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八雲町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日

子どもに投資を

聞いた人
赤井睦美 議員
答えた人
町長 岩村克詔、教育長 土井寿彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

おはようございます。それでは二点質問させていただきます。子どもに投資を。ということで一点目です。文教厚生常任委員会でも子育て支援について提言してきましたが、八雲町は、子育て支援が今はとても充実していると思います。と同時に、国の政策も保育料の無償化など、ずっと以前の高齢者支援から、子育て支援に変わってきています。それらは急激に進む人口減少、少子化対策のためなのですが、実際、給食費や保育料、医療費等が無料になって出生数増につながっているのでしょうか。もちろん、まだまだ結論を出すには早すぎますが、時代とともに、必要な支援の内容も変わってきていると思います。委員会として自分たちが提言してきたことなので、今後、十分検討していきますが、今回の 18 歳以下、一人 10 万円という国のばらまきのような支援方法では、少子化対策にはつながらないと思います。保護者に金銭的な支援をするよりも、子どもたちの教育環境を整えるなど、直接、子どもたちへの投資が必要になると思いますが、町長は今後の支援のあり方をどのようにお考えでしょうか?

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、赤井議員の1つ目のご質問にお答えいたします。子育て支援施策につきましては、国の子ども・子育て支援新制度に基づき、各種対策が行なわれているところであります。八雲町といたしましても、平成 29 年に文教厚生常任委員会より8項目のご提言いただき、国や道の施策を鑑みながら、人口減少スピードを緩めるため、安心して子育てができる環境づくりのための独自施策として、平成 30 年度から給食費無償化、保育料軽減率の拡充、令和元年8月から高校生までの医療費無料化等を行ってきたところです。世代の移り変わり、特にコロナ禍の影響により、求められる支援策も変化していくことは当然であると思いますが、少子化への対応や住みよいまちづくりを推進するため、施策の必要性に変わりはないものと考えております。今後の支援策の在り方についてでありますが、現在の支援策と合わせた新たな支援、また、議員ご指摘の給付型以外の子育て・教育環境整備対策等についても、中長期的な財政見通しも考えながら、国や道の施策と併せて検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

今回、一人 10 万円という話もあって、結構、子育て中のお母さんたちに聞いたんですけれども、もちろん助かりますということもあったけれども、大学卒業するまでの教育費が一番不安で、やっぱりそれまでとっておける方はいいんですけれども、日々のいろんなこまごましたものに消えてしまうと、大学行くまでの費用が非常に不安だという声が多くありました。それで、先日、テレビで加賀市の中の限界集落の町があって、本当に人口がこのままいったらその地域がなくなるというくらい人口が減っていったんですけれども、そこで、じゃあどうしようとなったときに、子ども達に教育を徹底させようと。それは、人口減少のどういう対策になるんだろうと思ったら、その教育、例えば英会話を教えるとか、プログラミングを教えるとか、都会の若者を加賀市の限界集落のところでリモートしながら、そこに一定時期住んでもらって子ども達に教える。そうするとその地域の魅力がその方たちに伝わって移住してくる。最終的には。それで、そこからでも仕事ができるというかたちで集まって、子どもの教育、学力が向上するとともに、若者がそこに定着するという良いパターンの紹介をしていました。また、そのほかに埼玉県の戸田市では、やっぱり自らの将来を、自分で切り開いて子どもを育てるということで、徹底して子ども達を育てていくという、学校・家庭、さらに第3の居場所ということで、小学校4年生から中学校3年生までの学習支援を週に2日、1日2時間くらい、それはもちろん民間と組んでなんですけれども、教育分野と福祉分野、そして民間の人達とタッグを組んでやることによって、子ども達が学校だけでは学べない、いろいろなことを学んで、本当に自分で自分の道を切り開くという、そういう方向に広がっているということ。さらに尾道市でも、そういう第3の居場所プロジェクトを作っているんですけれども、やっぱり今、GIGA 教育も進んでいますけれども、家庭によって教育の格差ってなかなか同じ機材を貰っても埋まらないんですよね。そこではやっぱり、もっとも支援が必要な家庭、要するにあまり教育に関心のない保護者の方のお子様とかに徹底して伝えていく。そして子ども達が変わっていくと、保護者も変わっていって、生活保護を受けている家庭は生活保護から抜けきれないという負の連鎖もありますけれども、それを断ち切るということを目標にその町は頑張っていて、やっぱり子ども達が自ら自分の人生を切り開いていくという、そこには他所の町の若者もちゃんと支援を手伝うと、そんなサイクルができているというのが紹介されていました。八雲町も、子ども達が一人 10 万円もらうのはいいんですけれども、中学校を卒業したときには全員が英会話ができるとか、プログラミングができるとか、ホームページが作れるとか、その辺パソコンのことは詳しく分からないんですけれども、そういうことが身についていたら、私は世界中どこへ行っても生きていける。有名な人にならなくても、ちゃんと生きていけるということがすごく大事なことだと思うんですね。ですから、国や道の支援策ももちろん参考にすると、先ほど力を合わせてとありましたけれども、その子ども達の教育環境に力を入れるって、今のところ国は全くないのです、そういう予算が。ですから、先ほど紹介した戸田市とか尾道市とか、そういうところは全部、自分たちの町でそのお金でやっているんですよね。だからやっぱり、国や道に合わせるというよりも、それにもっともっと進んで、八雲町はうちの子ども達は中学校卒業したらみんな英会話を話せるんだよくらいな、そういう教育環境を整える。そしてそこには、いろんな力を借りて、学校だけに頑張ってというのではなくて、いろんな力を借りて取り組んでいくという方法が、私は必要なのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

赤井議員ですね、本当に私もそう思っています。私は、今本当にこのリモートだとかGIGAだとかということで、大変都会でも我々みたいな田舎で、教育には差の無いようにということで、教育委員会にも指示していますので、詳しくは教育委員会のほうから説明していただきますけれども、私も赤井議員さんと同じ気持ちであります。特に先ほど八雲から出ていくという話もありましたけれども、逆に言えば、八雲にいても仕事ができる、都会と同じような仕事ができるような環境にだんだんなってきています。特に、来年の4月までにはですね、田舎というのは山の中でも光が入っていくような状況になってきますので、どこにいても同じような教育や同じような仕事ができていくと、そんな思いもしていますので、これからですね、十分にですね、常任委員会の意見もいただきながらしっかりとやっていきたいと。そんな思いであります。あとは、教育委員会のほうからお願いいたします。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

教育の支援に関してのご質問ありがとうございます。私どもまず今、八雲町で教育推進、どのようなことに重きを置いて進めているかと申しますと、給食費の無償化ということで、こちらは本当に義務教育といいながら、義務教育無償化といいながら、教科書は無償であるけれども、他にいろんな経費がかかるということで、子育て全般の中で、学校給食費無償化ということで、非常に有難い支援をいただいております。これも道内でも年々無償化の自治体が増えてきているかと思います。令和2年度の道教委の数字を見ますと、町村で言うと 26 の町・村が無償化しておりまして、町村数で言いますと 144 ですか。これの約5分の1が給食の無償化を進めてきているのではないかと思います。そして別な面で申し上げますと、私ども赤井議員がおっしゃったICTの関係で申し上げますと、国の一律、小学生・中学生にパソコンを配付するということを受けましてですね、私どもはまず、そこに載せるAI教材、これを載せておりまして、学校でも家庭でも活用できるというものを、皆様方のご議論もいただきながら載せて、それを例えば複式学級などでは、5年生、6年生、先生が黒板を向いているほうの違うほうのクラスではAIドリルを使って問題を解いたりだとか、そんな活用の仕方もさせていただいておりますし、正直、自画自賛ですけれども、渡島管内でも八雲町のICTは一番活用されているといわれているところでございます。それもですね、学校から出している光ファイバーの線が、非常に太いものを八雲町は用意していただいておりますので、例えば八雲中の全生徒が一堂に使ってもですね、非常にスムーズに動くということは、本当に渡島管内随一、こういうことを様々な教育環境を整備していただいている予算を活用していただいているというふうに思っております。こうしたものを活用しながら、都市部ともあまり変わらないような、いろんなところとアクセスできるような教育授業なども進めているところでございます。そして先ほどおっしゃった、加賀市ですか、それとか尾道市もございました。そして埼玉県の戸田市ですね、これは私ども非常に参考に進めさせていただいている市でございます。非常に教育熱心で読解力の向上、これも議員先生方にお認めをいただいて、いま進めておりますけれども、まさに戸田市とのやり取りをしながらですね、また板橋区などとやりとりをしながら、読解力の向上を進めているところでございます。議員ご指摘の中学校を卒業したら、英語も話せる、プログラミングもできると、そういった先を走るようなところではございませんけれども、読解力という、私ども生きる力の礎と言っておりますけれども、物を読んでしっかりと分かる。今までのように知って覚えるというよりも、分かって考えるという、こういった教育活動を目指しておりまして、これが多分、私ども授業改善にしっかりと定着してまいりますと、高校に行ってからしっかりと読めるから数学にもしっかりチャレンジできる。そして、大学の入試などにもしっかりと読んで答えることができるからチャレンジできる。社会に出ても、しっかりと基礎の力がついていると。こういうところをいま進めさせていただいているところでございますので、まずこれを何カ年か、ICTと読解力の向上を両輪で進めさせていただいて、それからまた新たに導入されているプログラミング教育、それから議員ご指摘の外国語についてどのようなことをですね、子どもたちの力に、もう一つ上積みできるかということを将来検討させていただければなと思いまして、まず今のところ読解力とICTをしっかりとやっていただくと。そして予算もしっかりと付けていただいておりますので、これはしっかりと活用させていただきながらですね、子ども達の力にしていきたいと思います。長くなりました。失礼いたします。よろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

中学校に行ったら、皆に配られているパソコンがWi-Fiの環境がない家庭でもちゃんと使えるものだということで、他所の町からも注目されているということはお聞きいたしました。八雲町が進んでいることも、道議会議員の方が視察に来たり、そういうことではすごく分かりますけれども、すぐに教育の話になると教育長とふられてしまうのですが、私が言っているのは、学校でもっと頑張りなさいということではなくて、学校は相当頑張っていると思うんですね。私、本当にそこは予算付けて、これからも十分支援してほしいと思います。ただ、先ほど言ったとおり、第3の居場所ということで、子どもはやっぱり地域で育てるべきだと私は思っております。それを例えば英会話ができるとか、それから全国な優秀な塾の勉強も、今だと八雲に居ながらにして聞くこともできると、そんな素晴らしい環境にいるけれども、やっぱり学校はとても時間が限られていて、先生の数も限られていて、その中でできることって本当に基礎基本ですよね。だけれども、そこに入れない子ども達、こんなにいい環境があるのに不登校になっている子ども達とか、それを気にしない保護者もいたりして、私はそういう子ども達、黙っていても勉強する子はいいですけれども、そうじゃない子ども達も含めてね、自炊体験もしたり、とにかく自分で生きていくということを、ちゃんと身に付けられる。そんなところが大事だと思うんですね。それでこの間、道新には未来大学の学生がちゃんと塾、根拠、エビゼミっていうエビデンスを塾をやっていますって。1対1でその子のいろんなことを聞きながら対応していますよってありましたけれども、そういう学生の知恵も借りながら、やっぱり私は社会として、八雲町全体で子ども達がちゃんと育っていくという、そういう環境にお金を使うべきだと思うんです。だから、18 歳以下だから一人 10 万円って、コロナで困ったから 10 万円って、確かに非常に助かるんですけれども、それが果たして子どもたちが、大人になるまでの教育にどれだけ生かされるんだろうと考えたときに、やっぱり子ども達みんながちゃんと教育を受けられる環境に、私は直接投資するべきだと思うんですね。それは学校教育だけでは限界があって、地域の力そしていろんな他所の人たちの力も借りて育てていかなければいけないと思いますし、先ほどどこに行っても生きていけるといったんですけれども、やっぱりみんな八雲大好きだと、どんなに出ていってもちゃんと帰ってくるんですね。サケのように栄養を蓄えて帰ってくると、それだけ八雲町も豊かになりますし、だから教育委員会頑張ってじゃなくて、地域として、この生きる力というか人間を育てるというところに、直接投資していただきたいと思うんですけれども、もう一度いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

赤井議員ですね、私も教育というのは、人を育てるというのは大切なことだと認識しております。来年1年かけて、教育長並びに副町長、担当課に指示しているのは、生まれてから高齢になるまで、これは人のサポートをするというか、それも今まではどちらかといったら先ほど言ったとおり、生まれたら住民生活課とか福祉課とか教育委員会とか、そんな縦でいきますので、今度は横でいけるような、そういう専門の人材も募集しながら専門のですね、作ったらいいんじゃないかということを考えながらですね、特にですね、子育てでいくと、なかなか今まではおじいちゃんおばあちゃんがいて、サポートができた。この辺は、やはり町としてもしっかりと、生まれてからサポートできる。さらに先ほど赤井議員さんがおっしゃっているとおりですね、不登校の子ども達が、この八雲でもある程度の人数がいます。この不登校の人たちをいかに生かしていけるのかということも考えながら、さらにそれを進むとひきこもりになってきます。このひきこもりの人もですね、何とか地域で生かしていく政策なんかも、さっき言ったとおり、一方ではなくて連携しながらサポートできるような、そういう課といいますか、室といいますか、それ専門のことも考えながら、来年1年議論しながらやってみたいと考えておりますので、これから常任委員会になるべく早く常任委員会に出しながら、常任委員会の皆さんの意見をいただきながら、少しずつまとめていきながら、これは一遍に完成するものではありませんけれども、地道にこの地域でそういうことを考えて、子育てというか人を育てるというか、人をサポートすると言いますか、そんな仕組みを取り組んでまいりたいと。今、指示をしているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

必ず学校に行ったほうがいいと思いますけれども、不登校になってしまっても行き方はあると思うんですね。ただそこの選択肢が八雲町は少ない。でも最近、子育て支援センターとかがすごく頑張っていて、そこら辺は一人、二人かもしれないけれども、着実にこの子は変わってきているなという感じの子もおりますし、それから子育て支援センターに繋ぐのは、行政だけでは絶対に難しいと思うんですね。民間からの情報があって、それではじめて、不登校の子だけが行っても駄目で、その子の環境全てが地域の方たちの情報によって入ることによって、支援の仕方もどんどん変わっていくと思うので、是非、専門の課を作ることにすごく期待しておりますけれども、そこには民間の人達との連携、そして情報の収集をしっかりとできるように、役場とか教育委員会だけではなく、是非、町民の力を借りてやっていくというところで、もう一度だけ確認したいと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

このですね、今の話は大変難しいことだろうと思っています。先ほど言ったとおり、すぐにこんなかたちがいいとか、そんなことにならないだろうと思っておりますけれども、まずは少しずつでもやっていくということと、ある程度これにしっかりと八雲町としても取り組んでいくと、そんな思いでありますので、これからも先ほど言ったとおり、常任委員会並びに地域の方々と情報交換をしながら、何とかこの地域が、少子高齢化、子どもが育てやすい、また人として生きやすい、そんな地域を目指してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

出典:八雲町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる