みんなの議会

八雲町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日

プランの進捗状況と今後の課題と対応について

聞いた人
赤井睦美 議員
答えた人
町長 岩村克詔、保健福祉課長 三澤聡

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

2つ、質問させていただきます。平成 23 年の東日本大震災から5年を迎えます。被災地全体の死者数のうち 65 歳以上の高齢者の死者数は約6割で、障がいを抱えた方の死亡率は被災住民全体の死亡率の約2倍にもなったと言われています。また、消防職員・消防団員、民生委員等、多数の支援者も犠牲となりました。それらの教訓を踏まえ、平成 25 年の災害対策基本法の改正において、避難行動要支援者名簿を活用した実効性のある避難支援がなされるよう、取り組み方法等を指針として示されました。八雲町においても、25 年3月に、八雲町災害時要援護者避難支援プランが策定されましたが、プランの進捗状況と今後の課題と対応について、お伺いします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは赤井議員の1つ目の要援護者避難支援プランの進捗状況と今後の展開についてのご質問にお答えいたします。赤井議員のおっしゃる通り、東日本大震災において多くの高齢者や障害者が犠牲になったことから、高齢者や障害者等の要援護者が円滑かつ迅速に避難するための支援体制を整えておくことの重要性が見直されました。八雲町としましても国の災害時援護者の避難支援ガイドラインを踏まえて、本町における要援護者の避難支援対策について、基本的な考え方や進め方などを定め、自助・共助・公助の役割を明らかにし、要援護者の避難支援体制の整備を図るため、平成 25 年3月に八雲町災害時要援護者避難支援プランを策定いたしました。プランを作成するにあたり、町民皆様のご理解を得るため、町連協・民協等の各種会議等においてご説明申し上げ、各地の会館等に出向き、町民説明会を実施してまいりました。また、地域における要援護者の支援の体制づくりに対しても説明をし、ご協力をお願いしてまいりましたが、現在までに八雲地域におきましては 12 町内会、熊石地域におきましては 19 町内会の計 31 町内会と覚書を締結し、要援護者名簿をお渡ししていますが、そのうち個別の支援計画まで作成している町内会は3町内会となっております。町として計画策定時の説明会の取り組みはいたしましたが、その後の取り組みが出来ていなかったことがご協力をいただける町内会の数を増やすことの出来ない状況となっているものと思っております。今後の展開でございますが、この災害時における要援護者の支援体制につきましては、各町内会の皆様のご協力が不可欠でございますので、取り組みが不十分であったことを反省し、今後は近く行われます町連協の役員会において、すでに個別支援計画を作成している町内会の取り組みの内容などを参考事例にしながら、今後の取り組み方法について話し合うこととなっておりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

八雲町の人口の約8%が障害を抱えた方で、その数は全国や全道の平均に比べると多いと聞いていますけれども。名簿に記載されている人数というのは何人くらいいるんでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

名簿に掲載している障害者の部分ということでよろしいでしょうか。

議員の質問 8番 赤井睦美

全部で。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

名簿に登録されている障害者の部分でいきますと、169 名というふうになってございます。それから名簿全体としては、あとその他に 75 歳以上の世帯とか、要介護認定者とかございます。それらを合わせて 1,519 名というふうになってございます。その他に同意を得られなかった部分でございますけれども、そこが全体で 204名ということになってございます。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

八雲町のこのプランを見ると、支援業務の推進体制というのがあまり明確化されていないように思うんですよね。で、白老町ではこの中にちゃんと町長と消防長がトップに出て、ここがしっかりと中枢になって、そして関係機関の中に町内会とか、民生委員とか社会福祉協議会、社会福祉施設なんかがちゃんと入っていて、何かがあったらこうなりますよという図が、誰が見ても分かりやすく書いているんですけれども。八雲町にはそういうのが私には読み取れなかったんですけれども。支援業務の推進体制はどのようになっているんでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

八雲町の支援体制ということだと思いますけれども。この八雲町のプランにも記載されているとおりですね、町内会が中心というふうになりますけれども、町内会で支援体制を取り組むと言った場合に町の方に申出をして。そういうことじゃないのかな。何かがあった時の支援体制ということですか。その、何かあった時の支援体制というところでは、プランの中では記載してございません。支援は個別支援計画というか、その中で個人に対する支援ということでやっていますけれども、そういう図式というか、そういうものは示されておりません。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

今のことで言うと、町内会がやるって言えばやりますよっていう形がここでも読み取れるんですけれども。でも町内会ってそんな高齢者や障害のある方の命まで責任持てませんよね。やっぱり町が、消防なり町長なりがきちんと連絡体制をこういうふうに取りますということが記載されていないと、全部町内会の責任ですって言われては、個別支援計画だって当然ですけれども、町内会にもやるというところには渡して、それでお願いしますということになるんだけれども。今のを聞いていると、全て町内会の責任っていうふうに聞こえてしまうんですけれども。町としてそこら辺の責任の在り方みたいなものは、ここには示していないかもしれないけれども、組織の中ではきちんと持っているんですか。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

先ほどの町長の答弁の中にも自助・共助・公助の取り組みっておっしゃっていたんですけれども。やっぱり日常的に自助の取り組みは勿論ですけれども、自力で避難できない人にとっては共助が何よりも大切だと思うんですね。で、国の方としては共助力の向上ということで、防災・福祉・保健・医療の連携と顔の見える関係づくり、役割分担、そして研修会の大切さを提唱しています。このプランの策定に当たって何回も町内会に説明会に行ったり、いろいろとご努力されていることは分かりましたけれども、策定した後、こうした研修会等は行っているんでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

作成した後の研修会というのは行ってございません。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

民生委員の方たち何人かにお聞きしたんですけれども、先ほど民生委員の方とも会議したっておっしゃっていましたけれども、プランを見たことがないという方が何人もいらしていて、それで民生委員の方ってやっぱり、うちの近所に町内会の無い地域もあるので、やっぱりそこは民生委員の方がカバーしていただかなきゃダメだと思うんですね。だからせめて最低でもその民生委員の方たちとか、町内会の方と研修会はしていただきたいと思います。それと、先ほど今後町内会の役員の方と打ち合わせしますとおっしゃっていましたけれども。もう町内会の中でも高齢化していて、協力したいけれど自分のことで精いっぱいで、そんなところじゃないとか、町内会自体に参加している人も少なくて、助けることができないとか、そういう町内会もあったんですよね。ですから、何でもかんでも町内会ということは、もう難しくなってきていると思いますから、消防団とかボランティアだとか、あと様々な団体と共に研修して、よりより助け合いが出来るシステムって考えていかなきゃならないと思うんですけれども。その辺はどのようにお考えでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

今、赤井議員さんがおっしゃられたように、町内会自体も高齢化してきているというのは、今日の新聞にも出ていましたけれども、どこの町でも同じ問題を抱えているかと思います。で、例えば漁家の多い地域となりますと、災害時でありますと、例えば地震であるといった場合は、男性の方は船を守るために沖に出てしまうと。で、陸の方には女性と子どもしか残らないという声も聞いております。それぞれ難しいところは、町内でいざ福祉支援をするというふうに考えた時にはすごい難しい問題が出てくるかと思います。それが今まで名簿自体は覚書を交わして持って行っているんですけれども、いざ実際にそれを個人個人の計画をつくるといった場合に、やっぱりそこでなかなか一歩進めないというところがやっぱり大きな問題だというふうに思います。で、なかなかこれを一歩前に進めるいいアイディアというか、考えというのはなかなか、我々もいろいろ考えたり、他の町村の取り組みの事例を見ているんですけれども、なかなかいいアイディアというか、取り組みが無いということもあります。先ほどの町長の答弁にもありますけれども、既に3町内会が個別支援計画をつくっているという所がありますので、その辺の取り組み方を参考にして、町連協の役員会の中で我々も入って、良い方法がないかということで少し議論をさせていただいて、それから町内会の方にその取り組みを広めていきたいというふうに今考えております。どっちにしても、いざ災害が起きて避難するという時にですね、やはり周りの近所の方含めて町内会の協力というのは不可欠だというふうに考えておりますので、その辺を勿論協力をお願いしながら取り組んでいきたいと考えております。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

既に3町内会の個別支援計画も出来ているということで、町内会によっては、もう毎年のように支援者の方と支援される方の顔合わせをしている町内会もあると聞いています。で、やはり障害のある方はいろんな特性があって、突然助けに来られても、全く知らない人が来たら不安で逆に避難できないような状況になってしまうと思うので。やっぱりせっかく作ったプランですから、きちんと活用できるように日常的な顔合わせって大事だと思うんですよね。で、先ほど町内会としても不安で出来ないという声があるのに、なおかつ町内会としか話し合わないというのは、私はなぜかなって不思議なんですけれども。民生委員と含めて共にやるという考え方はないんでしょうか。町内会に限るという方向ですか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

この計画当初から町内会、民生委員ということで、民生委員協議会にも策定当時お願いしております。民生委員を外すということではなくて、民生委員も含めた中で作っていきたいというふうには考えております。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

策定委員の名簿も見せていただきましたけれども、結局民生委員全部入っているわけではないんですよね。で、そこに入った方が民生委員の会議で皆に披露したらいいけれども、それで終わってしまうと全部個人のものなんですよ。ですから、民生委員全体と町内会長との研修会って私は必要だと思うんですけれども。その辺はどうでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 三澤聡(保健福祉課長は2017年3月まで)

民生委員協議会につきましてはプランの説明会ということで、当時 24 年度に2回ほど説明会はしておりますけれども。ただその後継続的な説明というのはしておりませんので、今後、この民生委員協議会の全体の会議の中でもう一度プランについて説明して、民生委員の方々にもご協力をお願いしたいと考えております。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

議員の質問 8番 赤井睦美

プランの存在を示すのもそうですけれども、共助力というところを高めるというところにも力を入れていかなければ、全てその方たちだけの責任になっては困るので。町民にとっても、誰を支援するって個別の名前ではなく、共助の必要性をもっともっといろんなところでPRしていただきたいと思います。で、1問目に対しては、このプランが出来たらかと言って絶対に安全ということもありませんし、それから災害が必ず起きるということもないと思うんですよね。だけれども今は津波とか地震はなくても、この間のように猛吹雪で停電しちゃったら冬は暖房無かったり、それから人工呼吸の人は電気が止まっちゃうだとか、そんなこともあるので。やっぱり私はその 24 年にやりましたで、今はもう、何年かわかると思いますけれども。そんなのんびりしていていいのかなっていうのが1つ。そこで、障害のある方たちにこのプランの存在を知っていますかって何人かに聞いたんですけれど、ほとんど知らないということと、それから知っている方はご両親が、障害を抱えているお子さんがいて、で、ご両親も病気でこのプランでちゃんと支えてくれるという保証が無ければ、もう死んでも死にきれないとおっしゃっていました。私は今たまたま一般質問しているのは私ですけれども、そうしたら不安な方に対して「25 年に作って今までやっていないんですよね、でもこれから町連協の役員と相談するから待っていてください」って。そういうことをそういう方たちに言えるんでしょうか。多分、ここにいるのはたった一人の私だから、これに対してはこの程度言っておけばいいという気持ちかもしれませんけれども。やっぱりこれをすごく頼りにしている方たちがいるということをちゃんと認識した上で答弁していただきたいと思いますけれども、町長いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

今、赤井議員おっしゃるとおり、本当にこれは大切なことだと私も思います。私も本当にこの災害、私も奥尻の地震の青苗、そして神戸、芦屋市、灘区、そして新潟、川口町、穂高、そして三陸とですね。特にこの三陸の 3.11 の時は各地いろんな方と話し合いもしたし、どんなふうに津波が来たのかという話も聞きました。本当にその地域地域によって、特に三陸の場合はリアス式海岸でありましたので、どっちの方向から波がくるか想像もできなかったと、そういう話も聞きましたし、また多くの人が、助けに行って亡くなっている方も大勢いました。この災害の時に人を助けるということは、一人ひとりにとっても大変重いことだなという思いでありますので、これからもそういう災害が来ることを想定しながら役場内部も含め、そして町内会にも周知をしながら対応してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いをいたします。

議員の質問 8番 赤井睦美

議長。

出典:八雲町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる