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八雲町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日

八雲総合病院の今後は

聞いた人
横田喜世志 議員
答えた人
町長 岩村克詔、総合病院事務長 齋藤眞弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 横田喜世志

で、2番目に移りたいと思います。「八雲総合病院の今後は」と題しまして質問させていただきます。先日、一連の問題で調査報告がされました。外部委員の先生方から指摘された事を改善して行くような内容でございます。町長はじめ病院上層部の改革に対する意気込みを伺いたいと思います。また、先般開催された地域医療を考えるセミナーで町・病院・住民が一緒になって守って行くことが重要だという伊関教授の講演がございました。私も何度か町民に協力を訴える事が必要だと言ってきましたが、町長はどの様にお考えでしょうか。昨年 12 月に総合病院の質問をしていますが、今回の報告でも対処療法的で上意下達の感が否めません。下意上達の組織改革や意識改革を早急に立ち上げなければならないと思いますが、お考えを伺います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

横田議員の2つ目のご質問にお答えを致します。この度の麻薬取締法違反につきましては、町民の皆様や総合病院をご利用いただいている皆様に大変ご迷惑をおかけし、病院に対する信頼を大きく損なうことになりましたことに改めてお詫びを申し上げます。6月 25 日に病院内に設置された調査委員会が事件の検証と再発防止策に関する報告書をまとめ、11 月 18 日に提出されたところであります。今回の事件は上層部における早期の適切な対応があれば、ここまで大きくなることはなかったと、調査委員会から厳しく指摘をされております。このような事件を二度と起こさないようにするためには、医師が麻薬を自己施用するはずがないという性善説を前提とするのではなく、疑われる事実があった場合には、私及び院長自ら先頭に立ち、事件の解決・収拾に努めることと致します。10 月 18 日に議会の企画による地域医療を考えるセミナーが多くの参加者により開催され、その中で伊関教授は、今後急激な高齢化を迎えることになり、地域に急性期病院が必要になり、また、若者の雇用先となる優良産業という視点からも、病院を支援する必要性がある。病院を批判することで良くなるのであればいくらでも批判して良いが、そうとはならないので、一緒になって足りないところを補うことが大事であるということをお話をいただきました。地方病院は少ない医師で多くの仕事をこなしていかなければならないことから、労働環境は大変厳しい状況に置かれており、医師にとって働きやすい病院として環境を整える為には、過剰な要求をしない。過度な勤務を強いない。住民が感謝の気持ちを持つことが必要であり、皆でよりよい病院にしていくことが掲げられていました。私もセミナーに参加し、地域医療の現状と課題を共有でき、課題に対する解決策の糸口を見つけることができた大変有意義なセミナーであったと感じております。今後は地域医療の現状など、町民にも広く理解を求め、町・病院・町民が共通認識を持って総合病院を支えていかなければならないと決意を新たにしたところであります。事故調査委員会報告にもあったように、早い時期から一部職員より当該医師の診療態度や麻薬自己施用疑いに関する相談があったにも関わらず、その声に真摯に向き合わず適切な対応がとられなかったことを受け、今後の対策として、一般院内相談窓口であれば、パワハラを受けることが危惧されることから、個人情報保護の観点から産業医による院内相談窓口の設置、または院内であれば労働衛生安全委員会の活用を検討致します。具体的には職員の訴えをとりこぼすことなく真摯に耳を傾け、匿名かつプライバシーが守られた状態で報告が出来る体制として、産業医とホットライン及び面談等による院内相談窓口の設置を行います。さらに今回のような事件の告発やパワハラ等を含む職場での悩み、心身の健康状態、特にメンタルヘルス面に関して直接相談が出来る仕組みとして、12 月から院内情報系ネットワークが整備をされたことから、ウェブ上で直接産業医または労働安全委員会を窓口として相談・書き込みができる院内相談窓口の設置を行います。また、医師の裁量権問題は、その医療が適正であるか否かの判断がつかない場合には、第三者評価を行う外部委員を含めた医師による医療適正判定委員会の設置を検討いたします。これらの管理体制の強化により、病院長以下、職員が一丸となり、町民の皆様、患者さまから信頼され、満足いただける良質かつ適正な医療の提供を目指してまいりますので、よろしくお願いを致します。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

今、町長の答弁の中で検討するという言葉がありました。検討じゃないんじゃないかなと思うんですよね。やらなければならないんじゃないですか。で、昨日議会始まる前に病院長が管理体制の刷新が必要だと。で、今朝の新聞にもありますように、然るべき人に打診しているということなんですが。その辺、12 月から情報系で産業医にメールを出来るようにって言っていることと、さっきの検討するという段階の言葉と、病院長が言った管理体制の刷新という部分、それと然るべき人に打診している部分。この辺をもう少し明らかにしていただきたいと思います。

町の答え 総合病院事務長 齋藤眞弘(総合病院事務長は2017年3月まで)

議長、総合病院事務長。

町の答え 総合病院事務長 齋藤眞弘(総合病院事務長は2017年3月まで)

今、横田議員から3点ほどあったかと思います。町長の方から答弁申し上げましたように、検討するということはやらないということではなくてですね、事故調査委員会、今回精力的に調査をしていただきまして、報告をあげました。調査委員会からの私への報告ではですね、やはりこの提言、改革提言を検証していくというか、そういうことも調査委員会の委員長が私の方に言っております。例えば産業医による院外の相談窓口、労働安全委員会の活用を検討いたしますと。産業医については具体的な人選も終わっておりますし、具体的な相談協議にも入っているというふうに聞いております。労働衛生安全委員会の方につきましては、設置はしておりますけれども、現在休止状態です。これを再活用しようということになるかと思います。あと、医師の裁量権問題、ここが結構私としては大きなことかなと思いますけれども。医療適正判定委員会、これは仮称ですけれども、治験等の倫理委員会と言うのは院内にありますけれども、それとはまた別の観点からこの医療適正判定委員会についても設置の検討を、外部委員を含めた協議に入っているところであります。それから、2番目の刷新についてはですね、これは病院長の考えですので、昨日時間をいただいて院長の思いを伝えたことと。要するに管理体制を含めて刷新をしたいんだということは、そのまま受け止めていただきたいと思います。それから、然るべき人というふうに報道にありましたけれども、これは町長を含むトップである人事案件なことですので。今、意中の人はいるけれども流動的だというふうに報道にありましたけれども、これについては今まだここでお話し出来る事は、私としてはないという状況であります。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

まあこれだけ、例えばこの調査委員会の中で外部の委員として函館病院の先生だとか、五稜郭病院の先生だとか、看護課長さんだとか来ていただいて検討された部分で、今答弁にもあったとおり改革提言をもらっているわけですよね。それで、終わりにという最後の文章の中で、真ん中辺ですが、改善策として「相談窓口を設置し、職員の訴えをとりこぼすことなく、真摯に耳を傾ける体制を構築すること」となっております。それを今の答弁で産業医なりに相談するメールが出来るようにするとか、労働衛生安全委員会を再起動するだとか、医療に関しては今言われた医療適正委員会などというものを設置していくということなんですが。質問にも書きましたけれども、昨年 12 月にも私は下の意見というものを聞いていないんじゃないかと言ってきたにも関わらず、こういう事件が起こってしまっているわけですよね。その反省点の中に聴いてこなかったっていう。真摯に耳を傾けてこなかったということが書かれていたのは、じゃあ私の一般質問はなんだったんだろうと思うわけですよ。12 月の前にも、あれはちょっと忘れましたが、決算委員会か何かだったと思いますが、その中でも比喩した言い方かもしれませんが、対処療法しかやっていないんじゃないかという言い方をしたわけですよ。要は体質が悪いんじゃないのかって、ずっと言ってきたにも関わらず、最終的にこういう事件を起こして、なおかつその中で耳を傾けてこなかった、自分らで反省しているんですよ。ということは何かい、何かいという表現は悪いですね。私がそうやって言ってきた事は無駄だったのかなって思っちゃいますよね。一般質問で聞いたってそれに対する一通りの答えしかせず、それで今言う管理体制の刷新。どこまでやるつもりなのか、どこまで出来るのか。私の今までの質問の中でもやります、考えます、というような答えが来ているんですが、何もなっていないで1年経っているわけですよ。で、ここで言う管理体制の刷新が必要などという昨日の病院長の発言が、上部だけの発言であって、そう言っておけば、まあ事が収まるだろうなんていう考えだと困るんですよね。まあ、そんなことは、ここまで事が大きくなったら言っている場合じゃないんですが。そこの今まで意見を聞かなかった部分。それを相談窓口を作るからそれで解消できると思っていらっしゃるのかな。思っているか、思っていないか、お聞きします。

町の答え 総合病院事務長 齋藤眞弘(総合病院事務長は2017年3月まで)

議長、総合病院事務長。

町の答え 総合病院事務長 齋藤眞弘(総合病院事務長は2017年3月まで)

一言では言えない説明になるかと思いますけれども。やはり今回の調査報告は、事件が何故起こったのかという検証の中での教訓、反省を含めて不備だったもの、または体制的なものも含めて報告書をいただいております。やはり前段で、問題の解決がこれだけで出来るのかという事ですけれども、今考えられる院内での協議の中でこのような調査報告書を受けたわけですから。これは大変重く受け止めて、この推進に全力を傾けたいと思います。それと前段ですね、議員の言葉を借りると、下の者の意見を取り入れていないんじゃないかという趣旨のことだと思いますけれども、やはり基本的には院内の様々な、以前は労働環境の問題とかそういうご質問を受けましたけれども、やはりこれらについても耳を傾けるというか、真摯に取り組みたいと常に姿勢は持っております。ただ、今回のことに関して言えば、やはり現場の看護婦数名が勇気を持ってこの現状を打破したいということで、病院長に昨年 12 月に訴えに出たということは、その後結果的には、このように6カ月後に事件として大きくなったわけですけれども。全く聞いていないということは私の意識の中では無くですね、やはりそれぞれ聴いていた中で対応してきたものというふうに報告書の中でもありますけれども、そういうふうにとらまえております。上層部といいますか、私の方としては、これらを着実にやっていくというのが問題の解決になるというふうに考えております。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

まあ、思っているって言われちゃうと、それ以上は言えないのかな。言えないというわけではないけれども、直るんだろうと思うしかないんですが。でも、これらは以前、私が議員になる前からも接遇の改善だのなんだのってずっと言われてきて、それすらも何回も言われているんですよね。で、病院のことだって私だけじゃない、何人かも質問の中でもやられているし。その中ではちゃんとやりますと言ってきているにも関わらず、こういう状況になってしまったというのが問題だって言っているんですよ。だからこの言葉だけではどうも私としては、これだけで大丈夫なのかなって思ってしまうんですよ。相談窓口と言われるものが全職員に浸透して、全職員から意見が寄せられてくれば良いですけど。それこそ勇気をもった数名の看護師さんからの発信があったにも関わらず、その中での対処の仕方でのこまかな報告書になっているわけですよね。そうやって勇気を出した人達に対して、6カ月以上もかかっている。そういうことで、何か腰が重いと言わざるを得ない。で、前回 12 月、病院に関して質問した時だったと思いますが、例えば病院の管理のしやすさをどうするか。今は例えば一部適用です。例えば松前病院みたいなこともありうるだろうと、管理体制としてです。そうすると、全部適用という経営体系と法人化しての体系と。そうすると病院独自で動きがとれる部分というのがあるんですが、そういうふうな仕組みづくりが必要なのか、今まで通り最終的に町長の判断がなければならないのか。病院経営として以前も議会からの要請があって、町長も経営会議を立ち上げて入っていくという中で、表立ってきた不祥事なんでしょうが。このまま進んでいくのが良いのか、それとも例えば先ほどの話しじゃないですが、しかるべき人に打診という部分、経営管理の刷新が必要でしかるべき人にお願いしたいというような話でいくと、まあ、全適とか法人化とか考えていらっしゃるのかなと思うのですが、その辺はどうでしょう。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

今ですね、横田議員からこれからの病院経営、今回の事件については本当に改善していかなければならない点、本当に多くあると思っていますし、これは真摯に本当にこれから変えていくということであります。ただ、病院経営につきましてはですね、今は部分適用でありますけれども、全適がいいのか、または法人化、独法体制が良いのかについては、内部的には少しずつ議論はしていますけれども、まだまだそれに至るようなことにはなっていないということでありますし、また、この病院の経営につきましては、医者の皆さんとよくよく話をしながら進めていかなければならない、大変難しいことも入ってきますので、そこのところにはまだ至っていないということで、ご理解をお願いをいたします。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

まだ至っていないということなので、このまま引き続きしばらくこの状態が続くと。そこで、その体制が続くということは町長の責任というものがかなり出てきますよね。ほとんど町長の責任と言ってもおかしくないような病院になるわけです。今まで総合病院だと、前町長の時代もその前もそうだったのかもしれませんが、病院は病院長にお任せしているのでと言う答弁が何回か返ってきているように思います。そういう経営というものは病院のドクターが、私は経営出来るものではないんじゃないかと常々思っているわけですが。その部分でいけば、部分適用で長が責任がある部分でいけば、行政の長たる町長が経営していかなければならないということなんですよね。その中で今回の事件を受けて町長は、事務長の答弁がありましたが、本当に経営者として町長がやっていく気持ちになっているか、最後に聞きたいと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

横田議員、多分どの程度ということではなくて、どの程度ということでありますので、どの程度というよりはですね、私は今議員の皆様から提言をいただきましたし、その町長自ら病院の中に入ってしっかりと経営をしていけよということもありですね、私も今しっかりと病院の中に入りながら経営的に見ながら、これから進めていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いたします。

議員の質問 2番 横田喜世志

質問を終わります。

出典:八雲町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる