江差町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月14日
介護保険制度について
- 聞いた人
- 小野寺真 議員
- 答えた人
- 町長、高齢あんしん課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 小野寺
はい。議長。
議員の質問 小野寺
私の方から4点、えー全て町長への質問となります。宜しくお願い致します。あの、私事で3月議会、あの一般質問も、あの出来ませんでした。この間、地域で、えー特に福祉の関係、子供さんの関係、色々声が寄せられました。それを中心に取り上げたいと思います。で、最初に介護保険制度についてであります。道新にも大きく全道版で、江差の介護保険の問題が出ておりました。江差町の介護保険料、道内最高、7,220円となっております。これは道新の記事にも書いておりました。高齢化が進む中で、介護サービスの利用者が増加して必要なサービスを提供して行く、これは当然、今の国の制度、介護保険料に跳ね返ります。高くなります。国は今、国の財政負担を減らそうと3年後には利用料を2割負担の対象者の拡大、要介護1、2の保険給付を外す。そして、市町村に押しつけようとしております。以前にも指摘しましたが、正しく私は介護保険制度のもう崩壊、破綻と思っております。改めてこれは、今、町長が国に対してしっかり言って行く。社会保障費、これ大幅に増やさないと解決出来ない。必要な時に必要な介護が保障されるように、介護保険料や利用料の軽減、サービスの拡充など、このことをしっかり介護保険制度の抜本的な見直し、このことを行うことを求めると思いますが、いかがでしょうか。これが一つ目であります。で、併せてとは言いながらも、やはりしっかりと、足元、江差町として特に介護予防などに、より積極的な取り組みを求めて行きたいと思います。この間、町広報にも何度も載りました。江差町で力を入れていますネクストイノベーション、カタカナでちょっと中々分かりづらい部分もありますが、高齢者の生活を2支援する体制整備をどうやって進めて行くか。多様な団体、各層の個人、集まって議論進めております。私も参加させて頂いております。この活動は、互助活動の今、段階です。お互いどうやっていこうか。しかし私は、いつまでも互助任せでは、これは続かないと思っております。無償ボランティアで高齢者の生活を支援して下さいと言うだけでは、高齢者が抱える色んな問題、多くの困難には立ち向かえないと思っております。私は先程、介護保険制度は崩壊と言いましたが、実はこの制度の中の介護予防関係、まっ、略して総合事業というのがあります。私は、自治体で独自で、それぞれの創意工夫でやって行く余地があると考えております。今、先程言いましたネクストイノベーションで論議している取り組みの中で、可能なものは、この総合事業の中に取り込んで行く。私はこれも必要と考えております。ただ、これは、現在運営している訪問介護事業所、通所介護事業所等々との話し合い、すみ分けなど、難しい課題も出てくると思います。私は、先行している自治体、まぁ例えば近いところで、七飯町で色んな取り組みをやっております。そういうところを研究して検討してみる。そういう価値あると思います。是非、町長の所見を伺いたいところであります。
町の答え 町長
議長。
町の答え 町長
小野寺議員の1問目、介護保険制度についてのご質問にお答えを致します。1つ目の介護保険制度に対する抜本的な見直しについてのご質問でございますが、介護保険料は社会全体で支える仕組みとなっており、財源の50%が公費、残りの50%が40歳以上の町民の方々の保険料で賄われております。ご指摘のとおり、当町の9期介護保険料は、全道1位の保険料となっており、町民の皆様のご負担も大きくなっていることが現状でございます。介護保険料が高額となっている要因と致しましては、介護給付費が多いことでございますが、反面、町内で選択できる介護サービスが整っている状況にもございます。創設されて20年以上が経過する介護保険制度が、今後も持続可能な制度運用がなされるよう、国や北海道とも連携して対応して行きたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。2つ目、町として、より積極的な介護予防の取り組みについてのご質問でございます。3高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように、地域全体で支えること、また、高齢の方々が持つ能力を最大限に活かす活動が社会参加となり、介護予防に繋がるものが総合事業の枠組みとして示されております。当町でもその取り組みの一つとして、町の企業や町民の方々に広く呼びかけ、生活支援体制整備事業ネクストイノベーションを実施しております。当事業では、介護サービスでは賄いきれない地域の困りごとへの施策を様々な角度から支援策を探っているところでございます。議員ご提言のあったように、今後、先進的に取り組みを行っている地域の情報も参考にしながら、更なる互助体制構築と新たな総合事業の枠組みについて検討して参りたいと考えておりますので、ご理解頂ければと思います。
議員の再質問 小野寺
只今の点、えー若干、再質問させて頂きます。あのー、今の国の実態、更には江差町の実態、色々質疑させて頂きました。答弁、町長からも頂きました。最初に、先程ちょっと出ましたネクストイノベーションのことについて、ちょっと触れたいと思いますが。今年5月22日、最初のネクストイノベーション。あの時は、副町長さん出ていらしたんでしょうか。あの時、私非常に印象深い報告を聞きました。ケアプランセンターひのきの方でしたが、一人暮らししている人のお店に行っても自分で選んでお店に行って、自分で選んで買い物をしたい。お金下ろしたいけど、どうやって自分で行けるだろうか。薬を飲んだかどうか、ちょっと分かんない。確認して欲しい。今こういう様な声があるんですよ。こういう事どうしたら対応ができるだろうか。そういう話がありました。これは言わば、介護サービスでは直接対応が出来ない。私はよく隙間と言い方するんですけれども、その隙間の支援をどうしたらいいか。それをどの様に構築して行くか。私今言いました。先進的な取組、地域の情報も参考に、今そういう答弁も頂きましたが、この隙間の要求されているサービス、これは隙間ではなくて、結構先進地では実際のサービスということで取り組んでいる所があるんです。ま、先程言った七飯町も介護事業の中で、正しくその江差で言えば隙間。七飯では隙間では無いしっかりと、えー介護事業、まぁ要望という観点でやっております。で、その中にボランティアを取り組んでおります。ボランティア、ボランティアで、無償でという事では無くて、しっかりとそれを介護事業の中に、総合事業の中に、で4すから有償という側面も含めて、そのボランティアを取り込んでいる訳であります。先程、町長の答弁ありました。私、そうであれば具体的な方向性でしっかり取り組んで欲しい。先進的な地域、先程言った七飯、七飯町のやっている所、ネクストイノベーションの関係者が七飯町視察して学ぶ。是非ね、これをやって貰いたい。具体的に進めて貰いたい。改めてこの点についてお聞きしたいと思います。それで、もうちょっとですが、気になる点があります。あのやっぱり互助。この点についてね、きちっとお考えをお聞きしたい。互助体制の推進という事で、町長は執行方針の中で述べておりました。互助活動確立とか、今の答弁でも互助体制の推進ですとか。あのー確かに互助は、ネクストイノベーション、まっ最初の立ち上げから、今色々、えー創意工夫でやって行く場合、互助、互助必要だと思います。ただ、互助で終わってしまうのか、互助の活動で終わってしまうのか。ここが私、問題だと思います。先程言ったネクストイノベーションの5月22日、教育大学の先生もお話していました。それから町側の担当者の説明もお話しておりました。互助、互助、互助です。私はやっぱり、先程言った七飯町しっかりと互助に公助を入れて取り組みを進めております。是非、先進地の視察で学ぶという点と、当然、私はこの互助だけでは無くて、公助も含めた取り組みをやって行く。そういうお考えがないか是非お聞きしたいと思います。これが2つ目で質問した部分であります。で、最初の質問、町長にお聞きした件でありますが、国と道と連携という事でありました。この問題、何回か取り上げております。で、正しく現実問題として国と道が連携しないと進まない。そして、それと町がどうやって行くかだと思いますが、根っこの部分、財政措置、制度の根幹的な見直ししない限りは、いくら連携、連携と言っても、どんどん今の状況が悪くなるばっかりです。やはりしっかりと、地方自治体として町長の考え方、町民を守る、特に暮らしを支えるという点では、もう町の全般的なものが今求められている。国に対して求めて行く、連携を待つのでは無くて、国にしっかりと江差町の町民の声を代表して改善を求めて行く。これが今求められていると思いますが、改めて町長のお考えをお聞きしたいと思います。
町の答え 高齢あんしん課長
高齢あんしん課長。
町の答え 高齢あんしん課長
小野寺議員のご質問にお答え致します。町主催のネクストイノベーションは、高齢者を中心にすべての年代にとって住みよい地域を目指し、地域の皆様と意見交換しながら困りごとに対して、少しの行動を積み重ね、蓄積して行くことで住民主体による互助体制の構築を進めているところでございます。また、行政や専門職がすべきこと、地域の皆様が担えること、町の多様な団体や事業所が工夫できることの絶妙なミックスによる総力戦を考えて進めている事業でもございます。そのため、町の事を思う一人一人の問題意識を共にしながら、地域の皆様と進めて行くことが必要となります。議員ご提案のとおり、先進地で学ぶことは、大変有効な方法だと思います。地域の問題意識への共感の束を作って行くためにも、ネクストイノベーションへお越し頂いている町民の皆様と一緒に学べる機会を参加者の方々にも確認しながら、実施に向けて努めて参りたいと考えております。また、互助と公助の住み分けについてでございます。現在進めている事業の中では、集まって頂いた町民の皆様には、無理なく出来る事を互助で、それ以外の出来ないことは町として考えて行くことが大切だと思っております。例え、私達が高く意識を持ち、地域課題が解決したとしても、それぞれの団体や個人が我慢して活動したり、過重に負担を感じるのでは長続きはしないと思います。自分達が無理なくできることが誰かのためになる活動となり、その結果、団体としてお参加頂いている事業所にとってプラスになり、それが地域に暮らす町民の皆さんの生活支援体制の充実に繋がることが、持続可能性が高い活動づくりになると考えております。互助と公助はどちらも合わせて進めて行く事が必要、進めて行く必要があると考えておりますので、ご理解頂きますようお願い致します。
町の答え 町長
小野寺議員の再質問の3点目、国に対して抜本的な見直しを求めて行くべきであると、町長として求めて行くべきであるというご質問にお答えしたいなと思います。えー問題意識、課題意識は、小野寺議員と共通する部分が大変多いというふうに思っています。先程も1回目の答弁で申し上げましたけれども、20年以上この介護保険制度が運6用されている中で、持続可能な制度として行くよう、有るべき姿をしっかりと国の方には模索して頂きたいなというふうには思っています。この間20年以上の中ではですね、色んな制度改正が成されて来たかなというふうに思っています。当初は、年代がもっと高かったのが、保険料を払う被保険者が40歳に引き下げられたりですね、或いは介護の区分がですね、えー様々、こう入れ替えというかですね、区分が見直され、そしてサービスの内容がどうするのかということが見直され、色んなことを制度改正の中でですね、この間行われて来たのかなというふうに思います。一方で、今後の状況を考えますと、市町村における状況というのは、高齢化率が上がって来て、そして支える側の人達が少なくなってくる。正に保険制度のあり方として非常にですね、運用が難しくなって来るというのが、あー町長としての実感としてあります。今後、今179の中で一番高い保険料をどうやって抑えながら、あーそしてサービスを低下させないかという事をしっかり考えていかなきゃならないですけども、中々その大きな手立てというのは町単独ではですね、限界の有るところもあるというふうに感じています。そういった中で、やはりですね、制度全体の中で、この介護保険制度をどう持続可能な制度にして行くのか。国全体として考えるべきこと、そして考えて頂きたいということもですね、私もしっかりとですね、地方公共団体の長として感じていることをしっかり踏まえてですね、町長として執るべき行動があればですね、そのことについても考えて行かなければならないですし、まずは、あー町村会という全国組織の団体が有りますから、国に対して、そういった介護保険制度の持続可能性と言うのをしっかりですね、国に対して要望して行く。そのことをですね、町村会なども通じながら、町長として様々な声を上げて行きたいなというふうに思っておりますので、ご理解頂ければなと思います。