みんなの議会

八雲町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日

八雲町職員の再任用に関する条例の執行状況と課題について

聞いた人
岡田修明 議員
答えた人
町長 岩村克詔、教育委員長 宮田千秋、総務課長 城近眞、副町長 伊瀬司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

2時近くになって昼ご飯を食べて少し眠たくなってきた時間ですけれども、我慢して聞いていただきたいと思います。それでは一般質問をさせていただきたいと思います。本日通告させていただきましたのは、八雲町職員の再任用に関する条例の執行状況と課題についてということで、1点質問させていただきたいと思います。この条例は平成 26 年4月より施行した再任用制度でございますけれども、施行されて2年が経過したところでございます。これから町長の答弁でご説明があると思いますけれども、この条例が出来た背景といたしまして、公的年金の支給開始年齢が平成 25 年度以降、段階的に 60 歳から 65 歳へ引き上げられることに伴いまして、無収入期間が発生しないよう、雇用と年金の接続を図るということが官民共通の課題であります、ということでスタートしたところであります。それによりまして人事院から国家公務員の部分、そしてまた民間の方といたしましては、高年齢者雇用安定法改正ということで、随時法律が決まっていったところでございます。そうした背景のもとにこの条例が八雲町で 26 年度よりスタートしたと。この2年の総括として以下4点をお伺いさせていただきたいと思います。(1)平成 26 年度並びに 27 年度の執行状況をお知らせいただきたいと思います。(2)町長及び教育委員長の所感の方をお伺いしたいと思います。また、(3)といたしまして、上記以外の職員の意識調査の方はどのような形で行われているのかということをお伺いしたいと思います。また、2年も運用しますと、いろいろな問題点・課題点見えてきていると思いますので、その部分、これからの解決の部分のスキームはどういうふうに考えているのかという、以下4点をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは岡田議員のご質問にお答えいたします。再任用制度は急速な高齢化の到来により、公的年金制度の改正にあわせ、60 代前半の生活を雇用と年金の連携により支える趣旨のもとに制定をされ2年が経過いたしました。ご質問の1点目ですが、平成 26 年度は定年退職者 10 名で3名の採用をし、そのうち技能労務職が2名、一般行政職1名でございます。平成 27 年度は定年退職者 12 名で3名を採用し、いずれも一般行政職で 26 年度の3名を継続いたしましたので、全員で6名となっております。2点目ですが、私は再任用を希望する職員は基本的に採用したいと考えております。また、知識や経験をいかし、八雲町活性化のため頑張っていただいているものと思っております。3点目ですが、再任用対象者には6月に意思調査を行っておりますが、その他の職員に対しましては特に行ってはおりません。4点目ですが、再任用者の人数が少ない現時点では特に大きな問題点はないものと思います。しかし、将来的に年金支給年齢が引き上げられ 65 歳支給となれば、再任用を希望する職員が増加し、新規採用職員の抑制に繋がると思われます。現在の定員適正化計画は平成 23 年度から平成 28 年度までとなっておりますので、平成29 年度以降の定員適正化計画を作成する中で再任用を考慮して作成してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

町の答え 教育委員長 宮田千秋

議長、教育委員長。

町の答え 教育委員長 宮田千秋

それでは岡田議員のご質問にお答えいたします。再任用制度について、教育委員会ではこれまで本人から希望のあった学校公務補1名、事務職員1名が制度を利用し採用しております。先ほどの町長の答弁と同様に、これまでの知識や経験を生かしそれぞれの職場で頑張っていただいていると思っております。よろしくお願いいたします。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ありがとうございます。それでは1点ずつ確認させていただきたいと思います。26 年度、27 年度の採用の部分の人数は把握させていただきました。これは全てフルタイムでの再任用ということでよろしいでしょうか。また、申し込んだ方々というのは短時間勤務をしたいという申し出とかはあったのでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

全てフルタイムではなく、短時間勤務というふうになっております。それと意向調査を行った段階では、フルという方と短時間という方も中にはいらっしゃいましたけれども、応募する段階でこちらの方で、短時間勤務ということで応募を募っておりますので、そういうことで全て短時間勤務ということになっております。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ありがとうございます。では、スムーズに一問一答をやりたいのであまり喋らないで進めていきたいと思うのですけれども。応募段階で短時間での募集をかけましたということですけれども、何故でしょうか。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

町の都合と言いますか、フルタイムで採用するということになると、定員の換算で1というふうになるということもございまして、定数も配慮しながらやるということで、短時間で採用したいという意向でございます。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ありがとうございます。ということは、先ほど町長の答弁の中にもありましたけれども新規採用者との、この年間の中でこれからどういうふうに人員管理していくのかという部分で、バランスの部分はどのように考えているんですかね。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

本人が希望するかどうかとか、いろんな部分があるかと思います。再任用を希望するのか、あるいは希望しないとか、いろいろなものがありますし、あるいは退職者数が何人いるかということもあるかと思いますけれども。そういういろいろな状況を見ながらですね、新規採用をしないということにはならないと思いますので、そうなるとどうしても、その職員が持っている知識だとか、今までの仕事への熱意だとか、仕事への態度だとか、そういう部分も考慮に入れながら採用していくというような形を取るということになると思いますので。新規採用はやっぱりしていかなければならないというふうには考えますので。ただ町長が、希望したものは全員採用したいという意向はあるかとは思いますけれども、人員管理といたしましては、その辺を選考していかなければならないというふうに思います。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

では、町長には後から聞くとして、今の文言の中で、知識だとか経験だとか今までの過去の勤務態度だとかという部分がありましたけれども、人事評価の部分はどのような採点の仕組みになっているんでしょうか。現職にいたころのその知識・経験とかを考慮して採用するということですよね。その辺の仕組みを教えていただきたいと思います。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

責任感だとか、積極性、正確性、企画力、判断力、接遇、規律、理解力、勤勉、協調性などにつきまして、その課の課長であるとか、あるいは副町長の方でその評価をしていただいて、また簡単な試験もさせていただいて、それらをもって選考をさせていただいているというところでございます。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ありがとうございます。では、客観的指標を用いてその部分は判断するということですね。となると、先ほど町長がおっしゃっていた望むものは全て採用したいという部分と相反する部分になりますけれども。その辺は仕組みとしては町長の裁量権の中に全てお任せしているということですか。それとも今の人事評価の部分は全て、結果的には無意味になるということで理解してよろしいですか。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

町長の方としては全員採用したいということは、気持ちの中ではあるかと思いますけれども。現実的には全員採用するということには、なかなか難しい問題が出てくると。たまたま今は年金までに期間が短いので希望者という部分もそんなに多くはないんですけれども。退職者が多くて、そして5年間という無給の期間が出来るということであれば、将来的には希望する方が多くなるだろうと思っておりまして、それらの方々を全員採用するということには、なかなか難しいのかなというふうに私は思っております。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

となると、町長の気持ちの部分と、なかなかやっぱり難しい部分があるし、やっぱり八雲高校を卒業して1つの働く場所としてこの役場があるということも、八雲高校に通う高校生にとっては非常に魅力的な部分の1つだというふうにも思いますし。一度八雲で学んで札幌の専門学校なり大学に行って、公務員の免許を取って採用試験を受けるという方々にとっても、やっぱり帰って来れる場所があるという部分は非常に喜ばしいことだと思うんです。先ほどの赤井さんの一般質問じゃないですけれど、僕も教育はもっと力を入れるべきだと思っておりまして、教育の外部性ってなんなのって言った時には、やっぱりそうやって●●力が上がったり、町民1人1人の結果的に経済力も上がっていくという、いろんな要素がありますから、それは必要なことだと思うんです。そこで、先ほど 29 年度以降で新たな人員管理の部分の方向性を決めていくという中でですね、そういった今あげられたような課題・問題点というのはあるわけですから、現場の部分の思いと、だけど町長はこういう思いも持っていると。で、子どもたちは新たに役場に就職したいと思っている気持ち、そういう部分を勘案しながら作成していくと思いますけれども。その辺はある程度のバランスをとった指標を作って作成するのかどうなのか、考え方をお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

岡田議員おっしゃるとおりですね、役場に就職する高校生にとっても大変、就職の場所だと私も思います。そしてまた、町長と言いながら雇用者という立場でいくと、やはり定年になって年金をもらうまでは仕事をしていただくということが基本だろうと考えております。近年、大変退職者が増えている中で、なかなか地元の方が試験を受けていただけていないというのが現状でありますので、これから高校並びに八雲町出身者の試験を受けるように働きかけることも必要であろうということも今、今年度から考えております。そしてまた、今のところこの2年間は再雇用で残りたいという人には全て残っていただいたということであり、これから 29 年にかけて、ただ、29 年度からは退職者が少し減りますので、その辺と、また新規採用ということで、バランスを取りながらこれから進めてまいりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。で、今、町長部局の方のお話はある程度もう、問題点・課題点は見えてきたんですけれども。今度、教育行政の部分なんですけれども。先ほど公務補の方々だとか、そういう方々が希望されたので現状そういうふうになっていますよという話でしたけれども。教育業界では今、新しいふるさとをひらく八雲の教育、八雲町教育推進計画第一期後期、平成 24 年度から平成28 年度までということで、考え方がまとまって運用されていると思いますけれども。その中での問題点、課題点というのはどうなんでしょうか。再任用の方だからこそ出来る仕事とかもまたあるでしょうし、そういう方でなくては上手く回らない場所とかもあると思うんですけれども。その辺の現状を、所感をもう一度お伺いしたいと思います。

町の答え 教育委員長 宮田千秋

議長、教育委員長。

町の答え 教育委員長 宮田千秋

再任用職員にはこれまでの知識や経験を活かしてもらうということで、教育委員会事務局には一般の事務職員の他に、社会教育主事や学芸員、それに図書館司書などの専門職員もおりますので、特に専門的な分野での経験は重要であると思います。しかしながら一方で、組織を継続的に機能させていく上では、新陳代謝や専門職員を含めた若い職員の育成も欠かすことは出来ないと思っております。そうしたバランスを考慮しながら職員を配置してもらうことが必要と考えております。以上でございます。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ありがとうございます。今、(2)の部分として町長と教育委員長さんの方からお話をいただいてある程度は見えてまいりました。そして町長のお言葉の方からは、しっかりと第一義として雇用と年金の接続の問題が一番大事ですよと。その上でこの問題というか、課題をスムーズに運用するための努力をしていきたいということは、本当にその通りだと思っております。そこでですね、今これだけの人数がこの2年間の間に進んでいるんですけれども、先ほど現場の現職の職員の方々の意識の方はまだ聞いていませんよということでしたけれども。運用にあたっていろんな想いとかも出てくると思うんですよ。そして自分がその立場になる直前になって感じることと、若い時に感じることとまた全然違うと思いますしね。それをどうやって同じ土俵の上でモチベーションを保ちながらお互いの役割分担をちゃんとやるかということが、やっぱり仕事の分担・分掌の部分で必要になってくると思うんですよ。今、技術職でやっている方だとか、公務補でやっている方々というのは、特定目的があってやられていますけれども。先ほど応募段階で短時間の募集ですよと。であればもう一歩踏み込んで、いみじくも教育委員長さん良い言葉を言っていただいたんですけれど、再任用の方々だけでなくて、若い職員の育成が必要なんだという部分。僕もその通りだなと思っております。若い職員の方々を育てるという意味で再任用の方々に先ほどの人事評価のお話もありましたけれども、その人の適正ってあると思うんですよ。望んだ時に。人を育てることが上手い人だとか、現場を回すのが上手い人だとか、ムードメーカーになれる人だとか、事務的な能力が長けている人だとかがやっぱりいると思うので。目的も募集段階でしっかりと総務で持っておいた方がいいかなと思うんですけれども。今の段階で目的を持って募集されているというふうに考えてよろしいですか。それともこれから考えるというふうに考えたらいいですか。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

再任用の職員につきましては、原則退職時の、前にいた職場ということで考慮しながら配置をしているところでございます。特に再任用の職員のためにこの仕事をやってくださいという部分については作っておらず、その課の中での仕事をやってもらうということで配置しております。その中でやはり知識や経験がありますので、職員の相談あるいは自らの経験を話すことによって、職員の知識と経験は活かされてくると思いますし、それぞれの職場の若い職員の手本になっていただいているというふうに思っております。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

手本となっていると思いますと。だから調べてくださいって言っているんですよ。若い今の現職の人たちの意識はどう思っているんですかって聞いているんですから。今やっていないというんですから、あくまでもそれは課長の主観ですよね。こういうのはやっぱり客観的に見ていかなければならない部分もあると思うんですよ。で、お互いに気持ち良く仕事をしたいじゃないですか。せっかく第一義として雇用と年金の接続の部分が課題にあって、で、今やっと民間企業だって先ほど言った高年齢者雇用安定法の改正があって、65 まで今度あれなんですから。どっちにしたってお互いが上手くまわる仕組みを作ってやっていかないと駄目なんですよ。と、僕は思うんです。そこでですね、この国家公務員の雇用と年金の接続についてという部分で、25 年の3月に閣議決定された中で出ているのは、職員全体のモチベーションの維持・向上と意欲・能力のある人材の最大限活用の観点から、実力・実績に基づく信賞必罰の人事管理を徹底しなさいと。で、また地方公務員の雇用と年金の接続について、各地方公共団体において、本決定の趣旨を踏まえ能力・実績に基づく人事管理を推進しつつ、地方の実情に応じて必要な措置を講じるよう要請すると言うことなんですよ。で、ある程度どういうふうにこの制度をまわしていくのかという部分で、どこまでちょっと地方自治体に裁量権があるか分かりませんけれども、あると思うんですよね、僕は。その辺、どういうふうに解釈したらいいですか。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 城近眞(総務課長は2017年3月まで)

確かに再任用職員がそこの職場に配属されるということは、周りの職員も、あるいは再任用となった職員も、当初はやりづらいという気持ちを持つことは確かにあると思いますけれども。慣れてくるとその再任用の職員が頼もしい存在となっているというか、そういう職員に頼っているという部分も中には見受けられるようでございます。国の方の思いというか考え方と、こちらの実際にやる町の考え方等もいろいろあるとは思いますけれども、八雲町としては出来る限りその職員が能力を発揮できる職場ということを考えながら配置をしているということでございますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ですから、その職員の全て再任用の方に責任がいっちゃうような言い方に聞こえちゃうんですよ、そうなると。何でかと言うと、現場で先ほど最初の半年はお互いに苦労する可能性があるという話じゃないですか。だから特定目的を持たせた方が僕は良いと思うんです。例えば今、この数年、行革をやっている間結構そうだったんですけれども、職員の研修が結構少なくなってきたりとかしていて、結局、現場担当者1人だけその研修に行って、その人しか必要ないといえばないのかもしれませんけれども。いろんな方々と知り合ってコミュニケーションを取るって、やっぱり行政職の中で必要な部分ってあると思うんです。ただ、今いろんな財政難の中で一般財源割いてやれる部分っていうのも、なかなか無いというのは分かりますけれども。八雲町で行っている研修と北海道市町村職員研修センターで行っている研修、渡島・檜山の町村会で行っている研修、独自研修でやっていたのは応対マナーだとかそういうのは、接遇問題とかは議会からも散々言われてきましたのでやっていたと思うんですけれども。1回の研修に行ってもやっぱり覚えられないんですよね。実学の中で現場でやりながら隣で、先ほどの言葉を借りますと、経験と知識を持っていらっしゃる方が上手く指導できるような仕組みを作ってあげることもまた必要なのかなと思うんです。この制度があるのは、今 60 歳過ぎてからの出口の話だけしていますけれども、入口のところからも話を進めていかないと。新人社員をどうやって育てていくのかいうことも八雲町の職員の中では非常に大事な事じゃないですか。その時に先ほどお話にあった、適性はありますよ、適性はありますけれども、そういう研修を行える人間っていると思うんですよ。今いる人の中で特定の名前を出したくないので言いませんけれども。やれるのに何でそこにいるのかなということで、町民のみなさんもそう思っている人たちもいるわけですよね、やっぱり。せっかくそういう能力のある方々を短時間勤務で雇っているのであれば、もう少し上手い仕組みを作った方が良いのかなと思うんです。ましてや今、この数年、病気休暇を取る方も非常に増えてきています。もっと使ってほしいなという休暇、今のところ介護休暇1件しか取っていませんけれども。これからの時代、老老介護、認認介護って先ほどもお話ありましたけれども、やっぱり介護につかなきゃならない、休暇を取らなきゃならない職員の方々も出てきます。育児休暇はこの数年順調に取っていただいているので、それは上手く機能しているのかなと思うんですけれども。そしてまた休職されている方々もやっぱり増えてきているわけですよね。いろんな要因があると。で、限られた財源の中で職員費を出すわけですから、ギリギリの中でやって、ただ、休暇制度だとか休職の中で、やっぱりマンパワーが足りなくて上手く機能しきれない課も出てくるわけですよね。どうやってそれを補完するんですか。もう少し様子を見て検証しますというだけで果たして済むのかなと。産業医も前から入れてくださいって言っていますけれども、未然に防ぐという努力もやっぱりしなきゃなりませんし、どうやってそういう方々のフォローとかもしていきながら、やれる環境を作っていくかというところが、僕はこの、せっかく再任用制度で知識・経験、いろいろなものを人の気持ちも見て分かるような人たちもたくさんいるので、どうやってそういう人たちを上手く仕組みの中に当て込めていくかというのも、そろそろ真剣に考えたらいかがかと思うんですけれども。その辺の所感をお伺いしたいと思います。

町の答え 副町長 伊瀬司(副町長は2017年9月まで)

議長、副町長。

町の答え 副町長 伊瀬司(副町長は2017年9月まで)

今、岡田議員さんがおっしゃるように、この合併以来、町も財政難ということで、定年退職をしても3割、4割しか採用してこなかったと。また過去にもそういう時期がありまして、その付けが今はっきり言って出てきております。団塊の人がガッと抜けてしまって次がもう 10 年もあいているだとか、やはりそういった人事管理はまずいだろうと、定期的なある程度の確保をしていかなきゃないというふうに思っております。そういった中でやはり職員に対する指導・教育というのが、仕事はどんどん増えてくる、人ははっきり言って減らしてきたと。そういうので職員に対する指導というのは、やはり怠ってきた部分が非常にあるなと思っております。やはり新人が入っても目が届かないというか、自分の仕事に精いっぱいでというのが非常にいろいろと出てきていると思いますので、今言ったように、そういった再任用の方々を活用してですね、指導をしてもらうと、補ってもらうと、それは大変良いことだと思います。ただ、この2年間の再任用の状況を見ますと、なかなか再任用で残りたいという人が少ないものですから、我々もちょっと首をかしげている部分があります。確かに残ってそういった指導的な立場でやっていただきたいというのは何人もいるんですけれども、残念ながら残ってもらえないというのが現実であります。今後、先ほど町長の答弁、総務課長の答弁からもありましたように、この年金のつなぎとなりますと、5年間になりますとどんどんそういう方が、再任用の希望が出てくると思います。そういう場合に果たしてそれが、先ほど答弁していますように全員というのはなかなか厳しいだろうなと、そういう意味では岡田議員が言うように、そういった能力だとか指導力だとかを含めて、その中で判断をしながらバランスをとっていかなければ、これからの人事管理も大変になってくるなと思っていますので、ご理解を頂きたいと思います。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

そうですね。おそらく課題は共有していると思うんです。だからこそちゃんと、どういう解決のスキームを作っていくんですかというお話を一般質問として、私はあまり一般質問をするタイプじゃないんですけれども、した方がいいかなと思ってしたんですけれども。総務課、副町長を筆頭にこれから人事とかいろいろまたあるんでしょうけれども。やっぱり全体のバランスを見た中でやっていかなければならない部分と、例えば先日の岡島議員の一般質問でないんですけれども、組織の体系の在り方という部分も編成を考えていかなければならない。いろいろな外堀の問題もやっぱりあると思うんです。そういうことに目をつぶったままやるべきなのかというと、僕はそうじゃないと思うんですよ。やっぱり向き合うところも必要だと思うんです。それで一歩踏み込んで、ちょっと考え方の部分をまたさせていただきたいんですけれども。支所機能の在り方をどうするのかという部分。たまたまうちの実家は支所がありますので、実家って落部ですね、支所がありますので。支所は今、非常に良い状況で地域の方々と回っております。で、これからの時代、人口減少で高齢化がどんどん進んでいくと、高齢化が進んでいった時に支所に訪れるお客さんの大半は、やっぱり高齢者なんですよね。高齢者の方々とどうやって対等に話せる、親身になって話せるかというと、やっぱり再任用の方々のその経験と知識とコミュニケーション能力、そして教育をしなくてもいいという安価な部分。経済面で言えば。で、そういったものがあるからこそ、若い職員だったら向き合いたくないような場面でも、「どうも、どうしました」って一声かけられるような、やっぱりスキルを持っているわけですよね。これは非常に高いスキルだと思うんです。そこに先ほど言った新人研修の部分、確かに新人研修として八雲町でも新採用職員研修 26 年度だと 14 名。そして町村会でやっている同じ基礎研修が 13 名出ています。で、支所機能の何が良いかというと、事務分掌の部分で多岐にわたるんですよ。他の特定の課と違って、本当は事務分掌の部分だけ処理したいんですけれども、全然関係のない除雪の話だとか、いろんな事が来るわけですよね。地域の人たちと係わらなければならない。そこに再任用の指導者的立場の人も入れて、若い新人の職員も入れて、役場全体の仕事をまずどういう仕事をやっているのということすら分からないじゃないですか、数年の間。最初の数年は特定の課に行っていても良いですけれども、何年か経過した後に総合的にまず役場全体を見るとなると、支所機能、また総合支所機能というのは上手く利用出来る場所だと思うんですよ。そういう考え方を持つことも可能だと思いますけれども、いかがですか。

町の答え 副町長 伊瀬司(副町長は2017年9月まで)

議長、副町長。

町の答え 副町長 伊瀬司(副町長は2017年9月まで)

今の岡田議員のお話にありますように、確かに落部支所は多岐にわたって、役場組織の全課のことについて、いろんな地域からの要望だとか、お話があると思います。そういう意味では職員を育てる、そういう意味では非常に良い場所かなと思います。また、熊石総合支所におきましても、そういうことも本庁と見合った一定の仕事でなくて、そういう部分もあろうかと思いますので、そこら辺を含めてやはり職員の人事についても、経験を積ませるという意味では良い教育の場所かなと思ってございます。

議員の質問 13番 岡田修明

議長。

議員の質問 13番 岡田修明

ありがとうございます。やっぱり支所に行くとこの税務の部分だとかいろいろなことも学べますので、住民生活課だとか保健福祉課だとか、結局全部みなきゃならない。で、浅いけれど全体を見られるというのはやっぱり必要だと思うんですよね、視点として。そういうものの見方も今前向きな答弁を頂きましたので、出来る範囲で積極的に取り組んでいくスタイルを1回作ってもらいたいなというふうに思います。また、人材派遣会社で「高齢者」っていう会社があるんですけれども、知っていますか。「高齢者」っていう会社があるんですよ。で、社長が本当に高齢者で 77、8 になるのかな、で、退職された以降の方々を人材派遣として扱うんですけれども、それも年金との接続で、結構面白いなと思っていて。課税にならない程度で所得を得て、普段は自分もちょっとした仕事をしながら、別にもう仕事を教える必要もないので、例えば東京ガスとかの検診とかの仕事をやらせているんですけれども、そういう会社と提携して。そういう使い方もあると思うんですよ。八雲町の職場の中でどういうものがあるのかちょっとまだ僕もイメージしきれていないんですけれども。働き方ってやっぱり多種多様であっていいと思うので、皆が皆、旦那さんだけが働いている、奥さんだけ働いているわけでないと思いますので、自分の働ける範疇の中で持ち得るスキルをどうやって提供して、若い職員を育てながら、結果それは八雲の発展に繋がるわけですから。で、新規採用の若い職員を上手に雇って、八雲の高校に行ってよかったなと、ここに行けばこの枠があるんだということも必ず残しながら、今の採用の年齢別のデコボコを少しでも解消して、バランス良く良い仕組みを作っていただくことを願って質問を終わりたいと思います。

出典:八雲町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる