みんなの議会

森町議会 令和5年第2回 6月会議 2023年6月6日

どうする、町内会活動

聞いた人
松田兼宗 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 13番 松田兼宗

それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。自治会、町内会の活動が岐路に立たされている。加入率が下がり、役員の成り手がいなくて解散や合併を選択するところも。地域コミュニティを誰がどう支えていけばいいのか。4月4日の朝日新聞の1面に掲載され、二面にわたって特集された東京都内の町内会の実情を問題提起した記事の書き出しです。自治会活動曲がり角、加入率低下、役員高齢化、解散も、役員の多くは70代から80代、10年もしたら自治会は消滅しますよ、防災、防犯に懸念という言葉で町内会の置かれている状況が表現されています。森町における行政と町内会の関係を見れば、移動町長室の主催団体、森町広報紙の配布協力団体、各地域会館などの管理団体、フラワーロードの維持管理団体、ごみステーションの維持管理協力団体、防災、防犯活動の協力団体、交通安全運動の協力団体、その他行政の各種業務の依頼先団体として位置づけられていると考えられます。行政の下請団体と位置づけられているとも言えると思います。町内会は、日本の集落または都市の一部分、町において、その住民などによって組織される親睦、共通の利益の促進、地域自治のための任意団体、地縁団体とその集会、会合であるとされています。これは、インターネット上にあるウィキペディアによるものから引用されています。そこで、質問します。町は、行政の立場で町内会の必要性についてどのように認識しているのか。2つ目に、町は行政の立場で町内会の現状の実態を把握しているのか。職員の地域活動への参加を促す必要があると考えるが、いかがでしょうか。例えば地域担当制を導入するとかの問題があろうかと思います。職員の町内会に対する認識は把握しているのか。それについては意識調査が必要であると考えます。5つ目に、町内会への具体的な支援策が必要と考えるが、いかがでしょうか。以上です。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。町内会は、地域課題の解決や住民同士の交流の役割を担っており、町民にとって一番身近な団体であり、地域福祉、防災、防犯意識の向上など、住民主体のまちづくりを進めていく上で行政にとってもなくてはならない大切なパートナーであると認識しております。森町には現在41町内会があり、各町内会でいろいろな課題を抱えていると思いますが、役員の高齢化、担い手不足、加入率の低下は全国的にも課題となっており、森町についても例外ではないと思っております。ここ数年のコロナ禍で町内会行事や会合が行えなかったことがこれらの課題を加速させたと認識しており、5類感染症移行に伴い、町内会活動が活発になって課題解決に向かえるよう町としてもサポートしていきたいと思っております。職員の町内会活動については、これまでも職員や職員退職者が一定数参加しておりますし、多くの部署が業務を行っていく中で町内会と関わり、町内会の役割、重要性について十分理解していると認識しているため、地域担当制度及び意識調査の実施については現在のところ考えてはいませんが、職員には積極的に町内会活動に参加するよう促していきたいと考えています。町内会への具体的な支援策については、今までも敬老事業への助成金、防犯灯の設置補助、ごみステーションの譲与等実施しておりますが、町内会から要望を聞いた上で必要な支援については今後も検討してまいります。以上です。

議員の再質問 13番 松田兼宗

まず、今の町長のお答えの中でコロナ禍の影響が大きいだろうと、この4年にわたるコロナ禍の影響で活動が停滞したという言い方があって、確かにそれは言えています。ただ、それによってどういう影響が出たかというと、活動しなくても成り立っていくということなのです、現状は。だから、町内会がそれだけ存在価値がなくなってきているというふうになってしまっている状態、それが今の状態だと私は思っているのですけれども、その辺どう思いますか。先ほどOBも含めて重要性については認識はしているのだと言っていながら、では実際町内会についてどの程度把握しているかというと、かなり問題があると私は思っています。例えば具体的に言うと、私町内会長をやっていますので、それでいろんな資料というか、アンケートとか来るのですが、今回アンケートが来ました。具体的に言うと、広報もりまちの配布に関わるアンケートなのです。これを見ると、個人配布と町内会で分けているのですが、町内会に対するアンケートというか、町内会がやっているところに対して来るということはどういうことなのかなと思っていたの。ということは、町内会の実態を全く把握していない、むしろこれは企画振興です。それに対して実際の町内会活動に関わる部分というのは住民生活です。だから、違うわけです、課が。とすれば、その辺の連携が取れていないのかなと私思っていました。そして、何の意味があってこういうアンケートを取るのか全く私は意味が分かりませんでした。さらに、今回防災の絡みで津波避難訓練についての会議をやるという話でなっているのですが、その中で私はそれも変だなと思ったのは、何が変かというと、うちも24日にやるということに決めたのです。そして、会館の駐車というか、何台止めれるのだろうかと電話来たのです。えっと思ったのです。というのは、初歩のものを把握していないのかと。ということは、全部のそういう避難場所になっている会館とかの状態を把握していないということなのだと私は理解したのですけれども。それ自体がかなり認識、町内会に直接関わる部分ではない部分もありますけれども、そういう点が非常に妙に思った。そのことは担当電話来たときに話をしましたけれども。だから、具体的にそういうような問題が起きているわけです。ということは、全然町内会のことを理解していないからこういう問題が出てくるのだろうなとは思ったりもしています。その辺もう一度確認したほうがいいのではないですか。調査もやらないという言い方していますけれども、どうもやっぱり後継者の問題があるわけです。まだ50代、60代のメンバーでうちの場合は役員の方はなっていただいて協力してもらっていますけれども、いずれその後引き継ぐ人がいないのです、実際問題として。とすれば、実態を全然把握していない、もっとひどいところは先ほどの新聞の記事の中で書いているように、70、80の人がやっているというところが多いのではないですか。そういう実態も分かっていないと私は思っているわけです、町側のほうが。どうもそのずれがある。実際町内会連合会の中でもそういう話が出ているわけではないですけれども、見ていると。だけれども、実際問題としては実態は相当町内会活動が先がない状態。むしろ問題なのは町内会がなくてもいいと思っている人が多い、関係ないと思っている人がほとんどなわけです。必要だと認識している人は役員やっている人だけなのですと私は思っている。だから、実際に必要なのかどうかを私自身は自分の町内会に対しては意識調査というか、やってみなければならないのかなとは思っています。さらに、いろんな進める上でSNSを使ったり、できるだけ省力化する形はしています。それはラインを使ったり、全部今は連絡事項というのはグループラインとショートメールでしかやっていません。そういうような形でやっている中で、そういうようなことも含めてアドバイス的なことが町から必要になってくるのではないかと私は思います。そういう意味において地域担当制というのが必要になってくるのだと私は思うわけです。再度その辺いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。このコロナ禍において町内会活動、様々なイベント等を通じて、役員の皆様もそうですけれども、町内会に所属する住民の方々とそういったイベントをできない、その中で町内会の必要性、そもそもそれが町民の方々に必要と思われていない、町内会がなくても成立している、そういった認識では私どもとしてはいないということをまず明言させていただきたいと思っております。確かに様々な課題がある中で、先ほど議員おっしゃるとおり津波避難計画の策定、避難路、避難施設の整備に関わる意見、会議等々行う上でいろんな意見をいただきたいと思っているところです。その課題に対して改めて町内会という組織が持つ役割、そこに行政がどう携わっていくか、そういったものもいい機会ですので、改めてつくり上げて、そして認識を共にしていきたいと考えているところでございます。そもそも私も以前町内会に、役員をさせていただいておりまして、班長もさせていただいたこともございます。実際やってみて何が課題なのかなと思いますと、町内会活動に対しての地域の住民の一人一人の方々の協力というか、そういったばらつきがあるというものは確かにそのとおりだと思います。実際町内会費を集めに班長さんが回ったり、様々な連絡事項を届けに行くという、そういう段階でいらっしゃらなかったり、それをまた自身が仕事行って帰ってきて空いた時間でまた行う、そういったご負担は確かにあると思います。しかしながら、皆さんで役を回しながら町内会というものが成立している以上、そういったものをみんなで負担していくという意思を持っていただかなければならないということも1つ。そして、根本的に町内会活動、それが地域にお住まいの人々にとって今後どういう役割を担っていくのかというのを改めてお示ししていかなければならないと思っておりますので、その点は今後様々な会議のタイミング、そして昨年からご提示させていただいております、移動町長室ではないのですけれども、私と副町長が出向いてざっくばらんなお話合いの場というものも積極的につくらせていただきたいというお話はさせていただいておりますので、本当に目的がある会議のほか、そういった様々な問題、課題、今言った後継者の担い手のお話も含めてお話は聞かせていただきたいと思いますし、当然行政職員がどういったふうに今後町内会活動に関わっていくのかに関してもしっかりと前向きに考えていきたいと思っておりますので、その辺はぜひご理解いただきたいと思います。以上です。

