みんなの議会

八雲町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日

環境基準超えの対策土の情報公開を

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、新幹線推進室長 鈴木敏秋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 佐藤智子

それでは二番目に移ります。

議員の質問 2番 佐藤智子

では二問目に入らせていただきます。環境基準超えの対策土の情報公開をと題して質問いたします。9月の定例会において、盤石工区からヒ素 130 倍の土が出ていたことがわりました。昨年のこれ 11 月となっておりますけれども、10 月の末ですね。その頃には、機構から町長へ報告があったのにもかかわらず、一年近く議会に対して報告しなかったのはなぜでしょうか。盤石工区以外にも環境基準超えの対策土が置かれている工区は、何か所ありますか。事業主体である鉄道・運輸機構から八雲町へ情報を受けているのであれば、工区名と含まれる重金属の種類、含有量をそれぞれ明らかにしてほしいと思います。そして、それらの土を、機構は今後どのように処分するのでしょうか。また、今年6月、山崎川に未処理濁水が流れ出した事例がありました。こうしたことを発見した場合、町民はどこに相談すればよいのでしょうか。そして、このような未処理濁水の成分を調べる必要があると思いますが、いかがお考えになりますか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員の2つ目のご質問にお答えいたします。磐石トンネル工区から対策土受入地「黒岩A」に、その受入基準濃度値を超える対策土を昨年 10 月、誤って搬入した件につきましては、鉄道・運輸機構が搬入判明後ただちに回収し、工事ヤードへ返送、その後、搬出後の受入地の排水について、水質検査の徹底などの対応を問題なく実施したことから、報告を要しないと判断したものであります。ご質問のとおり、議会から指摘があったあとに報告に至ったものでしたが、機構の対応が適正であったとしても、この情報を知らない方々からすれば、不安に駆られるのも当然であり、その必要性について、改めて再認識した次第であります。続きまして、磐石トンネル工区と同様、現状の対策土受入地への搬入が困難なため、工事ヤード内に仮置きしている対策土についてですが、工事ヤード内は、事業実施主体であります鉄道・運輸機構の管理用地内であり、その管理責任は機構にあることから、基本的に町として、それら詳細な情報を有しておりません。その対策土の処理方法については、機構において、現在、適正な技術的対応策を検討しており、第三者の有識者を交えた自然由来重金属等掘削土対策検討委員会において審議されるものと存じます。次の、町民の相談窓口についてでありますが、工事を管理する地元の機構八雲建設所に申し出ていただいても結構でございますが、八雲町として担当課・新幹線推進室を設けていますので、申し出に応じ機構へ連絡・要請等、対応いたします。最後の未処理濁水の水質検査についてでありますが、事業実施主体であります機構にその対応・責任があるものであり、検査がなされたものは町へ報告がされることから、町として実施する考えはございません。今後とも、町としては、環境に十分配慮し、適切に施工するよう要請していきますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

すみません。今の未処理濁水についての確認なんですけれども、こういう処理されていない濁った水が川に流れ出た場合に、海に流出して水産物に被害があるかもしれませんし、また川にいる生物についても影響が出てくるとかですね、あとは浄水所が近かったら飲み水にも影響があるかもしれませんので、やはりですね、こういう事例があった場合には、町民に知らせる、または議会にも報告することが必要だと思うんですけれども、再度お伺いいたします。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

この濁水処理の関係の事例でありますけれども、これも直ちに機構のほうとしては適切な処置をとったということで、議会のほうへの報告についてですね、若干遅れたということはあったかもしれませんけれども、今後は検討していきたいというふうに思います。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

そうすると、このこういう事例があった場合には、役場にこういうことがあったけれどもどうなんだろうということを、まず役場に連絡するということでいいんでしょうか。質問としては、どこに相談したらいいのかという質問ですので、そのことのお答えを明確にお願いいたします。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

失礼いたしました。私ども新幹線推進室に連絡いただければ、その状況を確認したうえで、機構のほうには連絡を早急に取るということで考えます。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

この件については了解いたしました。では前段のほうなんですけれども、1年近く議会に報告しなかったのは何故かという町長に対する問いに対して、あまり明確なお答えがなかったように思いますので、なぜ1年近く伏せていたのかお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

先ほど説明いたしましたけれども、間違って搬入したということで、すぐに気づいて撤去して持ち帰って、さらにそこをきちんと、すぐに安全を確認したということを聞いていますので、それまでですね、報告しなくて良いのではないかという判断をしたということでありますが、先ほど答弁したとおりですね、これについても、その都度ですね、説明が必要だったなということをですね、いま思っていて、そういうことがあれば報告したいということでありますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

北斗市では、270 倍のヒ素が出たということで新聞報道でも大きくありましたし、その2年近く、機構は1年後に関係団体というか、北斗市のほうに伝えたと。それで北斗市は、更に1年延ばして2年後に議会に報告したと。2年間も 270 倍のものを隠していたというのが発覚したわけでありますけれども、今年の3月に定例会のときに、私がですね、町長に対して北斗市ではヒ素基準値の 270 倍の土が出たと。それで八雲ではそういうことはないのか、そういう報告は受けていないけれども、そのことに関して町長はどのような、この事態をどう受け止めているのかということをお聞きしました。そしたらですね、町長は、私が聞くところにおきましては、機構さんからは八雲のトンネルにはそういうものはないと聞いていますと。ただ、トンネルでありますので、ボーリングをして、ある程度治験で調べながらそういうものはないように聞いておりますけれども、出る可能性はゼロではないということは考えていますが、今のところ私もないと思っていますというふうに答えております。この3月の時点では、町長は昨年 10 月のことを知っていたわけです。このときに答えていただいていれば、いま聞くこともなかったと思うんですけれども、このときはなぜこのような答えになったんですか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

そのときはですね、質問でしたので、頭になかったということであります。先ほど言ったとおりですね、機構さんのほうからは、あくまでもこれ 270 倍でも何十倍でもちゃんと処理するということはですね、処理はできますので、ただそれを処理できないところに置いたということを聞いておりましたので、それは安全になったと認識しておりましたので、そのときにそれは頭になかったということで、答弁したということでありますので、これからそういうことがないように報告していきますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

そんなことでは困ります。それでですね、いま盤石のほうに戻したわけですけれども、9月の定例会最中の総務経済常任委員会で新幹線推進室長からですね、いま黒岩のAのほうに、そのヒ素を置いた地盤のところに雨の関係で染み出してしまって、2m掘り下げてやっと基準値になったと。その分の土をブルーシートで覆っているというのはご存知ですよね。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

議長、新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

その件についても、時期はずれますけれども、町長には議会から指摘があったあと、こういう状況で対応していると報告しています。そういう意味では、町長にその事後でありますけれども、機構が適切に対応をとったという中で報告をしたというようなことでありますので、議員が捉える時系列からいけば、若干、町長が知ったのは遅かったのかなということであります。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

実際まだ、そこにおいて置きっぱなしになってありますよね。それはお答えしていただけますか。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

議長、新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

現在も確かにおいてあります。しかしながら、議員が言われるような置きっぱなしということではなくて、シートで覆ってですね、そこに雨が降った水が浸透しないような対策をとっておりますし、そのシートの上に降った雨水は、周りの側溝から適正な排水路を通り、濁水処理装置を通すということもしておりますので、管理としては適正に行っております。それで先ほど町長からの答弁もありましたけれども、処理については、第三者委員会で今後どうするか検討をいま行っておりますので、その検討の方法が決まり次第、それをいま置いてるところから別な場所に撤去するのかどうなのか、その辺決まってくるということだと思いますので、いずれにしろ、現在は適正な管理をしているというところであります。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

それで、直接ですね、文書で9月に鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北海道新幹線建設局のほうに、何でこのようなことになったのかというのを問い合わせをしております。それで、新幹線推進室長から説明があったのと同様のお答えでしたけれども、今後どのように対処しようと考えているのかと問うと、学識経験者からなる第三者委員会での審議を踏まえて決定する予定ですって、9月の 21 日付けの文書で返事をいただいておりますけれども、もうすぐ3か月ほどになると思いますけれども、その後の進展はありますか。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

議長、新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

その第三者委員会、私も詳しくは事情は分かりませんけれども、定例でいけば年2回程度しか開かれないような組織だということですので、いま緊急に事案があったとしても、その今仮置きで適正に管理しているわけですから、定例的な会議を待って検討、審議されるということだというふうに聞いております。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

先ほどですね、そういう基準越えの対策土が置かれている工区はあるかというふうに質問しましたら、機構のやっていることなので知らないというふうなお答えだったと思います。本当ですか。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

議長、新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

工事ヤード内への対策土仮置きというのはですね、いま議員がご質問の趣旨でいけば、現行の黒岩の受け入れ地に搬入できないというような対策土の仮置きだと思いますけれども、こちらとしては、すべてとは言いませんけれども、あらゆる工区に受け入れ地の許容量も含めて仮置きしている中で、どこの仮置きがいま議員がご質問の趣旨のようなかたちでの比重値が高いものなのかだとか、そういうところの情報というのは有していないというところであります。それは、適切に機構がいま管理している中で、これから受け入れ地、それぞれですね、搬入の基準値というか、濃度値が違ってきますので、それに基づいて処理するというか、運搬するということですから、責任をもって機構がやっているというふうに認識しております。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

8月 11 日に総務経済常任委員会のほうに、9月定例会で最終処分地として購入した黒岩C地区、買収予定というか、購入価格 800 万円で、それは賛成したわけですけれども、そのときの資料でですね、ちょっと疑問符がつくものがあったんですが、黒岩地区C発生土受け入れ地での予測では、トンネル発生土の最大濃度の対策土を全土量 22 万立米盛土した場合でも、ヒ素、セレン、鉛、フッ素の濃度は、予測地点では環境基準を下回りますというふうに機構の資料ですけれども、書かれています。全土量最大濃度と仮定することで安全性を担保していますと、括弧書きがあるわけですけれども、環境基準というのはヒ素やセレン、鉛は 0.01 ㎎、1リットルに対して 0.01 ㎎というのが環境基準です。いま現在、要対策土最終処分地に運び込んでいるのは 0.16 ㎎で、環境基準よりさらに 16 ㎎多いわけですけれども、このときの資料でですね、ヒ素は 1,409 ㎎というふうに書かれておりまして、140 倍という数字なんですね。これが運び込んだら 0.0099 になるという、そういう資料なんですよね。濃度最大値ということで、こういう資料が出されていますけれども、予測地点で最大の濃度が、何でそんなに急に下がるのか、いろんな工夫をしてそういうふうになるんだろうけれども、これを見ますと、セレンが 0.083 が最大、鉛が 0.400、フッ素が 22.4 って、基準が 0.01 だと考えると、かなり高濃度の土を対象としています。このヒ素 140 倍のヒ素が含むのも出てくるのかもしれないという資料は、もしかしたらこの黒岩地区Cに、今ブルーシートで覆っている土を運ぶという考えじゃないでしょうか。機構からそういう説明は受けておりませんか。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

議員、私も自慢できるほど技術的な知見はないわけですけれども、まず議員が疑問に思われた数値から簡単に説明しますと、環境基準が、例えばヒ素でいけば 0.01 だとしても、搬入できるのが 0.16 という確かそうでしたけれども、あくまでも搬入しておきますけれども、置いたあと、そのあと末端の水処理をした中で、水質として出る濃度が 0.01 以下なら問題ないということですので、当然、基準の今 0.01よりも大きな数値のものを運び入れてもですね、完成後はですね、その対策土の上に粘土層というか、水を通しにくい土層を盛土して、さらに表土を土層して、水が浸透しにくい形に完成形としてはなるということですので、今、運んでいます比重の濃い対策土に対して、水が染み込みづらいということです。染み込んでもですね、現状の地盤なり、吸着層という粘土質らしいですけれども、そういう土質をもって比重を下げるという工法をとっていますので、運び込むのと末端で水質検査として現れるのが違うというのは、そういう意味合いです。ですので、末端で水に溶けだして出るのは、基準値以内であれば問題ないですよというようなことであります。それで、今、仮置きしてあるものが黒岩Cに運び込まれるかということでありますけれども、それについては、先ほども申しましたけれども、第三者委員会で検討する事項でありますので、私どもについては情報は知らされていないということであります。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

私は直接、機構からそういう説明を受けたいと思いますね。これまで、以前の選挙前の総務経済常任委員会で、三澤委員長が機構を呼んで説明させろということも要求していましたけれども、事情があって来ないという説明でしたけれども、今後もそういう姿勢が続けられるんでしょうか。機構じゃないから答えられませんか。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

議長、新幹線推進室長。

町の答え 新幹線推進室長 鈴木敏秋

議員おっしゃるとおり機構が決めることですので、私からはっきりした回答はできませんけれども、その要請については伝えてあります。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

八雲の議会は、調査特別委員会というものが残念ながら作られていません。北斗市ではですね、今、調査特別委員会が市議会の中で作られております。これまでに 13 回ほど委員会を持ったということですけれども、そのうち 12 回は機構が来て説明しているというふうに聞いております。八雲町議会には来なくて北斗市には行く。矛盾があると思います。八雲町にも機構が来るように、機構が来て説明するように、議会でも要求しているんですから、町のほうでも協力していただきたいと思います。お答えをお願いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員ですね、機構のほうに私からも強く、議員の皆さんにもちゃんと説明するようにということを、強く強く伝えておきますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

出典:八雲町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる