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八雲町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日

救急搬送依頼時の残念な事例を無くせないだろうか

聞いた人
三澤公雄 議員
答えた人
町長 岩村克詔、消防長 大泉達雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

よろしくお願いします。1問目、救急搬送依頼時の残念な事例を無くせないだろうか。先日、あるご遺族の方から突然、「残念な事があるのですが…」と話しかけられました。伺いますと、それは救急搬送を頼んだ後の一連の出来事についてでした。要約すると、①非常に遅く感じた。②家族が家の前に立っていたにも関わらず、通り過ぎて行ってしまった。③車で自ら追いかけ戻ってきてもらった。この時搬送された患者さんは、結局意識の戻らないまま旅立ってしまったので、なおさら前述したようにご家族の方は残念な気持ちが強く残ったのであろうと推察されます。さて、この事態の周辺を調査し、町内各地での聞きとりをしてさらに驚きました。その様なことはよくある事だという受けとめ方をしている町民が少なからずいらっしゃいました。この結果には私も残念な気持ちがぬぐえません。町長、このような残念な事例を無くすことはできないものでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは三澤議員の1つ目のご質問にお答えいたします。救急車が家の前を通り過ぎた事例でございますが、消防本部で 119 番通報を受け、通報時の聴取では救急隊員及び運転手はゼンリンの地図で出動場所を確認し、出動いたしました。現場近くを通過するときに民家前に人が立っているのを確認出来ましたが、もう少し先が現場であると思い込み、現場を通り過ぎました。しかしその先に民家がなく、乗用車が追いかけてきたので現場を通り過ぎたことに気づき、引き返して約2分遅れで到着した事例であります。このような事例を無くするよう、消防職員には現場確認を徹底するよう指示をするとともに、新年度には消防本部通信指令室からパソコンで相互に地図確認出来る通信機器タブレットを配備し、確実な出動態勢といたしますので、ご理解をお願いをいたします。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

今回の予算措置でタブレット等の配布というふうに今伺いましたけれども。そういうことだけでいいのかなというふうに思うんですよね。消防の方で普段の職員のスキルアップと言いますか、日常の仕事のいわゆるプロフェッショナルとしてやはり評価される上で、もっと考えてもらわなきゃなという思いがあるんですが、現場の方でその辺の取り組みで、新しい機器の導入ということに一筋の光明を見出しているのかも知れませんけれども、今回の件またはこれまでの内部でそういったものを問題意識として持っていたと僕は思いたいのですが、今町長が言った取り組みだけなんですか。

町の答え 消防長 大泉達雄(消防長は2016年3月まで)

議長、消防長。

町の答え 消防長 大泉達雄(消防長は2016年3月まで)

本事案に対しましては現場到着が遅れましたこと、大変申し訳ございませんでした。ただいまの三澤議員からの職員の対応はどうするんだということでございますが、ただいま町長から答弁いたしましたように、タブレットの購入により確実な出動を目指すとともに、勤務中にはなかなか各地域を検索するということは、消防職員無理なものですから。職員休みの日、非番、公休ですね、土曜日、日曜日にあたる日に自家用車で現在も行っておりますが、各地域、特に農村地域は家が離れておりますので、地域の検索にまわるように、これから職員個々のスキルアップに努めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

質問を作るにあたってですね、あえてこの①、②、③ってやったんですけれども。まず①で非常に遅く感じたっていう、これは待つ方の身として、いたしかたない部分というのは客観的に僕はあると思います。しかしこの非常に遅く感じたというのを少しでも詰めていくにはどうするのかと言ったら、やはり今、消防長がおっしゃった日ごろのスキルアップでそこら辺の地理に詳しくなっていくということは、僕は欠かせない事だと思います。今職員の方でも日々努力されている方もいらっしゃって、それで、これからそれを全庁的にやっていくという受け止め方を僕はしたいと思うのですけれどもね。電話で掛かってきた、何々地区の誰誰ですと言った時に、やはり日ごろから地図を見、非番の時とかに今消防長がおっしゃったように現地確認なんかをしていった時に個人差はあるでしょうが、この地区に強い人、自分はこっちの地区が強いだとか、最初のうちはそういった濃淡があるでしょうが、やはり月日が経つに従って全職員のスキルアップをして、八雲町全体が頭に入っている、それで地図を確認するというのは、僕はより時間短縮に繋がることだと思うので。ぜひ、今おっしゃったところは一日でも早く、町民の満足度が上がる上で習熟していってもらいたいなと、それを強く望みます。自ら消防の方でそういうふうに取り組んでいくという姿勢を私は高く評価していきます。一方で、家族が家の前に立っていたけれども通り過ぎてしまった。このことに関して町長や消防長の答弁で、その先だと思った。まあ、地図なんかで確認し自分の知識なんかで確認しても、実際にその家なのかどうか、もう一軒先じゃないか。もし家影とかがあればね。そう思うのも仕方がないのかなと思うので、ここは僕は電話応対の時にかける側、要するに町民の側にも1つ取り組まなきゃならないことがあると思うんですよね。多分、消防の方で、例えば心臓マッサージだとかいろんな指示を出していると思うんですが、この時に例えば家の前に立っていてもらいたいだとか、立っていてもなおかつ手を振ると言ったらあれですけれども、来たことに満足して例えば家の影に帰ってしまうと、場合によっては隊長や運転士の見方によっては違ったのかもしれないと、今言ったような事例になると思うんですね。だからもし立っているのであれば、しっかり消防車が到着するまでここだよと、意思表示をしてもらうということも努力義務として、求めていく電話対応も必要ではないのかなと思います。この他にも消防の現場の方で電話応対で、せっかくこの場ですから、こういった電話の応対と言うか、町民の方で求めていくものが、言いづらいかもしれませんけれどもあれば、もしこの場で言っていただければ、僕もさらに見識を深めていきたいなと思うのですけれども。何か今言った、僕が町民の側で努力するものをいくつか挙げましたけれども。お気づきの点がありましたら答弁の中に入れてもらいたいなと思うのですが。

町の答え 消防長 大泉達雄(消防長は2016年3月まで)

議長、消防長。

町の答え 消防長 大泉達雄(消防長は2016年3月まで)

ただいま三澤議員の通信員から誘導員をお願いした方がいいんじゃないかということですが。勿論、通信員は出来る限り家族に対して、出られるのであれば表に出て救急車を誘導してほしいということは伝えております。ただ、今回の事案に関してはそれは伝えておりませんでした。それはちょっと私どもは残念だと思っております。で、後段の町民からの 119 番で一番私どもが苦慮するのは、救急は勿論重篤になればそうなんですが、火災での 119 番通報。もう切羽詰まっているっていうのは分かるのですが、例えば黒岩、黒岩で家が火事だ。早く来い。番地も名前も言わない。それを教えてくださいとお願いしても、いいから早く来いと。火事の場合はこれが一番多いですね。それと救急の場合でも、重篤になればなるほど家族の意識としては勿論早く来てほしいというのは分かりますけれども、なかなかその住所・番地まで達しないというのはあります。それから救急から病院へ電話連絡する際には容態を少しでも詳しく知りたいと。それを病院側に伝えて、ドクターなりナースにどういうものが処置で必要なのかという情報提供が必要ですが、そこまでなかなかたどりつけない場合もございます。救急講習などでは、119 番かける時にはここに注意して、こういうふうに伝えてくださいとお願いはしておりますが、そういう多々事案はあります。以上です。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

今のそのご発言、非常に興味深いものだと思います。例えば町長、こういったことを絶えずというか、広報等も限られると思いますけれども、なかなか知れ渡っていないんじゃないのかなと。自分は落ち着いて対応出来ると思っているのがほとんどの町民だと思いますので、勿論、消防署の方でいつでも窓口が開いているというか、お声がかかれば各地に講習会に行っている日常だと思いますけれども、そういった消防の取り組み以外にもですね、改めて広報でも何回かページを割きながら、緊急搬送時の連絡の注意事項なんていう形で呼びかけていくということも必要なのかなと思います。消防新庁舎の入口に山内町長の字で「有事即応」ってありますけれども。ついついそれは黙って見過ごすと、事があった時にすぐ駆けつけてくれるということばかり考えてしまいますけれども、それに駆けつけるための備えの部分に、今言った地理を頭にこれからしっかり入れていくという日常の努力を、消防長の方からやられるということは伺いましたけれど。一方で駆けつけてもらうために町民の側でもどういった電話対応をしたらいいのかというのも、これから改めて呼び掛けていく必要があるのかなと思いますが。一連のこのやり取りを町長聞いていて、改めてこの消防行政というんですか、町長の今感じたことを最後に伺いたいと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員から本当にこの一番大切な救急の時の対応、消防署の対応も本当にしっかりとしていかなければならないということも新ためて分かりましたし、また、今職員の中でも八雲町の出身者でない方も職員になっていますので、この地理的な不利益もありますので、その辺も含めてこれからしっかりと消防職員と共にやってまいりたいと思います。そして今いろんな話を聞いてですね、やはり自分の家もそういうことがありましたので、中々その時には私自身も家族も大変慌てたということもありますので。やはり救急車が来た時に分かりやすい方法は何かないかということで、ちょっと考えることが必要でないのかなと改めて思いましたので、その辺も内部的に検討いたしまして、町民の皆さんと救急車が来た時に即分かるように何かしら考えてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

今、言われた中にも入っていたと思いますけれども、やはりそういうことが自分の身に起こってから考えるということが、やっぱり人間多いです。自分も反省しますけれども、でもそういう事例を1つでもなくすためには、今町長が言われたように再度検討していただいて、その考える過程も町民に周知していくことによって、町民自身も考えていくと思いますので、この質問が何かそういう役に立てればなと思っております。ぜひ活かしていただきたいと思います。

出典:八雲町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる