森町議会 令和5年第2回 6月会議 2023年6月6日
市町村都市計画マスタープランとまちづくりについて
- 聞いた人
- 斉藤優香 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 斉藤優香
通告に従いまして、質問させていただきます。市町村都市計画マスタープランとまちづくりについて。老朽化に伴う町の公共施設の再編、再建が行われようとしています。であるならば、市町村都市計画マスタープランを策定し、目指すべき町の全体像、将来のビジョンを確立することが必要です。まちづくりの理念、計画の目標、主要課題等を明確にし、町民の意見を反映することのできるまちづくりをするべきであると考えます。まちづくりは人づくりであるならば、このたび町民参加型ワークショップ、木からはじめる森のまちづくりでの道の駅YOU・遊・もりの再開発や公民館、図書館の複合化の話合いは人づくりになったと思います。ワークショップでの意見も参考に、新たに公共施設の在り方について官民協働で現実に向けた取組をし、愛されるまちづくりをしましょう。町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。森町の都市計画につきましては、町の健全な発展と秩序ある整備を図ることを目的として昭和25年に都市計画が制定され、適宜改正を経て都市整備の根幹とされております。ご質問の森町都市計画マスタープランにつきましては、平成4年の都市計画法の改正により市町村の都市計画整備を示すことが義務化され、平成16年に策定しており、これまでの町並み整備や展望を示したもので現在に至っておりますが、20年近く経過していることから次の策定について検討していかなければならないと考えております。一方、新たな公共施設の整備につきましては、第2次森町総合開発振興計画や森町公共施設等総合管理計画を基本とした施設個別計画に基づき、ご質問にありますように町民参加型の官民協働での整備が必要であると考えております。以上です。
議員の再質問 7番 斉藤優香
今町長の答弁で都市計画マスタープランの制作の前向きな答えだと思います。策定されるのではないかと思うのですけれども、私はこれは必要だと思っています。これはほかの町でつくったものなのですけれども、マスタープランの役割としては、住民に最も身近にある町が創意工夫と住民参加により将来のまちづくりの方針を明らかにします。また、都市計画の決定、変更の指針となり、これに即して住民本意の身近なまちづくりが進められますとなっています。それに伴って、都市計画はおおむね20年という都市の将来の展望を入れつつ、おおむね10年間の都市計画の具体的な方針を取るとなっています。今町長が説明されましたように、一応令和4年までのマスタープランがありました。しかし、それは合併前のもので、今それが有効であるというのはどうも難しいと思います。これから公共施設の再編、再建がされていく中で、新たな森町の目指すべき姿が必要であると思います。先ほど町長も言われましたように、確かにまちづくりの計画の最上位は第2次森町総合開発振興計画がありますが、それも既に10年間の計画期間の半分が過ぎ、令和9年の目標人口は1万5,000人ですが、既にもう1万4,000人を割ろうとしている中で、新しいまちづくりには、町長も替わり、将来における町のあるべき姿と進むべき方向を見直しの時期に来ているのではないでしょうか。であるならば、やはり都市計画のマスタープランが必要ではないかと私は思います。もしつくらないでこのまま公共施設の再編、再建が行われるようであれば、将来像もなく行き当たりばったり、第2次総合計画はありますが、空いているから、ここに各課の連携はどうなっているのでしょうか。それは違う課のことだから知りません。あってはならないと思います。先ほど同僚議員の質問の中の答弁で課題解決に向けてのプロジェクトができたと町長おっしゃっていましたけれども、この機会ですから、これは何人で、どのような構成で、このチームで解決していくということなのかということと、あとこれは問題解決のときに使うというか、のプロジェクトチームと理解しましたが、事業を起こすとき、それから継続していくときというのはこれからもプロジェクトチームを組んでいくかということも含めて再質問とさせていただきます。町長の所見をお願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員ご指摘のとおり、市町村都市計画マスタープランにつきましては令和4年度を目標として適宜現状に即したものに変更する必要があると、そういう場合には改定を検討していかなければならないと、そのような現状であると認識しております。現在公共施設の新設、そして統廃合、複合化というお話は先般様々な議案上程の際に議会のほうにもご説明させていただいているとおりでございますが、先ほど同僚議員のご質問の中でもお話ししたプロジェクトチーム、これに関しましては本年度要綱を制定させていただきまして、担当課だけではなかなかスピード感を持って解決、そしてゴールにたどり着けないような案件に関して私が設置すると、そのような内容になっております。詳しくはまた後ほど担当課というか、要綱のほうは御覧いただける状況になっていると思いますので、ご確認いただいて、ご不明点等あれば改めてご説明させていただきたいと考えているところであります。原則としてマスタープランというものは、概要版等々あるのですけれども、基本的には庁内におけるゾーニングというところを主な目的として作成させていただいております。議員ご指摘のとおり、策定からかなりの年月を経ていまして、確かに合併前のものではございますが、基本的には国道5号線、国道278号、そして地方港湾を中心とした工業、そして産業ゾーン、そしてJRの鉄道、そういったものを中心としてゾーニングを行っていると。中心市街地を例に挙げてお話しさせていただきますと、そのような状況になっております。基本的には個別の公共施設の整備とは少し切り離して考える必要があるのかなと考えているところでございます。しかしながら、議員おっしゃるとおり、今後はといいますか、これからのそういった公共施設整備に関しましては町民のワークショップ等々しっかりと行いながら、基本的には町民の皆様に設計に至るまでのプロセスをしっかりと共有させていただいて、ご意見もしっかりといただきながら進めたいと思っております。簡単に、空いているからそこにぼんぼん造っていく、そして行き当たりばったりでというなかなか厳しい表現もされたのですけれども、現実問題用地買収等々も含めますとかなりの高額な整備費用もかかりますし、現状空いている町有地を整理しながら、現段階では役場庁舎、公民館等々の複合施設検討チーム検討の中で進めさせていただいている状況でございます。議員の質問の趣旨としては、マスタープランの中で関連づける中での公共施設があるべき姿として進むことなのではないかということだと思うのですけれども、まずは根底部分、産業、居住、そして学校ですとか様々な今後のこの森町の環境の変化というものも見据えながら、その土台の土台としてマスタープランをまずは作成、改定する必要があるのかなと考えているところでございます。影響が全くないとは言えませんが、まずは早急に進めなければならない老朽化の進んだ公共施設の整備策定業務も同時に進めさせていただきますが、町民ワークショップ等々その中にしっかりと含めながら、そこは策定進めさせていただきたいと考えております。あわせて、マスタープランの改定に関しましても今後しっかりと検討を進めさせていただきたいと考えているところでございます。以上です。
議員の再々質問 7番 斉藤優香
再々質問させていただきます。今町長からもマスタープランを策定していくような話だったと思うのです。これ以前にできていました旧森町のマスタープランの役割としても、都市計画マスタープランは都市計画を考えていく上で基本方針となるとともに、町民と行政が一体となってまちづくりを進めていく上での共通の指針としての役割を果たしますとあります。やはりここで新しい森町としてマスタープランをぜひつくっていただきたいというのと、これ本当に森町のマスタープランで、では砂原はどうしたのだという、旧砂原地区のマスタープランもあったのかなと、そこもちょっと心配になります。森町を一つとして考えて、新しいゾーニングということも考えていかなければならないのではないかと私は思います。先ほど町長もおっしゃいましたワークショップ、前年度農林課で初めて森町で行われたような感じのまちづくりに対してのワークショップ、町民参加型のワークショップがあり、町民の熱い思いが籠もった最終案が完成し、新聞報道もありましたので、いよいよ始まると勘違いされている方も多くいました。あれはモデルプランで実現しません。道の駅は今はまだ予定すらありませんと説明しております。それでいいのかなとは思うのですけれども、これからまた農林課でワークショップが始まります。今回は実際に建設する予定の中規模施設のようですが、それが本当に先ほども言いましたようにまちづくり全体のビジョンと一致しているのかということも検証ができない、マスタープランがなければそれがビジョンに合っているのかというのも分からない。それぞれの課とか、先ほども言いましたようにコンセプトでばらばらにやれるところからやっていくのではなく、必要なものに対して、町民が一番今欲しいと思っているものに対して本当に真剣に官民一体になって取組を行っていく、またまちづくりは町民の安全と利便性が第一ですが、そこに機能と美しさと統合性、話題性なので、雇用や観光にもつながっていくと思います。そのためにもまずは全体像と方向性を明記した新たな森町の都市計画マスタープランを策定し、それに基づいた共通認識の下に開発していくことが必要ではないでしょうか。愛されるまちづくりに挑戦していきたいと思いますが、町長の所見を再度お伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。マスタープラン作成、改定についてのその理念の部分だと思います。当然昨今様々な自治体において行政の計画を練る際には、今に限らず、以前からだとは思うのですけれども、町民参加という要素をしっかりと基本計画の中に組み入れていかなければならない、そういった方針は私もそのとおりだと思っておりますので、プロセスにおいてのそのような工程はしっかりと組み入れて、多くの方にワークショップ等々を行った際は参加していただきたいと考えているところでございます。そもそもマスタープランの位置づけというところで、確かに当初の策定した段階から年月はたっているのですけれども、概要版等々に示しておりますゾーニング、中心市街地森町と駅前、そして先ほどもちょっとお話しさせていただいた国道5号、そして278号、それから港湾囲むこの中心地においても、居住地域、そして産業、工業、環境保全、そういったゾーニングというものは基本的には大きく変わらないのかなと思っています。その中でどういう町有地が空いていて、どのように個別の公共施設を建築、整備していくかという議論は、ある程度影響はありますけれども、逆にゾーニングの中で検討していかなければならない。公共施設、こういうもの建て替えたいからゾーニングを変更していくというところの趣旨には合致しないのかなと思っています。しかしながら、議員ご指摘のとおり合併後の町全体という視点で見れば当然旧砂原町もございますし、森町は駒ケ岳、赤井川から濁川もございますし、蛯谷、石倉の方面もございます。そういった広域的な要素からもう一度見直さなければならないというところはそのとおりだとは思いますので、その辺はしっかりと検討させていただく。同時に、策定の中には町民参加のプロセスはしっかりと生かしていきたいなと思っているところでございます。ひとまず以上認識を、私のほうはこのように思っておりますので、その辺は改めてご理解いただければなと思います。以上です。