議員の再質問 13番 松田兼宗

地域担当制について抜けているので、再度その辺お願いしたいのですが、地域担当制って一体どういう意味なのか、あまり聞き慣れないというよりも、これかなり昔からこのことは言われています。私が知っている限りでは20年以上前からこういう制度があるというのは分かっていました。ただ、森に関してはそういうのがなくてもどうにか動いているかなと思っている部分があって、いよいよ地域担当制を導入しなければならない時期に来ているのではないかと私は思っています。というのは、地域担当制というのはそもそも地域住民が安心して暮らせるように生活環境の整備や防災対策を行うために導入されたものだと言われているのです。その中で行政と地域、町内会、自治会とかと橋渡しをする役割をしていくのだということ、そして地域の声を行政に反映する仕組みなわけです。それこそよく町が行政と町民の協働だとかいう話が出ますけれども、まさにそれなのです。協働協働といいながら、実際何をやっているのかといったら何もやっていないのが実情ではないですか。とすれば、この地域担当制というのはやってみる価値があるのかなと私は思っていますので、ぜひ再度その辺町長のお考えというか、その辺伺いたいのですが。さらに、特に町内会に対する役割の大きな部分では、災害対策基本法において地域住民らによる自主防災組織の設置に関する規定が設けられているわけです。それは主に町内会などを母体として設置することを想定されたものだというふうに言われています。とすれば、防災計画の新しいのが出ました。さらに、国民保護計画とかいろいろな問題があるわけですけれども、それを実施する上でいかに町内会の置かれている位置が重要な役割を担わされているかということなのです。それがなくなるということは機能しないということなのです、これから。それをどうにかしなければならないと私は思っているのですが、ただ私思っているのは補助金を出せとか、そういうような話ではないのです。はっきり何を行政に求めているかというのは私自身上もどうもはっきりしていない部分があるのです、実は。どちらにしても行政と町内会というのは全く別物だと思っていますから、単なる私は町内会が行政の下請機関だとも思っていないし、いろんな仕事は請け負っていますけれども、それはあくまでも契約上の請負にすぎないと私考えていますから、物によってはやらないものもあるし、当然。実際にこれはできないからと断っているものもあります。そういう中で、新たに町内会の支援策ということを考えなければならないわけです。再度言いますけれども、そういうことからしても地域担当制の重要性がこれからますます出てくるのかなと私は思っていますので、その辺最後に聞いて終わります。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。以前より同僚議員の方から地域担当制の話に関しても一般質問等々いただいております。地域担当制を職員が担う、そもそも行政と町内会との橋渡し役という機能を求めるのであれば、地域担当制というものにこだわる必要もないのかなというふうに思います。本質は、先ほどもちょっと答弁の中でお話しさせていただいたのですけれども、町内会の必要性、役割というものを地域にお住まいの方々に認識していただいて、その地域の方々、住民自治というところにつながると思うのですけれども、自身でお住まいの地域を守り、そしてまちづくりを行っていくと、そういった根本的な意識醸成にもつながってくるのかなと思います。ですが、実際問題各担当、班長さん、町内会長さんも含めて役員の方々本当に担い手が不足する中で、様々な懸案事項も重なっていく中で、本当に責任というか、担う役割の重さというか、非常に多くなってきているというのも現実でございます。地域担当制というものにこだわるのではなくて、本当に地域の方々に町内会単位のみならず、この森町をどうやって地域の力で盛り上げていくか、人口減少が進む中でどうやって担い手を確保していくのか、これは町内会活動に限らず各産業の協議会ですとか、それこそ産業自体の担い手対策にも通じるものがありますので、その辺はまずしっかりと町内会、そして住民の方々、地域に入って共に課題を共有しながら意識醸成を図っていくと、それに尽きるのかなと思います。とはいいながらも、地域担当制を真っ向から否定しているわけでもございませんが、その部分を抜きにして先に地域担当制というものを町内会各それぞれに行政職員を配置したとしても、根本的な担い手の不足、後継者の育成というものにもなかなかつながりづらいのかなという認識もあります。あわせて、バランスよくしっかりとやっていかなければならないなという認識はございますので、今後もしっかりと町内会に私と先ほどの移動町長室ならぬお手軽町長室とでもいいましょうか、そういったものをしっかりと活用して、ご要望いただくというのが前提ではございますが、私どもからもしっかりと各町内会に投げかけをして、そういう機会をつくっていく中でお話を進めさせていただきたいなと思っておりますので、そのようにご理解いただければと思います。以上です。

出典:森町議会 令和5年第2回 6月会議 2023年6月6日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる