八雲町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
より良い国保病院をめざして
- 聞いた人
- 赤井睦美 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 赤井睦美
では、二問目にいきます。より良い国保病院をめざして。第5回臨時会において、町長の所信表明をお聞きしました。そこには八雲の将来を考えて、今後、町民税や交付税、ふるさと応援寄附金が減っても、ある程度の収入が入ってくるようにという強い思いが込められていましたが、全面的に賛成とは言えません。特に、文教厚生常任委員会において、基本構想、基本計画が示され、予算委員会で実施設計のための予算が可決しているにもかかわらず、動きがストップしたままで、なぜストップしているかの説明もなかったことに、疑問を持っています。先日の全員協議会に続き、今後、委員会でも説明されると思いますが、より充実した話し合いをするためにも、改めてお伺いします。委員会に示された基本構想、基本計画の内容が、そのまま実施設計に盛り込まれるのでしょうか。それとも、今後さらに多くの皆様のご意見をお聞きし、変わる可能性はあるのでしょうか。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは、赤井議員の2つ目のご質問にお答えします。熊石国保病院は、本院建設から 50 年が経過して、過去には必要に応じた施設の増改築や改修工事などを行ってまいりましたが、経年による建物の劣化が著しく、診療や療養環境への影響も懸念される状況にあることから、病院の建替は必要との判断のもと、令和元年度に基本構想・基本計画を策定し、令和2年度には基本設計業務に取り組み、病院建替事業を進めてきたところであります。基本設計段階において計画している新病院の整備概要につきましては、建設予定地を現病院敷地中心に整備することとしており、地上3階建ての構造規模で、保有する病床数は45 床と定め、文教厚生常任委員会においても報告しているところです。赤井議員ご質問の、実施設計に反映する内容でございますが、基本構想・基本計画及び基本設計の内容を基礎といたしますが、将来にわたり地域医療を確保していくための、適切な病床数については、地域住民の皆様から直接ご意見をいただき、議会との話し合いを深め、慎重に判断してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 1番 赤井睦美
3年か4年前に、議会と町長の懇談会みたいなのがあったときに、既にそのときに町長は 10 年後は、国保病院を診療所にする方向で考えているとおっしゃっていたんですよね。10 年後にそういうふうに考えているんだなと、そのときはそこで良し悪しを決める場所でなかったので、そのまま聞いてたんですけれども、でも先ほど町長がおっしゃったように、令和元年には 45 床ということで委員会に出てきました。あのときは診療所といったけれども、10 年経ってないので 45 床でいくんだなっていうことで、委員会はそれに対して、それであれば人口減少を考えたときに、3階の病床をもしかしたら用途変更できるような、そんな建て替え方も検討してほしいということは、委員会のなかでも意見としては出ていたんですね。それで、そのまま、それを良しとか悪しとかという返事もなく、今まできて、突然、新聞報道だとか所信表明で診療所にするということだったんですけれども、もちろん明日からということは一言もおっしゃっていませんでしたけれども、そういうふうに進んできて、私たちは用途変更を要望したんですけれども、そのことはちゃんと検討されたのかどうか、そこも分からないままに今になっているんですけれども、それは検討されたのでしょうか。委員会の委員の意見として、もちろん 45 床ずっと維持できればいいですけれども、人口が減ったりスタッフの確保が難しかったり、いろんな面で永遠に 45 は維持できないんじゃないかと。だったら、できなくなったときには用途変更ができる建て方はどうかという、その提案に対しての検討はされたかどうかだけ、お返事お願いします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
赤井議員ですね、この病院の病棟数並びに医療の検討というのは、大変、私一人では到底考えられるものではありません。特にですね、町の事業の中で一番難しいのは、私は病院だという認識をしています。先ほどから話をしているとおりですね、この病院の運営経営は、町長がいくら頑張ってもどうしようもないことはたくさんあります。その中で 45 ということで、決定して進んだということでありますが、ただその中でいろんな状況が変わりまして、先ほど赤井議員がおっしゃったとおり、常任委員会からも 45 は今はいいですよと。ところが、5年 10 年経ったときに、その減ったところをどうするんだということを、もう少ししっかり議論しておけばよかったというのが今の反省点でありますので、今日、熊石のほうからですね、たくさんの方々が来ていますけれども、決して今から診療所に必ずするということでもありませんし、45 が駄目と言っているわけではなくて、本当に有難くですね、この間、町内会、老人ホームの方々、さらに団体から 45 でお願いしたいという意見をいただきましたので、大変嬉しく思っているところでありですね、またこの人達から生の声を聞きながら、15 日は町内会の皆さんと、きつい言葉が出てくるのか、ある人からは石投げられるぞと言われていますけれども、そうでなくてちゃんと向き合って、話をしながらですね、この病院の運営をしっかりとこの熊石地域に、私は病院を建てることが目的ではなくて、この熊石地域に医療を継続させていく、これが一番の課題だと思いますので、熊石の国保病院につきましては、地域の皆さんとしっかりとスクラムを組んで進めてまいりたいと。そんな思いでありますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 1番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 1番 赤井睦美
先日 1,556 という署名の数を、町長もうちの議長も受け取っています。だから町民皆さんのご意見は、もう決まっていると思うんですけれども、私はこの基本計画をいただいたときに、自分が勝手に、これは町長と院長先生とコンサルの方でまとめたものかなと思っていたんですね。これ自分勝手ですけれども。そしたら先日、国保病院のスタッフの方と、文教厚生常任委員会で話し合ったときに、そうではなく、町長が1年早く建てるから、基本構想を作ってくださいって話があって、皆さんお正月返上して、コンセントの位置までも皆で言い合いして、もっとこっちのほうがいいんじゃないか、あっちのほうがいいいいんじゃないかと、そんなふうにしてこの計画は作られたということを聞いて、そして、そのときのご発言が、本当に熊石の地域に、とにかく必要な病院を作ろうということで、スタッフの皆さんの熱い思いがすごかったんです。そしたらやっぱり、これは地域の皆さんと話し合って、今後、計画を今考えていきますとおっしゃったけれども、じゃあこのスタッフの熱い思いはどうなるんだろうと。先ほど聞いていて。ですから、もちろん地域の病院ですから地域の皆さんの声も大事ですけれども、本当に、町長、スタッフの皆さんと話をしてください。こんなに病院のことを思っている方たちに、私は衝撃を受けました。是非、この基本構想・計画には、みんなの本当により良くしていきたいという思いがこもっているということで、簡単に片づけてほしくないと思うんですけれども、その辺はいかがでしょう。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
赤井議員ですね、先ほどちょっと言葉足らずでありましたけれども、15 日にですね、熊石の町内会の会長さん達との国保病院についての意見交換、そのあとに敬愛会、老人ホームの方々からも意見書が出ていますので、老人ホームの方々とも意見交換をする。さらに各種団体もありますので、団体をですね、1団体にするか3団体一緒にするか決めていませんけれども、その方々とも、もちろん話し合いをして、さらに病院側からも要望が出ていますので、その辺についても病院のスタッフともしっかりと意見を聞きながら、さらに最終的にというか決断に至るまでには、院長先生や議員の皆さんと意見をいただきながらですね、慎重に特に熊石地域の皆さんの意向を尊重しながら、もう少し中身についても議論してまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 1番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 1番 赤井睦美
私もスタッフの皆さんと話をするまでは、本当に十分に時間をかけてより良い病院を作ってほしいという思いがありました。しかし国保病院は、すごい老朽化が激しくて、雨漏りもすごいんですって。例えば、薬剤の方たちは、土日お休みなので、雨漏り対策をしてから帰られる。万が一、土日に雨が降ったら全て駄目ですよね。そんな話とか、それから夏は八雲より暑いですから、約 40 台の扇風機を運び出してきて、病室に置くんですけれども、それでも 30℃以上になったときには、昭和の初期の映画に出てくるような、氷を置いてそこに扇風機をあてて冷風を流す。だけど溶けてきますよね。それを石油タンクのポンプで水を泊りがけで出すとか、そんな話を聞いたときに、これはじっくりじっくりって、ここまで実施設計の予算もついているんですから、そんなにそんなにじっくり時間をかけてやれないじゃないかと。それでもしも感染のこととか、患者様のこととか、いろいろ考えたら、もし時間をかけるなら、ある程度の修繕は必要になるんじゃないかとすごく感じたんだけれども、修繕費をかけてでも時間をかけて新しい病院を建てるという、そんなお考えでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
その辺につきましてはですね、再度ですね、先ほど言ったとおりですね、病院の方々や院長先生や地域の方々と意見交換をしながら、当時は、あと3年くらいは大丈夫だろうというのをですね、実施設計する、さらに建築までは1年半かかりますので、特に今の病院を使いながら建てていくというのは、時間的なスパンもかかりますので、例えばすぐに建てるにしても3年くらいかかりますので、先ほど赤井議員さんがおっしゃっている、それでも雨が漏ってくるようであれば、緊急的にでも安くても雨の漏らないように、建替えは別に必要だろうと思いますので、その辺についてもですね、病院側さらにですね、コンサルの方ともご相談をして、本当に3年後まで持つのかということを、しっかりと議論しながら進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 1番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 1番 赤井睦美
雨漏りだけではなくて、いろんな面で本当に昔の建物なので、特に今、感染のことを考えると、どうしてもいろんな対策が必要なのに、できる状況じゃないという声が出ています。是非、病院ですから命に関わる場所なので、本当に良い病院を建てるために時間をかけるのは大事なことですけれども、町長は1年前倒しして行うと考えたわけですから、やっぱりそれは老朽化が激しいからそう思われたと思いますので、決して国保病院の事務長さんやその職員の皆様が1年前倒ししろって要望したわけでもなんでもなく、町長が決断されたことだと思うので、その思いを、それで皆さんは本当に期待して期待して待っていますから、その思いを決して裏切らないように、もしも延びるのであれば、ちゃんと今のひどい状態を、少しでも和らげるような、そんなことをしていただきたい。だって、そんな氷運んだり扇風機を運んだり、雨漏り対策は本来の業務じゃないことですよね。でもスタッフが足りないから、看護師さんであろうが技術の人であろうが何であろうが、みんなでやっていかなければならない、そんなギリギリの状態ですので、院長先生だって、一人で訪問診療なにやらかにやら全部されて、スタッフもそんなにたくさんの仕事していたら、建つ前に倒れちゃうんじゃないかという心配があります。その前に、しっかりと計画を出すという、そういうお考えはありますか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
赤井議員ね、先ほどから言っているとおりですね、やはり建物が本当に老朽化しながら、先ほど言ったとおり、どのくらい持つかということも想定しながら、病院の改築には取り組んでいくということを思っています。この中身についてもですね、これはすぐに検討できるであろうと。やはり一番の問題はですね、やっぱりこの病院側としっかり話をしないとですね、先ほど言ったとおり、建物建てるのが目的ではなくて、やはり医療を続けていくのが最大の目的でありますので、それにはどういう状態がいいのか、というのも想定しながらやっていきたいと思っております。ただ、緊急的に改修というのはありますので、それはもちろん、あまりにもひどい状態であれば1年2年でもいいですから、緊急的に改修するということは考えていきたいと。そんな思いでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 1番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 1番 赤井睦美
このあと国保病院、たくさんの議員の方から質問が続きますので、私はこれで終わりますけれども、建物を建てるのが目的ではないというのは、すごくよくわかります。だけれども、働いている人の熱い思いを、こんなに頑張っても報われないのかと、そんな失望にかえないように、そこは強くお願いして質問を終わります。