八雲町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
サケ・サクラマスの漁獲を向上させるために
- 聞いた人
- 佐藤智子 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 佐藤智子
では、3番に移ります。サケ・サクラマスの漁獲を向上させるためにと題しまして質問いたします。渡島の秋サケ不漁と、11 月 27 日付北海道新聞に大きな記事が出ました。それとは対象的に、ひやま漁協瀬棚支所では好調だという報道がございます。9月3日の漁解禁から、昨年同期比 3.7 倍の水揚げがせたなのほうではあり、金額も 4.5倍で1億円を超えているといいます。同漁協に所属する熊石でも好調だと、先日伺ったばかりです。この要因は、海水温の変化や潮の関係など様々考えられますが、両地域の違いをどう捉えるのでしょうか。最大の違いは、せたな町では、二つの河川の治山ダムなどのスリット化が実現していることではないかと私は考えております。産卵しやすい環境が整えられているということです。せたな町に調査に入り、北海道をはじめ、関係機関に要請をして、遅れている砂蘭部川の砂防ダムのスリット化を促進するよう努力すべきではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは佐藤議員の3つ目のご質問にお答えします。北海道の秋サケ来遊資源量の減少要因の一つとして、放流後の海水温の上昇や餌不足など環境の変化が、放流した稚魚の成育に悪影響を及ぼしていることが指摘されております。渡島管内の回帰率は、平成 29 年から令和元年までの3か年平均は 0.75%でありましたが、直近は 0.54%まで減少しています。このため、渡島管内さけ・ます増殖事業協会では、現状の1億尾を維持したうえで、令和4年級群、令和5年春放流から、飢餓耐性向上効果が見込まれるDHA、ドコサヘキサエン酸を配合した餌料を稚魚に与えて放流し、稚魚の生残率を高めることにより、秋サケ来遊量の向上が図られるよう、飼育・放流手法の改良に取り組むこととしております。八雲町としても、さけ漁獲量の減少により増殖事業が厳しいことから、管内の各町と連携し、この取り組みを支援してまいりたいと考えております。砂蘭部川の砂防ダムのスリット化につきましては、サケ・サクラマスに特化した事業とはなっておりませんが、北海道が事業主体となり、砂蘭部川にある2基の砂防ダムに切り込みを入れるスリット化と、下流域にはスリット化により供給される土砂を捕捉・堆積させる溝埋工を実施する事業となっております。本事業は、平成 28 年度から事業に着手しており、現在までの進捗状況といたしましては、2基ある砂防ダムのうち上流側の1基についての一部スリット化と、下流域の一部で溝埋工を実施している状況となっております。砂蘭部川の河床低下による周辺環境への影響は、八雲町としても重く受け止めており、これまでも北海道には継続的に要望しておりますが、今後も引き続き要望してまいりますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
なかなか要望しても動かないというのが実態かと思いますけれども、この渇水時期 12 月から2月にかけてが、そういう工事をするチャンスなのに、今年度はスリット化が進まないというふうに溝埋工に対処するというふうに聞いていますけれども、スリット化のほうは進まないと。昨年やっと、今年ですか、やっと1mほどスリット化が進んだのに、それ以上いかないという実態が非常に残念です。それで、せたなの良瑠石川というあまり幅の大きくない川ですけれども、丁度この机の高さくらいは切込みが入っています。もっと深いかもしれません。下まで切り込みが入っているので、サケが上っていけるという状況です。そういう砂防ダムが、4つもスリット化されております。それで、海につながる川ですから、海藻もおがってウニも実入りが良いのか少し多き目で、サケも獲れているという状況が、ここ近年続いております。だから、日本海側はみんな漁獲量が増えていて、太平洋側は噴火湾を含めて調子が良くないという状況なんですね。その良瑠石川のスリット化は、2010 年から行われているということで、もう 10 年近く八雲は遅れているという状況になるんですね。だから、なにかやってすぐに結果が出るというわけではないですので、やれることはやってみるというか、やれることは要請してやらせるとか、そういう構えでいくお考えはありますか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
佐藤議員ですね、この本当にサケが獲れない。またこの頃は、あまり北海道にないブリが獲れたとか、先日はサバが大漁、また一部では、今回はスケソウダラが大漁ということで、大変漁業者の皆さんや関係者の皆さんもですね、ただただ何が原因かまだはっきりとつかめていないというふうに、私は認識しております。それで、せたなのスリット化によって、本当にサケが獲れたのかは、私も因果関係があるかどうか、私も専門家でありませんので計り知れませんけれども、ただサケについても、熊石地域も隣の乙部よりは獲れたということで、大変今回は良かったなと思っています。ただ言ったとおり、このスリット化は本当にサクラマスが取れてくるという因果関係はわかりませんけれども、遊楽部川については、先ほども答弁にあったとおり、サケ・マスの上がってくるようにというよりは、災害的なことも考えてやっているということを聞いておりますので、その辺は、我々の管理している河川でありませんので、北海道のほうが、災害だとかいろんなのを考慮しながら、この事業を進めていると認識しておりますので、町が単独でやるものでありませんから、これから佐藤議員さんがおっしゃっている、こうやったらサケも獲れますという意見もありますよということも含めながら、これから北海道のほうにも要請していくということで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
町としてもですね、そういう好調なところに調査に行って、向こうの漁協の方に話を聞くとか、そういうこともしてみたらどうかと思いますけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
先ほど言ったとおりですね、魚が獲れないとかサケが獲れないというのは、我々が調査してどうにかなるものではございませんので、これは専門の方々、また漁協がですね、いろんな団体も調査しています。それについて我々が調査したからといって、課で専門に魚の回遊だとか、そういう方もおりませんので、やはりこれは専門家、北海道や漁協等々に要望していくのが、私はいいだろうと思いますので、町として単独で調査するということはですね、今のところ考えていないということで、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
最後、残念なお答えでしたけれども、町水産課のほうで、そういうふうに考えていくというのもあるかと思いますので、頭に残しておいてもらえればと思います。それとスリット化については、強く強く道のほうに要請してもらいたいと思います。終わります。