厚沢部町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
シティプロモーション戦略の確立
- 聞いた人
- 佐々木宏 議員
- 答えた人
- 町長、副町長、総務政策課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 佐々木
令和元年9月定例会、6月に続きまして、大局の観点で質問をさせていただきます。冒頭、町長もお話ししておられましたが、8月の北九州豪雨、そして、また、つい9月に入りましての台風15号といった被害等に遭われた皆様、そして、関係町村の一日も早い復興復旧を願うところであります。厚沢部町におかれましては、春先から大変天候が順調で今日まで災害がなく、大変農作物のできもいいできだというようにお聞きしてございます。このまま米の収穫、そして大・小豆と、豪雨災害等もなく、豊穣の出来秋を迎えることができるのかなというふうに願っているところであります。本町農業が置かれる環境につきましては、TPPを初め欧州EPA、そして、また米国の二国間協議が締結するなど、それぞれ農業における環境の不安というのが山積みであります。また、商業関係等も含めて、10月からの消費税増税といった大きな環境の変化があるところでございます。そういった中でございますけれども、本町におかれましては、鋭意、町長を先頭に努力をしているところでございますけれども、少子高齢化の進行は依然としてとまっておらない。そして、また生産年齢人口が減っているというようなことで、私ども議会も、道内研修で人手不足対策といった研修も積み重ねております。そういったもろもろの観点を含めて、今回は、シティプロモーション戦略の確立をと題しまして、質問に入ります。人口減少時代を生き抜く効果的な手段の一つに、営業活動を通して選ばれる自治体を目指す手段が必要です。厚沢部町の有する地域資源や優位性を発掘、編集するなどして、町の魅力を町内外にアピールし、人や企業に関心を持ってもらうことで、効果的に訴求し、ヒト、モノ、カネ、情報を呼び込み、地域経済の活性化を図る一連の活動で、将来にわたって町の活力を得ることが大切と考えますが、町長の所信と厚沢部町が取り組んでいる状況について、以下、細部について質問いたします。①です。認知度向上に向けた取り組みは。②情報交流人口の拡大の取り組みは。③交流人口の増加に向けた活動は。④定住人口の獲得策は。⑤町民の愛着心形成の取り組みは。⑥に、企業誘致に向けた活動。以上、質問いたします。よろしく御答弁お願いいたします。
町の答え 町長
佐々木議員から、シティプロモーション戦略の確立をという大きなテーマの中での質問であります。1点目の認知度向上に向けた取り組みということでありました。これにつきましては、当町は素敵な過疎のまちづくり条例制定後、一段と力を注いできたところであります。素敵な過疎づくり株式会社の設立、ちょっと暮らしの事業やラジオでのPR、大学との交流事業、地域おこし協力隊の受け入れなど、先駆的に実施してきましたし、今は落ちついたものの、他の自治体関係者や議会の視察が多くあったところでもあります。さらに、東京汐留でアンテナショップを展開し、町の特産のPRをしたことから民放テレビで厚沢部町が紹介されて、全国的な認知度向上につながったものでもあります。観光面では、毎年開催しているふるさと夏まつりでのジャンボコロッケは、町外からの観光客も多く、毎年新聞等に取り上げられ、認知度向上に一役を担っておるところであります。また、公営塾や認定こども園の開設、ゆるキャラ、おらいもファミリーに新たに男の子が誕生して、町内外の子育てファミリーへのPRも展開してまいりました。2点目の情報交流人口の拡大という、その取り組みということでありますが、3点目の交流人口の増加に向けた活動、これらについては、1点目と重なる部分が多いところでありますけれども、町のホームページ上で公営塾や認定こども園のブログの開設や、子育てに優しいまちとしての認定を受けて、都市圏で発行のファミリー向けフリーペーパーでの紹介や、ラジオを通じての厚沢部町のPR展開をしておるところでございます。また、3大学とのアウトキャンパススタディやノートルダム小学校の修学旅行での交流、名古屋での厚沢部町の農産物を使った企業との食の交流などを実施しながら、交流人口の拡大を図ってまいったところでございます。民間では、毎年農繁期の人手不足を解消するために、ゼロ円合宿による全国の大学生などの受け入れを行っており、先月には、電気自動車を活用した実証実験が厚沢部町で実施され、多くの関係者が来町し、新聞等で注目されたところでございます。また、東大生2名が、夏休みを利用して公営塾のスタッフとして、今、来町しており、これらの活動、取り組みが交流人口増加の一端と考えております。4点目の定住人口の獲得策につきましては、子育て支援対策や高齢者サービスの継続とあわせて、住環境の整備や就労の確保が重要と考えますが、地方創生の第2次総合戦略での議論も踏まえて検討してまいりたい、このように考えております。5点目の町民の愛着心の形成の取り組みについては、今後も、町民と町外者と一人でも多くの交流を通じて、住民が自然環境や地場産品など、地域資源の新たな発見に気づくなど、愛着心や郷土愛が育まれるものと理解をしております。6点目の企業誘致に向けた活動につきましては、企業誘致については、雇用の拡大や経済波及効果など、地域経済への即効力があると認識しておりますけれども、反面、企業の業績や方針により大きく左右される不安定さもあるわけであります。これまで、さまざまな企業等との情報交換や意見交換を図っておりますけれども、企業から提供されるさまざまな情報は、誘致を進める上でも重要であると考えております。人口減少の克服と地域経済の好循環の実現を目指して、本町の気候風土や賦存する資源など、地域特性を最大限に活用するとともに、規模や財源、整備手法等を整理、検討しながらも、今後とも企業誘致に結びつくために、必要な努力を続けてまいりたい、このように思っております。また、鈴木北海道知事が掲げております北海道を愛する方々が集い、交流するネットワークとして、ほっかいどう応援団会議が、今月、結成される運びとなっております。民間の知恵や力を最大限に活用しながら、官民連携による地域課題の解決を図ることを目指すものであります。企業等とのネットワーク構築の場として活用したい、このようにも思っているところであります。以上です。
議員の質問 佐々木
詳細にわたっての御答弁ありがとうございました。冒頭一番、同僚議員からシティプロモーション戦略とは何だと、おまえの質問なんだというようなことで問われました。私も改めて勉強しまして、シティプロモーションとは、町を持続的に発展させるために、町の魅力を町内外に効果的に宣伝広告することで、ヒト、モノ、カネ、情報などの資源を、町内で活用可能にしていくことということであります。これで幾らか理解していただければというように思います。認知度向上に向けた取り組みというようなことで、大変本当に厚沢部町、頑張っているなというようなことで、毎回毎回の各議員からの質問に対して、町長は丁寧な答弁をされているんではないかなというふうに思うところであります。そういった中で、2点目、3点目、一緒なんですけれども、情報交流人口拡大と交流人口の増加といった部分でございます。当町においては、インターネット、役場のウエブサイト等の発信、そして、また公営塾やこども園のブログ開設といったようなこと、そして、また都市圏でフリーペーパーというようなPRを展開しているということでございます。これには、一定の効果があるんだろうなというふうに思います。そして、また道の駅を中心とした観光を含めたそういった交流人口、今後、関係人口拡大というような取り組みは評価するところでございますけれども、何といいますか、観光については、1回きりの通過型では駄目だという点もあります。また、前段申し上げたインターネット、ブログ等については、不特定多数に対する情報提供というサービスは評価されるところがあります。私も余りそういった部分ではアナログ人間ですので、たまには活用しますけれども詳しくございません。それで何か、厚沢部町、「いいね」というランク見ると、余り「いいね」がないなということは、いまいち何か足りない部分があるのかなという部分もありますけれども、私ども議会としても、先進的な取り組みをしております長野県小布施町といったようなところも研修しております。そういった部分で交流人口、関係人口拡大といった部分では、町の興味を持っていただく。農協でいいますと、私、農家でございますので、準組合員的な、そういったきちっと個人が特定でき、登録して町に賛同してもらうといったつながりをつくっております。そういった中で情報提供、そして、また交流にかかわる取り組みといったものを、双方向のやりとりをした中で進めておられるという部分がございます。そういった部分については、当町は余り画期的な取り組みはないと思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。今後、総合計画含め、また第2期の戦略もあります、そういった中での考えはあるんでしょうか。
