゆる過疎地の先進地である島根県では非常な成績を出して、いま逆に出生率なんかは 4.5 だとか、すごい数字を出している自治体、町長もご存じだと思いますが、彼らのように分析ができないのかといったら、今はできないけれども、私もその本を読んでいますと。将来にわたっては研究したいという答弁がありましたけれども、今も役場の中ではその体制はできていないのですが、その研究がまたさらに時間をかけて進みまして、人口地域経済研究室というのが、いま独立しまして、各自治体にリモートでもいろんな研究ができる体制になっておりますので、これからはそこに関わっていってもらってですね、八雲の経済の中で、どれくらいの、例えばエネルギーに対して、いくら外に出ていっているのか、食料を買うことについてどれくらい出ていっているのか、交通分野でどれくらいお金が出ていっているのかということが、はっきり数字に出てくるかたちになりますから、町長の答弁で、地域内循環という考えに理解を示されているのであれば、いずれの段階で研究してもらいたいなと思うのですが、今回ちょっとこの質問の中で、人口約 1,000 人の村という中で、この研究室がまとめた数字があるんですけれども、エネルギーに関しては年間 2.2 億円、2 億 2,000 万円外に出ているよという試算があります。僕はこれ根拠のある数字だと思っておりますが、現にその島根県を中心にいくつかの市町村で出した数字から平均をとっているんですけれども、1年間に 2 億 2,000 万円ですから、これが例えば 25 年、その状態を放置したとしたら、55 億円出てくんですよ。55 億円といったら、もっとこれ以上ですけれども、青年舎に投資した金額に近くなるんですよね。今回、町長は、小水力発電に 20 パーセント資本出資するという決断をしました。だから今ここで 55 億という数字を出しましたけれども、域内の循環を重視していればですね、1,000 人の人口で 2 億 2,000 万円年間外に出ていっているお金が、ここで 55 億の投資をしたとしても、それはいずれ返ってくるわけですよ。自前でエネルギーを作って、エネルギーを地域内新電力として使っていけば。大雑把な考えですけれども、そういうふうに考えれば、今回、小水力発電というものを、もっと岩村町長らしく野心的に取り組んでもらって、近い将来ではなくて、しっかりと視野に地域内新電力を入れて、少なくても熊石地域ではオフグリッドができるくらいな。場合によっては、小水力でノウハウを蓄積した新電力の考え方を、熊石の木材資源を使ったバイオマス発電、以前、僕このことについて質問させてもらいましたけれども、小水力にはなかなか難しいかなと思っていたので、そこに町長が決断したのであれば、そもそも可能性を秘めている熊石地区内の木材を使ったバイオマス発電のことも考えていけば、熊石はエネルギーを売る町になるんですね。これ蛇足になりますけれども、喋る時間が長くなりましたが、電気も作っていく、再エネが不安定というイメージがありますけれども、ここにふるさと納税でお取引ができた、いわゆる電気自動車を導入しますと、蓄電池の代わりになるわけです。昼間、小水力なら24 時間発電しますから、それをストックするのは電気の自動車にするというかたちにすれば、熊石の高齢化における足の問題、地域内公共交通として、バス路線とか乗合タクシーとか、いま考えて、実際に実証をやっていますけれども、熊石でなくても、これは交通統計で日本の中で車は1台当たり 30 万かかると。交通部門の支出として、購入とか維持ガソリン代を入れていくと。そうなると 1,000 人の村でいくと3億円、これを電気自動車で置き換えるという交通手段を持っていきますと、いま熊石にある車の台数を僕は知りませんけれども、1台ずつ車をシェアするというかたちにしていきますと、喋りすぎですね、ごめんなさい。一区切りましょう。電力会社を作るということを視野に入れていますが、これを早めることによって、熊石が八雲にとって、いわゆる夢の場所。これからSDGSの世の中にいく上での、熊石が過疎地ではなくて、いろいろな実験の場所になると。町長の中で、熊石に率先的にいろんな雇用の作る場を考えていらっしゃります。それは聞いていて熊石の人達も心強く思っておりますけれども、さらにもう一歩進めて、新電力、そして電気自動車を使った、車をシェアする地域内公共交通のあり方、免許返納が苦もなくできる、そういった安心感のできる町ということは、新電力を導入することによって、いろんなふうに広がっていくということをご理解していただいて、是非早めてもらいたいなと思います。長々と喋ってしまいましたけれども、町長の先ほどの答弁では、可能性について検討するというお答えでしたけれども、僕の発言等でそんなに簡単に変わるものではないと思いますが、町長もある程度勉強している中で、慎重に答弁したと思います。新電力の可能性ではなくて、さらにもう一歩僕を踏み込むことを期待しますが、今の段階で町長の本音をお知らせください。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員ですね、三澤議員も議員の皆様もですね、この再生可能エネルギーについてはどんどんやりなさいよというのは、私は就任当時から聞いております。特に、このバイオマスやさらにですね、太陽光、風力ということで、今回、熊石地域で北海道で初めて小水力発電所ができるということに、大変私は期待しております。ただ、この牧場みたく農家の方がいて経営できるということではありませんので、小水力については専門家の技術者もいますので、その辺も配置していただきながら、熊石地域で、まずはこの一本目の小水力を始めるということ、さらに我々の熊石地域で調べているところによりますと、あと2本、小水力に適した河川がありますので、その川についても、引き続き可能性については水量だとか、平田内がですね、もう1年以上かけて水量や環境調査が終わっていますので、次にまた新たなところを調査して進めると。そうなると、次の議員さんから質問があったとおり、町だけでできるような水力もできるのかなと。そうすると、地域電力に移っていきやすいということと、三澤議員がおっしゃっているととおり、熊石にはですね、この小水力発電ができることによりですね、そこには今、我々考えているのは、無料の充電所もありですね、車2、3台を無償で貸し出すようなことも考えながら、さらに三澤議員がおっしゃった、それもいいなと感じておりますけれども、熊石地域のですね、高齢者やそういう人達に車を無償で貸すということもできるんじゃないかと。今、田島モーターさんから電動車、これ時速 25 キロ出る電動車を2台買わせてもらいましたけれども、こういう車であれば、もうちょっと良くしなければないと思いますけれども、そういう車であれば、安全な車で時速 25 キロくらいであれば、高齢者にとっても優しく、熊石の町で病院に行ったり温泉に行ったり買い物したりというのが可能ではないかなと考えながら、さらにデマンドという交通もありますので、電動化というのは十分に考えられるということで、これから地域電力を含めて担当課と協議して進めていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思っております。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
進めていくというご答弁で、本当に心強く思いました。せっかくまとめた数字なので言わせてもらいますけれども、電気自動車を蓄電池としても使えますので、万が一の時にでも役立ちますけれども、島根県の浜田市の弥栄地区で、人口が 1,541人、熊石よりちょっと小さいんですけれども、そこでは 1,541 人で車が 1,009 台あるんです。それが、いわゆる電動自動車でEVを使って、電気でシェアしていくということをシミュレーションすると、交通結節点、今、熊石地区のバスのあれでいったら、総合支所と峠を越えてしまいますけれども八雲町ということで、もう一か所、熊石で結節点をどこに持っていくのか分かりませんけれども、今言った時速 25 キロ程度の車で1番目の結節点、そこから物流も含めてもう少し大きい運送のもので運ぶ。そして、そこからまとめてまた大きいところに運ぶという、こういう交通のシミュレーションを作っていくと、1,009 台あった自動車が、51 台で足りるよというシミュレーションがあるわけです。是非、そのことも、町長の先ほどのお話を力強く前に進める糧になればなと思って言わせてもらいました。是非、熊石地区の夢を広げていってもらいたいと思います。そして、ひいては、それが八雲の夢になるということで、よろしくお願いいたします。それでは三番目の答え、新幹線残土の問題ですが、佐藤議員が厳しく追及してくれた中で、やはり僕の質問の中で、町の危機意識が低いですよと書いていますけれども、正直に申しますと、佐藤議員とのやり取りを聞いたときにはですね、町というよりも、はっきりと言いますと町長の危機意識が低い。いわゆる危険なものを扱っていると。将来的に害を及ぼすものを扱っているものについての危機意識が低いのではないかと、僕は思います。例えばですね、佐藤議員の質問の中で、処理した水がきれいに流れるはずのものが濁っている状態のものを、山崎川でしたっけ、その例がありましたけれども、これは何回もあるんです。機構さんのほうで。僕自身もいま移動している車の中に、常時その時点、濁っている時点に行って採取した水を常時積んでいますけれども、ヤード内に仮置きしたものも、ヤード内から出る水が、きれいなものだということを保障されて川に流しているんですよ。取り決めとしては。だからそれが濁っているということが、時々散見されるという状態はですよ、あの答弁で佐藤さんが指摘してきた、対策オーバーしていた土砂も砕石もヤード内に置くときがあるわけですから。たまたま山崎地区だとか、僕が採取した水は黒岩地区ですけれども、その場では対策基準をオーバーした掘削土がない時期でしたけれども、あまりにも濁った水が散見されるようでは、信頼関係が崩れますよ。機構からは、しっかりとした対策をしているという前提があるということで、町長も、だから議会にはあの時点では報告しなかったという答弁ですけれども、これは性善説ですよ。信頼関係のうえに成り立っているわけですから、信頼関係を機構が、意図ぜずにでも崩すようなことがあった場合には、然るべき対応をするとして、町は、あるときはきつく出ないと、甘く見られますよ。性善説を信じているという建前は崩さずに、そのためには機構さん、あなたがしっかりと約束を守っているということが前提ですよと。こう度々、濁った水が出てくるだとか、周りの関心を持った町民が心配することが続くなら、私は信頼できなくなるかもしれませんよという、そういう意味も含めて、ときどきは水質検査だとか、いろいろな検査をするというかたちで、若干強い態度に出ていくほうが、僕は町長の答弁の中であった信頼に基づいてやっているということが強化されるんだと思うので、是非、今強く言っているという答弁で最後終わっていましたけれども、ときにはというか、抜き打ちでも一度、安全だとわかっていてもですね、検査するくらいのことをアクションするくらいの刺激がないと、僕は性善説に基づいた信頼関係というのは、危うい時期になっているのではないかと思います。町長の認識を伺います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員ですね、確かに私は、新幹線工事というのは八雲が始まったのが初めてではなく、この新幹線工事は何十年も前からトンネル工事をやってきています。さらに北海道新幹線についても、新函館北斗駅が開業しているということを考えると、新幹線工事は、機構、私にしたら国がやっているという工事でありますので、安全にやっているだろうと、そんな感じで安全にちゃんとやっているという思いが強かったと。佐藤議員さんまたは三澤議員さんのご指摘で、もう少し危機をもってというと、その辺は安心をしていたということが多かったと思いますので、抜き打ち検査はやりませんけれども、しっかりとですね、機構にまたさらに要請しながら、我々としても、町としても私としても、しっかりと監視していきたいと。そんな思いでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
僕もね、危機意識が足りなかったという意味では、同類かもしれません。本当に対策土に関しては、ある程度、機構の言い分も聞きながら進めてきましたけれども、いよいよここで、井戸水に問題が出てきたというところの報告も、町はちょっと議会に対してタイムラグがあり過ぎました感もありましたから、この井戸水に関しては、これから新幹線の基地を作る、駅を作るという地区のまだ一部分ですけれども、非常に重くとらえなければならない。なおかつ、ここは酪農をやっている方なので、牛は 60 リットルから 70 リットル毎日飲むんですよ。相当な水の量ですし、水が悪ければ、即生産に響くわけですし、また何よりも人間も生活している水です。今、幸い、道路の右手左手によって汚染度が違うような感じで、同じ春日に住んでいる方でも安心を持っている方もいらっしゃいますけれども、原因がわからない。ただ、あの辺の周辺の工事の時期とかを考えたら、やはり新幹線に関連する工事以外考えられないという環境ですから、今そこには水を運んで対処しておりますけれども、恒久的な対策として、やはり八雲の上水道を春日地区に引っ張っていくということを念頭に、機構にしっかりとものを言う。圧力をかけていくというか、圧力という言葉が適切じゃないんですけれども、これから今、長万部ほどではないけれども、八雲もですね、新幹線の基地というのは、いわゆるバラ色の夢の事業の一つなのは変わりはないわけで、そこでの飲料水の問題を、しっかりと安全をキープするということは、上水道を引っ張ってくる以外ないと思うんです。是非、今回のこの方に関する、本当に不幸な事案だったんですけれども、これをきっかけに春日地区だけではなくて、駅を利用する方の安全を確保するための上水道への移行というものを念頭に、僕は対策を立てるしかないと思っているんですが、今現在、機構に対してのその辺の取組みはどのようになっていますか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
確かにですね、井戸水の影響が出たということで、機構が一生懸命対応しているというのはお聞きしております。先日、春日地区1区2区の町内の方々と懇談をいたしました、その中でも、水道を引っ張ってくれという話もありましたし、三澤議員がおっしゃっているような、機構から少しやってという話もありましたけれども、私はですね、このことを受けてですね、そんなことよりは、どっちみち新幹線の駅には水を供給するということになっていますので、本来であればですね、まだ5年もあとに水道を通すと考えていましたけれども、これは急いで町として水道を通していくと。ただ、春日の人たちにこの間、懇談した中では、水道を通しても水道を使わないよという人もたくさんいましてですね、なかなか今まではただの水を飲んでいるのに、なんで町にお金を払わないとならないんだという人もいますので、その辺は考慮しながらも、やはり機構から何かをするのではなくて、町として、この春日地域に上水道を引っ張るということは、急ぐということで、この間も地域住民の話を聞いてそう思いましたので、また担当課と打ち合わせをしながら、また議会にですね、ご提案を申し上げながら進めてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
是非、町長が今まで以上に、汚染されるということの問題をですね、危機意識を持ってもらいたいと。今の答弁の中では持ってもらえるんだなと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは四点目、二海サーモンの養殖事業についてですが。種苗作りをしてコストを下げていく、そして販売ロットもこれから増やす計画は、他町も巻き込んでやっていくということでしたけれども、僕、直前までですね、この種苗作りは、今あるサーモンの成熟させて卵をとって、それに精子をかけてと思ってたんですが、卵を買ってくるということ。そうすると、僕が思っていたよりもコストがあまり下がらないと思いますし、一方で、サーモン自身の人気ですよね。回転ずし等でサーモンはやっぱり今でも人気が高いんですけれども、なぜ人気が高いかといったら、安いからという背景がついてくるので、そうなるといわゆる、市場、シェアを圧倒的に持っている輸入物とどう勝負していくかということが、回転ずしのネタの中にあるんですね。だから北海道サーモンという名前で、今回、試験的に協力してくれたお寿司屋さんがあったんですけれども、実際のところですね、このお客さんの嗜好性というものが、北海道サーモンというものにどれくらい向いていたのか。一問一答ですね。じゃあまず、卵を買ってきて種苗を作るということだと、輸送費はもちろんコストの削減になるのかなと思います。酸素の問題とかもあります。ただ、いわゆる一般的な鮭鱒孵化場のイメージ、採卵してやるよりもコストが上がっていくので、今よりもそんなに下がらないと思うんですけれども、どんなもんですか。もし数字が出せるなら。これくらい下がるという数字が出せなければ、他の言い方でお願いします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
このトラウトサーモン、この卵はですね、日本で作っているところはない。これはいま組んでいるですね、水産会社の社長さんもおっしゃっていますが、日本のこの魚の養殖は、海外から 30 年以上遅れているという話で、いま北米から買ってきて、ふ化させて幼魚にして海で育てるというのが、これは仕方ないところであります。しかしながら今は当初ですね、本当に我々、熊石の海にサーモンを入れるときには、北海道からかなりの圧力がありましたけれども、今は全面的に協力体制ができていて、北海道としてもですね、北海道産のサーモンの卵を作っていきたいということと、北海道産のサーモンの餌、餌はご存じのとおり、ほとんどは 90%は大豆粕で魚粉が 10%でありますけれども、北海道産の餌を作っていくという研究をですね、今始めたところであります。これが5年なのか 10 年なのか、花開くか分かりませんけれども、ただ私も単純に今ある魚をですね、腹に卵をもってふ化させたら、輸出輸入でがっちり大変なことになるぞということでありますので、それはできないということであります。ただ、この採算ベースは、ふ化事業をやることによって、コストは下がるものということと、さらにですね、我々いま組んでいる水産加工屋さん、さらに奥尻町と組んで量産体制をやろうということで、奥尻町と話し合っているところであります。このロットがですね、やはり 1,000t単位、我々としたら 3,000tの生産体制を持っていかなければ、ノルウェーやチリ産の値段とは対応ができないと思っておりますので、やはりしっかりと熊石地域で卵をふ化させて幼魚を作りながら、熊石地域の港を使っていく。さらには対岸の海面も使っていけるようなことで、コストダウンを図っていきたいという思いで、まだまだ議会には説明していませんけれども、そんなことを思いながらコストダウンして、この熊石に、このサーモンがしっかりと根付いて雇用が生まれるような、そして、あまりしゃべれば駄目だな。そういうことで考えていますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
先ほど一回喋っちゃったんですけれども、実際に北海道サーモンということで、どれだけ消費者が嗜好してくれたのかも、ちょっとお答え願います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
これについてはですね、大変、今いろんなところに試験で出していますけれども、やはり北海道サーモン、北海道二海サーモン、さらに私もそうでありますけれども、多くの人から言われているのは、やっぱり海で育った魚は美味しいというイメージがありますので、これにはすごいですね、本当にまだその量産体制になっていないのに売ってくれとか、いろんな話が来ているところでありますので、かなりですね、引き合いがあるものと。さらに今、我々が組んでいるところでは、今年は 1,200t、来年は 1,600tの水揚げをすると。ただし、そこの社長さんと話をしてもですね、回転ずし屋さんから1回に生で 600tよこせとか 1,000tよこせとか、そんな話も聞いていますので、ただ値段をですね、ちゃんと守っていけば、しっかりと採算がとれるものということで考えていますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
そのときの店頭に並んだときの1貫いくらかという値段はわかりますか。その場合によっては、店から持ち出しがあったのではないかと。今、僕がちょっと町民向けに説明できないからといって、ちょっと資料を出してもらったんですけれども、1年目はキロ単価 800 円で出していたものを、2年目は向こうも商売をしづらいという企業もあるのか、あと量が増えたということでキロ 400 円に下げていますよね。でも僕が聞いた限りでは、キロ 400 円という単価では、回転ずしさんではなかなか、そういう単価に他のものはなっていないように思うんですけれども、実際、消費者にいくらで売って、そのもう一度採算性の話をお伺いします。
町の答え 産業課長 吉田一久(産業課長は2024年3月まで)
議長、産業課長。
町の答え 産業課長 吉田一久(産業課長は2024年3月まで)
まずサーモンの一般の消費者向けの販売という部分につきましては、この2期目の水揚げから始まったことでございまして、当初1年目は、数量も少なかったということで、すべてふるさと納税の返礼品に振り分けております。その際に、原料の買い付けの価格というかたちに魚の単価はなると思うんですけれども、それはキロ800 円で清算したということでございます。それで2年目のサーモンにつきましては、ある程度、数も増えてきたということで、一般の市場等への出荷等も踏まえながら、八雲町のサーモンの事業の推進協議会の中で、その構成メンバーの加工販売屋さんのルートを使いまして、いろいろ販売をさせていただいたところでございます。その中で、頭と腹をとったドレスというものに加工した中で、市場のほう等に出荷させていただきましたし、また道内の回転ずしチェーン店のほうでも販売したところです。その際に、二海サーモンということで、サーモンは2貫で 248 円という価格で取引をしたところでございます。実際にこちらのほうの業者さんに卸す過程の中で、やはり二海サーモンというのは、今回初めて出てきたものでございまして、やはりその業者さんも使用するにあたっては、それまで使っていましたチリですとかノルウェーのサーモンとの価格の面で同程度であれば、まずは使ってみたいということで卸した内容でございます。すみません、先ほどサーモンの寿司のほうですけれども、2貫で 264 円でございました。そういった中でいったということで、実際に二海サーモンの評価は、まだこれから始まったところでございます。そうして加工に回るということもございますので、末端の価格が決まっている関係から、原料のほうはキロ 400 円ということでございますけれども、漁業者さんのほうには、これについてはキロ 800 円で清算させてもらっています。これはどういう仕組みかと申しますと、できたものの半分は、我々町のほうで PR 等、そういった活動等に使わせていただくということで、漁業者さんには半分の清算ということで考えさせていただきました。しかしながら漁業者さんの、これまでの養殖試験に対します人件費等の負担等もありますので、最終的には、その売り上げの全部を持っていってもらったということですので、半分でも 800 円というかたちになるというような仕組みでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
僕自身も夢を感じた事業なので、ぜひ成功と思いますし、もっともっと商品化するためには、町長の先ほどの答弁の中でも、飽食させるということの是非も、これから研究して、合理的な餌のやり方もありましたし、僕の手元の資料でいきますと、この2年目の養殖事業の支出が約 800 万あって、先ほどキロ 400 円ということでしたけれども、これでいくと収入合計が 280 万円ちょっとと。だから、この数字だけ見ても、まだまだいろんな努力をされて、コストを下げるということ、また販売も有利にしていくこと。また、この間ある会合で町長が、実はこの2キロという目標に達しないサケもサーモンも相当数あって、これの利用だと考えなければならない。そういうことでいけば、他の水産加工会社だとか、他の関心のある町民にそれを商品にしてもらうこと。もちろん鮭は中骨っていう缶詰もあることを考えると、まだまだあらとしてやっているものの商品価値も、八雲独自で、これは是非、八雲のものとして価値が出ように研究していってもらいたいし、ここでもう一つお聞きしますけれども、北大の研究所がある中で、他の魚種も研究していますよね。例えば北海道の鯛と呼ばれるソイ、マゾイなのかクロゾイなのか分かりませんけれども、そこを含めて今、サーモン一本でいくよりも、ある程度サーモンが走る出したときに、もう一方の部分も、2番バッターとして研究して、研究費用だとか研究への情熱なんかも増やしていくことによって、リスク分散にもなるし、関心が高いうちに、次の魚種を見てもらうということも、コマーシャル効果もあるでしょうから、僕はサーモン一本でいく時期もある程度は必要かもしれませんが、研究所を抱えているのであれば、第2第3のポスト二海サーモンも研究されているのかなと思いますけれども、その辺の見解はいかがですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
最初の製品化というのは、いま検討していまして、これは国のほうでも補助があるとお聞きしておりますので、熊石にですね、やはり加工できる、いま協力してもらっている加工所は、サーモンの加工している専門でありませんので、やはり熊石地域にですね、きちっと製品になるような加工所を想定しています。それもなるべく早く作らなければならないと思っています。何故かといいますと、先ほど八雲町は補助金を出していますけれども、補助金を出した以上に、ふるさと納税でちゃんとお金が入ってきていますので、町としては、なまでお金が出ていないということで、いま消費者にちゃんと加工したものの衛生的に管理された工場で出荷していくというのは、これは望ましい姿だと思っていますので、これは早急に加工所の検討をしてまいりたいと思っております。第2の二海サーモン、いま北大で研究しているのは、サーモンと一緒にですね、初めてというか海面のイトウを今一緒に養殖しています。多分、熊石の試験所に行ったら、サーモンと一緒にイトウが泳いでいます。イトウもですね、大変敏感な魚でなかなか餌の食いつきが悪いんですけれども、サーモンが回りながら餌も食べると、イトウも一緒に餌を食べるということで、成長も大変良いということで、北大の先生から伺っています。ただ、味もかなり美味しいと聞いておりますけれども、私もまだ一回も食べたことがないので、北大の先生には是非一回試食会やりましょうということで話をしていますので、その辺についても、試食会ができるころになればですね、また議員の皆さんと試食会をやってみたいと思っていますので、今のトラウトサーモンとイトウの海面養殖も研究しているということで、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
イトウって名前を聞いて面喰っちゃったんですけれども、研究者が研究したいものというのはわかります。でも、これから商売で考えるんでしたら、例えば、量販店さんだとかお寿司屋さんとか、そういった直に消費者と接している人に、どんな魚種がいま消費者に求められているのか、これから求められるのか、そういったお話を聞く相手をより消費者に近いところとか、トレンドに近い人が、ちょっとこの次からは考えるのはどうかなと。僕自身、二海サーモンの将来性は、過大に期待してしまったので、すごく将来性について不安も大きいんです。サーモンが飽きられているという話も耳に入るので。是非、第2第3の魚種を選定するときには、研究者の声よりも、川下の何が求められているのか、国産で何を求められているのか、北海道というブランドがついたときに何が求められているのかという視点も、是非加えてもらいたいなと思います。うなずいているので、今日はそれで返事をもらったつもりでいますので。