みんなの議会

森町議会 平成28年第1回 6月会議 2016年6月7日

公共用財産(休校)の取り扱いについて

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
教育長 香田隆、町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 山田誠

通告に従いまして、質問を行いたいと思います。公共用財産(休校)の取り扱いについてでございます。森町では、現在2校が休校でありまして、石谷小学校は平成15年4月1日から、赤井川小学校は平成23年3月31日から休校となっております。これら2校は、将来的にも現在の児童数、地域の出生状況から見ても休校、廃校はやむを得ないと思いますし、今後も復校の期待ができる状況ではありません。赤井川小学校は昭和27年に建設され、老朽化も進んでおりますが、石谷小学校は平成5年11月に約4億2,000万円で建設されまして、その後わずか10年足らずで休校となっております。現在の石谷小学校周辺は相当荒れておりまして、職員住宅等々はササの茂みに覆われて、ほぼ見えないような状況にもなってございます。しかし、校舎自体はしっかりしておりまして、見た目は非常に立派でございます。しかしながら、建物は年数が経過すれば目に見えて傷んでまいります。建設してしまったものは後戻りできません。状態の良いうちに早目に対応策を検討すべきと考えます。校舎は高台にありまして、アクセス等の関係は良好とは言えませんが、適当な事業経営者、例えば介護福祉施設関係または製造業関係等への賃貸借または売り払いも視野に入れて処理対応を検討すべきと考えます。また、年間維持費、起債等を除きますけれども、見ましても、平均して100万円前後を必要としております。建物の価値があるうちに対応しまして、起債、補助金等の繰上償還等を行わないと、年々財源確保が難しくなる今日、将来の一般財源を圧迫する可能性が高くなります。現在のような状況は適正でないと考えます。この2校の取り扱い、対応等について町長及び教育長の所見を伺います。

町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)

山田議員のご質問にお答えをいたします。赤井川小学校につきましては、平成23年3月末の休校から5年を経過していますが、現在の幼児、児童数の推移を見ましても復校できるような状態ではないため、廃校の手続を進めてまいります。石谷小学校につきましても復校できる見通しはありませんが、地域の津波など災害時の避難所としては必要であるというふうに考えております。また、石谷小学校までの道路幅や、特に冬期間の通行については注意を要するなど道路条件が十分ではありませんが、避難施設の機能を維持しつつ、新たな活用方法を関係機関等と協議をしながら検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

議員の質問 5番 山田誠

それであれば考え方は別にしまして、行きます。石谷小学校、今日まで休校になりまして13年間経過しているわけなので、その間何ら対応もされていない。今避難施設とかなんとか言っていましたけれども、それはあるかないかわからないことであって、常時あるわけでもない。そういうことを話しすれば、お金は4億2,000万もかけているのです、4億2,000万。もう少し中身を吟味する必要があるのでないですか。何ら対応を検討されていなかったということをどう考えているかと。もう少し物事をさっきの黒田さんでないけれども、てきぱきと処理できないですか。こうだったらこう、ああだったらああ、建てっ放し、やりっ放し、あとはどうでもいいと。今ああいうのを処理しなければいつやるのですか。さっき言ったように、物の価値というのは使える範囲のものは価値があるのだ。使えなくなってから売りましたって誰も買わないです。やっぱりその辺もう少し考えてください、教育長。委員会とか、そういうところで検討されているの。それから、赤井川小学校、27年、5年経過していますけれども、廃校の手続すると言っていましたけれども、国道5号線のそば、今神戸物産、ショッピングモールの造成していますけれども、森町の町民が言っていることは、あそこでああいうものをやっているのに、なぜ赤井川の校舎残して、何に使うのだと。どうするのだと。こういう話結構しているのです。だから、神戸物産があそこに出店するということになった段階で、町としてあの土地を一緒にやってくれないのかと、または買わないのかということの話がありましたか。先般議員研修で九州の九重町に行きました。九重町に保養の温泉施設、約10億円をかけて今建設中で、そこを見てきました。地熱開発を利用するというようなことですけれども、そこの神戸物産の役員の方が前町長、佐藤克男さんですけれども、のときもそうですし、今の現町長、梶谷惠造さんのときにもそういう要望を出しているという話を伺ってきたのです、うそか本当かわからないですけれども。そういう話があるのであれば、なぜそういうときに、言葉悪く言いますと便乗的に対応しなかったのかと、私はそう思うのです。その辺の確認を再度したい。それから、これ財政的なこともあるのだろうけれども、赤井川はさっき教育長廃校するということを言いましたけれども、平成26年にこれらのものの管理計画、要するに老朽化で不用になった公共施設の統廃合を進める全国の自治体に国が要請しているのです。これは、特別交付税で支援するというふうになっておりました。財政担当課長は知っているだろうと思いますけれども、維持管理コストを節約して、将来的な自治体の財政の悪化を防ぐ狙いがあると、こう言っているのです。それと同時に、公共施設の解体費、これ統廃合です。同じ年、2014年に特別地方債を発行して、その資金を調達する特例を認めているのです。これ75%補えると。ただし、これは管理計画を立てないと対応にならない。そういうようなものは国でも支援策をつくっているわけです。今ご存じのように人口が減って、新聞紙上でもそうですが、廃校、廃校とみんなきているわけです。やっぱりそれらのものについて早目に手を打っていかないと、いつまでたってもこういうような状況が残っていくということは、森町の町民としても何か寂しい感じするのです。それから、町長、26年の3月に私が森町所有の固有財産の管理等についてということで質問した段階で、町長は今後の公有財産の管理は土地、建物に限らず可能な物件は売り払いを基本にし、適正に取り進めていくと話しているのです。その後どういうふうになっているか、それらも含めて答弁願いたい。