町の答え 副町長
佐々木議員の質問でございますが、毎回勉強させてもらっております。シティプロモーション、私も調べさせてもらいました。かつて、名古屋の女子大生を招聘して、1週間いる中で、厚沢部町の魅力をということで、フェイスブックを使ったあっさぶいいねプロジェクトというのを実施させていただいたところでございます。大変、女子大生がPRするということで、これは、もうどこの町もやっていないころのものだったものですから、大変、「いいね」の獲得は多くございました。あわせて、そのとき、地域おこし協力隊ということで、若手の者が入ってきたので、女子大に負けないようにということで、フェイスブックを立ち上げさせてやったところ、こちらは、やはり女子大には負けるんですけれども、それ相応の情報発信ができたとものと思っております。多分、そのおかげだと思いますけれども、厚沢部町ホームページのPR数も倍々というんですか、5年くらいで5倍くらいのアクセス数がふえたということでありました。こういうのも、非常に外へのアピール度がつながったのかなというふうに思っております。それと、双方向性の話でございましたが、ちょっと暮らしに来ていただいた方とは常につながりを持っているわけでございますし、毎年、アッサブクラブということで、1万円くらいだと思いますけれども農産物の販売、アッサブクラブに入って農産物、3カ月だったかな、4カ月、継続的に物を送らせていただいているということもあります。40名から50名くらいだったかな、毎年、買ってくれる方がいるということでございます。それと、ちょっと暮らしの方も、半分くらいはリピーターということでございますので、全く1回来ていただいて、もう来ないとかそういうことではない。それなりに厚沢部町の魅力を感じて、再度来ていただいているなというふうに思います。そういう方の中には、毎年ふるさと納税10万円単位で、世話になったということで、ふるさと納税をされている方もいるかと思います。ただ、先ほど言いました女子大生なり、地域おこし協力隊のフェイスブックなんですけれども、やはり、こういうのは、毎日というのか更新をともかく小まめにしないと忘れ去られるわけでございます。当時中心となっていた方々も就職したりということで、その辺はちょっと情報発信的には、かつてほど進んでいないのかなというふうに考えているところでございます。若手のほうにフェイスブックの話をしたら、「副町長、今はフェイスブックなんか古いんだ」と。「インスタグラムかLINEなんだ」という話もございました、私もちょっとその辺は弱いんですけれども、何とか若い人たちに、かつてのような厚沢部町のいいねプロジェクトのような仕組みなり方法で、さらに厚沢部町をアピールするような形づくりというのを検討させてもらいたいなと思っております。
議員の質問 佐々木
シティプロモーション、プラス一番大事なことを忘れていました。地方創生第2次総合戦略、そして、第5次が2020年で完了すると。そして、その中に基本構想には3つの地域力を持って臨んでいます。学習力、変革力、協働力という部分に、そういった理念にこのシティプロモーションを追加した形で立案して進んでいくべきでないかなというふうにつけ加えておきます。それで、いろいろと方策は考えているよということをお聞きしまして、安心まで行かないんですけれども若干のやる気は感じたところであります。それで、事細かくあれすると的が絞り切れませんので、この部分については、また専門的分野の中での協議というか討論をしたいというふうに考えております。それで、まちづくり推進業務というようなことで、過疎会社に委託している業務がございます。交流人口拡大を含めて、いろいろと厚沢部町のPRといった部分がございます。前回も私、この点について触れました。その後、東京、名古屋、札幌、商工会も関連して、そういった事業が平成31年、令和元年中止されたという経緯を、私はやめろというようなことは言っていません。改善を加えて実施したらどうだというような趣旨でお話し申し上げたというか、きちっと言わなかったんですけれども、そういう趣旨での発言でしたけれども、どうして中止になったのかという経緯をお願いいたします。
町の答え 副町長
東京、名古屋、大阪ということで、ちょっと何年かは忘れましたけれども、ちょっと暮らしのPRをどんどんさせて、これまでやってきたところでございます。当時は、厚沢部町がやり始めたころというのは、北海道でもちょっと暮らしやっているところは、たしか、14町村ぐらいしかないところで先駆的にスタートしたところでございます。厚沢部町をPRするというよりも、ちょっと暮らしそのものを理解してもらいながら北海道に来てもらう、厚沢部町に来てもらうという考え方でやってきたところでございますが、近年は、もう、ほとんどの市町村が、ちょっと暮らし住宅を整備して受け入れを行っているということでございまして、そうなりますと、今度は、町と町との単純な競争みたいな形になってきているなというふうに感じていたところでございます。ただ、うちの町は御存じのとおり、1棟1棟大変すばらしいものでございまして、それなりに金額もかかるんですけれども、過ごしやすい状況のちょっと暮らしでPRしてきたところでございますが、ある程度、長年やってきておりますので、厚沢部町の認知度も大分が上がってきているところでございますので、人は派遣しないけれどもPRはさせていただくというのと、名古屋につきましては、食と交流の会というのを続けてやっていますので、その中でPRさせていただきたいなと思っております。先ほども言いましたとおり、ちょっと暮らしに来ている方の半分はリピーターということでございますし、新規の人については一部ラジオを聞いて来た方、あるいは、ちょっと暮らし、厚沢部町へ行ったら大変いいところだということの友達というんですか、そういう口伝えで来ている方も多いわけでございまして、そういうことから、今回、東京、大阪については少しお休みさせていただくという考え方でおります。
議員の質問 佐々木
前段にも申し上げましたけれども、やはり今の時代、フェイスブック、インスタグラム、LINE、こういった媒体の力は大きいというようなことなので、当然、以前も名古屋、東京等についてもそういった部分の情報提供をしながら、開催地に出向いて移住に向けた、また新規就農者獲得といったような取り組みは進めていると思うんですけれども、今年度は中止になりましたけれども、やっぱり継続的に、そういった部分にもプラスアルファの考えを持った中でとり進んでいくのが大事でないかなというふうに、私は判断するところであります。そんなことでよろしくお願いします。それで、定住獲得策と4点目です。これについては、前回もKPIというようなことで幾らか達成状況のことをお聞きしました。そういった中で、もう、5次総合計画終了されます。町長も前回の議会の中で、検証して、きちっと第2次に臨むというような議会答弁をされております。それで、私と言ってもあれですけれども、その前段、町長は常々、もう毎回のごとく公的な場では、厚沢部町は、先駆的に子育ての住みやすい3点セットを取り組んできたというようなことで、以前の議会でも、当初、総合計画推定人口よりもそういった実態にはなく、逆にそういった施策をやったことにおいて、平成27年時点で189人の増加につながっているという部分では評価するところでございますけれども、第5次総合計画で、前回、KPIといった部分、一部聞きましたけれども、これ、どうなんですか、きちっとまとまっている。まとまっているというか検証をされていると私は判断して、5点ほどお聞きいたします。1つには目標に対しての出生数、そして、2つ目には農業生産額、そして観光宿泊者数、入り込み人員でもいいんですけれども、4つ目には移住者数、そして、商業含め農業等の後継者数といった部分についての検証というか総括は、どういうふうになってございますでしょうか。
町の答え 副町長
地方創生につきましては、今年度までということでございまして、今回の補正予算の中で提案させていただいているところでございますが、地方創生の検討委員会を立ち上げます。その中で、まずは過去の第1次の検証をさせていただいて、第2次に向かっていくという考え方でございまして、事細かく今現段階で分析、検証をしているところではございません。これからやって、なるべく早目に第1回の検討委員会を開催したいなというふうに思っております。
議員の質問 佐々木
それでは、2期目の地方創生戦略会議を立ち上げ、その中で検証をして進むという考えだということなんですね、はい、わかりました。きちっと検証して、より実効性、効果がある戦略会議を立案していただきたいと思います。それで、次、5点目です。町民の愛着心の形成といった部分で、これについても5次計画が間もなく終了して、6次計画に進むという段取りでおられると思うんですけれども、具体的に第6次総合計画策定のスケジュールといったような部分は決まっておられるんでしょうか。
町の答え 総務政策課長
今度の計画は、来年、再来年と令和3年度から始まります。今年度につきましては、地方総合戦略との兼ね合いもございますので、住民のアンケート等をできれば今年度にやって、令和2年度で細かい部分で作成までこぎつけたいと。令和3年度から10年間の総合計画としたいということで考えております。
議員の質問 佐々木
前回と同様、町民アンケートを実施して進みたいということなんですけれども、具体的に総合計画策定プロジェクトというようなことで、庁舎で構成していますけれども、そういった部分の取り組みはどうなんでしょうか。
町の答え 総務政策課長
まず、たたき台といいますか、まず、若手職員のプロジェクトを立ち上げた中で、これまでの10カ年の検証といいますか、成果も踏まえて、次期総合計画の内容等の検討に入っていきたいと考えております。
議員の質問 佐々木
ぜひとも、そういった中に情報といいますかインターネット、私、アナログ人間なのでインターネットが一番、そういった活用を含め、いろいろな今の時代に対応した計画を盛り込んだ中で進んでいただきたいというふうに思います。次に、最後の企業誘致に向けた活動ということでございます。これについては、町長が長年、町職員の経験に基づき、そして、また今回で4期目に就任したというようなことで、町長の知識、経験、人脈を生かして、リーダーシップ、もう、厚沢部町のトランプだと言われるほど、馬力を持って日々努力をされているという姿には、本当に感服、敬意を表するところであります。ただ、何も悪いということではないです。ただ、当初、平成27年に人口減少克服、地域創生といったようなことで、石破茂、当時の担当大臣が、まさに首長の見識、リーダーシップによって町の活性化に大きな差が出ると発言しております。その先頭を、まさに渋田町長がこの日本の見本だというような動きをしているんではないかなというふうに、私は判断しているところでございます。ただ、その弊害も一方にあるんではないかということでございます。町長、今回、4期目のスタートに当たって、住みよい厚沢部町を築くためには、いい職員をつくるんだという部分ですよね。そこをどういうふうにつくっておられるんですか。
町の答え 町長
企業誘致の話であります。職員を育成する話はまたの機会として、企業誘致、今、佐々木議員からどのような方向に活動されているのか、こういうふうなお話であります。実際の話を申し上げますと、大変、厚沢部町、今、企業誘致の話は来ております。来ておりますけれども、私はこの間、ずっと企業誘致というものを考えながら、どう受け入れをするか、こういうものを検討してまいりましたけれども、一番のネックは、来る方の住まいがないというのが企業誘致の一番の難点であります。従業員を連れてくる、どこへ住まわせますか、こういう問題が一番されるんです。こういうふうな状況の中で企業誘致、そもそもそれを計画的に確保した中でなければ、実際には実現しないというふうに、私は最近思っております。ですから、こういう今現在も企業誘致、数多い企業からの相談は受けております。受けておりますけれども、最後は、地元で従業員を探すんではなくて、企業、来る方々につきましては、それなりの専門的な技術者でも何でも連れて、ここへ来ていただくというふうな考え方であります。じゃ、そういう人を住まわせるところがあるのかと、こういう話になるわけです。企業が来る以前の話で、この受け入れ対策というものを、まず住宅確保の関係から厚沢部町は対応していかなければ、これからも企業を呼び込むことは面倒だと、このように思っております。ぜひ、近々のうちに、この対策をしたいというふうな考え方でおります。企業誘致は、大変目立つものでありますけれども、そういうふうな後ろに大きな条件がついてくると、こういうふうなことでございまして、今この企業誘致につきましても、厚沢部町はいつでも受け入れますよというふうなことにするためにも、その第一弾の対策を今、近々に講じていくと、こういうふうな考え方でおります。いずれにしても、今月に入ってからも何社もの協議を受けております。そんな中、ぜひ優良企業については、何とかそういう職員の住宅も確保しながらここで取り組みたい、こういうふうな考え方でおりますので、今、佐々木議員が言われるように、企業誘致に向けた活動そのものは原則として受け入れの体制がなければできない、こういうことでありますので、そういう方面の行政方針を持ってかかりたい、このように思っているところであります。
議員の質問 佐々木
若干脱線しましたけれども、企業誘致につきまして、前回の中山議員の質問の折に、中山議員、誘致は1人で進めているのでは駄目でしょう。誘致プロジェクト等を策定した中で進むのが、より実効性ある考えでないかという発言をしております。私も全くそのとおりだというふうに思います。それで、今も町長がおっしゃられた住まいがない、そして、何社からもお話があるといったようなことを含め、やっぱり、そういった何ていいますか、誘致プロジェクトがいいのかどうなのか、そういったものを立ち上げた中で受け入れ体制整備、そして、またいろんなお話あるけれども厚沢部町でどうなんだ。町長も日々、政治理念として、選択と創造といったことを言っております。そういったことが、町長の1人だけの選択と創造だけでは駄目なんです。それを職員が共有し、また関係する商売やっている方もおられると思いますが、そういったものを共有した中で誘致に向けた段取りといいますか、そういう進め方をしないと、「いやいやいや、こういう話がある」ということを言っても、一向に実現には至っていないという部分があります。その考えについてはどうですか、町長。
町の答え 町長
今、町長が、そんなもの1人で考えたって駄目だよという発言でありますけれども、企業誘致というものは、今、佐々木議員が言うような簡単なものではありません。企業誘致そのものの来る企業というのは、必ず極秘で来ます。どこの協議会で諮る以前の話です。これは、その企業が厚沢部町でやりたい、こういうことでぜひ、条件等も出しながら、厚沢部町で考えてほしい、こういうふうな。ただし、内密にと、こういうことが企業誘致というのはほとんどそういうものです。みんなで相談しながら、さあ、いいか悪いか相談、そんなのは最後の最後の来るときの話です。ですから、今、我々が受けているのはそういう会社の意向、あるいは条件、こういうものをきちっと聞きながら、可能性のあるもの、そして、我が町に条件有利なもの、こういうものを全部検討した中で相手とも話ししながら、最後はそれでオーケーよというときには、今言われるようなそういう機関で、こうこうこういう企業誘致協議会というのがあるわけですからそこへ入っていくと、こういうものであります。今、佐々木議員が言われるように、最初から風呂敷にしてやったら全部壊れます。企業側の要求そのものがそういうものです。ですから、今言われるように、最初から皆さんいるところで相談しましょうなんて話ではなくて、それは、最後の最後の段階まで、確実性のある中でのそういう協議会の中の話になります。これは、いろいろなそのための条件というものは過疎法であり、企業誘致に対するそういういろいろな法律があるわけですから、そういうものの中で、我が町が提供をできる条件というものを一応全部見せながら、それでもオーケーよというときは一歩前に進むと、こういうものであると、そのように理解していただきたいと思います。
議員の質問 佐々木
これは、今の発言は前回の中山議員に発言したそのままです、全然進歩がない。そこを、秘密裏にして進まなきゃいけないというのはわかるんですけれども、そこを、秘密裏をきちっと約束を守って、公言しないというような形をつくっていかないと、何かしら本当に、実現の可能性が見えてくるのかなというような疑問的な考えも持つわけです。そこを、何か町長、やっぱりきちっと条件整備というか、町長1人で悩まなく、考えていかないと駄目だと思うんです。そういうことを、中山議員ともども改めてまた今回も提言しておきます。それで私、今回、それぞれ4期目にスタートされて、本当に今後、北海道に新しい知事が就任されて、ほっかいどう応援団ができるというようなこともあります。そういったような部分、町長の手腕、行動力にもまた引き続き期待をし、各関係機関とのつながりも密にした中で進めていくんだろうなという部分にも期待しております。それで、まとめですけれども、改めて今回質問をしました町を持続的に発展させるためには、町民の参加と協力を得ながら、認識を新たに町の魅力を発掘、編集し、町内外へ発信して、町を知ってもらうことが必要となっているんだと。そして、町民にとっては住んでよかった、住んでみたい、いつまでも住み続けたいと実感できる安心・安全のまちづくりには、シティプロモーションの考えが重要であるということを再度提言いたしまして、私の質問を終わります。