森町議会 令和5年第2回 6月会議 2023年6月6日
公共施設のトイレの在り方について
- 聞いた人
- 野口周治 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 野口周治
少し趣は変わりますけれども、3番、公共施設のトイレの在り方について町長と教育長にお尋ねをします。トイレは、一人一人の健康のために絶対に必要なものですから、例えば個人の属性によって利用のしやすさに著しい差があってはなりません。例えば女性のトイレには便器の数が少ないため長い行列ができる。洋式の便器が少なくて、使いにくい方がいらっしゃる。障がいのある方など誰でも使えるトイレがほとんどないなどです。森町の公共施設について改善が必要だと私は考えます。また、改善の時期は施設の改修や更新まで待っていては遅過ぎる課題もあると考えます。いかがでしょうか。3つに整理をしました。利用者の男女の比率に対応した便器の数の配置。2、女性用トイレ及び男子大便器の洋式の拡充。3、障がい者、性的少数者など誰もが利用できるトイレの整備。お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
私と教育長への質問ということではございますが、まずは私から答弁させていただきたいと思います。町内公共施設に関しましては、役場庁舎や公民館をはじめ老朽化が著しい施設も多々あり、これらの施設内のトイレにつきましても同様であると認識しております。過去には洋式化や小規模改修は行っているものの、利用しやすい快適な空間の確保には至っていない部分もございます。議員ご質問の便器数の配置増や誰もが利用できる多目的トイレを新設することは、既存の施設では構造的にもなかなか難しい課題であると感じます。しかしながら、障がいのある方など誰もが利用しやすい環境づくりはトイレに限らず重要でありますので、各施設のニーズに合わせてトイレの改修が可能かどうかも判断してまいります。なお、今後新たに公共施設を整備する際にはいただいておりますご意見を反映させ、町民の皆様が快適に利用できる空間確保に努めてまいります。また、洋式トイレの拡充でありますが、利用されている方の声や和式トイレの需要も確認しながら、それぞれの施設の現状に即した環境整備に努めてまいります。以上です。
議員の再質問 6番 野口周治
利用しやすい快適なという文脈で回答いただいてありがとうございます。おっしゃったように、例えば洋式が全ていいのではなくて、和式のほうが好きな方もいらっしゃいます。それから、洋式のトイレがあった場合に衛生面は大丈夫かと気になる方もいらっしゃる。だから、例えばコンビニのトイレには必ず消毒のがついていて、自分が使う前には消毒できるようにしてあるのではないかと、こういうことだと思うのです。同じように、この話をするとたくさんの人、特に女性からは幾らでも話は出てくる。それぐらいこれまでちゃんと踏まえていなかったかなと私は思うのですけれども、例えばトイレの入り口で異性と鉢合わせしたくないです。入り口共通。かと思うと、公園のトイレなんか、これ一々を今日どうしてくれという話ではないです。例として聞いていただきたいのですけれども、トイレの入り口が共通になっていて、そこに目隠しがついている。そうすると、子供が入っていくときに変質者が反対から入ってついていっても分からないよねと、とても怖いとお母さんがおっしゃることもありました。それから、トイレの中が見えるのは嫌だよねと、見るのももちろん嫌ですけれども、見られるのはもっと嫌だけれどもという話もあるし。例えば荷物を持っている人がトイレに入りました。荷物どうしようと。かけるところって高くて腕を差し上げないといけないけれども、自分の腕はもうそんなに上がらないという方もいらっしゃる。そういう非常に細やかなのですが、そういうことに対応していくことはできる話が幾らでもまだあると思います。ぜひそういうことを大事にしている町政というのをアピールしていただきたい。障がい者のトイレ、誰でも使えるトイレについて、障がい者に関する扱いというのはだんだん今までとは変わってきて、今は権利だというふうになってきましたけれども、でも世の中全体ではまだぜいたく言うなみたいなことを言う人たちもいらっしゃいますが、私はそうではないと。やっぱり一人一人が持っている権利の問題、尊厳の問題ですから、ここはきちんと向かい合うべきだと考えます。可能な限り早く改善を進めていただきたい。いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。町民の声を非常に多くお聞きになっていらっしゃるのだなというふうに思いまして、お母さんから子供が公園のトイレを利用したときの不安な部分、そういう点に関しまして安全確保という観点からも点検は少しさせていただきたいなと思います。限りなく早く改善できれば私もそれにこしたことはないのかなというところではありますけれども、公共施設に関しましては直近の改修の計画の中にしっかりとこれは取り入れたいと思っておりますし、当然町民からのワークショップを行った際にもその辺の意見は出るものだと思っておりますので、しっかりと生かしていきたいなと思います。そして、そんな大きくお金かけなくてもちょっとした工夫でできる、全てをできないにしろ、ちょっとしたそういう細やかな気遣いが気づいてもらえるような、そういった工夫できると思いますので、それは検討して、手探りになるのかもしれませんけれども、そこはなるべくお金がかからない範囲でできることは検討させてもらいたいなと思いますので、そのようにご理解いただければと思います。以上です。
議員の再質問 6番 野口周治
ぜひお金もかけながらやっていただきたいですが、ただこれは全体の中の部分ですから、それだけを取り上げてこれを何が何でも全部というのは私はしません。でも、町がそうやって動くことがみんなを変えていくのだと私は思うのです。目に見えたらそのことでみんなも変わっていく、町民が変わっていく、そして町も変わる、そういうサイクルとして前向きの課題として位置づけてもらったらいいのではないかと思います。それで、誰でも使えるトイレのもう一つのキーワードで、最初の質問にも書きましたけれども、性的少数者、人口の大体5%とか7%とか、もっと少ないという説もありますけれども、一定数はいらっしゃいます。そういう方たちの多くが差別だとか社会的な圧力、男らしく、女らしくにさらされているという現実があります。私の知り合いのお子さんが、あるいはかつての同僚自身が、その人は私に話をしてくれてあっと思ったのですけれども、だったり、それから森高校の通学されている学生さんにもいらっしゃいました。これはたまたまなのですけれども。こういう人たちの中でも特に今回は性自認、生まれ持った体は例えば男である。でも、心は女性だという方がある割合でいらっしゃいます。これって異常ではなくて個性なのです。病気ではなくてその人が生まれ持ったものだというのが世界の共通認識です。これを障がいだと捉えると治療の対象だったりという問題になるのですけれども、そうではない。一人一人の個性の問題としてどう向かい合うかが大事だと私は思います。誰でも使えるトイレ、例えばこれも公園を例にします。対応をすぐという話ではないです。障がい者も使うトイレと書いてあるのですけれども、男性用、女性用となっています。これを誰でも使えるトイレが2つあるというふうにするだけでも大変使いやすくなると。そうやって誰もが使えるってどういうことかを深めていただきたいなと考えます。性的少数者で今日締めますけれども、いかがでしょうか。お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。私の立場からこのお話を難しい問題だというふうに話してしまうのはいかがなものかなと自分自身で思うところもあるのですけれども、非常に自身の性に対して自認、どういうものであるかというところを、それを周りにいる人間がどのように認めてあげるというか、許容する社会をどうつくっていくかというところになるのかなと思います。当然昨今様々なニュースでそれぞれの立場からいろんな主張、これはなかなか表現も難しいのですけれども、事件ですとか課題ですとか、そういったことを懸念する、そういった情報発信もございます。まずはそのような方々が一定数おられて、その方々が生活する上で本当に何に不便を感じているのか、その方々が不便を感じないように公共施設を整備したときに、ではそうではない方々がどうなるのか、本当に総合的に、包括的に、社会をつくるという意味では非常に熟慮を要しますし、様々な方々の意見もお聞きしなければならないと思います。近隣市町村では役場の手続に関して条例を制定して、ある一定数の、これもなかなか表現が難しいのですけれども、配慮といいますか、方向性を示している自治体もございます。まずは政治活動として私はそういう方々のお話を聞かせていただきたいと思いますし、私自信は町長として、政治活動として全ての方々にオープンにしておりますので、現実的にこの森町で生活するために不便を感じている俗に言うLGBTQの方々いらっしゃいましたらぜひお話をお聞かせいただきたいと思いますし、私も積極的にそういった方々とコミュニケーション取っていきたいと考えておりますので、まずはそこからスタートさせていただきたいというところでご理解いただければと思います。以上です。