江差町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日
南桧山二次医療圏について
- 聞いた人
- 小林栄治 議員
- 答えた人
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 小林
今日は私3点ほどお聞きしたいと思って準備させて頂きました。まず1つ目ですが、「南桧山2次医療圏について」ということでちょっと枠は大きいですが、地域医療について二次医療圏における道立江差病院の役割は重要であり、医師数の減少は現在勤務されている医師への加重労働となって一層の困難をもたらしている状況だと思われます。先程の町長の執行方針の中にも引き続き各科の充実と、特に産婦人科の強化による分娩再開に向けた取り組みを南桧山の共通課題として、とりわけ江差は病院の立地する自治体として強く求めて行って頂きたいところです。このことに関連して 先ごろ厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」では各都道府県で策定する2013年度からの次期医療計画に向けた見直しの方向性を確認したとのこと。その中に人口20万人未満で入院患者の流出割合が大きい2次医療圏は他の医療圏と一体化させる再編もあり得るとしたと聞いております。単純に当てはめた場合、南桧山2次医療圏は函館圏域への統一とされ、南桧山2次医療圏域のセンター病院としての道立江差病院存在自体の足元がすくわれかねないと心配するところです。そこでお尋ねしますが、①現時点で情報があれば教えていただきたい。②万が一にも、そのような動きが出たならば町として2次圏域の存在を強く訴えていかなければならないと考えますが、如何でしょうか。よろしくお願いします。
町の答え 町長
2次医療圏の存続についてのご質問でございますが、道立江差病院は南檜山医療圏における唯一の地域センター病院であるとともに、地域周産期母子医療センター指定病院でもあり、また、二次救急医療病院として圏域内において重要な医療提供病院であります。しかし、現状は医師不足により分娩の休止や二次救急医療体制も充分ではない状況が続いております。このような状況を打破すべく、去る1月30日南檜山医療圏構成5町が連携し医師の確保について、北海道と札幌医科大学に対し強く要請したところでございます。今後におきましても粘り強く取り組んで参りますが、小林議員ご指摘の国によります医療圏の再編成につきましては現段階では情報等、国・道から示されている訳ではありません。ご案内のとおり、北海道の中では平成20年3月に策定された「北海道医療計画」を24年度中に見直しすることとしております。国においては、医療計画の見直し等に関する検討会において、二次医療圏の設定について議論され、医療計画作成指針(案)の中で医療圏の設定方法として、二次医療圏の設定にあたっては、地理的条件の自然条件、日常生活の需要の充足状態、交通事情等の社会的条件を考慮され、その際参考となる事項に人口規模が20万人未満で、流入入院患者割合が20%未満、流出入院患者割合が20%以上であるとしております。北海道医療計画の見直しにあたっては、これから示される国の医療計画指針に沿い進められるものと考えられますが、現在の北海道の立場は単に人口規模だけではなく、自然的条件や社会的条件等を含め総合的に考慮する必要があるとしていることから、指針を機械的に適用されることはないと考えています。またそうさせるべきではありません。大事なことは入院患者の流出率が高いということは、二次医療圏の医療体制に課題があるということを示すものであり、何よりもまず先に道立江差病院の機能充実によって自己完結的な医療圏を構築することであり、そういう視点に立って構成町と連携して参りたいと考えておりますので、ご理解頂ければと思っております。