町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)

今の再質問にお答えをさせていただきます。赤井川と石谷小学校、今までの経過に含めまして教育委員会の対応も含めまして私のほうからその部分はお話しさせていただきます。まず、赤井川小学校の廃校手続、そして校舎の解体につきましては、前にも議会の中でご答弁させていただいておりますけれども、いわゆる取り壊しの費用も結構かかるということで、財政当局のほうといろいろ協議をしておりました。その辺も含めまして今回協議が調いましたので、できれば今年中をめどに進めていきたいというふうに考えておりますし、現在その関係で北海道教育委員会の担当者とも協議、相談を進めさせていただいております。それから、石谷小学校の関係なのですけれども、実は石谷小学校の利活用ということでいろいろ前にも進めていたのですけれども、平成22年の10月に札幌市の社会福祉法人の方が見えまして、実際に現地を見て、そして建物を見ております。そこが利用されればよかったなというふうに思っていますけれども、現実としてはその後のお話はございませんでした。私たちもいろいろ考えましたけれども、先ほどもご答弁申し上げましたけれども、やはりアクセス道路の関係がかなり大変な状況もあります。森側から入りますと、石谷小学校に上がっていくためにはあそこUカーブといいますか、そういう180度のカーブがありまして、それは大型の車では一度では曲がり切れないといった問題もありまして、なかなかアクセス道路が難しいのかなということもございます。ただ、先ほど申し上げましたようにやっぱりせっかくの町の財産ですので、何とか教育委員会としても新たな活用の方法を町のほうと協議をしながら検討してまいりたいというふうに考えております。私のほうからは以上でございます。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

それでは、私からも答えさせていただきます。ただいま教育長のほうからも最初の答弁でも申し上げましたように、石谷小学校につきましてはやはり補助金の返還等もまだ残っておりますし、実際に皆さん方から何とか建物はまだ価値のあるうちにというご意見は以前からもあったと思います。そういった中ですが、やはりこの二、三年前に大雨が降った、そういった時点でも土砂崩れの可能性がある地域ですから、あの地域で避難する場所、安全避難できる場所というのは今現在石谷小学校だけです。ということから、前回の避難勧告のときには大多数の方々が石谷小学校に避難をされていると。もしその建物を売却等を考えながら進めるということであれば、あの地域の避難場所という機能を維持しながら、いろんな今後の活用方法や、また賃貸もしくはそういう有効利用の方法を考えていくべきだろうなと、そのように私は思ってございます。さらにまた、赤井川小学校についてですけれども、前任者の時点にもあったのかもしれません。私になってからも口頭で何回か神戸物産のほうから売ってほしいというお話はございました。しかし、今現在は学校財産のためにそれを売却するというのはちょっと尚早かなと。やっぱり手順を踏まなければならないということから、お返事はしない状態でございます。しかし、今年になりまして、春に文書による売却を願いたいという申し出は受けてございます。今後赤井川小学校の廃校と並行しながら地域の意見も聞いて、そしてあの土地の有効活用も当然考えなければならない。しかし、神戸物産、今大規模に造成さえているところも共通して有効活用ができれば、さらにいい土地の活用方法になるのであれば、町としても考えていかなければならないことだと、そのように思ってございます。今後いろいろなそういう案件、なかなか簡単な答えを出せるような部分ではありませんけれども、お互いに協議、それから地域の意見、そして皆さんのご意見も伺いながら進めていきたいと、そのように思ってございます。以上でございます。

議員の質問 5番 山田誠

教育長のほうから取り壊しには相当な費用がかかると。例えば神戸物産のようにああいうふうに土盛りして、あの校舎を解体するといったら、相当な金額、数千万で終わるかどうかわからないです。下手すれば億かかるかもです。そういうものを今町長が話ししたように、やっぱり聞いた話が本当だったということで、文書で出していると。これからでも遅くないのでないですか。あと、地域の方々というのは集会施設だとか、そういうのがあればいい話であって、上げるから会館を建ててくださいよという話も進めたらいかがですか。あれ残して管理するといったって大変ですよ、これから。鉄筋コンクリートならまだしも木造です。悪くなったってよくなりません、あれ。あの少人数の地域でああいう大きい学校を何に使用するのですか。さっき有効活用と言いましたけれども、何の有効活用をするのですか。もう少し現実に直視した考え方をして、ああいうのを残したって、もう地域だって要らないと言っているのですから、そういうことをやっぱり謙虚に受けとめて、町長、やっていただかないと、後から金かかる部分で、これからの財政運営大変な時代が来るわけです、みんな。先般も平戸市に行ってきました。ふるさと納税のナンバーワンの市です。もう職員から理事者から考え方全然違います、町長。職員の言う言葉でないです。経営者的な考え方です、全て。やっぱりもう少し、自分の家庭だったどうなりますか。町長はそういうことないだろうと思うけれども、職員の方々特にそうです。やっぱりそれだけの意識を持って町の運営をしていただかないと、町民は大変なのだ。期待しているのだ、逆の言い方すると。だから、もう少しそういうさっきの黒田さんでないけれども、いついつかまでこういうふうにして、こうこうこうすると。構想とか計画とかやってください。だから、私前回も言っているように、機構改革をしなさいというのはそこなのです。もう九州の九重町、平戸市、すごいですよ。うちの議員さん方ももう感心して、それだけみんな一生懸命やっているのです、あっちは。こっちはやっていないとは言っていませんけれども、足りないと言っているのです。そこら辺もう少し謙虚に受けとめてやっていただかないと、今の神戸物産から春に文書で来たということ、春といったら4月、5月でしょう。何カ月もたっていないでしょう。そういう話、なぜ議会等にも話出さないの。あっちのほうでは、もう喉から手出るほど欲しいと言っていました。我々それ聞いて初めて知ったのです。だから、そういうのはもっとやっぱり便乗というのは言葉悪いですけれども、それただでやっていただいて、例えば集会施設を建ててもらったら、それにこしたことないでしょう、町長。損得の勘定になれば変な意味になりますけれども、やっぱり町民もそれでありがたいと思うのです。あそこの今の冬でも雪降ったり吹雪になれば寒いところにいるよりも、新しいびっとした防寒のできるような、そういう施設をやったら、それでいいのでないですか。互いに相乗効果があっていいと思うのだ。まず、それ1つ後で答弁願いたいと思います。それから、教育長、その計画早目に。どういう格好になるかは別にしても、委員会設けてやるのか、何かしてやるのかわかりませんけれども、早目につくって町民のほうにもすべきだと思います。それから、石谷の小学校、アクセス悪い、道路が見たとおり相当急な坂だ。もし欲しい業者がいたら、道路ぐらい直してやったっていいのでないですか。幾らかかるの、あんなところ。売って、何か町長繰上償還どうのこうのと言っていましたけれども、幾らもかからないです、あれ。もう少し現実的なものの話できないかなと私は思うのだ。今27年度の末で起債が8,500万残っているのですよね。例えば1億5,000万円や2億円、売ったら逆に利益が出てくるでしょう。避難所をつくるのだったら、その売ったところに条件的に避難所にしなさいとやれば、条件添付すればそれでいいのでないの。4億2,000万円だよ、わずか3人か5人の卒業生を送るのに。当時はそれでよかったのかもわからないですけれども、もう少し自分のかまどを考えたら、こういうものなんてできないです。その辺最後になりましたけれども、答弁願います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。まず、赤井川小学校の建物につきまして、ちょっと答弁漏れだと思います。建物は、もちろんあれは使えるような状況でございません。解体する方向性を考えてございます。そして、山田議員いろいろなアイデアを持ちながら、今企業があそこを造成している中で、企業に力添えをいただきながら、施設、地域のあの場所にいいものをというふうなお考えでしょうけれども、私は別だと思っていますから。と申しますのは、それも一つの方法かもしれません。しかし、企業の共存は当然考えていかなければならないと思っています。気持ちよくあそこに建ててほしい、それは私の考えの中でもあります。しかし、他の地域で10年ぐらい前にリゾートとして全て売却して、ある物すごく有名になった地域もあります。ところが、何年かたったら、最近になって他の国の企業に売却してしまったと。町の、町民の財産です。その財産を、確かに企業ですから、内容がいいときはずっといます。過去にも森町はそういう企業たくさんありました。しかし、ちょっと調子悪くなった、それから内容が状況悪くなって撤退していく。その後の後始末というのですか、それもちろん町のほうでやらなければならない。そういうことを考えますと、いろいろと慎重に考えなければならないものがあろうかと思います。町でよかれと思って提供する。その町の財産を一緒にしながら、何年かたったら、ではほかの国の財産になってしまう。そういうことはちょっとないとは思いますけれども、いろんな面も含めてあそこを整備する部分についてはやはり町で基本的に進めるべきかなと、そのように思います。確かに道路と同じような高さにしたり、それから使い勝手をよくするためにはいろんな費用がかかるかもしれませんけれども、それは町として、それから地域としてきちんとスタンスを持ちながら、そして企業とも共存できるような、そういった利用方法、活用方法を進めるべきだと、そのように私は考えてございます。春に先方から文書で買いたいという願い書は来ておりますけれども、そういった中身の内容がきちっと精査できなければ、やはり議員の皆さん方にご相談するというのは失礼かなと、そのように私思ってございます。今後そういった形が決まり次第、皆さん方といろんな協議をさせていただきたいと、そのように思ってございますので、よろしくお願いを申し上げます。以上でございます。

町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)

私のほうから教育委員会の所管しているところをご答弁させていただきます。まず、赤井川小学校ですけれども、廃校の問題につきましては地域のほうとも合意をさせていただいておりますので、その辺についてはご了解をいただいておりますので、先ほど申し上げましたように今年中をめどに廃校の手続を進めてまいりたいというふうに考えております。それと、石谷小学校の関係ですけれども、どうしても私たちもぜひあそこの施設をいろんな意味で利活用していただければ一番いいのかなというふうに考えておりますし、これからもその道はきちっと追求していきたいというふうに思っています。ただ、道路の問題につきましては、私の権限でどうするということは今すぐここでは申し上げられませんけれども、あそこ私たちも日常年に何回か行くのですけれども、踏切もありまして、通行するのにいろいろ気を使わなければならない道路ですので、その辺町のほうとも相談しながら、どんなアクセスができるのか、やはりこれから本当に検討していかないと、あそこを利活用するということもなかなか難しいのかなというふうに考えますので、その辺も町のほうと協議をしていきたいというふうに考えております。以上です。

出典:森町議会 平成28年第1回 6月会議 2016年6月7日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる